■ よく読まれているコンテンツ 1 男性の下腹部の痛むとき 2 毛が抜ける(抜け毛)の信じられない原因 3 子供(男の子)のちんちんと尿 4 微熱 5 息苦しい 6 寝汗のタイプと改善法 |
|
わかっていたつもり白内障 [目の症状]
■ わかっていたつもり白内障
古典的な時代劇で、目が白くなった達人が登場することがあります。
目が見ない、または見えにくいにもかかわらず、腕利きの悪漢を軽くいなしてしまう・・・なんて、シーンがありましたよね。
白くなった目。
あれこそが、白内障の症状です。
白内障とは、眼の中にある「水晶体」という器官が濁ってくる病気。原因によりいくつか分類されますが、大部分は年齢を重ねることによって引き起こされる「加齢白内障」です。その頻度はこんな感じ。
60歳代 60~70%
70歳代 80~90%
80歳代 ほぼ100%
加齢白内障は、年齢により引き起こされるものです。「コレ!」という特別な原因が存在しません。白髪が出てきたり、皮膚にシミができたりするのと同じ「老化」の一種と考えられてます。
■ 白内障の分類
白内障は、その原因によりいくつかに分類されます。
1 加齢白内障
特別な原因がなく、年齢を重ねるに従って進行する
2 先天白内障
生まれつき水晶体が濁っているタイプ
3 併発白内障
他の眼の病気(ぶどう膜炎、網膜色素変性症等)、
全身の病気(糖尿病、アトピー性皮膚炎等)に伴って起こる
4 外傷性白内障
外傷に伴って起こる白内障。外傷直後から起こるケースもあるが
眼に強い衝撃を受けたような外傷では10年以上経過して症状が出る場合も
5 その他
ステロイドホルモン剤の長期内服や点眼、
緑内障手術や網膜剥離手術など、他の眼科治療に続発して起こる
・白内障の症状
症状は、濁りが発生する場所によって多少異なってきます。
「皮質白内障」の場合は、おもに水晶体(レンズ)の周辺部が濁って、全体に霧がかかったような見え方になります。明るい場所になるほど見にくくなる特徴があり、晴天の野外での活動時によく自覚することが多いようです。反面、室内や暗い場所では症状が出にくいので、かなり進行するまで不便さを感じないケースもあります。
「核白内障」の場合は、水晶体(レンズ)の中心部が濁ります。光がにじんだり物が歪むような見え方になります。皮質白内障とは逆に、暗い場所になるほど見えにくくなります。ただし、初期の段階では近視化するため、かえって近くの文字が見やすくなるという利点?もあります。
■ 眼の構造
おしまいに、眼の構造について触れておきます。
よく言われることですが、眼の構造はカメラの構造と似ています。眼の中にある水晶体は、カメラの「レンズ」に当たります。水晶体で光を屈折させ、網膜(フィルム)上に焦点を合わせています。むしろ、カメラのほうが目を模して作られたのかもしれません。
若い頃の水晶体は柔らかく、ある程度の範囲で焦点を変えることができます。その働きは、自動ピント調節の「オートフォーカス」に似ています。しかし、加齢とともに徐々に水晶体の柔軟性は失われ、それに伴って、焦点を合わせにくい状態になってしまいます。これが老眼の症状です。年令には勝てないので避けることはできないのですが、トレーニングや食生活の見直しで、である程度緩和することは可能です。
古典的な時代劇で、目が白くなった達人が登場することがあります。
目が見ない、または見えにくいにもかかわらず、腕利きの悪漢を軽くいなしてしまう・・・なんて、シーンがありましたよね。
白くなった目。
あれこそが、白内障の症状です。
白内障とは、眼の中にある「水晶体」という器官が濁ってくる病気。原因によりいくつか分類されますが、大部分は年齢を重ねることによって引き起こされる「加齢白内障」です。その頻度はこんな感じ。
60歳代 60~70%
70歳代 80~90%
80歳代 ほぼ100%
加齢白内障は、年齢により引き起こされるものです。「コレ!」という特別な原因が存在しません。白髪が出てきたり、皮膚にシミができたりするのと同じ「老化」の一種と考えられてます。
■ 白内障の分類
白内障は、その原因によりいくつかに分類されます。
1 加齢白内障
特別な原因がなく、年齢を重ねるに従って進行する
2 先天白内障
生まれつき水晶体が濁っているタイプ
3 併発白内障
他の眼の病気(ぶどう膜炎、網膜色素変性症等)、
全身の病気(糖尿病、アトピー性皮膚炎等)に伴って起こる
4 外傷性白内障
外傷に伴って起こる白内障。外傷直後から起こるケースもあるが
眼に強い衝撃を受けたような外傷では10年以上経過して症状が出る場合も
5 その他
ステロイドホルモン剤の長期内服や点眼、
緑内障手術や網膜剥離手術など、他の眼科治療に続発して起こる
・白内障の症状
症状は、濁りが発生する場所によって多少異なってきます。
「皮質白内障」の場合は、おもに水晶体(レンズ)の周辺部が濁って、全体に霧がかかったような見え方になります。明るい場所になるほど見にくくなる特徴があり、晴天の野外での活動時によく自覚することが多いようです。反面、室内や暗い場所では症状が出にくいので、かなり進行するまで不便さを感じないケースもあります。
「核白内障」の場合は、水晶体(レンズ)の中心部が濁ります。光がにじんだり物が歪むような見え方になります。皮質白内障とは逆に、暗い場所になるほど見えにくくなります。ただし、初期の段階では近視化するため、かえって近くの文字が見やすくなるという利点?もあります。
■ 眼の構造
おしまいに、眼の構造について触れておきます。
よく言われることですが、眼の構造はカメラの構造と似ています。眼の中にある水晶体は、カメラの「レンズ」に当たります。水晶体で光を屈折させ、網膜(フィルム)上に焦点を合わせています。むしろ、カメラのほうが目を模して作られたのかもしれません。
若い頃の水晶体は柔らかく、ある程度の範囲で焦点を変えることができます。その働きは、自動ピント調節の「オートフォーカス」に似ています。しかし、加齢とともに徐々に水晶体の柔軟性は失われ、それに伴って、焦点を合わせにくい状態になってしまいます。これが老眼の症状です。年令には勝てないので避けることはできないのですが、トレーニングや食生活の見直しで、である程度緩和することは可能です。
タグ:白内障