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目覚めたときに大量の目ヤニがでたとき [目の症状]
■ 目覚めたときに大量の目ヤニがでたとき
痛いとき悲しいとき、興奮したときに、涙は目から流れます。心の変化を告げることから「目は口ほどにものを言う」とさえ言われます。でも、涙の役目はそれだけではありません。常に眼球の表面を覆って眼球を保護しているのです。眼球の表面を潤すのはもちろんですが、栄養を与えたり、雑菌から目を守るなど、さまざまな役割を果たしています。
しかし、就ている最中はまばたきをしませんよね。
涙が“渋滞”を起こしてしまうことで、目ヤニになるのです。
朝起きたら、大量の目ヤニが突然出ている
こうした経験は、一度や二度はあると思います。目ヤニは、まぶたから出る老廃物。通常はまばたきによって涙腺に洗い流されますが、睡眠中はできません。目じりや目頭を中心に付着して、朝、驚くのです。
目ヤニには、固形のモノとドロドロの目ヤニがあります。
いったい、どちらが病気の兆候でしょうか?
涙の成分は「水」「油」「ムチン」の3つに大別されます。油とムチンが外に出て乾いたものを目ヤニというのです。ちなみに、涙とともに鼻へ流れ出ていった目ヤニが鼻垢、いわゆる「鼻くそ」です。「目くそ鼻くそ」とはよく言ったもので実は同じ物だったんですが、どちらとも、「睡眠中の正常な新陳代謝」の範囲でもあれば、心配はいりません。
目ヤニは通常、パリパリしています。指でほじると簡単に取れる固形物なのですが、その目ヤニが粘っこい場合は「目の病気」の疑いがあります。ドロドロの目ヤニは白血球です。目に何かしらの炎症が起こって、その炎症をやっつけるために白血球が活躍し、死んだカスが膿となったのが、粘っこい目ヤニの正体なんです。
膿っぽい目ヤニが全て重症というわけではありません。でも、粘っこい、量が多い、色がおかしいという目ヤニが続く場合は、炎症や結膜炎、ドライアイなどの症状が疑われます。
一般的には・・・・
細菌による炎症 黄緑でドロドロした膿状
花粉やアレルギー症状 透明や白っぽくサラサラ
夏場には、「糸を引くような大量の目ヤニ」が出現する人が増えてきます。俗にいう「はやり目」「プール熱」です。正確には「流行性角結膜炎」といって、アデノウイルスというウイルスが原因です。
病気の症状は、大量の目ヤニ、目の充血、目のかゆみです。大人は抵抗力があるので、放っておいても治りますが、症状が長引く場合は抗菌剤入りの目薬をさしてみてください。幼児が感染した場合は医者に診てもらったほうがいいでしょう。
花粉やほこり、動物の毛などによるアレルギー性の結膜炎もあります。目のかゆみが強くなって、糸を引く白や透明の目ヤニが大量に出ます。感染することはありませんが、重症になると、まぶたの裏に白いブツブツができて強いかゆみになります。粘り気のある目ヤニが長引くようなら、病院へいってください。
コンタクトレンズをつけたあとにドロドロ目ヤニが増えた場合は、ドライアイや細菌などの原因が考えられます。以前にはなかったかゆみを感じるだけでなく、目ヤニが多くなるようなら、コンタクトが合わない証拠。眼鏡に変えたほうがいいでしょう。便利なコンタクトレンズですが危険性が高いので、安全な眼鏡のほうをオススメします。
ドロドロの目ヤニで炎症が起きているようなら、決して、汚い手で目に触れたり、目をこすったりしないことです。目ヤニをとるにしても、手を清潔にして、目をお湯で湿らせてからティッシュや温めたタオルで拭いてください。
予防としては、プールや温泉のあとには目薬を使い、コンタクトをつけっぱなしで寝ないことです。また、種類によっては感染の恐れもあります。家族への感染を避けるためにも、同じタオルは使わないほうがいいでしょう。
痛いとき悲しいとき、興奮したときに、涙は目から流れます。心の変化を告げることから「目は口ほどにものを言う」とさえ言われます。でも、涙の役目はそれだけではありません。常に眼球の表面を覆って眼球を保護しているのです。眼球の表面を潤すのはもちろんですが、栄養を与えたり、雑菌から目を守るなど、さまざまな役割を果たしています。
しかし、就ている最中はまばたきをしませんよね。
涙が“渋滞”を起こしてしまうことで、目ヤニになるのです。
朝起きたら、大量の目ヤニが突然出ている
こうした経験は、一度や二度はあると思います。目ヤニは、まぶたから出る老廃物。通常はまばたきによって涙腺に洗い流されますが、睡眠中はできません。目じりや目頭を中心に付着して、朝、驚くのです。
目ヤニには、固形のモノとドロドロの目ヤニがあります。
いったい、どちらが病気の兆候でしょうか?
涙の成分は「水」「油」「ムチン」の3つに大別されます。油とムチンが外に出て乾いたものを目ヤニというのです。ちなみに、涙とともに鼻へ流れ出ていった目ヤニが鼻垢、いわゆる「鼻くそ」です。「目くそ鼻くそ」とはよく言ったもので実は同じ物だったんですが、どちらとも、「睡眠中の正常な新陳代謝」の範囲でもあれば、心配はいりません。
目ヤニは通常、パリパリしています。指でほじると簡単に取れる固形物なのですが、その目ヤニが粘っこい場合は「目の病気」の疑いがあります。ドロドロの目ヤニは白血球です。目に何かしらの炎症が起こって、その炎症をやっつけるために白血球が活躍し、死んだカスが膿となったのが、粘っこい目ヤニの正体なんです。
膿っぽい目ヤニが全て重症というわけではありません。でも、粘っこい、量が多い、色がおかしいという目ヤニが続く場合は、炎症や結膜炎、ドライアイなどの症状が疑われます。
一般的には・・・・
細菌による炎症 黄緑でドロドロした膿状
花粉やアレルギー症状 透明や白っぽくサラサラ
夏場には、「糸を引くような大量の目ヤニ」が出現する人が増えてきます。俗にいう「はやり目」「プール熱」です。正確には「流行性角結膜炎」といって、アデノウイルスというウイルスが原因です。
病気の症状は、大量の目ヤニ、目の充血、目のかゆみです。大人は抵抗力があるので、放っておいても治りますが、症状が長引く場合は抗菌剤入りの目薬をさしてみてください。幼児が感染した場合は医者に診てもらったほうがいいでしょう。
花粉やほこり、動物の毛などによるアレルギー性の結膜炎もあります。目のかゆみが強くなって、糸を引く白や透明の目ヤニが大量に出ます。感染することはありませんが、重症になると、まぶたの裏に白いブツブツができて強いかゆみになります。粘り気のある目ヤニが長引くようなら、病院へいってください。
コンタクトレンズをつけたあとにドロドロ目ヤニが増えた場合は、ドライアイや細菌などの原因が考えられます。以前にはなかったかゆみを感じるだけでなく、目ヤニが多くなるようなら、コンタクトが合わない証拠。眼鏡に変えたほうがいいでしょう。便利なコンタクトレンズですが危険性が高いので、安全な眼鏡のほうをオススメします。
ドロドロの目ヤニで炎症が起きているようなら、決して、汚い手で目に触れたり、目をこすったりしないことです。目ヤニをとるにしても、手を清潔にして、目をお湯で湿らせてからティッシュや温めたタオルで拭いてください。
予防としては、プールや温泉のあとには目薬を使い、コンタクトをつけっぱなしで寝ないことです。また、種類によっては感染の恐れもあります。家族への感染を避けるためにも、同じタオルは使わないほうがいいでしょう。