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体の不調は銀歯が原因 4 [口臭・口内]
■ 体の不調は銀歯が原因 4
虫歯治療などによって口内に設置された銀歯が、金属アレルギーの原因になることがあります。
今回はその4回目。身体に現れるアレルギーの例です。
症状が全身に出る場合の金属アレルギーのメカニズムは、どのようになっているのでしょうか。
体に取り込まれた金属イオン
↓
体内のタンパク質と結合して
↓
アレルゲンとなる
↓
アレルゲンが汗として排出
↓
皮膚表面でアレルギー反応
・掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
掌蹠膿疱症とは、手のひら、足の裏に多数の膿疱ができる難治性の慢性炎症性疾患です。膿疱は数日で乾燥します。乾燥すると黄褐色となってぽろぽろと皮がめくれてきます。膿疱は爪にも出来ることもあります。爪の場合、分厚く変形したり、褐色に変色することもあります。
掌蹠膿疱症は感染症ではないので、周り人にうつることはありません。膿疱は無菌性です。ウイルスや細菌が原因ではないので、感染しないのです。同様に、家族で発症することはありますが、これは体質が似ているのが原因です。今のところ、遺伝することはないといわれています。
いかがでしょうか。金属アレルギーが重篤化すれば、鎮痛剤も効かないくらいの痛みを伴うこともあります。
ネックレスなどのアクセリーや、衣服に縫い付けてある貴金属は見た目に分かり、原因の特定が速やかです。でも口内については、発生する場所が違うこともあり、念頭から除外しがちになります。
もしも金属アレルギーが発症しているに関わらず、原因がみつからないようなら、口の中も疑ってみてください。
タグ:金属アレルギー