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ジカ熱。じつは無症状が8割 [その他の健康情報]
■ ジカ熱。じつは無症状が8割
ことしも熱い夏の季節がやってきます。
夏といえば「蚊」。そして恐いジカ熱のやってきます。
近年、日本でも感染が懸念されているジカ熱。本格的な時期がやってくる前に、症状や危険度をおさらいしておきます。
・ワクチンや特効薬なし
ジカ熱の原因は蚊に刺されること。ジカウイルスを持った「ネッタイシマカ」や「ヒトスジシマカ」に刺されることで、感染することがあります。
ジカ熱のウイルスが見つかったのは1947年のアフリカ・ウガンダ。70年以上昔のことなんですね。発見された森の名称から、ジカ熱と名付けられました。
2~12日の潜伏期間後、発症すると、発熱(38・5度以下)や頭痛などが2~7日続きます。
急激な筋力低下などの症状が表れる「ギラン・バレー症候群」を発症したケースもあります。「ギラン・バレー症候群」tpは、筋肉を動かす運動神経が傷害されて、両手両足に力が入らなくなる病気です。最終的に身体を動かせなくなるという恐ろしい病気です。
ウイルスに感染したからといって、必ず発症するとは限りません。じっさい、症状が出ない人も8割にのぼります。発症者のほうが少ないくらいですが、今のところ、発症を防ぐワクチンや特効薬はありません。
ジカ熱が問題視されているのは、胎児に影響があるといわれているせいです。
ブラジルでは、頭が小さい「小頭症」の子どもが相次いで生まれ、関連が疑われています。蚊だけでなく、輸血や性交渉による感染したという報告もあります。
このため日本政府は、とくに妊婦に流行地域への渡航を控えすように呼びかけてます。妊婦に限らず、もしも渡航するさいには者に長袖・長ズボンの着用し、常に蚊よけスプレーを携帯するなどをススメています。ジカ熱は、感染症法に基づく4類感染症となってます。感染者を診察した医療機関は、保健所への報告が義務づけられてます。
万が一、渡航先で感染した場合。かならずしも本人が自覚してるとは限りません。軽症や無症状で帰国する人も一定数いるはずなので、それ以上広げない対策が重要となります。
まぁ、対策は役者が考えるとしても、わざわざの渡航はひかえるべきですね。国内で蚊に刺された場合は、潜伏期間を過ぎるまでは様子をみておきましょう。
タグ:ジカ熱