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仮面の高血圧って [その他の健康情報]
■ 仮面の高血圧って?
個人的には「低血圧」で困ってます。
感情に乏しいし、なにかとやる気がでません。
周囲に多いのが高血圧の人。すでに糖尿病の治療をしている人もおります。
私が「低血圧なんだ」というと、なぜか羨ましがられます・・・
さて。
高血圧は、命を脅かす病気のリスクを高めます。年に1度は健康診断を受けているでしょう。「血圧の異常がないから大丈夫」と安心している人も多いことかと思います。しかし、病院で測った血圧は正常値にもかかわらず、家庭などで測ると高い数値になる「仮面高血圧」というタイプの人がいます。
本来は高血圧なのに。公式には通常範囲に留まっているタイプ。自分が高血圧であるという自覚がないので見逃されてしまうという、ちょっと怖いタイプの高血圧といえます。
・高血圧はなぜ怖いの?
体内では心臓から血液が送り出され、全身にめぐります。それが腕や足などの末梢にも届いていくようになってます。その末梢の血管の圧力が「血圧」です。血圧が高くなれば、血管に負担がかかるので、血管はつまったり破裂を起こしたりします。
そうやって起こるのが各種の病気。 心筋梗塞・狭心症・脳梗塞・脳出血・くも膜下出血 という突然死する可能性のある病気を引き起こしてしまうのです。現実としても、日本人の死因の約半数は血管の病気が原因になっています。
そうした症状で死を避けられたとしても、これらの病気は心臓や脳という人間の根幹に関わってます。麻痺が残ったり、寝たきりになったり、というリスクも少なくありません。
日本人の高血圧の患者は1000万人といわれますが、予備軍も入れれば4000万人まで跳ね上がるといわれてます。多くの日本人が注意しなければならない病気。それが「高血圧」といえます。
・病院での測定では正常?
病院で正常値なのが「仮面高血圧」。
人間の血圧は常に変動してます。1日中、常に一定というわけではありません。一般的には寝ている間は低く、昼は高くなり、夜、家でリラックスすると下がります。そのときの状況や緊張状態によって変動しているのです。
たとえば、病院で血圧を測ると緊張して血圧が上がってしまう場合があります(人がいます)。医者や看護婦に接すると普段よりも緊張(興奮?)してしまうために血圧が上がるのです。「白衣高血圧」とよばれ、ほとんどの場合は治療の必要はありません。
「白衣高血圧」と真逆となるのが「仮面高血圧」。
病院で測定すると正常値なのに、家など病院以外で測ると高い状態が続く症状です。
仮面高血圧の場合は、病院での値は正常値です。本人に高血圧の自覚が生まれないため、適切な治療を受ける機会もありません。そうはいっても診察時以外の多くの時間では血管に負担がかかり続けます。命を脅かす病気を発症するリスクは普通の高血圧の人以上に高くなってしまうのです。
ちなみに、病院での血圧が正常の人のうち、なんと10~15%は仮面高血圧だといわれています。驚きですね。
■ 仮面高血圧に含まれるタイプ
「高血圧治療ガイドライン」(日本高血圧学会発行)によると、仮面高血圧には以下のタイプがあるとされています。
早朝高血圧
朝の血圧上昇が急激で、夜間も血圧が下がらず高いままの状態。
朝の5時頃は統計的にも脳梗塞を起こしやすい時間帯。危険な病気のリスクが高いタイプです。
夜間高血圧
血圧は、一般的には夜には下がるものです。それが、夜になっても血圧が高い状態のままのこと。
睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害。または糖尿病などの「持病がある人」に多くみられます。
昼間高血圧
病院でも家でも血圧は正常値ですが、昼間に血圧が高い状態のこと。日中、職場や家庭などで、ストレスにさらされている精神的負担が原因です。肥満症であったり、家族に高血圧患者がいる人に多くみられます。
「仮面」と言っても、意識してネコを被っているわけではなく、白衣を前にやけにリラックスするわけでもないようです。測定の時間はちょうど血圧が平常な時間帯ということですね。ストレスや興奮の自覚があるにもかかわらず、測定血圧が妙に正常であるなら、仮面高血圧を疑ってみるとです。
個人的には「低血圧」で困ってます。
感情に乏しいし、なにかとやる気がでません。
周囲に多いのが高血圧の人。すでに糖尿病の治療をしている人もおります。
私が「低血圧なんだ」というと、なぜか羨ましがられます・・・
さて。
高血圧は、命を脅かす病気のリスクを高めます。年に1度は健康診断を受けているでしょう。「血圧の異常がないから大丈夫」と安心している人も多いことかと思います。しかし、病院で測った血圧は正常値にもかかわらず、家庭などで測ると高い数値になる「仮面高血圧」というタイプの人がいます。
本来は高血圧なのに。公式には通常範囲に留まっているタイプ。自分が高血圧であるという自覚がないので見逃されてしまうという、ちょっと怖いタイプの高血圧といえます。
・高血圧はなぜ怖いの?
体内では心臓から血液が送り出され、全身にめぐります。それが腕や足などの末梢にも届いていくようになってます。その末梢の血管の圧力が「血圧」です。血圧が高くなれば、血管に負担がかかるので、血管はつまったり破裂を起こしたりします。
そうやって起こるのが各種の病気。 心筋梗塞・狭心症・脳梗塞・脳出血・くも膜下出血 という突然死する可能性のある病気を引き起こしてしまうのです。現実としても、日本人の死因の約半数は血管の病気が原因になっています。
そうした症状で死を避けられたとしても、これらの病気は心臓や脳という人間の根幹に関わってます。麻痺が残ったり、寝たきりになったり、というリスクも少なくありません。
日本人の高血圧の患者は1000万人といわれますが、予備軍も入れれば4000万人まで跳ね上がるといわれてます。多くの日本人が注意しなければならない病気。それが「高血圧」といえます。
・病院での測定では正常?
病院で正常値なのが「仮面高血圧」。
人間の血圧は常に変動してます。1日中、常に一定というわけではありません。一般的には寝ている間は低く、昼は高くなり、夜、家でリラックスすると下がります。そのときの状況や緊張状態によって変動しているのです。
たとえば、病院で血圧を測ると緊張して血圧が上がってしまう場合があります(人がいます)。医者や看護婦に接すると普段よりも緊張(興奮?)してしまうために血圧が上がるのです。「白衣高血圧」とよばれ、ほとんどの場合は治療の必要はありません。
「白衣高血圧」と真逆となるのが「仮面高血圧」。
病院で測定すると正常値なのに、家など病院以外で測ると高い状態が続く症状です。
仮面高血圧の場合は、病院での値は正常値です。本人に高血圧の自覚が生まれないため、適切な治療を受ける機会もありません。そうはいっても診察時以外の多くの時間では血管に負担がかかり続けます。命を脅かす病気を発症するリスクは普通の高血圧の人以上に高くなってしまうのです。
ちなみに、病院での血圧が正常の人のうち、なんと10~15%は仮面高血圧だといわれています。驚きですね。
■ 仮面高血圧に含まれるタイプ
「高血圧治療ガイドライン」(日本高血圧学会発行)によると、仮面高血圧には以下のタイプがあるとされています。
早朝高血圧
朝の血圧上昇が急激で、夜間も血圧が下がらず高いままの状態。
朝の5時頃は統計的にも脳梗塞を起こしやすい時間帯。危険な病気のリスクが高いタイプです。
夜間高血圧
血圧は、一般的には夜には下がるものです。それが、夜になっても血圧が高い状態のままのこと。
睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害。または糖尿病などの「持病がある人」に多くみられます。
昼間高血圧
病院でも家でも血圧は正常値ですが、昼間に血圧が高い状態のこと。日中、職場や家庭などで、ストレスにさらされている精神的負担が原因です。肥満症であったり、家族に高血圧患者がいる人に多くみられます。
「仮面」と言っても、意識してネコを被っているわけではなく、白衣を前にやけにリラックスするわけでもないようです。測定の時間はちょうど血圧が平常な時間帯ということですね。ストレスや興奮の自覚があるにもかかわらず、測定血圧が妙に正常であるなら、仮面高血圧を疑ってみるとです。