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寝汗のタイプと改善法 [寝汗]
寝汗を、ざっくりわけると「病気」と「生活習慣」の2つである。。。ということになります。ストレスの要因も大きいこともわかっています。そうはいっても、症状には個人差があるし、病気と平常時の中間というのもあるわけです。
今回は、寝汗そのもの症状とタイプのお話しになります。
・過度の心労による寝汗
大きなストレスによって、「自律神経失調症」が乱れて、睡眠中の体表を守る力が不足するために出る寝汗です。寝汗のほかにも、動悸を起こしたり、眠りが浅かったり、夢を多く見たり、すぐ疲れるといった症状があります。
・慢性病による寝汗
何らかの病気が慢性化したことによって、体液物質が消耗し、体内に熱が生じて頻繁に汗をかく症状です。 手足がほてったり、体が熱かったり、足腰がだるくなるといった症状があります。
・昼間も汗
「過度のストレスによる寝汗」と同様です。体表を護す力が不足し、動いてもないいのに昼間でも寝汗のように汗をかきます。汗の外にも、「疲れやすく元気がない」「風邪を引きやすくて治りにくい」「ウトウトする」「冷える」といった症状がでます。
・食生活の乱れ・ストレスによる寝汗
胃腸機能が低下すると湿気と熱が発生して、寝汗が起こります。首から上にじっとりした寝汗をかくのが特徴です。口が粘ったり、体が重くなったり、むくみや吐き気、足がほてるといった症状があります。
■ そんな寝汗の対処方法です。
・ストレスが原因と考えられる場合
寝汗うち、ストレスが主な原因と思われる場合、とにかくストレスを解消することが第一。ストレスの結果として寝汗が出ているわけですから、それが無くならない限り、どんな治療を行っても対処療法でしかありません。ストレスの正体は「感情」です。喜怒哀楽こそがストレスなので、抑えこまいことが治療に直結します。
悩み事があるなら、誰かに相談したり、愚痴ったりするだけでも、かなりストレスは軽減されるはずです。一人で抱え込まないこと。ゲームでも、お酒でもなんでもいいから、感情を燃えさせることです。
他の手段としては、抗不安薬で症状を抑える方法もあります。作用時間の長いものを、寝る前に服用するのが、寝汗には効果的です。
・体の病気が原因と考えられる場合
微熱や倦怠感があるときの寝汗は、体内で慢性の炎症が起こっていることが考えられます。また、甲状腺機能異常などホルモンの病気の疑いがあるかもしれません。この病気は睡眠中以外にも、日中にも、汗が出る特徴をもちます。ほかに、もしもひどい咳や痰などの症状を伴うなら、「結核」の可能性もあります。
たんぱく質やビタミン類などの栄養素が不足しているときも、寝汗をかきやすいと言われます。自覚症状が何もないにもかかわらず、寝汗に困っているなら、食生活の方面から見直していきます。
ちなみに、単に寝汗だけを改善したいのなら、市販の漢方薬などを探してみてもいいでしょう。