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子宮筋腫の治療と手術について [女性特有の病気]
■ 子宮筋腫の治療やと手術について
子宮壁にできる良性の腫瘍「子宮筋腫」。
良性だとしても、不妊の原因になったりもします。
治療して消し去りたく思うのは当然の気持ちです。
ではどのような治療方法があるのでしょうか?
子宮筋腫治療法は、年齢や筋腫の場所、大きさや数といった事柄で決定されます。
まずは、年に1度程度の検査で筋腫の変化を調べる「経過観察」があります。
そして治療としては2種類。「薬物療法」と「手術療法」です
・薬物療法
薬物によって、女性ホルモンの分泌を止めて無月経の状態にするものです。これには「逃げ込み投与」「術前投与」があります。
逃げ込み投与は、閉経の近い人に使われる方法です。薬物によって月経を止め、そのまま閉経まで維持してしまおうという方法です。一方の術前投与は、治療と「いうよりも手術を前提とした準備です。術前に薬物を使い筋腫の大きさを10cm以下にします。
小さくすることでメスで開くのではなく、内視鏡下での手術を可能とするのです。女性の体への負担を少なくするわけですね。
■ 手術療法
手術で筋腫を取り除きます。これも、筋腫部分だけを摘出する「筋腫核出手術」と、子宮をすべて摘出する「子宮全摘出手術」とがあります。手術は、筋腫の場所や大きさや数や年齢などを複合的に考えて選ぶので、なるべくなら子宮を残すことを考えて決めます。
筋腫核出手術は部分的に切開するもので、子宮はそのまま残ります。「子宮全摘出手術」は子宮を取り除く手術です。そのため対象となるのは、妊娠を望まない人や年齢的に出産が無理な人、子宮肉腫の疑いがある人です。
・内視鏡下手術
近年の手術で圧倒的に多くなっているのが、「内視鏡下手術」です。開削しないで良いのですが筋腫の大きさが10cm以内のモノに限られます。可能ならば、薬物投与でその程度まで小さくしてから行うこともあります。内視鏡を使うので、術後の回復も早く入院期間が短くなります。傷が目立たないというメリットもあり体に優しい手術です。
内視鏡の手術には「腹腔鏡下手術」と「子宮鏡手術」とがあります。腹腔鏡下手術は、へその下に開けた孔から内視鏡を入れる手術です。腹腔内をモニターで見ながら、他にあけた孔から器具を入れて手術します。ガスで膨らませドーム状にするのが一般的な方法ですが、ガスを使わない「皮下鋼線釣り上げ法」もあります。腹腔鏡下手術は、全ての小さい筋腫に向いているわけではありません。対象となるのは漿膜下筋腫と筋層内筋腫です。
ほかにも、子宮から鏡を入れて行われる「子宮鏡下手術」というのがあります。身体に一切の孔を空けないので、内視鏡下手術よりも優しい手術といえますが、筋腫の50%以上が子宮内に出てきている「粘膜下筋腫」にしか用いることができません。
子宮壁にできる良性の腫瘍「子宮筋腫」。
良性だとしても、不妊の原因になったりもします。
治療して消し去りたく思うのは当然の気持ちです。
ではどのような治療方法があるのでしょうか?
子宮筋腫治療法は、年齢や筋腫の場所、大きさや数といった事柄で決定されます。
まずは、年に1度程度の検査で筋腫の変化を調べる「経過観察」があります。
そして治療としては2種類。「薬物療法」と「手術療法」です
・薬物療法
薬物によって、女性ホルモンの分泌を止めて無月経の状態にするものです。これには「逃げ込み投与」「術前投与」があります。
逃げ込み投与は、閉経の近い人に使われる方法です。薬物によって月経を止め、そのまま閉経まで維持してしまおうという方法です。一方の術前投与は、治療と「いうよりも手術を前提とした準備です。術前に薬物を使い筋腫の大きさを10cm以下にします。
小さくすることでメスで開くのではなく、内視鏡下での手術を可能とするのです。女性の体への負担を少なくするわけですね。
■ 手術療法
手術で筋腫を取り除きます。これも、筋腫部分だけを摘出する「筋腫核出手術」と、子宮をすべて摘出する「子宮全摘出手術」とがあります。手術は、筋腫の場所や大きさや数や年齢などを複合的に考えて選ぶので、なるべくなら子宮を残すことを考えて決めます。
筋腫核出手術は部分的に切開するもので、子宮はそのまま残ります。「子宮全摘出手術」は子宮を取り除く手術です。そのため対象となるのは、妊娠を望まない人や年齢的に出産が無理な人、子宮肉腫の疑いがある人です。
・内視鏡下手術
近年の手術で圧倒的に多くなっているのが、「内視鏡下手術」です。開削しないで良いのですが筋腫の大きさが10cm以内のモノに限られます。可能ならば、薬物投与でその程度まで小さくしてから行うこともあります。内視鏡を使うので、術後の回復も早く入院期間が短くなります。傷が目立たないというメリットもあり体に優しい手術です。
内視鏡の手術には「腹腔鏡下手術」と「子宮鏡手術」とがあります。腹腔鏡下手術は、へその下に開けた孔から内視鏡を入れる手術です。腹腔内をモニターで見ながら、他にあけた孔から器具を入れて手術します。ガスで膨らませドーム状にするのが一般的な方法ですが、ガスを使わない「皮下鋼線釣り上げ法」もあります。腹腔鏡下手術は、全ての小さい筋腫に向いているわけではありません。対象となるのは漿膜下筋腫と筋層内筋腫です。
ほかにも、子宮から鏡を入れて行われる「子宮鏡下手術」というのがあります。身体に一切の孔を空けないので、内視鏡下手術よりも優しい手術といえますが、筋腫の50%以上が子宮内に出てきている「粘膜下筋腫」にしか用いることができません。