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臭いと病気 腐敗臭とアンモニア臭 [口臭・口内]
臭いと病気の関係も4回目ですね。
今回は、臭いについてもうすこし具体的に堀りさげていきます。
最初は「腐敗臭」について。
■ 腐敗臭
「腐敗」。言葉ではピンときませんが、腐った卵のような臭い と言い直しましょう。
口臭や体臭から「腐敗臭」の原因は、主に消化器官の病気です。消化器官というのは、胃炎とか胃潰瘍、十二指腸潰瘍などですね。食べたものを消火する器官が病気になると、「腐敗臭」が発生します。
理屈はこう↓です。
胃や腸の消化器官では、活発な消化活動が行われています。消化が進んだ内容物は、血液の循環に乗って心臓へ向かい、その後肺に入って酸素と交換をします。この時に、臭気がするものを肺に放出して臭いが出るのです。
胃や腸などの調子悪くなると、腐った卵のような臭いが口からでますよね?
あの臭いって、胃から直接出ているのでなく、じつは肺を通して口から出てるんです。
あの胃で消化される時の臭いは、逆流して口臭になっていると思われ勝ちですが、違います。
胃と食道の間には、内容物が逆流しないような弁のようなもの(下部括約筋)がついています。そのため胃の中の臭いがそのまま口から臭うなどということは、ほとんど起こらないのです。
腐った卵のような臭いを発する原因は、消化器官の病気です。
胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍が多いのですが、大腸などの病気によっておこることもあります。
■ アンモニア臭
腎不全や尿毒症などによっても、強い口臭や体臭が出ることがあります。
腎不全の際に発生する口臭や体臭の臭いは、刺激が高く、アンモニア臭に近いといわれます
「腎不全や尿毒症」と言いましたが、尿毒症というのは、腎不全の症状のひとつです。
個別の病気ではなくて、 腎不全⇒尿毒症 の順番で起こります
健康な身体であれば、老廃物や尿素は、尿の中に排出されます。しかし、腎不全になると血液の中に治まったまま、体内をめぐることになります。
その「毒の入った血液」は肺に入って空気と交換されます。このときの呼吸の臭いが、アンモニア臭として感じられるのです。このようなアンモニア臭さは、汗として発生することもあります。
尿毒症の初期症状は、深刻な食欲不振の他、疲労感や活力の著しい低下などがあります。尿毒症を放置していると知力が低下したり、ひどい場合には昏睡状態に陥ってしまうこともあります。
腎臓はひじょうによく働く臓器で、血液を濾過して老廃物などを取り除くフィルターが(糸球体)集積しています。しかしこの糸球体が何らかの理由によってダメージを受けると、血液の濾過が不十分となります。不要なものと必要なモノがごちゃごちゃのまま、血液が循環していきます。栄養分なども全身に回りにくくなり、身体が疲れやすくなります。症状が進むと、昏睡状態に陥ります。
今回は、臭いについてもうすこし具体的に堀りさげていきます。
最初は「腐敗臭」について。
■ 腐敗臭
「腐敗」。言葉ではピンときませんが、腐った卵のような臭い と言い直しましょう。
口臭や体臭から「腐敗臭」の原因は、主に消化器官の病気です。消化器官というのは、胃炎とか胃潰瘍、十二指腸潰瘍などですね。食べたものを消火する器官が病気になると、「腐敗臭」が発生します。
理屈はこう↓です。
胃や腸の消化器官では、活発な消化活動が行われています。消化が進んだ内容物は、血液の循環に乗って心臓へ向かい、その後肺に入って酸素と交換をします。この時に、臭気がするものを肺に放出して臭いが出るのです。
胃や腸などの調子悪くなると、腐った卵のような臭いが口からでますよね?
あの臭いって、胃から直接出ているのでなく、じつは肺を通して口から出てるんです。
あの胃で消化される時の臭いは、逆流して口臭になっていると思われ勝ちですが、違います。
胃と食道の間には、内容物が逆流しないような弁のようなもの(下部括約筋)がついています。そのため胃の中の臭いがそのまま口から臭うなどということは、ほとんど起こらないのです。
腐った卵のような臭いを発する原因は、消化器官の病気です。
胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍が多いのですが、大腸などの病気によっておこることもあります。
■ アンモニア臭
腎不全や尿毒症などによっても、強い口臭や体臭が出ることがあります。
腎不全の際に発生する口臭や体臭の臭いは、刺激が高く、アンモニア臭に近いといわれます
「腎不全や尿毒症」と言いましたが、尿毒症というのは、腎不全の症状のひとつです。
個別の病気ではなくて、 腎不全⇒尿毒症 の順番で起こります
健康な身体であれば、老廃物や尿素は、尿の中に排出されます。しかし、腎不全になると血液の中に治まったまま、体内をめぐることになります。
その「毒の入った血液」は肺に入って空気と交換されます。このときの呼吸の臭いが、アンモニア臭として感じられるのです。このようなアンモニア臭さは、汗として発生することもあります。
尿毒症の初期症状は、深刻な食欲不振の他、疲労感や活力の著しい低下などがあります。尿毒症を放置していると知力が低下したり、ひどい場合には昏睡状態に陥ってしまうこともあります。
腎臓はひじょうによく働く臓器で、血液を濾過して老廃物などを取り除くフィルターが(糸球体)集積しています。しかしこの糸球体が何らかの理由によってダメージを受けると、血液の濾過が不十分となります。不要なものと必要なモノがごちゃごちゃのまま、血液が循環していきます。栄養分なども全身に回りにくくなり、身体が疲れやすくなります。症状が進むと、昏睡状態に陥ります。
タグ:臭い 病気