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よだれと更年期の関係? [女性特有の病気]
■ よだれと更年期の関係とは?
体というのは全てが繋がってます。
足が痛いときは「足が病気になった」と思いますよね?
胃腸が変な感じを覚えると「胃腸の調子が悪い」と解釈しますよね?
それは、たしかにその通りなんです。
でも、場合によっては、体の別の部分の変調が、思わぬ異変をもたらすことがあります。
今回は、よだれ=唾液 と自律神経のお話です。
最近、「自律神経機能によって特定の唾液タンパク質が変動する」ことが解明されました。それと同時に、これらのタンパク質の濃度には、更年期症状の有無が関連していることも発見されたのです。研究したのは「花王」。自律神経の乱れと唾液成分の関連性を研究していた中、この関連性を見つけたそうです。
結論をひらたく言ってしまうと・・・
「 心にゆとりのないせかせかした状態が続くと、口の中の抗菌能力が落ちる 」
・・・というものです。
更年期やストレスなどで自律神経機能の乱れると、身体が不調になりますよね。のぼせ・ほてり・疲労感・イライラなど。こうした症状は、「不定愁訴」と呼ばれてます。
花王はこれまでにも、口のネバつき・口臭・口の乾きなどの口腔の不調は、身体的・精神的ストレス症状を自覚しやすい人ほど感じやすいことを明らかにしてます。つまり、心や体の調子を崩しやすい人ほど、口の中に影響が現れるということです。
口の乾き・口臭・粘りというのは、どれもこれも唾液の問題。
ストレスで胃が痛くなるのは、臓器が自律神経の支配下にあるからですが、じつは唾液腺も、臓器と同じように、自律神経に支配されてます。
そういうことから、「自律神経が乱れると、唾液の量や成分などが変化する」と考えられていたのです。
自律神経は、交感神経と副交感神経の配下にあります。
・交感神経
身体や精神が緊張した時に活発となると働く
・副交感神経
身体がゆったりとしている時に働く
自律神経失調症などで身体不調を感じる女性は、交感神経が活動が高い傾向にあります。そこで花王は、交感神経活動度を測定して自律神経機能を評価しました。
検出された1479種の唾液タンパク質成分量と、交感神経活動度との相関分析を行ったところ、面白いことが分かりました。交感神経活動が活発になると、唾液タンパク質成分の3種類が減少することが判明したのです。
これらは3種類とも、抗菌や解毒作用などの健康維持に関わる成分。
「無気力で疲れやすい」
「肩がこる」
「眼が疲れる」
こんな自覚症状がある人は、この3種類の成分が低いことになります。
これずばり、更年期に見られる自覚症状そのものです。
自律神経機能が乱れると、更年期症状など身体に不調が起こります。
唾液の機能も低下するので、口内環境にも悪い影響を与えます。
現代社会はストレスだらけなので、自律神経をまったく乱さないってのは、ほぼ不可能でしょう。私たちにできることは、口内ケアに徹することだけ。ストレスに対抗するために、口内環境を正常に整えましょうす。
体というのは全てが繋がってます。
足が痛いときは「足が病気になった」と思いますよね?
胃腸が変な感じを覚えると「胃腸の調子が悪い」と解釈しますよね?
それは、たしかにその通りなんです。
でも、場合によっては、体の別の部分の変調が、思わぬ異変をもたらすことがあります。
今回は、よだれ=唾液 と自律神経のお話です。
最近、「自律神経機能によって特定の唾液タンパク質が変動する」ことが解明されました。それと同時に、これらのタンパク質の濃度には、更年期症状の有無が関連していることも発見されたのです。研究したのは「花王」。自律神経の乱れと唾液成分の関連性を研究していた中、この関連性を見つけたそうです。
結論をひらたく言ってしまうと・・・
「 心にゆとりのないせかせかした状態が続くと、口の中の抗菌能力が落ちる 」
・・・というものです。
更年期やストレスなどで自律神経機能の乱れると、身体が不調になりますよね。のぼせ・ほてり・疲労感・イライラなど。こうした症状は、「不定愁訴」と呼ばれてます。
花王はこれまでにも、口のネバつき・口臭・口の乾きなどの口腔の不調は、身体的・精神的ストレス症状を自覚しやすい人ほど感じやすいことを明らかにしてます。つまり、心や体の調子を崩しやすい人ほど、口の中に影響が現れるということです。
口の乾き・口臭・粘りというのは、どれもこれも唾液の問題。
ストレスで胃が痛くなるのは、臓器が自律神経の支配下にあるからですが、じつは唾液腺も、臓器と同じように、自律神経に支配されてます。
そういうことから、「自律神経が乱れると、唾液の量や成分などが変化する」と考えられていたのです。
自律神経は、交感神経と副交感神経の配下にあります。
・交感神経
身体や精神が緊張した時に活発となると働く
・副交感神経
身体がゆったりとしている時に働く
自律神経失調症などで身体不調を感じる女性は、交感神経が活動が高い傾向にあります。そこで花王は、交感神経活動度を測定して自律神経機能を評価しました。
検出された1479種の唾液タンパク質成分量と、交感神経活動度との相関分析を行ったところ、面白いことが分かりました。交感神経活動が活発になると、唾液タンパク質成分の3種類が減少することが判明したのです。
これらは3種類とも、抗菌や解毒作用などの健康維持に関わる成分。
「無気力で疲れやすい」
「肩がこる」
「眼が疲れる」
こんな自覚症状がある人は、この3種類の成分が低いことになります。
これずばり、更年期に見られる自覚症状そのものです。
自律神経機能が乱れると、更年期症状など身体に不調が起こります。
唾液の機能も低下するので、口内環境にも悪い影響を与えます。
現代社会はストレスだらけなので、自律神経をまったく乱さないってのは、ほぼ不可能でしょう。私たちにできることは、口内ケアに徹することだけ。ストレスに対抗するために、口内環境を正常に整えましょうす。