SSブログ
病気は、親よりも子供の方が気になります。症状や状態を正確に告げることの出来ない幼児小児や乳幼児赤ちゃん新生児 などの病気は深刻に受け止められがちですね。子どもに限らず病気やケガは、個人の症状がまちまち。病気の種類は多くて、状態も変わります。
ひざ・口・膝・首・子宮・喉・心臓・性・舌・目・卵巣・鼻・爪・眼・甲状腺・肩・耳・精神・背中・心・骨・唇・足・歯・腸・血液・腎臓・胃腸・肺・脳・腕・性器などなど。症状が直接原因を表しているケースなら自分で判断することもでき、専門の病院を尋ねることができます。内臓や血液ほか多くの病気では外部に現れる症状だけでは判断が難しいケースがほとんどです。総合病院などで綿密な検査を受診し、あらためて専門医を受診することが重要になります。肥満や微熱、鼻血、尿、痛み、あざ、腰痛、ほか女性独特の悩みも多いかと思います。健康を過信しないで、正しい情報を得るためにも医者に相談し診断を受け入院などの処置をとるのが望ましいでしょう。
■ よく読まれているコンテンツ

男性の下腹部の痛むとき
毛が抜ける(抜け毛)の信じられない原因
子供(男の子)のちんちんと尿
微熱
息苦しい
寝汗のタイプと改善法

腸の不調を治すには? [下痢の症状]

■ 腸の不調を治すには?


以前、胃が不調の原因の多くはピロリ菌のせいだといいました。
ならば「腸」が不調のときはどうなのでしょう?

症状としては、便秘と下痢が主です。便秘ですが、厚労省の調査によれば、女性の半数が便秘で悩んでいるという結果があります。圧倒的に女性のほうが多いのです。下痢については男女とも10数%となっています。

便秘の原因は、食物繊維や水分をあまりとらないなど食生活などの影響が大きく、下痢は、急性の場合は細菌やウイルスによる感染症が多く比較的、対処はしやすいようです。
ただし、繰り返したりなかなか治らないしつこい下痢はやっかいです。そして、これは年々、発症者が増加する傾向にあります。

■ 下痢の病気

なんども繰り返したり、しつこい下痢にある場合その原因は、

 過敏性腸症候群
 クローン病
 潰瘍性大腸炎

 どれかである可能性があります。


「過敏性腸症候群」

血液検査や内視鏡の検査でも異常が見つからないのに、繰り返す下痢が続いてしまう病気です。サラリーマンが毎朝の通勤電車の中で急におなかが痛くなって、便意を催し、トイレのために途中下車を余儀なくされることもあります。大きな原因とされるのは、ストレスだとみられています。ストレスだらけの現代社会の影響で、増えている病気です。

「クローン病」「潰瘍性大腸炎」

どちらの病気も10代から20代の若い人が発症します。クローン病は大腸と小腸の粘膜が、潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜が慢性的な炎症や潰瘍を引き起こして、腹痛や下痢、下血になるのです。クローン病では痔(じ)のような症状が伴うこともあります。

どちらも免疫異常が原因ではないかとみられていますが、よくわかっていません。どちらも難病に指定され、増え続けている病気です。ここに驚くべきデータがあります。

 クローン病の難病認定患者数
  1976年 128人 
  2013年 約4万人

 潰瘍性大腸炎
  1975年  ごくわずか
  2013年 約16万6000人


これだけ増えた原因はやはり食事の欧米化とされています。クローン病の人口10万人あたりの罹患(りかん)者数は欧米の10分の1で、潰瘍性大腸炎は米国の半分です。こうした数字からも、食生活の急激な欧米化がうかがえます。

ちなみに最近の研究では、日本人の清潔志向も原因の一つとも考えられています。

腸内には腸内細菌が500〜1000種類、100兆個もいて、悪玉の細菌と善玉の細菌がバランスを取りながら共生しています。これがよく言われる「腸内フローラ」です。このバランスが崩れることによって、免疫に異常が起こり下痢が発病するのではないかとされています。
実際、クローン病や潰瘍性大腸炎を患っている人の腸内フローラは善玉菌が減っていることがわかっています。

赤ちゃんは、お母さんの子宮内では無菌状態で育っています。生まれた瞬間からさまざまな細菌に感染しながら育っていくのです。このとき腸内にも細菌が入ってくるのですが、3歳くらいで腸内フローラができあがると考えられています。

ところが、乳児期に除菌だ無菌だと過剰に清潔にし過ぎると、入るべき細菌が足りなくなり、バランスのとれた腸内フローラができなくなる可能性があるのです。

乳酸菌飲料などで腸内フローラを整えることが流行してますが、実際治るのでしょうか。

下痢の治療法として根本的な免疫バランスを整える薬があります。また、潰瘍性大腸炎に対して糞便(ふんべん)移植療法という治療法があります。健康な人の便を腸内に移植するのです。いくつかの病院で臨床研究がされており、効果も実証されつつあります。腸内フローラの異常が原因である証拠だともいえますね。

乳酸菌飲料は効果的です。ときどき大人が飲む分にはいいでしょう。しかし菌の種類も数も限られている物足りない部分があります。乳酸飲料を飲むプロバイオティクスだけで腸内フローラを変えることは難しいといえるでしょう。


こうした下痢を改善するにも、また予防するにも、とにかく腸内フローラを整えることが第一です。食物繊維は腸内の善玉菌のエサになります。悪玉菌とのバランスをとるのには食物繊維の豊富な食品を食べることをオススメします。下痢の改善とともに大腸がんの予防にもつながります。

最後に胃腸の調子が悪いからと最初にすがるのは市販薬。軽い症状なら回復するのですが、飲んでも治らなかったり、何度も繰り返すのであれば、一度、専門医に診てもらうほうがいいでしょう。


タグ: 病気
nice!(2) 
共通テーマ:健康

nice! 2

最近の「病気と症状」記事

  1. 臭いと病気 腐敗臭とアンモニア臭
  2. あなたの血液が語る「死にたい気分」
  3. 意外に知られて無い口腔ガンの恐怖
  4. ビールのガブ飲みすぎで脱水症状に?
  5. 心臓バクバクなら、肥大型心筋症かも
  6. よくおこる頭痛の症状と原因 偏頭痛..
  7. 子供の めまいと大人のめまい
  8. 子供の発熱とよくある病気
  9. 加齢臭について
  10. 胃潰瘍と十二指腸潰瘍
取り上げる予定の病気と症状

大腸 病気 入院 うつ病 高齢者 病気 歯周病 口臭 肝臓 病気 皮膚 すい臓 病気 子宮 乳腺腫瘍 頭痛 目 肩こり めまい アレルギー 腰 痛 鼻血 頭痛 偏頭痛 頭痛 熱 ひざ しこり 腎臓 肝臓 カビ 病気 群発 頭痛 筋肉 子供 頭痛 甲状腺 うつ病 頭痛 因 うつ病 病気 風邪 歯周病 症状 泌尿器 病気 おなら 病気 心臓 睡眠 病気 血尿 うつ病 休職 下痢 耳鳴り 頭痛 眼精疲労 頭痛 脳梗塞 頭痛 低気圧 頭痛 脳腫瘍 頭痛 うつ病 復職 頭痛 嘔吐 膠原病 専門医 のど 頭痛 治療 耳 頭痛 うつ病 完治 下痢が続く 原因 筋肉 息苦しい 病気 治療 咳・・・ほか
キーワード:

キーワード:病気になる 病気見舞い 病気休暇 赤ちゃん一覧意味遺伝 ibsイライラ 息苦しいうつる受け入れるうつ ed栄養思い込み 解雇彼女確率恐怖症 筋肉 休業手当 臭い 苦しい 唇の腫れ 口コミ 首を振る 首 しこり くも膜下出血 検索 結婚 検査 結婚できない 経過 甲状腺 口臭 症状 種類 食事 手が震える 障害 違い 死亡率 ストレス ステージ 睡眠 セルフチェック 咳 石 宣告 生理 早期発見 存在しない 相談 ネット 体臭 体重増加 体験談 倒れる 兆候 致死率 地域性 通院 保険 疲れた 続く 爪 疲れやすい 痛風 てんかん 抵抗力 透析 統合失調症 糖質 治る なり方 なる方法 抜け毛 眠い ネットで調べる 寝る のどが渇く 呪い 働けない 流行り 励ます ハラスメント 吐き気 鼻血 一人暮らし 暇 肥満 皮膚 費用 貧血 不安 太る 併発 ヘルペス
便秘すんなり出したい方法

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。