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男性の更年期について調べてみよう [男性特有]
■ 男性の更年期について調べてみよう!
PCやスマホでググれば、男性の更年期の情報がたくさんでてきます。
以前もお伝えしましたが、近年、男性にも女性と同じように更年期があることがわかってきています。最近では「LOH症候群」という言葉も生まれました。
LOH症候群は「日本泌尿器科学会」と「日本Men's Health医学会」が定義した言葉です。いわゆる男性更年期障害を女性の症状と区別するため、「加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)」と定義し、さらに診療の手引きを作成しています。
LOH症候群の原因は、男性ホルモンであるテストステロンの低下です。男性ホルモンは通常、加齢とともに緩やかに減少していくもの。徐々に減少するならそれほど問題はないのですが、40~50代で急速に減ってくる場合、LOH症候群が出現すると考えられています。LOH症候群になる。つまりテストステロンが急激低下する原因は、ストレスや環境の変化といわれていますが、はっきりした理由は解明されていません。
テストステロンが減少するとどうなるのでしょうか?、男性の身体にさまざまな身体症状が現れます。
ほてり、のぼせ、多汗、めまい、動悸、息切れ、頭痛
肩こり、筋肉痛、関節痛、手足のこわばり、排尿障害、不眠などなど。
ほかにも、気力の低下、意欲の減退、イライラなどの精神症状も起こりやすく、しばしば「うつ」と間違われることがあります。さらに男性にとって深刻なのはED(勃起不全)や、性欲減退などの性機能症状がみられること。これら一連の原因がLOH症候群だということです。
40~50代の男性で、こうした症状に思い至るなら、男性更年期障害の疑いがあるのです。
LOH症候群は、女性の更年期障害とは異なって、更年期を過ぎても回復しないとされます。一定時期を通り過ぎれば落ち着きが戻る女性とはワケが違うのです。男性は、重症化する前に医療機関を受診して、適切な治療を受けることが大切ですね。
先のLOH症候群の診療の手引きの中には、「AMSスコア」が掲載されてます。これは、世界中で使用されているスコアで、自覚症状からLOH症候群をスクリーニングできるチェックシートです。そうしたものも活用して、少しでも早めに気づきいてください。
もしも、LOH症候群の疑いがあると感じた場合、何科を受診すればいいのでしょうか?
女性場合、更年期障害で悩むひとのために、女性外来とか更年期外来というのが総合病院や婦人科にあります。男性では、専門の更年期障害課はないので、「泌尿器科」へ行くことになります。
ただし、大学病院や総合病院や大きな診療所では、専門外来を開設しているところもあります。男性の更年期障害に対応してくれている病院もあるので、ネットで調べてから受診しましょう。
LOH症候群の治療は、ホルモン補充療法や漢方薬の服用が主体になります。これは、女性の更年期障害と同じです。また、普段の生活でも回復させる可能性があります。男性ホルモンに効果のある食材というのがあるのです。
・男らしさのベースになる「たんぱく質」
卵・肉(牛/豚/鶏)・魚・牛乳・豆類
・男性ホルモン“テストステロン”値を効果的に高める
山芋
ネギ類(玉ネギ・ネギ・ニラ・にんにくなど)
にんじん(パセリ・みつばなど)
アボカド(アーモンド・抹茶など)
もちろん食事はバランスが大切です。食事のほかにも十分な睡眠、適度な運動(筋トレ)、休養(リラックス)も大切です。