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橋本病の原因と症状 [女性特有の病気]
■ 橋本病の症状について
甲状腺は、体の新陳代謝を盛んにするホルモンを作る臓器の名前です。
くびの前の、「のどぼとけ」のすぐ下に甲状腺はあります。大きさは縦が4センチほどで、重さが18グラムほど。蝶が羽をひろげたような形をしていて、すぐ後にある気管を抱き込むようについています。ものすごく薄く柔らかいのですが、これでも臓器です。
くびを触っても確認できませんが、少しでも腫れてくると、手で触ることができます。さらに、ある程度以上に大きくなれば、見ただけで腫れが確認できるようになります。「くびの腫れ」から甲状腺の病気に気づく人も少なくありません。
この甲状腺の病気のひとつが、橋本病です。
■ 橋本病ってどんな病気?
甲状腺に慢性の炎症が起きている病気が橋本病です。炎症をおこす原因は自己免疫。本来なら、外敵から自分の体を守るはずの免役が、逆に自分の体に反応してしまっている状態が自己免疫です。
橋本病では、自分の免疫系が自分の甲状腺に反応してしまう病気です。その結果、甲状腺が、免役から攻撃されことで、炎症が起きしまうのです。
橋本病の場合、甲状腺に炎症があるだけでは、特に問題はありません。
この病気のほとんどの患者さんは、甲状腺が腫れているだけであり、甲状腺の機能は正常に働いてます。ただし、炎症が進むと甲状腺の働きが低下してくることがあります。経過中に甲状腺ホルモンが高くなると、バセドウ病と間違えられることがあります。
橋本病は、中年女性の10人に1人はいると言われています。決して珍しい病気ではなく、甲状腺機能が正常であれば問題はありません。
問題になるのは、4つのケース。甲状腺が腫れる・甲状腺機能低下症・甲状腺ホルモンが過剰・悪性リンパ腫が起こるなどです。
1 甲状腺が腫れる
甲状腺が多少大きくなっても、症状に出ることはありません。気管は圧迫されないし、飲み込みが悪くなることもない。首の前が腫れているのが気になるだけです。ただし、違和感を訴える患者に大しては必要な治療を行います。ときに、甲状腺が大きく腫れて強い圧迫感を感じることがあります。そんな場合でも、手術まで必要になるケースはごく稀です。
2 甲状腺機能低下症になる可能性がある
橋本病が問題になるのは、甲状腺機能低下症の原因になること。発症者の2割程度は、この甲状腺機能低下症がおこります。症状としては、「皮膚がかさかさする」「顔や手がむくむ」「寒がり」「便秘」「あまり食べないのに太る」「髪の毛が抜ける」「生理の量が多い」「物忘れしやすい」などです。
中年以降の女性によくある症状なので、必ずしも甲状腺機能低下症とは限りませんが、甲状腺機能の検査を受けたほうが良いでしょう。
3 甲状腺ホルモンが過剰になることがある(一過性)
慢性化すると、時々炎症が強くなり甲状腺からホルモンが漏れ出てしまうことがあります。血液中の甲状腺ホルモンが過剰になって、「発汗」「動悸」「体重減少」などの症状が現れます。ただし、炎症が治まれば、甲状腺機能は数カ月で正常な状態に回復します。ところがこの回復の過程で、機能が一時的に低下することもあります。このような病態は「無痛性甲状腺炎」と呼ばれてます。
この病態が問題視されるのは、バセドウ病と紛らわしいこと。勘違いから抗甲状腺薬が投与され、ひどい機能低下症になってしまうことがあるのです。
4 悪性リンパ腫が起こる事がある
全身のリンパ節が腫れてくる悪性リンパ腫は、甲状腺だけに発生することがあります。非常に稀なことですが、急に甲状腺が大きくなったり、圧迫感が強くなったようなら、検査を受けることをオススメします。
甲状腺に対する自己免疫が起こるのは、甲状腺に反応しやすい体質を持ってるのが原因です。体質は、遺伝子レベルで決められているので、根本は遺伝ということになります。dめお遺伝だけでは発症しません。病気が起こるには、遺伝的な素因に加え、何らかの環境因子が関与していると考えられているのです。
発症の誘因として多いのは、出産や大きなストレスやヨードの過剰摂取です。
ヨードはヨウ素とも言いミネラルの一種で、甲状腺で作られるホルモンはヨードを必要とします。海藻や魚介類から摂取できます。不足すると、発育不全、知能障害、その他種々の機能障害や甲状腺腫などを引き起こします。
必要な分だけ摂取するというのは、本当に難しいですね。
甲状腺は、体の新陳代謝を盛んにするホルモンを作る臓器の名前です。
くびの前の、「のどぼとけ」のすぐ下に甲状腺はあります。大きさは縦が4センチほどで、重さが18グラムほど。蝶が羽をひろげたような形をしていて、すぐ後にある気管を抱き込むようについています。ものすごく薄く柔らかいのですが、これでも臓器です。
くびを触っても確認できませんが、少しでも腫れてくると、手で触ることができます。さらに、ある程度以上に大きくなれば、見ただけで腫れが確認できるようになります。「くびの腫れ」から甲状腺の病気に気づく人も少なくありません。
この甲状腺の病気のひとつが、橋本病です。
■ 橋本病ってどんな病気?
甲状腺に慢性の炎症が起きている病気が橋本病です。炎症をおこす原因は自己免疫。本来なら、外敵から自分の体を守るはずの免役が、逆に自分の体に反応してしまっている状態が自己免疫です。
橋本病では、自分の免疫系が自分の甲状腺に反応してしまう病気です。その結果、甲状腺が、免役から攻撃されことで、炎症が起きしまうのです。
橋本病の場合、甲状腺に炎症があるだけでは、特に問題はありません。
この病気のほとんどの患者さんは、甲状腺が腫れているだけであり、甲状腺の機能は正常に働いてます。ただし、炎症が進むと甲状腺の働きが低下してくることがあります。経過中に甲状腺ホルモンが高くなると、バセドウ病と間違えられることがあります。
橋本病は、中年女性の10人に1人はいると言われています。決して珍しい病気ではなく、甲状腺機能が正常であれば問題はありません。
問題になるのは、4つのケース。甲状腺が腫れる・甲状腺機能低下症・甲状腺ホルモンが過剰・悪性リンパ腫が起こるなどです。
1 甲状腺が腫れる
甲状腺が多少大きくなっても、症状に出ることはありません。気管は圧迫されないし、飲み込みが悪くなることもない。首の前が腫れているのが気になるだけです。ただし、違和感を訴える患者に大しては必要な治療を行います。ときに、甲状腺が大きく腫れて強い圧迫感を感じることがあります。そんな場合でも、手術まで必要になるケースはごく稀です。
2 甲状腺機能低下症になる可能性がある
橋本病が問題になるのは、甲状腺機能低下症の原因になること。発症者の2割程度は、この甲状腺機能低下症がおこります。症状としては、「皮膚がかさかさする」「顔や手がむくむ」「寒がり」「便秘」「あまり食べないのに太る」「髪の毛が抜ける」「生理の量が多い」「物忘れしやすい」などです。
中年以降の女性によくある症状なので、必ずしも甲状腺機能低下症とは限りませんが、甲状腺機能の検査を受けたほうが良いでしょう。
3 甲状腺ホルモンが過剰になることがある(一過性)
慢性化すると、時々炎症が強くなり甲状腺からホルモンが漏れ出てしまうことがあります。血液中の甲状腺ホルモンが過剰になって、「発汗」「動悸」「体重減少」などの症状が現れます。ただし、炎症が治まれば、甲状腺機能は数カ月で正常な状態に回復します。ところがこの回復の過程で、機能が一時的に低下することもあります。このような病態は「無痛性甲状腺炎」と呼ばれてます。
この病態が問題視されるのは、バセドウ病と紛らわしいこと。勘違いから抗甲状腺薬が投与され、ひどい機能低下症になってしまうことがあるのです。
4 悪性リンパ腫が起こる事がある
全身のリンパ節が腫れてくる悪性リンパ腫は、甲状腺だけに発生することがあります。非常に稀なことですが、急に甲状腺が大きくなったり、圧迫感が強くなったようなら、検査を受けることをオススメします。
甲状腺に対する自己免疫が起こるのは、甲状腺に反応しやすい体質を持ってるのが原因です。体質は、遺伝子レベルで決められているので、根本は遺伝ということになります。dめお遺伝だけでは発症しません。病気が起こるには、遺伝的な素因に加え、何らかの環境因子が関与していると考えられているのです。
発症の誘因として多いのは、出産や大きなストレスやヨードの過剰摂取です。
ヨードはヨウ素とも言いミネラルの一種で、甲状腺で作られるホルモンはヨードを必要とします。海藻や魚介類から摂取できます。不足すると、発育不全、知能障害、その他種々の機能障害や甲状腺腫などを引き起こします。
必要な分だけ摂取するというのは、本当に難しいですね。
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