子供の身長を伸ばしたい

■　子供の身長を伸ばしたい



「なんで、うちの子は背が伸びないの？」


子供の身長が、思いのほか低くて、悩んでしまっている親は意外と多いですね。
私たち夫婦は、どちらも同じ年代なら平均以上に高いのですが、二人の子供はどちらも低い。
とくに下の娘は同学年で列をつくればいつも先頭に立ってました。
まぁ、女の子の場合「小さくて可愛い」で済みますが、男子にはそれなりの身長が欲しいところです。

保育園、小学校低学年の頃は身長が低くて、夫婦で悩んでいたものです。

ちなみに、私の親はどちらもチビ。私の妹も小さめでした。
そう考えると、自分の子供が小さいのは「遺伝」であり、私の身長が高いことのほうが異常だったのかもしれません。

上の男の子は、なんとかしてあげたいと思うものの、先祖からの遺伝だからしょうがないと思って半分は諦めていました。そうは言っても、できることはなるべくやってあげたいので、バランスの良い食事とか、休みの日はなるべく家族で出かけて一緒に身体を動かすとか、空手の道場に通わせるとか、背を伸ばす方法を調べては試していました。遺伝意外は・・・

それでも、高校になることには１６０センチを越える身体になったいたので、まぁ、結果オーライで良しということにしました。

もちろん、何が正しくて身長が伸びたのか、誰にもわかりません。じつは、何もさせなくても成長すれば伸びるように、遺伝的に組み込まれていたのかもしれません。ともかく、「結果オーライ」だったということです。

子を持つ親としては、少しでも他所の子に劣らないよう、何かを実につけさせたいと願うものです。その一つが身長であり、叶うならば、できることはやってあげたいと考える方は多いはずです。


この記事が、少しでもあなたの助けになれば幸いです。



■　身長が伸びる４つの要因

よく言われるところの「身長が伸びるための要因」は、大きく４つあると言われてます。

　遺伝
　栄養
　睡眠
　運動

良く食べてよく動き、そして良く寝る。言われるまでもなく、何となく分かっているものと思いますが、改めて説明していきたいと思います。



■　どうしようもない遺伝

一番気になるけど、いまさらどうしようもないのが、遺伝です。
ＳＦのように、誰かの優良遺伝をもらってくることができるはずもなく、親の体質や体格が、引き継がれてしまうのは致し方ないことです。

この要素が、子供の身長決定要因として一番大きいと思いますし、生んだ側としては、誰を責めることもできない部分です。

「親の因果が子に報い・・・」という言葉ばありますが、身長190cm以上のスポーツ選手をもつ両親の身長は、平均よりもずいぶんと高いことが多いようです。悲しい現実ですね。

そんなわけなので、後天的にわが子の身長を190cm以上にして、トップアスリートの仲間入りを果たしたい
！、サッカーでワールドカップに出場させたい！　願うのは自由ですが根本的には無理でしょう。



・遺伝から見る「子供の身長予測」の公式

　男子＝ （両親の身長の合計＋13）/2＋2
　女子＝ （両親の身長の合計－13）/2＋2

これに当てはめると、わが子の身長は、１７６センチになるはずなのですが、実際はうまく行かなかったようですね。・・・やはり、私の身長がイレギュラーだったようです。


■　遺伝、そして運動と睡眠


身長に関して、遺伝の次に重要なのが栄養です。
これに関しては、かなり明確なデータがあって、日本人なら誰でも肌で感じているはずです。

日本人の平均身長は、戦後から６０年間でぐんぐん伸びました。
男性であれば10cm以上、女性でも10cm近く伸びています。それに伴って体重のほうの上昇してますが、これは当然のことです。

この要因についてですが、上に示した「身長が伸びるための４つの要因」をチェックしてみます。


・遺伝

全てが遺伝で決まるのであれば、ある国の平均身長が伸びるということはありえません。「日本人」という固有人種が、ほんの２世代進む間に10cmも身長が伸びたわけです。

幕末の坂本竜馬の身長は、約173センチと伝えられてます。かなりの偉丈夫と言われてますが、現代人にまぎれてしまえば、珍しくない高さになってしまうようです。

そう考えると、なかなかすごいですよね。

・睡眠

これもデータがあるようですが、子供の平均睡眠時間は戦後に比べて明らかに減少してます。現代の子供は入ってくる情報量が爆発的に多い。悪くいえば遊びすぎです。必然的にやることも多くなり寝不足なのです。

・運動

これも社会問題化するほど、減っています。外に出る子は出ますが、全体的には室内において、ゲームばかりする子供のほうが多い。近年では、DSやらスマホゲームやハマっているお子さんも多い。ポケモンＧＯの流行は記憶に新しいところです（あれは、アウトドアか？）




■　栄養が成長を左右する


以上のことを総合すると、戦後６０年間で改善されて、しかも平均身長が伸びた要因は「栄養」しか有り得ないことになります。

戦前・戦中の食料事情は押して知るべし。子供の身長どころか自分たちの食事さえままらない時代。家族が食べていけなくなって、娘を身売りするという「おしん」の話は珍しくなかったほど、貧困に喘いでいたわけです。

小麦や肉食の普及はアメリカが日本市場に入り込むためのプロパガンダと知られてますが、食料事情が大幅に改善されたことは誰もが知っていることでしょう。食生活の欧米化が進んで、ともかく日本人の平均身長は10cm以上も伸びたのです。

この当たりの事実をどう認識しているか。
これによって、子供へのアプローチは大きく違ってきます。

小魚や穀類のみを大事そうに食べていた、かつての日本人の身体は小さかったんです。食材の違いだけではなく、絶対量が足りていなかったという面も否めないとことですが。

現代は、健康志向の影響もあり和食が世界的に見直されていますが、子供の成長期には、肉などの動物性タンパク質、牛乳などのカルシウムが如何に重要か分かるかと思います。


というわけで結論としては、「栄養」が一番重要ということです。睡眠も運動も減っている。にも関わらず平均身長は伸びているわけですからね。栄養しかありえないのです。


ならば次は、栄養の摂り方です。
必要な栄養をどうやって摂取させていけばいいのでしょうか？
食べ物の好き嫌いが多い子供は多いですよね。

好き嫌いをするのも、親の影響です。
親がとりあえずなんでも食べる人であれば、偏食がちだとしても、それなに食べる子供に育ちます。
でもやっぽり、嫌いなものは食べないんですよね。

そこで、役にたつのが、やはりサプリ。
バランスよく栄養をとってもらって、身長を伸ばしてもらうには、必要な現代の知恵です。



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