■ よく読まれているコンテンツ 1 男性の下腹部の痛むとき 2 毛が抜ける(抜け毛)の信じられない原因 3 子供(男の子)のちんちんと尿 4 微熱 5 息苦しい 6 寝汗のタイプと改善法 |
|
今から始める、ペットアレルゲンと大掃除 [アレルギー]
■ ペットアレルゲンと大掃除
猫や犬を家の中で飼っている家が多くなってます。
我が家でも、10年来セッター種を貰い受けて飼っていました。大型犬の仲間なので、邪魔になるかと思いきや、しつけが行き届いていたせいで、暴れることはなく外に散歩にでる以外は大人しく、家の中では、おやつをねだるときか、せいぜい日当たりのよい場所を探すくらいしか動いていませんでした。
そんな愛犬ですが、ひとつ問題がありました。
それは息子がアトピー持ちであり、犬の毛にも反応してしまうという点です。
直接触るのはおろか、抜け毛にさえも肌が赤くなる。基本、息子は、犬のいる1階に近づかなくなります。もっとも、犬の方が縦横無尽に2階まで上がってくるので、効果は半減といったところですが。それは、息子が就職して一人暮らしをするまでの10年も続きました。(やがて愛犬は亡くなったのですが)
犬の毛が問題になることで、普段の掃除については神経を尖らせることになります。
とくに年末は、たまった抜け毛や臭いのもとを一掃するチャンスとばかりに、息子を外に遊びに行かせ、がっつりした大掃除を展開する必要があります。これを書いているのは10月ですが、今回は、ペットと暮らす家庭の大掃除のポイントです。
・掃除機の前には、から拭きで
毎日欠かさずに、拭き掃除や掃除機がけをするだけでも、1日分の抜け毛を集めるとそれなりの量になります。
普段は手の届かない場所の大掃除。たまった汚れを落とそうとしていきなり掃除機をかけるのは危険です。
大量の抜け毛が絡まって吸い込み口がすぐ詰まり仕事を増やしかねないのです。
そこで、掃除機を使う前には「から拭き」をするのが基本となります。ホウキを使ってもいいのですが、抜け毛がボール状に固まってしまい、案外使いにくです。「濡れたぬれた雑巾」はどうかといえば、毛玉が床に張り付いて、かえって汚れを広げることになります。
結局、乾燥している冬ならばこそ「から拭き」で大部分のほこりを取ったほうが楽だし、けっこう取り除けます。
・ウェス
簡単な大掃除ならでは拭き方法としておすすめなのが「ウエス」を使うやりかた。シーツや古着のシャツを切り裂いた布の切れ端ですが、ほこりを拭き取ったらそのままポイッと捨てられる簡易さがいいのです。ぞうきんを洗う手間が省けだけなく、掃除に対する心理的負担のハードルも下がります。
とくに、静電気でほこりがくっつくアクリル素材や化繊のニットは、ウエスに最適。年末の大掃除ならではの、不用品の処理感覚。買ってくるのではなく、どうせ捨てる物でウエスを作るわけです。
・カーペット
抜け毛が絡まっているカーペットは、粘着テープやウエスでも取り除きにくいもの。こんな場所は、静電気が起きやすいゴム手袋で拭くのが効果的です。ここでは食器洗い用の分厚いゴム手袋を使います。静電気で手が熱くなるをの防げ、サッとなでるだけで面白いように抜け毛が吸い寄せられます。
・空気の通り道を意識
から拭きと掃除機がけに加えて、重要なポイントといえるのは「空気の通り道」です。抜け毛は、部屋の上部まで舞って、空調のフィルターや換気扇にまで付着します。そのまま放っておけば空気の循環が滞って、ほこりや臭いのこもる家になってしまうんです。空気が循環する場所をよく見て、重点的にきれいすることも重要なのです。
では抜け毛がたまりやすい場所というのはどこでしょうか?
台所のレンジフード
エアコンなど空調のフィルター
脱衣所やトイレの換気扇
気密性の高いマンションの壁にある自然吸気口
こうした場所をチェックしたいところです。
換気系のフィルター類は、ブラシノズルを付けて掃除機で吸い取るのが基本。でも湿気で抜け毛がこびりついてしまってる場合もあるでしょう。その時は、食器用洗剤を入れた1%の希釈液をスプレーして、汚れを浮かせてから、ブラシを使って洗い流します。
台所のレンジフードのフィルターなどの頑固な油汚れは、40〜50度のぬるま湯でつくった1%希釈液に15分程度つけ置き洗いした後、ブラシをかけます。この際使うのは容器ではなく袋です。衣類を入れるジッパー付きの保存用ビニール袋でつけ置き洗いしてください。タライなど容器に比べ、ビニール袋は種類が多く、部品に合ったちょうど良いサイズを見つけやすですね。ジッパーで密封すれば、何枚でも同時に立てかけて、平行してつけ置き洗いできます。
「空気の通り道」以外に抜け毛がたまりやすい場所はどこでしょう。概ね次のような順です。
ペット用のベッドや籠やケージの内部
床やカーペット
静電気が起きやすいテレビなど家電製品やパソコン
カーテンレールや照明器具のかさなど部屋の上部
部屋の上部は吸着性のあるハタキで拭き取って、家電はペンキ用のハケではらいながら、掃除機のノズルで吸い取ります。
ペットの寝床になってるベッドやケージは、粘着テープや掃除機で抜け毛を取り除いてから、クッション部分は布の上からスチームアイロンをかけて、しっかり天日干しをします。ダニ退治にもなるので一石2鳥です。
抜け毛以外にも、ネコならカーペットに毛玉を吐いたり、おしっこをしたりした時の対処が重要です。これらはどれも水溶性の汚れなので、タオルに移し取るのが有効です。食器用洗剤の1%希釈液をスプレー容器に入れ、汚れた場所の外から内側に向かってかけた後に、シミの部分にタオルをのせます。その上からブラシを当てて、汚れを落とすとよくとれます。
このとき毛先は、タオルに固定したまま、柄の部分を前後に揺らし、もみ込むようにブラシをかけます。洗剤をかけた場所に水をスプレーしてから、同じようにタオルを敷き、ブラシを当てて洗剤を取り除いて終了。
抜け毛の固まりは臭いの発生源になります。見落としがちなのは、壁の幅木下、サッシ周り、げた箱下など。狭い所にギッシリ詰まっていることもあります。玄関は、意外と気づきにくいものです。飼い主は慣れてしまって臭いに鈍感ですが、げた箱の下に抜け毛がたまっていると来客はすぐ臭いに気づきます。
大掃除はまだ先ですが、寒くなる前に本気で取り組みたいところです。
ペットアレルギー対策として、抜け毛をしっかりとキレイに取り除いてください。
猫や犬を家の中で飼っている家が多くなってます。
我が家でも、10年来セッター種を貰い受けて飼っていました。大型犬の仲間なので、邪魔になるかと思いきや、しつけが行き届いていたせいで、暴れることはなく外に散歩にでる以外は大人しく、家の中では、おやつをねだるときか、せいぜい日当たりのよい場所を探すくらいしか動いていませんでした。
そんな愛犬ですが、ひとつ問題がありました。
それは息子がアトピー持ちであり、犬の毛にも反応してしまうという点です。
直接触るのはおろか、抜け毛にさえも肌が赤くなる。基本、息子は、犬のいる1階に近づかなくなります。もっとも、犬の方が縦横無尽に2階まで上がってくるので、効果は半減といったところですが。それは、息子が就職して一人暮らしをするまでの10年も続きました。(やがて愛犬は亡くなったのですが)
犬の毛が問題になることで、普段の掃除については神経を尖らせることになります。
とくに年末は、たまった抜け毛や臭いのもとを一掃するチャンスとばかりに、息子を外に遊びに行かせ、がっつりした大掃除を展開する必要があります。これを書いているのは10月ですが、今回は、ペットと暮らす家庭の大掃除のポイントです。
・掃除機の前には、から拭きで
毎日欠かさずに、拭き掃除や掃除機がけをするだけでも、1日分の抜け毛を集めるとそれなりの量になります。
普段は手の届かない場所の大掃除。たまった汚れを落とそうとしていきなり掃除機をかけるのは危険です。
大量の抜け毛が絡まって吸い込み口がすぐ詰まり仕事を増やしかねないのです。
そこで、掃除機を使う前には「から拭き」をするのが基本となります。ホウキを使ってもいいのですが、抜け毛がボール状に固まってしまい、案外使いにくです。「濡れたぬれた雑巾」はどうかといえば、毛玉が床に張り付いて、かえって汚れを広げることになります。
結局、乾燥している冬ならばこそ「から拭き」で大部分のほこりを取ったほうが楽だし、けっこう取り除けます。
・ウェス
簡単な大掃除ならでは拭き方法としておすすめなのが「ウエス」を使うやりかた。シーツや古着のシャツを切り裂いた布の切れ端ですが、ほこりを拭き取ったらそのままポイッと捨てられる簡易さがいいのです。ぞうきんを洗う手間が省けだけなく、掃除に対する心理的負担のハードルも下がります。
とくに、静電気でほこりがくっつくアクリル素材や化繊のニットは、ウエスに最適。年末の大掃除ならではの、不用品の処理感覚。買ってくるのではなく、どうせ捨てる物でウエスを作るわけです。
・カーペット
抜け毛が絡まっているカーペットは、粘着テープやウエスでも取り除きにくいもの。こんな場所は、静電気が起きやすいゴム手袋で拭くのが効果的です。ここでは食器洗い用の分厚いゴム手袋を使います。静電気で手が熱くなるをの防げ、サッとなでるだけで面白いように抜け毛が吸い寄せられます。
・空気の通り道を意識
から拭きと掃除機がけに加えて、重要なポイントといえるのは「空気の通り道」です。抜け毛は、部屋の上部まで舞って、空調のフィルターや換気扇にまで付着します。そのまま放っておけば空気の循環が滞って、ほこりや臭いのこもる家になってしまうんです。空気が循環する場所をよく見て、重点的にきれいすることも重要なのです。
では抜け毛がたまりやすい場所というのはどこでしょうか?
台所のレンジフード
エアコンなど空調のフィルター
脱衣所やトイレの換気扇
気密性の高いマンションの壁にある自然吸気口
こうした場所をチェックしたいところです。
換気系のフィルター類は、ブラシノズルを付けて掃除機で吸い取るのが基本。でも湿気で抜け毛がこびりついてしまってる場合もあるでしょう。その時は、食器用洗剤を入れた1%の希釈液をスプレーして、汚れを浮かせてから、ブラシを使って洗い流します。
台所のレンジフードのフィルターなどの頑固な油汚れは、40〜50度のぬるま湯でつくった1%希釈液に15分程度つけ置き洗いした後、ブラシをかけます。この際使うのは容器ではなく袋です。衣類を入れるジッパー付きの保存用ビニール袋でつけ置き洗いしてください。タライなど容器に比べ、ビニール袋は種類が多く、部品に合ったちょうど良いサイズを見つけやすですね。ジッパーで密封すれば、何枚でも同時に立てかけて、平行してつけ置き洗いできます。
「空気の通り道」以外に抜け毛がたまりやすい場所はどこでしょう。概ね次のような順です。
ペット用のベッドや籠やケージの内部
床やカーペット
静電気が起きやすいテレビなど家電製品やパソコン
カーテンレールや照明器具のかさなど部屋の上部
部屋の上部は吸着性のあるハタキで拭き取って、家電はペンキ用のハケではらいながら、掃除機のノズルで吸い取ります。
ペットの寝床になってるベッドやケージは、粘着テープや掃除機で抜け毛を取り除いてから、クッション部分は布の上からスチームアイロンをかけて、しっかり天日干しをします。ダニ退治にもなるので一石2鳥です。
抜け毛以外にも、ネコならカーペットに毛玉を吐いたり、おしっこをしたりした時の対処が重要です。これらはどれも水溶性の汚れなので、タオルに移し取るのが有効です。食器用洗剤の1%希釈液をスプレー容器に入れ、汚れた場所の外から内側に向かってかけた後に、シミの部分にタオルをのせます。その上からブラシを当てて、汚れを落とすとよくとれます。
このとき毛先は、タオルに固定したまま、柄の部分を前後に揺らし、もみ込むようにブラシをかけます。洗剤をかけた場所に水をスプレーしてから、同じようにタオルを敷き、ブラシを当てて洗剤を取り除いて終了。
抜け毛の固まりは臭いの発生源になります。見落としがちなのは、壁の幅木下、サッシ周り、げた箱下など。狭い所にギッシリ詰まっていることもあります。玄関は、意外と気づきにくいものです。飼い主は慣れてしまって臭いに鈍感ですが、げた箱の下に抜け毛がたまっていると来客はすぐ臭いに気づきます。
大掃除はまだ先ですが、寒くなる前に本気で取り組みたいところです。
ペットアレルギー対策として、抜け毛をしっかりとキレイに取り除いてください。