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健康を立ち直らせる、う○ち移植作戦とは? [新着情報]
■ 健康を立ち直らせる、う○ち移植作戦とは?
突然ですが、ご飯はおすみでしょうか?
食事前の話題としてはいささか不適切なので、いちおう、断った次第です。
化学や医学というのは、思わぬ発想を捻り出すもの。
アメリカのセレブの間では、健康や美肌のため、乾燥保存した自分の胎盤を食べるのが流行しているそうです。馬やブタのプラセンタでもそれなりに抵抗のある私。「自分のかよ!」 たまげたものです。
今回は、胎盤どころではありません。
なんと、う○こを移植してしまおうという、臨床試験が始まっているお話です。
■ 大腸を制すものは健康を制す?
「潰瘍性大腸炎」という難病があります。大腸の粘膜に慢性的な炎症や潰瘍が生じる病気です。このような患者に、健康な人の便を移植するという臨床研究が進められてます。研究しているのは、慶応大と順天堂大。
他人の便を移植なんて、病気を誘発しそうですが、実際は正反対だそうです。
腸内細菌のバランスが正常化して、症状が改善する可能性があるというのです。
大腸にすみついている細菌の種類は五百~千種類。総数にすると五百兆~一千兆個ともいわれます。私たちは、善玉菌・悪玉菌というわけ方で知ってますが、絶妙な勢力バランスによって、健康が保たれてます。
偏った食事や、運動不足、抗菌薬の多用、そしてストレス。こうした影響によって細菌群の構成バランスが崩れるとタイヘンです。炎症性の腸の病気やアレルギー、肥満、メタボリック症候群、糖尿病など、さまざまな病気につながることが言われてます。
それならば・・・
「 健康な人の腸内細菌を、患者の腸に移植したら? 」
ひょっとしたら、病気が回復する効果があるのではないでしょうか。そんな発想で生まれたのがこの治療法です。欧米を中心に研究が進んできてきいてます。名称は「ふん便微生物移植」という。
机上の空論ではない証拠に、にオランダの研究チームが発表した論文(2013年)があります。
院内感染の下痢の原因として知られる「クロストリジウム・ディフィシル感染症」の中でも、極めて治療が難しい再発患者を対象に2つの治療を試して比較したそうです。従来の抗菌薬治療では治癒率が20~30%だったのに対して、ふん便移植は80~90%にも達したという結果がでたとか。
かなりの成果ですね!
この成果を知ったことで、国内の臨床研究が動き始めたそうです。1例目は、2013年の3月に、慶応大病院にて。潰瘍性大腸炎の四十代男性に移植を実施したそうです。結果は良好なようで、今後2~3年かけて数十人の賢者に試していくそうです。
さて、気になるのは移植方法です。
いくらなんでも、便をそのまま突っ込むわけではありません。
臨床研究によれば、便を提供してもらうのは配偶者か二親等以内の家族。これを生理食塩水と混ぜ合わせ、フィルターでろ過。この過程で食物繊維のかすなどを取り除きます。そうして処理した液体を内視鏡を使って大腸内に注入します。
菌を選ぶことはしないようですね。ナチュラルな清濁状態のまま注入した後は、腸内で活躍するまで、待つことになります。
最近の調べて分かったのですが、腸内菌の勢力によっては、アレルギーにも影響を及ぼすようです。肌や健康にも直接関係してきます。腸内バランスが、いかに大切かわかります。
いずれ研究が進めば、飲み薬も誕生しそうですが・・・さすがに、口から飲むのはゴメンこうむりたいです。
突然ですが、ご飯はおすみでしょうか?
食事前の話題としてはいささか不適切なので、いちおう、断った次第です。
化学や医学というのは、思わぬ発想を捻り出すもの。
アメリカのセレブの間では、健康や美肌のため、乾燥保存した自分の胎盤を食べるのが流行しているそうです。馬やブタのプラセンタでもそれなりに抵抗のある私。「自分のかよ!」 たまげたものです。
今回は、胎盤どころではありません。
なんと、う○こを移植してしまおうという、臨床試験が始まっているお話です。
■ 大腸を制すものは健康を制す?
「潰瘍性大腸炎」という難病があります。大腸の粘膜に慢性的な炎症や潰瘍が生じる病気です。このような患者に、健康な人の便を移植するという臨床研究が進められてます。研究しているのは、慶応大と順天堂大。
他人の便を移植なんて、病気を誘発しそうですが、実際は正反対だそうです。
腸内細菌のバランスが正常化して、症状が改善する可能性があるというのです。
大腸にすみついている細菌の種類は五百~千種類。総数にすると五百兆~一千兆個ともいわれます。私たちは、善玉菌・悪玉菌というわけ方で知ってますが、絶妙な勢力バランスによって、健康が保たれてます。
偏った食事や、運動不足、抗菌薬の多用、そしてストレス。こうした影響によって細菌群の構成バランスが崩れるとタイヘンです。炎症性の腸の病気やアレルギー、肥満、メタボリック症候群、糖尿病など、さまざまな病気につながることが言われてます。
それならば・・・
「 健康な人の腸内細菌を、患者の腸に移植したら? 」
ひょっとしたら、病気が回復する効果があるのではないでしょうか。そんな発想で生まれたのがこの治療法です。欧米を中心に研究が進んできてきいてます。名称は「ふん便微生物移植」という。
机上の空論ではない証拠に、にオランダの研究チームが発表した論文(2013年)があります。
院内感染の下痢の原因として知られる「クロストリジウム・ディフィシル感染症」の中でも、極めて治療が難しい再発患者を対象に2つの治療を試して比較したそうです。従来の抗菌薬治療では治癒率が20~30%だったのに対して、ふん便移植は80~90%にも達したという結果がでたとか。
かなりの成果ですね!
この成果を知ったことで、国内の臨床研究が動き始めたそうです。1例目は、2013年の3月に、慶応大病院にて。潰瘍性大腸炎の四十代男性に移植を実施したそうです。結果は良好なようで、今後2~3年かけて数十人の賢者に試していくそうです。
さて、気になるのは移植方法です。
いくらなんでも、便をそのまま突っ込むわけではありません。
臨床研究によれば、便を提供してもらうのは配偶者か二親等以内の家族。これを生理食塩水と混ぜ合わせ、フィルターでろ過。この過程で食物繊維のかすなどを取り除きます。そうして処理した液体を内視鏡を使って大腸内に注入します。
菌を選ぶことはしないようですね。ナチュラルな清濁状態のまま注入した後は、腸内で活躍するまで、待つことになります。
最近の調べて分かったのですが、腸内菌の勢力によっては、アレルギーにも影響を及ぼすようです。肌や健康にも直接関係してきます。腸内バランスが、いかに大切かわかります。
いずれ研究が進めば、飲み薬も誕生しそうですが・・・さすがに、口から飲むのはゴメンこうむりたいです。