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吐き気の原因となる病気 [吐き気]
■ 吐き気の原因となる病気
かなり間が空きましたが、前回の続きです。今回は、吐き気に関連する具体的な病気についてです。
気持ちが悪くなるだけの吐き気というケースも多いのですが、吐き気を誘発する病気もあります。
吐き気や嘔吐の原因となる病気は、食中毒、胃潰瘍、めまいなどといった軽いものから、くも膜下出血のように命に関わる病気まで。それこそ多岐にわたります。吐き気が原因で病院を訪れる方の多くは、頭痛やめまい、腹痛など、吐き気以外の症状を伴うものです。
治療をする医者のほうでも、そういった合併症状を考え合わせながら、吐き気の原因となる病気を特定していきます。
◆ 腹痛が伴う吐き気の原因
急性胃炎・慢性胃炎
命にかかわるような病気ではありませんが、結構な痛みが伴うことがあります。
胃がん
50代から60代の男性に多く、ピロリ菌との関連性が指摘されています。最近は早期に見つかれば、完治もできるようになってきています。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍
一般的にはみぞおちの辺りに痛みが出ます。胃潰瘍の場合は食後、十二指腸潰瘍の場合は空腹時に痛みが出やすいと言われています。
虫垂炎
いわゆる盲腸です
腹膜炎
腹膜に起こる炎症で、潰瘍で胃に穴が開いた時や急性すい炎など様々な原因で起こります。
急性肝炎
A型、B型、C型などのウイルスが原因。劇症肝炎という重症になるケースもありますので、早期発見・早期治療が大切です。
◆胸焼けが伴う吐き気の原因
胃食道逆流
胃酸を含む胃の内容物が食道に逆流する症状で、吐き気と胸焼けなどの症状が出ることがあります。
◆下痢を伴う吐き気の原因
食中毒(いわゆる食あたり)
下痢を伴って、脱水症状を引き起こすことがありますので水分補給をする必要があります。
◆便秘を伴う吐き気の原因
腸閉塞
消化物や消化液が腸内に溜まってしまう状態で、ひどい吐き気と嘔吐を繰り返して便が出ていなかったら、腸閉塞の可能性が高いです。
◆頭痛を伴う吐き気の原因
くも膜下出血
脳腫瘍
片頭痛
緑内障など
◆眩暈を伴う吐き気の原因
脳出血
脳震盪(のうしんとう)
髄膜炎(ずいまくえん)
メニエール病など
2010年に放映されたテレビドラマの「仁」では、江戸時代に広がったコロリ(コレラ)の患者シーンがありました。症状をみると、強い吐き気を伴っていることが分ります。吐き気が強すぎると、口からの飲食物を受け付けなくなることもあります。酷くなる前に、早めの治療が肝要でしょう。
かなり間が空きましたが、前回の続きです。今回は、吐き気に関連する具体的な病気についてです。
気持ちが悪くなるだけの吐き気というケースも多いのですが、吐き気を誘発する病気もあります。
吐き気や嘔吐の原因となる病気は、食中毒、胃潰瘍、めまいなどといった軽いものから、くも膜下出血のように命に関わる病気まで。それこそ多岐にわたります。吐き気が原因で病院を訪れる方の多くは、頭痛やめまい、腹痛など、吐き気以外の症状を伴うものです。
治療をする医者のほうでも、そういった合併症状を考え合わせながら、吐き気の原因となる病気を特定していきます。
◆ 腹痛が伴う吐き気の原因
急性胃炎・慢性胃炎
命にかかわるような病気ではありませんが、結構な痛みが伴うことがあります。
胃がん
50代から60代の男性に多く、ピロリ菌との関連性が指摘されています。最近は早期に見つかれば、完治もできるようになってきています。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍
一般的にはみぞおちの辺りに痛みが出ます。胃潰瘍の場合は食後、十二指腸潰瘍の場合は空腹時に痛みが出やすいと言われています。
虫垂炎
いわゆる盲腸です
腹膜炎
腹膜に起こる炎症で、潰瘍で胃に穴が開いた時や急性すい炎など様々な原因で起こります。
急性肝炎
A型、B型、C型などのウイルスが原因。劇症肝炎という重症になるケースもありますので、早期発見・早期治療が大切です。
◆胸焼けが伴う吐き気の原因
胃食道逆流
胃酸を含む胃の内容物が食道に逆流する症状で、吐き気と胸焼けなどの症状が出ることがあります。
◆下痢を伴う吐き気の原因
食中毒(いわゆる食あたり)
下痢を伴って、脱水症状を引き起こすことがありますので水分補給をする必要があります。
◆便秘を伴う吐き気の原因
腸閉塞
消化物や消化液が腸内に溜まってしまう状態で、ひどい吐き気と嘔吐を繰り返して便が出ていなかったら、腸閉塞の可能性が高いです。
◆頭痛を伴う吐き気の原因
くも膜下出血
脳腫瘍
片頭痛
緑内障など
◆眩暈を伴う吐き気の原因
脳出血
脳震盪(のうしんとう)
髄膜炎(ずいまくえん)
メニエール病など
2010年に放映されたテレビドラマの「仁」では、江戸時代に広がったコロリ(コレラ)の患者シーンがありました。症状をみると、強い吐き気を伴っていることが分ります。吐き気が強すぎると、口からの飲食物を受け付けなくなることもあります。酷くなる前に、早めの治療が肝要でしょう。