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体重減少 糖尿病と拒食症。 [体重減少]
痩せる病気について前回は、「神経性食欲不振症」や「摂食障害」などを取り上げました。
今回から、糖尿病や結核、ガンなどについて、複数回に分け、お話します。
最初は、糖尿病と拒食症について。
糖尿病
糖尿病は動脈硬化などを引き起こして、脳卒中や心筋梗塞を招く、怖い病気です。主な症状としては、口渇、多飲多尿、体重減少、疲労感などがあります。高血圧などと同様で、病気が軽うちは症状が少なく気になりません。そうしたことから、いつの間にか進行していくのです。「静かな殺し屋」と言われる所以です。
糖尿病には、インスリン依存型とインスリン非依存型の2種類があります。よく言われる「糖尿病」はインスリン非依存型のほうです。
「インスリン」とは、糖分(ブドウ糖)を利用するために働くホルモンのこと。何らかの原因で、インスリンの働きが低下するのが糖尿病です。インスリンが働かないので、利用されない糖が血液中に増えていきます。血液の中に増えた唐が、尿の中に漏れだしてくるので、「尿糖病」の名前がつきました。
インスリン非依存型 糖尿病の原因は、遺伝と後天との連携です。遺伝的に糖尿病にかかりやすい人が、暴飲や暴食、運動不足、肥満などに陥ると、それを引き金として糖尿病になるのです。
拒食症
拒食症とは、やせたいと強く望むあまり、食事を摂らなくなる摂食障害のことです。太っていることをからかわれる「でぶ」などことばを気にすることから始まります。「食べれば太る」ことへの恐怖感が膨らみ、ついには食事を拒否するにいたります。最初は意識して食べなかったことが、やがて、身体が受け付けなくなっていきます。ヘレン・カーペンターが拒食症で死亡したのは有名な話です。
物事をまじめに考えすぎる傾向の人が、拒食症にかかりやすいようです。悩みが深くなるまえに、気軽に相談できる相手や、何でも話ができる家族の雰囲気作りが大切である。とくに、若い女性に多くあります。
拒食症の症状は、ずばり「食べ物を拒む」ことです。継続した体重減少が進行した結果、無月経に陥ります。拒食の反動として、中には、大食いやかくれ食いをしたあと、意識的に嘔吐する・・・を繰り返すこともあります。本人が、拒食症だという自覚を持っていないことも特徴です。
拒食症が進むと、致命的な栄養障害を起こします。極度の栄養障害に対しては、点滴などで栄養補給をする必要もあります。ある意味、心の病なので、拒食症にいたった精神的な背景まで考慮して、カウンセリングなどの心理療法も欠かせません。症状によっては、精神安定剤や抗うつ剤などの薬物も一緒に使います。本人に自覚が少ないために、家族や関係者周囲が一丸となった治療が理想的です。とにかく、この治療には、慎重と根気が大事です。
今回から、糖尿病や結核、ガンなどについて、複数回に分け、お話します。
最初は、糖尿病と拒食症について。
糖尿病
糖尿病は動脈硬化などを引き起こして、脳卒中や心筋梗塞を招く、怖い病気です。主な症状としては、口渇、多飲多尿、体重減少、疲労感などがあります。高血圧などと同様で、病気が軽うちは症状が少なく気になりません。そうしたことから、いつの間にか進行していくのです。「静かな殺し屋」と言われる所以です。
糖尿病には、インスリン依存型とインスリン非依存型の2種類があります。よく言われる「糖尿病」はインスリン非依存型のほうです。
「インスリン」とは、糖分(ブドウ糖)を利用するために働くホルモンのこと。何らかの原因で、インスリンの働きが低下するのが糖尿病です。インスリンが働かないので、利用されない糖が血液中に増えていきます。血液の中に増えた唐が、尿の中に漏れだしてくるので、「尿糖病」の名前がつきました。
インスリン非依存型 糖尿病の原因は、遺伝と後天との連携です。遺伝的に糖尿病にかかりやすい人が、暴飲や暴食、運動不足、肥満などに陥ると、それを引き金として糖尿病になるのです。
拒食症
拒食症とは、やせたいと強く望むあまり、食事を摂らなくなる摂食障害のことです。太っていることをからかわれる「でぶ」などことばを気にすることから始まります。「食べれば太る」ことへの恐怖感が膨らみ、ついには食事を拒否するにいたります。最初は意識して食べなかったことが、やがて、身体が受け付けなくなっていきます。ヘレン・カーペンターが拒食症で死亡したのは有名な話です。
物事をまじめに考えすぎる傾向の人が、拒食症にかかりやすいようです。悩みが深くなるまえに、気軽に相談できる相手や、何でも話ができる家族の雰囲気作りが大切である。とくに、若い女性に多くあります。
拒食症の症状は、ずばり「食べ物を拒む」ことです。継続した体重減少が進行した結果、無月経に陥ります。拒食の反動として、中には、大食いやかくれ食いをしたあと、意識的に嘔吐する・・・を繰り返すこともあります。本人が、拒食症だという自覚を持っていないことも特徴です。
拒食症が進むと、致命的な栄養障害を起こします。極度の栄養障害に対しては、点滴などで栄養補給をする必要もあります。ある意味、心の病なので、拒食症にいたった精神的な背景まで考慮して、カウンセリングなどの心理療法も欠かせません。症状によっては、精神安定剤や抗うつ剤などの薬物も一緒に使います。本人に自覚が少ないために、家族や関係者周囲が一丸となった治療が理想的です。とにかく、この治療には、慎重と根気が大事です。