■ よく読まれているコンテンツ 1 男性の下腹部の痛むとき 2 毛が抜ける(抜け毛)の信じられない原因 3 子供(男の子)のちんちんと尿 4 微熱 5 息苦しい 6 寝汗のタイプと改善法 |
|
女性の陰部(女性器)がかゆい病気 1 [女性特有の病気]
■ 女性の陰部(女性器)がかゆい病気 1
女性の陰部がかゆくなってしまう病気についてです。
カユイ以外症状としては、主にオリモノの変化です。病気によっては、多くなったり色が違っていたりと違いが現れることがあります。
まず、正常なおりものは、無色透明または白色で、臭いがありません。下着に付着すると、多少黄色くなることもありますが、下着・おりものシートを換えなくてはならないほど多くはないでしょう。
月経周期の時期により、おりものの質や量が変わるものですが、大きな変化がなければ問題ありません。
ところが病気になると、おりものが変化します。
下着やおりものシートが濃黄色や緑黄色に着色します。頻回に換えないとベタベタして気持ちが悪かったり、悪臭があるようなら、注意が必要です。さらに、かゆみや痛みを伴う場合には婦人科に相談したほうがいいでしょう。
■ おりものが多くてかゆい
おりもの多く陰部がかゆくなる場合には、次のような病気が考えられます。
カンジダ
トリコモナス腟炎
クラミジア感染症
淋病
細菌性腟炎・細菌性腟症
子宮腟部糜爛
■ カンジダ腟炎・外陰炎
一番に疑われるのは、このカンジダによる腟炎・外陰炎です。
カンジダとは、カビの一種です。身体にカビ? と驚くかもしれませんが、水虫や“いんきんたむし”も、白癬菌というカビです。カンジダはその仲間にあたると思ってください。水虫と同様で感染しますが、男性から女性への感染は少ないようです。
カンジダは、誰にでも起こりうる病気です。腟内常在菌の一種であり、女性の10人に1人は腟内に見つけることができるというありふれたカビなのです。発症しないかぎり問題はありません。
カンジダが発症するには、ある程度繁殖する必要があります。その原因として、次のことが考えられてます。
疲労や寝不足などによる身体の抵抗力の低下
薬の影響
抗生物質
ステロイドホルモン
ホルモンバランスの変化
糖尿病
・カンジダの症状
カンジダを発症すると、カユミやおりものに変化がでてきます。
外陰部のかゆみの特徴は、「痛がゆい」「しみるよう」「ピリピリ」という感じです。あまりにひどいと、夜眠れないくらい症状が強くなります。
おりもののほうは、「カッテージチーズ状」「おから状」「粥状」などの半固形状。下着に小さなかたまりが付着するのが特徴だといえます。
では、どうすれば治るのでしょうか?
カンジダは、腟内で異常増殖した菌により腟炎になり、おりものを介して外陰炎(かゆみ)に至る病気です。根本的に腟炎から直さないと完治しないので、病院で治療を受けないと治りません。そういうわけですので、よくある「女性のデリケートゾーンのカユミをとる!」市販薬では、解決になりません。
また、性器の形状から、男性への感染は少ないです。お風呂の浴槽内でうつることもありません。ただし、女のお子さんなど、女性同士でタオルを共用するのは避けた方がよいでしょう。
カンジダは、いったん完治しても再発する可能性があります。治りにくい人は、カンジダが直腸内で繁殖している(消化管カンジダ症)ことがあります。
カンジダが、腸のほうで繁殖してしまっているので、排便のときの便から、再感染が起こることが考えられます。トイレットペーパーは、前から後の一方向で使用する原則を護ることが、再発予防に役立ちます。
■ トリコモナス腟炎
トリコモナスは「虫(原虫)」の一種。ゾウリムシやミジンコのようなものです。昔は、ありきたりな性行為感染症でしたが、最近では減少しつつあります。
主な感染ルートは性行為。パートナー間で、お互いの間を行ったり来たり、うつしっこする感染(ピンポン感染という)が問題となります。また、お風呂場やタオルの共用で感染することも知られています。
・トリコモナス腟炎の症状
まず、外に出るおりものですが、黄色膿様で量が多く、しばしば悪臭を伴ったりします。腟内の“おりもの”は泡沫状です。症状がひどくなると、腟壁は炎症で赤くイチゴ状に腫れて厚くなり、点状出血を伴います。そのため、熱やカユミを感じてきます。
腟から尿道へ。さらに膀胱へと感染が及ぶと、頻尿や排尿痛もおこります。ただし、腟にトリコモナスがいたとしてもおよそ25%は無症状とされています。ドラッグストアでの薬では効果がないので、産婦人科の受診が必要です。
ピンポン感染を防ぐ意味で、パートナーと同時に治療を受けるのがいいでしょう。薬が効かなくなる上、副作用が強いので、治療中は禁酒です。再発の可能性もあり、治療期間は比較的長くなりかもしれません。
女性の陰部がかゆくなってしまう病気についてです。
カユイ以外症状としては、主にオリモノの変化です。病気によっては、多くなったり色が違っていたりと違いが現れることがあります。
まず、正常なおりものは、無色透明または白色で、臭いがありません。下着に付着すると、多少黄色くなることもありますが、下着・おりものシートを換えなくてはならないほど多くはないでしょう。
月経周期の時期により、おりものの質や量が変わるものですが、大きな変化がなければ問題ありません。
ところが病気になると、おりものが変化します。
下着やおりものシートが濃黄色や緑黄色に着色します。頻回に換えないとベタベタして気持ちが悪かったり、悪臭があるようなら、注意が必要です。さらに、かゆみや痛みを伴う場合には婦人科に相談したほうがいいでしょう。
■ おりものが多くてかゆい
おりもの多く陰部がかゆくなる場合には、次のような病気が考えられます。
カンジダ
トリコモナス腟炎
クラミジア感染症
淋病
細菌性腟炎・細菌性腟症
子宮腟部糜爛
■ カンジダ腟炎・外陰炎
一番に疑われるのは、このカンジダによる腟炎・外陰炎です。
カンジダとは、カビの一種です。身体にカビ? と驚くかもしれませんが、水虫や“いんきんたむし”も、白癬菌というカビです。カンジダはその仲間にあたると思ってください。水虫と同様で感染しますが、男性から女性への感染は少ないようです。
カンジダは、誰にでも起こりうる病気です。腟内常在菌の一種であり、女性の10人に1人は腟内に見つけることができるというありふれたカビなのです。発症しないかぎり問題はありません。
カンジダが発症するには、ある程度繁殖する必要があります。その原因として、次のことが考えられてます。
疲労や寝不足などによる身体の抵抗力の低下
薬の影響
抗生物質
ステロイドホルモン
ホルモンバランスの変化
糖尿病
・カンジダの症状
カンジダを発症すると、カユミやおりものに変化がでてきます。
外陰部のかゆみの特徴は、「痛がゆい」「しみるよう」「ピリピリ」という感じです。あまりにひどいと、夜眠れないくらい症状が強くなります。
おりもののほうは、「カッテージチーズ状」「おから状」「粥状」などの半固形状。下着に小さなかたまりが付着するのが特徴だといえます。
では、どうすれば治るのでしょうか?
カンジダは、腟内で異常増殖した菌により腟炎になり、おりものを介して外陰炎(かゆみ)に至る病気です。根本的に腟炎から直さないと完治しないので、病院で治療を受けないと治りません。そういうわけですので、よくある「女性のデリケートゾーンのカユミをとる!」市販薬では、解決になりません。
また、性器の形状から、男性への感染は少ないです。お風呂の浴槽内でうつることもありません。ただし、女のお子さんなど、女性同士でタオルを共用するのは避けた方がよいでしょう。
カンジダは、いったん完治しても再発する可能性があります。治りにくい人は、カンジダが直腸内で繁殖している(消化管カンジダ症)ことがあります。
カンジダが、腸のほうで繁殖してしまっているので、排便のときの便から、再感染が起こることが考えられます。トイレットペーパーは、前から後の一方向で使用する原則を護ることが、再発予防に役立ちます。
■ トリコモナス腟炎
トリコモナスは「虫(原虫)」の一種。ゾウリムシやミジンコのようなものです。昔は、ありきたりな性行為感染症でしたが、最近では減少しつつあります。
主な感染ルートは性行為。パートナー間で、お互いの間を行ったり来たり、うつしっこする感染(ピンポン感染という)が問題となります。また、お風呂場やタオルの共用で感染することも知られています。
・トリコモナス腟炎の症状
まず、外に出るおりものですが、黄色膿様で量が多く、しばしば悪臭を伴ったりします。腟内の“おりもの”は泡沫状です。症状がひどくなると、腟壁は炎症で赤くイチゴ状に腫れて厚くなり、点状出血を伴います。そのため、熱やカユミを感じてきます。
腟から尿道へ。さらに膀胱へと感染が及ぶと、頻尿や排尿痛もおこります。ただし、腟にトリコモナスがいたとしてもおよそ25%は無症状とされています。ドラッグストアでの薬では効果がないので、産婦人科の受診が必要です。
ピンポン感染を防ぐ意味で、パートナーと同時に治療を受けるのがいいでしょう。薬が効かなくなる上、副作用が強いので、治療中は禁酒です。再発の可能性もあり、治療期間は比較的長くなりかもしれません。