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熱はないけど 4 (耳が痛い) [微熱]
■ 熱はないけど 4 (耳が痛い)
発熱は、病気の証ともいえる症状です。
とくに感染症では、たいていの場合体温が上昇するものです。
しかし、必ずしも、いつも誰でも発熱するかといえば、そうとも限りません。
「熱はないけど、病気である」という困った病状について
・・・4回目は「耳が痛い」です
・熱はないけど、耳が痛い
風邪をひいてるときに、熱は出ていない、または、一時はあったけれど収まった。
こうした状態であれば、急性中耳炎になっている可能性があります。
「風邪は万病の元」とは、昔のひとはよくぞ言ったものです。
風邪に鼻水はつきものです。濁った鼻水がなかなか収まらないと、鼻水の中の細菌が、鼻から耳に入り込むことがあります。耳管をつたって鼓膜の奥に到達すると、中耳に感染を起こします。
その結果、耳の奥が痛くなり聞こえが悪くなるのです。
・ストレスや疲れを感じる
疲れやストレスから耳が痛いときには、一種の神経痛である可能性があります。
耳が神経痛になると、耳の周囲で短い痛みが時々起こります。耳に炎症が起こっているわけではないので、その周囲を押しても痛みが増すことはありません。
・鼻水が続いている
1~2週間以上、鼻水が止まらず続いているようなら、「急性副鼻腔炎」の可能性があります。
鼻汁に色のついてるのは膿(うみ)であり、死んだ細菌や白血球です。花粉症や感冒ではないので、ドラッグストアの風邪薬や鼻炎薬では効果が望めません。永く続いてしまうと、気管支炎や中耳炎になってしまう恐れもあります。
ずっと色のついた鼻水をほっておくと、慢性副鼻腔炎になり、治療に時間がかかってしまうといわれています。耳鼻科で早めの受診をするほうがよいでしょう。
1ヶ月以上も鼻水が止まらないのなら、慢性副鼻腔炎(ちくのうしょう)の可能性があります。
色つきの鼻水をそのままにしておくと、長引いた炎症が悪化して鼻の粘膜が元に戻らなくなります。ここまでいくと、手術をしないと治らないこともあります。色つきの鼻水は炎症の元になるので、早期の治療が肝要です。