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夏だけじゃない、脱水症状のワナ 2 [脱水症状]
■ 夏だけじゃない、脱水症状のワナ 2
体内の水分が不足すると、どのような症状が現れてくるのでしょうか。
夏でない普段でも起こりうる、脱水したときの症状です。
・運動機能にトラブルが出る
暑いとき、屋外でジョギングすると汗が出ます。喉が渇くので普通は水を飲みますが、もしそのとき水分を摂取しないと、熱痙攣を発症する可能性がアップします。これがさらに悪化すると「熱性疲労」に陥ってしまうのです。はっきり自覚できるのは、体が思うように動かなくなること。なのですが、身体への影響はそれだけでなく、皮膚表面の温度が下がりって身体がだるくなったり、めまいがしたりします。また、体温が高くなりすぎるのを防ぐためにも水は不可欠です。
こうした、熱による症状を防ぐためにも水分補給は必要なのです。目安としては、運動する20~30分前に400~550mlの水を飲むのがおすすめ。ジョギングだけでなく、暑い日には、エクササイズの最中でも20分おきくらいに水を飲むことが必要です。
・尿にも発生する異変
体内の水分量が減少すると、腎臓は充分な量の尿を生成することができなくなります。水は、腎臓の機能を正常に保つともに、日々の生活で自然に蓄積してしまった毒素を排出するのにも必要です。また、水を飲んときは、体はそれにきちんと反応してくれ、水を欲している器官に送りこんでくれるのです。尿の色が濃くなったり、においがきつく感じたりしたら要注意。不足している兆候です。また、尿の濃度が高い場合は、排泄のときに痛みなどを感じることもあります。
・頭痛がする
微熱や疲れで、頭が痛くなることは多いでしょうが、いつでも頭痛がしている人は、軽度の脱水症状である可能性があります。はっきりした理由は判明していませんが、脱水症状になると脊髄や脳の水分値が低下し、脳に対する圧力に変化が生じると考えられています。また、脱水症状は偏頭痛や緊張性の頭痛の引き金になるという考えもあります。コップ2杯分の水でいいので、頭痛がおこったら飲んでみてください。症状が軽減する人は多いはずです。
■ 正しい水の飲み方は?
一般的に言われているは、1日にコップ8杯の水を飲むことです。でもこれが正しいという証拠は、まだありません。健康な人であるなら、コップ一杯の水で血流をスムーズにしたり、毒素を排出したりすることが可能です。必要量以上を飲んでもそれは尿として排出されるだけなので、植物のように、何トンもの水を飲む必要はないわけです。
ただし
必要充分な量を摂取しておかないと、体と脳に悪い影響が現れます。成人であれば1日2.5リットルの水分を摂のがいいでしょう。これには、水を直接飲んだ量ではなく、お茶やコーヒー、ジュース、食べ物に含まれる水分も含まれています。人間は1日のうち、摂取する水分の約20%をフルーツや野菜、スープなどの食べ物から取っているといわれてます。だからといって、缶コーヒーやジュースばかり飲んでいては、糖尿病になってしいまいそうですが。
水分が足りているかどうかは、検査でもしない限り、自分ではわからないものです。そこで、判断しようと思うなら、今の気分や体調をチェックするのが有効です。
疲労を感じている
頭痛がすしている
尿の色が濃い
こうした症状がなければ、水分は足りていると思っていいでしょう。