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痛いあかぎれの原因と、おすすめの治療(1) [季節の症状]
■ 痛いあかぎれの原因と、おすすめの治療(1)
「ひび・あかぎれ」ってどんなもの?
とくに冬になるとできてしまう、痛い ひび・あかぎれ。いったんできるとナカナカ治り難く、痛みに耐える日々が続きます。あかぎれ・ヒビ とはいったいなんなのでしょうか。どういう理由でなってしますのでしょうか?
・あかぎれ とは?
ヒビ・あかぎれには段階があります。
ひび:
角質層の脂質や水分が奪われ、肌表面の溝に沿って生じた亀裂
あかぎれ:
「ひび」の状態がさらに悪化して、真皮層まで深く亀裂が生じたもの
ひびの新化系。それが「あかぎれ」というものです。程度の軽いのが「ひび」、重いのが「あかぎれ」と思っておけばまちがいないでしょう。
冬になると、手足の乾燥がひどくなります。カサついた状態になっているなぁと感じる方も多いのでは。この段階でかんらかの処置・対応をすれば悪化の前に沈めることができるのですが、状態を改善しないで放置すると、角質層の脂質や水分が奪われ、肌表面の溝に沿って亀裂を生じることがあります。これが「ひび」の段階です。
さらに悪化して、肌表面から真皮層まで深く亀裂が生じてしまえば「あかぎれ」です。真皮層には血管が走ってるので、亀裂部位から血がにじんで出てくる場合もあります。肌が割れて出血している状態は、とてもいたいのですが、他人からみても痛々しいものです。
悩ましいのは見た目だけではありません。「ひび」が生じれば肌が赤くただれて強い痒みを感じます。「あかぎれ」進むとピリピリとした痛みを伴うこともあります。日常生活にも、ときに支障があります。台所仕事や洗顔のたびに患部に水がしみますし、すこし指を動かしただけで傷口が開き、出血が繰り返されます。とても辛くて、やっかいといえる症状ですね。
次回はそんな皸(あかぎれ)の原因についてです。