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足がだるい 3 [だるい]
「足がだるい」症状について、その2
前回は、だるくなる原因が「病気」というケースで、とくに内臓の病気について触れました。今回も病気ですが、「内臓以外の病気」が原因のケースについてです。
足のだるさに関連する病気には、次のようなものがあります。
下肢静脈瘤
糖尿病
脚気(かっけ)
むずむず脚症候群
「糖尿病」は、いまさななので説明を省きます。
では、それぞれついて、見みていきましょう。
■ 下肢静脈瘤
「下肢」とは、人の足のこと。腕のことを上肢といいます。下肢静脈瘤は、名前のとおり足のところに「瘤」ができるものです。症状としては次のようなものがあります。
足の血管がこぶのように膨らむ
足がつる
むくむ
疲れやすい
皮膚が変色
かゆい
だるい
この病気の原因は、静脈にある逆流防止弁の異常。
足に流れた血液は、足の運動によって心臓に戻っていきます。また静脈には、血液の逆流を防ぐための弁がついていて、血液が重力に負けて下へ逆流しないようにくい止めています。この逆流防止弁が壊れると、血液は逆流してしまいます。足の下の方に血液が溜まって、静脈がこぶのように膨らむのです。
瘤ができるので、はっきりと病気がわかるはずです。「だるい」どころでは済まないですね。
■ 脚気
ビタミンB1が不足して起こる病気です。全身がだるくなり、食欲不振、足のむくみやしびれなどの症状があらわれます。江戸から昭和初期まで、多くの死者を出した病気です。
糖質を分解するには、ビタミンB1が必要不可欠です。糖質は、とくに清涼飲料水やインスタント食品、アルコールなどに多く含まれるので、こうした偏った食事を続けていると脚気になりやすくなります。
脚気にかかると、まず食欲不振がおこります。全身がだるくなってきて、とくに下半身に倦怠感が生まれます。そのうちに足のしびれやむくみ、動悸、息切れ、感覚が麻痺するなどの症状があらわれます。もっと進行すると、手足に力が入らなくなって寝たきりとなります。
そのままでいると心不全を起こして・・・死に至ることも。
■ むずむず脚症候群
どこが「むずむずする」のでしょう。じっと座っているとき、横になっている時に、脚(時には腕)に不快感が起こって、「脚を動かしたい!」という欲求が現れます。これが「むずむずする」という不快感です。
ほかにも「虫が這っている」「ピクピクする」「ほてる」「いたい」「かゆい」など、さまざまな言葉で不快感が表現されます。夕方から夜間にかけて現れやすいので、「入眠障害」などの睡眠障害の原因となることもあります。
むずむず脚症候群は、徐々に進行していくと言われてますが、認知度が低いです。医師の間にさえまだあまり知られていないほど。自分で病気であると気づいていない場合や、病院に行っても医師に理解してもらえないこともあるようです。
これも、かなり深刻な病気ですね。
足がだるい原因には、体の異常が潜んでいる可能性があるということです。ダルさが続いているのなら、もしかすると、すでに慢性化しているかもしれません。日常生活に支障をきたしす前に、医師の診察を受けるようにしてください。
前回は、だるくなる原因が「病気」というケースで、とくに内臓の病気について触れました。今回も病気ですが、「内臓以外の病気」が原因のケースについてです。
足のだるさに関連する病気には、次のようなものがあります。
下肢静脈瘤
糖尿病
脚気(かっけ)
むずむず脚症候群
「糖尿病」は、いまさななので説明を省きます。
では、それぞれついて、見みていきましょう。
■ 下肢静脈瘤
「下肢」とは、人の足のこと。腕のことを上肢といいます。下肢静脈瘤は、名前のとおり足のところに「瘤」ができるものです。症状としては次のようなものがあります。
足の血管がこぶのように膨らむ
足がつる
むくむ
疲れやすい
皮膚が変色
かゆい
だるい
この病気の原因は、静脈にある逆流防止弁の異常。
足に流れた血液は、足の運動によって心臓に戻っていきます。また静脈には、血液の逆流を防ぐための弁がついていて、血液が重力に負けて下へ逆流しないようにくい止めています。この逆流防止弁が壊れると、血液は逆流してしまいます。足の下の方に血液が溜まって、静脈がこぶのように膨らむのです。
瘤ができるので、はっきりと病気がわかるはずです。「だるい」どころでは済まないですね。
■ 脚気
ビタミンB1が不足して起こる病気です。全身がだるくなり、食欲不振、足のむくみやしびれなどの症状があらわれます。江戸から昭和初期まで、多くの死者を出した病気です。
糖質を分解するには、ビタミンB1が必要不可欠です。糖質は、とくに清涼飲料水やインスタント食品、アルコールなどに多く含まれるので、こうした偏った食事を続けていると脚気になりやすくなります。
脚気にかかると、まず食欲不振がおこります。全身がだるくなってきて、とくに下半身に倦怠感が生まれます。そのうちに足のしびれやむくみ、動悸、息切れ、感覚が麻痺するなどの症状があらわれます。もっと進行すると、手足に力が入らなくなって寝たきりとなります。
そのままでいると心不全を起こして・・・死に至ることも。
■ むずむず脚症候群
どこが「むずむずする」のでしょう。じっと座っているとき、横になっている時に、脚(時には腕)に不快感が起こって、「脚を動かしたい!」という欲求が現れます。これが「むずむずする」という不快感です。
ほかにも「虫が這っている」「ピクピクする」「ほてる」「いたい」「かゆい」など、さまざまな言葉で不快感が表現されます。夕方から夜間にかけて現れやすいので、「入眠障害」などの睡眠障害の原因となることもあります。
むずむず脚症候群は、徐々に進行していくと言われてますが、認知度が低いです。医師の間にさえまだあまり知られていないほど。自分で病気であると気づいていない場合や、病院に行っても医師に理解してもらえないこともあるようです。
これも、かなり深刻な病気ですね。
足がだるい原因には、体の異常が潜んでいる可能性があるということです。ダルさが続いているのなら、もしかすると、すでに慢性化しているかもしれません。日常生活に支障をきたしす前に、医師の診察を受けるようにしてください。