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アナフィラキシーの症状 その3 [アナフィラキシー]
アナフィラキシーの原因
強烈なアレルギー反応のアナフィラキシー。
この症状を引き起こす原因には、どういうものがあるのでしょうか。
よく知られているのは、卵や小麦やそばなどの食べ物、ハチやアリやムカデなどの虫さされです。ほかにも、抗生物質や解熱鎮痛薬といった薬物や、天然ゴム手袋のラテックスなどがあげられます。また、運動や寒冷、日光といった刺激によってもアナフィラキシーを生じることがあります。
それぞれについて、お話しますね。
○ 食品
食物アレルギーは、乳幼児が発症するケースが多いといわれます。食物アレルギーの発症数は、年齢とともに、減少していきます。
食べることでアレルギーを起こすのですが、「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」という特殊型もあります。これは、原因食物を摂取した後に、運動などの二次的要因が加わりアナフィラキシー症状をおこすものです。運動によって、多量の抗原が吸収されるためとされています。小麦が原因となる場合が多いようです。
食物アレルギーを引き起こすことが明らかな食品は7品目。食品衛生法において、特定原材料として食品表示が義務づけられています。
卵
牛乳
小麦
そば
ピーナッツ
えび
かに
原材料として含まれる場合、可能な限り表示することが推奨されている18品目というのもあります。
あわび
いか
いくら
オレンジ
キウイフルーツ
牛肉
くるみ
さけ
さば
大豆
鶏肉
豚肉
まつたけ
もも
やまいも
りんご
ゼラチン
バナナ
○ 虫さされ
アナフィラキシーを引き起こす虫の代表といえば、ハチ。中でも、スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチなどがポピュラーです。ハチに刺されても、その毒に対するアレルギー反応がない場合なら、たとえ腫れても症状は数日で改善します。
しかし、ハチに一度刺されているとアレルギーの可能性が高まります。ハチ毒に対する抗体ができている場合、再びハチに刺されたときは、気をつけてください。5~10分以内にアナフィラキシーを起こすことがあります。
基本的に、ハチ毒の成分は種類によって異なります。しかし、スズメバチ類とアシナガバチ類の毒は、成分は類似してます。そういうことから、アシナガバチに刺された経験がある人は、初めてスズメバチに刺された場合でもアナフィラキシーを起こす可能性があるので、注意が必要です。
○ 薬
薬によるアナフィラキシー。その多くは、ペニシリンなどの抗生物質、アスピリンなどの解熱鎮痛剤、医療機関で検査に用いられる造影剤などによるものです。また、薬の製造に使っている安定化剤などの添加物によってもアレルギーを起こすことがあります。
このほか、交叉反応と呼ばれる症状もあります。例えば、卵アレルギーのある人が塩化リゾチームを含んだかぜ薬を服用すると、アレルギー症状があらわれることがあります。
○ その他
ゴム製品に対して、アナフィラキシーを起こす場合があります。ゴム手袋や風船などに使われているのが天然ゴム。この天然ゴムの原材料に含まれるラテックスというたんぱく質が、アナフィラキシーの原因になるケースです。
また、花粉症の人が果物に対してもアレルギー反応性を示して、口の中にデキモノができたり、違和感を感じるなどの症状が表れることがあります。これを口腔アレルギー症候群と呼びます。こうした人は、果物だけでなく、ラテックスにも交叉反応を示すことがあります。
昔観た映画の登場人物に、カニで症状を起こす女性がいました。
この女性はカニが大好物。なので、入院しているにもかかわらず、医者に隠れてカニを食べては、強烈なアレルギーで死にかける・・・を繰り返すのです。映画なのでユーモラスに描かれていますが、現実には笑い事では済まされません。
強烈なアレルギー反応のアナフィラキシー。
この症状を引き起こす原因には、どういうものがあるのでしょうか。
よく知られているのは、卵や小麦やそばなどの食べ物、ハチやアリやムカデなどの虫さされです。ほかにも、抗生物質や解熱鎮痛薬といった薬物や、天然ゴム手袋のラテックスなどがあげられます。また、運動や寒冷、日光といった刺激によってもアナフィラキシーを生じることがあります。
それぞれについて、お話しますね。
○ 食品
食物アレルギーは、乳幼児が発症するケースが多いといわれます。食物アレルギーの発症数は、年齢とともに、減少していきます。
食べることでアレルギーを起こすのですが、「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」という特殊型もあります。これは、原因食物を摂取した後に、運動などの二次的要因が加わりアナフィラキシー症状をおこすものです。運動によって、多量の抗原が吸収されるためとされています。小麦が原因となる場合が多いようです。
食物アレルギーを引き起こすことが明らかな食品は7品目。食品衛生法において、特定原材料として食品表示が義務づけられています。
卵
牛乳
小麦
そば
ピーナッツ
えび
かに
原材料として含まれる場合、可能な限り表示することが推奨されている18品目というのもあります。
あわび
いか
いくら
オレンジ
キウイフルーツ
牛肉
くるみ
さけ
さば
大豆
鶏肉
豚肉
まつたけ
もも
やまいも
りんご
ゼラチン
バナナ
○ 虫さされ
アナフィラキシーを引き起こす虫の代表といえば、ハチ。中でも、スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチなどがポピュラーです。ハチに刺されても、その毒に対するアレルギー反応がない場合なら、たとえ腫れても症状は数日で改善します。
しかし、ハチに一度刺されているとアレルギーの可能性が高まります。ハチ毒に対する抗体ができている場合、再びハチに刺されたときは、気をつけてください。5~10分以内にアナフィラキシーを起こすことがあります。
基本的に、ハチ毒の成分は種類によって異なります。しかし、スズメバチ類とアシナガバチ類の毒は、成分は類似してます。そういうことから、アシナガバチに刺された経験がある人は、初めてスズメバチに刺された場合でもアナフィラキシーを起こす可能性があるので、注意が必要です。
○ 薬
薬によるアナフィラキシー。その多くは、ペニシリンなどの抗生物質、アスピリンなどの解熱鎮痛剤、医療機関で検査に用いられる造影剤などによるものです。また、薬の製造に使っている安定化剤などの添加物によってもアレルギーを起こすことがあります。
このほか、交叉反応と呼ばれる症状もあります。例えば、卵アレルギーのある人が塩化リゾチームを含んだかぜ薬を服用すると、アレルギー症状があらわれることがあります。
○ その他
ゴム製品に対して、アナフィラキシーを起こす場合があります。ゴム手袋や風船などに使われているのが天然ゴム。この天然ゴムの原材料に含まれるラテックスというたんぱく質が、アナフィラキシーの原因になるケースです。
また、花粉症の人が果物に対してもアレルギー反応性を示して、口の中にデキモノができたり、違和感を感じるなどの症状が表れることがあります。これを口腔アレルギー症候群と呼びます。こうした人は、果物だけでなく、ラテックスにも交叉反応を示すことがあります。
昔観た映画の登場人物に、カニで症状を起こす女性がいました。
この女性はカニが大好物。なので、入院しているにもかかわらず、医者に隠れてカニを食べては、強烈なアレルギーで死にかける・・・を繰り返すのです。映画なのでユーモラスに描かれていますが、現実には笑い事では済まされません。