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原因が耳のめまい [めまい]
■ 原因が耳のめまい
耳は音を聞く器官ですが、同時に身体の平衡を保つと重要な働きも持っています。
三半規管と呼ばれる器官が、それです。
三半規管は、3つの規管から成り立っています。
「前半規管」
「後半規管」
「外半規管(別名:外側半規管や水平半規管)」
人間の身体は、うまくできてますね。それぞれが、およそ90度の角度で傾いていて、X軸・Y軸・Z軸のように、三次元的なあらゆる回転運動を感知できるんです。
からだの姿勢やバランスを調整する働きは、「平衡感覚」の一言でまとめてますけど、真っ直ぐに歩いていけるのも、三半規管が正常に働いているおかげです。
船に乗るとユラユラしたり、フワフワしたりしませんか?
これは、バランス感覚が船に慣れていないためです。
耳に問題があると、この、平衡感覚がおかしくなって、身体のバランスが保てなくなります。そのときに起こるのが、「めまい」ということです。
耳が主な原因のめまいには、いくつか種類があります。
■ メニエール病
耳は、外耳・中耳・内耳に分かれています。
三半規管があるのは、内耳の部分です。
この内耳(ないじ)の炎症が起こすと、めまいが生じることがあります。
それが、「メニエール病」です。
症状の特徴は、突然グルグルすること。
「回転するめまい」といえば分かりやすいでしょう。
めまいと同時に、耳鳴りや難聴が発生します。場合によっては、歩くもの困難なほどの症状が現われ、ときには、吐き気や嘔吐などの自律神経失調症表が伴う場合も。発作的に起こるので、生活に支障もあります。
この発作は、数時間から数日続きますが、その後は治まることがあります。ただし、発作が治まった後も、違和感はそのまま残って、難聴が続く場合が多くみられます。
発作が遠ざかったとしても、内耳の炎症は、完治してないことがあります。
早めの治療が大切なので、初期の段階で病院にいくことをお勧めします。
■ レルモワイエ症候群
内耳の一部分にある「蝸牛管」という箇所が炎症する病気です。
症状は「メニエール病」と似通っています。ですが、順番が逆になるのが特徴です。
メニエール病
めまい→難聴・耳鳴り
レルモワイエ症候群
難聴・耳鳴り→めまい
なぜ、逆になるのでしょうか。
それは、耳の中での障害部分が異なるからです。
レルモワイエ症候群では、蝸牛管(かぎゅうかん)と呼ばれる音を感知する部分が最初に障害されます。その後に、平衡感覚を感知するセンサーが障害されます。原因としては、内耳の血流が悪くなると考えられています。
メニエール病 : 耳にある内耳の耳石器・半規管の障害
レルモワイエ症候群 : 耳にある内耳の蝸牛管の障害です。
どちらにしても、医者に診て貰ってくださいね。
■ 急性迷路機能廃絶症
主な症状は、激しいめまいです。
内耳の耳石器や三半規管に障害がおこることで発症します。
耳鳴りや難聴を伴うことはあまりありません。
■ 発作性頭位眩暈症
突然やってくる回転性のめまい発作です。めまいは、夜中にトイレに立った時や、明け方ベッドの中で(寝返りを打った際?)起きることがほとんどです。「天井がぐるぐる回ってみえた」症状が現れます。
めまい発作は、頭の動きを止めれば数十秒で治まります。でも、少しでも頭の向きが変わるとまた目が回ってしまいます。身動きがとれなくなるので厄介なめまいです。
このめまいは、一般的に激しい回転性です。
後ろに引っ張られるような縦方向が多いですが、横方向の場合もあります。
■ 良性発作性頭位眩暈症
特定の頭位を取ったり、頭の位置を変えると(頭の向きを変える、寝た状態から起きあがる等)ことで、数秒~十数秒の回転性めまい。安静すると沈静化しますが、頭を動かすと、また回転性めまい起こります。しばしば嘔吐を伴います。難聴や耳鳴などはありません。
よくある原因は、低血圧症やアレルギー体質です。また、ストレプトマイシン・カナマイシンの使用や、大きな音による損傷、頭部の損傷による場合も見られます。これらの結果、内耳の耳石が障害をうけます。
(ストレプトマイシン、カナマイシンは抗生物質。結核治療薬などとして使われます。)
■ 前庭神経炎
急激に発症するめまいの発作です。めまいは、突然はじまります。
じっとしていても、自分や周囲の景色がぐるぐる回る回転性の激しいめまいです。
めまいは、最初の発症から24時間続きます。その後1日ごとに少しずつ治まっていきます。
やがて、回転性から横揺れや浮遊感、ふらつき、不安定感へと変化。歩いた時や体を急に動かした時に、「ふらつきを感じる」状態になります。
■ 内耳炎
耳の奥にある内耳が炎症を起こすことで発症する めまいです。
多くの場合、中耳炎の後に発症すします。このため、めまいのタイプは回転性が多いようです。抗生物質で治療を行います。
■ 聴神経腫瘍
良性の脳腫瘍です。
腫瘍は、聴神経の周りの膜から発生するので、腫瘍のある側の耳の聞こえが悪くなり、めまいの発作を繰り返します。その他の症状には、顔面のしびれ、顔面 の筋肉の麻痺、嚥下障害などがあります。
症状は徐々に進行します。「耳の聞こえにくい」と耳鼻科を受診してみつかります。頭のCTスキャンなどの検査から、腫瘍が発見されるのです。
腫瘍が成長するのに時間がかかるので、症状が出るころには、かなり大きくなっていることが多いようです。片側の耳の聞こえが徐々に悪くなって、めまいの発作を繰り返すなら、聴神経腫瘍の可能性があります。頭のMRIなど の検査を行ってください
耳は音を聞く器官ですが、同時に身体の平衡を保つと重要な働きも持っています。
三半規管と呼ばれる器官が、それです。
三半規管は、3つの規管から成り立っています。
「前半規管」
「後半規管」
「外半規管(別名:外側半規管や水平半規管)」
人間の身体は、うまくできてますね。それぞれが、およそ90度の角度で傾いていて、X軸・Y軸・Z軸のように、三次元的なあらゆる回転運動を感知できるんです。
からだの姿勢やバランスを調整する働きは、「平衡感覚」の一言でまとめてますけど、真っ直ぐに歩いていけるのも、三半規管が正常に働いているおかげです。
船に乗るとユラユラしたり、フワフワしたりしませんか?
これは、バランス感覚が船に慣れていないためです。
耳に問題があると、この、平衡感覚がおかしくなって、身体のバランスが保てなくなります。そのときに起こるのが、「めまい」ということです。
耳が主な原因のめまいには、いくつか種類があります。
■ メニエール病
耳は、外耳・中耳・内耳に分かれています。
三半規管があるのは、内耳の部分です。
この内耳(ないじ)の炎症が起こすと、めまいが生じることがあります。
それが、「メニエール病」です。
症状の特徴は、突然グルグルすること。
「回転するめまい」といえば分かりやすいでしょう。
めまいと同時に、耳鳴りや難聴が発生します。場合によっては、歩くもの困難なほどの症状が現われ、ときには、吐き気や嘔吐などの自律神経失調症表が伴う場合も。発作的に起こるので、生活に支障もあります。
この発作は、数時間から数日続きますが、その後は治まることがあります。ただし、発作が治まった後も、違和感はそのまま残って、難聴が続く場合が多くみられます。
発作が遠ざかったとしても、内耳の炎症は、完治してないことがあります。
早めの治療が大切なので、初期の段階で病院にいくことをお勧めします。
■ レルモワイエ症候群
内耳の一部分にある「蝸牛管」という箇所が炎症する病気です。
症状は「メニエール病」と似通っています。ですが、順番が逆になるのが特徴です。
メニエール病
めまい→難聴・耳鳴り
レルモワイエ症候群
難聴・耳鳴り→めまい
なぜ、逆になるのでしょうか。
それは、耳の中での障害部分が異なるからです。
レルモワイエ症候群では、蝸牛管(かぎゅうかん)と呼ばれる音を感知する部分が最初に障害されます。その後に、平衡感覚を感知するセンサーが障害されます。原因としては、内耳の血流が悪くなると考えられています。
メニエール病 : 耳にある内耳の耳石器・半規管の障害
レルモワイエ症候群 : 耳にある内耳の蝸牛管の障害です。
どちらにしても、医者に診て貰ってくださいね。
■ 急性迷路機能廃絶症
主な症状は、激しいめまいです。
内耳の耳石器や三半規管に障害がおこることで発症します。
耳鳴りや難聴を伴うことはあまりありません。
■ 発作性頭位眩暈症
突然やってくる回転性のめまい発作です。めまいは、夜中にトイレに立った時や、明け方ベッドの中で(寝返りを打った際?)起きることがほとんどです。「天井がぐるぐる回ってみえた」症状が現れます。
めまい発作は、頭の動きを止めれば数十秒で治まります。でも、少しでも頭の向きが変わるとまた目が回ってしまいます。身動きがとれなくなるので厄介なめまいです。
このめまいは、一般的に激しい回転性です。
後ろに引っ張られるような縦方向が多いですが、横方向の場合もあります。
■ 良性発作性頭位眩暈症
特定の頭位を取ったり、頭の位置を変えると(頭の向きを変える、寝た状態から起きあがる等)ことで、数秒~十数秒の回転性めまい。安静すると沈静化しますが、頭を動かすと、また回転性めまい起こります。しばしば嘔吐を伴います。難聴や耳鳴などはありません。
よくある原因は、低血圧症やアレルギー体質です。また、ストレプトマイシン・カナマイシンの使用や、大きな音による損傷、頭部の損傷による場合も見られます。これらの結果、内耳の耳石が障害をうけます。
(ストレプトマイシン、カナマイシンは抗生物質。結核治療薬などとして使われます。)
■ 前庭神経炎
急激に発症するめまいの発作です。めまいは、突然はじまります。
じっとしていても、自分や周囲の景色がぐるぐる回る回転性の激しいめまいです。
めまいは、最初の発症から24時間続きます。その後1日ごとに少しずつ治まっていきます。
やがて、回転性から横揺れや浮遊感、ふらつき、不安定感へと変化。歩いた時や体を急に動かした時に、「ふらつきを感じる」状態になります。
■ 内耳炎
耳の奥にある内耳が炎症を起こすことで発症する めまいです。
多くの場合、中耳炎の後に発症すします。このため、めまいのタイプは回転性が多いようです。抗生物質で治療を行います。
■ 聴神経腫瘍
良性の脳腫瘍です。
腫瘍は、聴神経の周りの膜から発生するので、腫瘍のある側の耳の聞こえが悪くなり、めまいの発作を繰り返します。その他の症状には、顔面のしびれ、顔面 の筋肉の麻痺、嚥下障害などがあります。
症状は徐々に進行します。「耳の聞こえにくい」と耳鼻科を受診してみつかります。頭のCTスキャンなどの検査から、腫瘍が発見されるのです。
腫瘍が成長するのに時間がかかるので、症状が出るころには、かなり大きくなっていることが多いようです。片側の耳の聞こえが徐々に悪くなって、めまいの発作を繰り返すなら、聴神経腫瘍の可能性があります。頭のMRIなど の検査を行ってください