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うつ症状の予防と改善できる?食べる甘酒 [サプリメントと健康食品]
■ うつ症状の予防と改善できる?食べる甘酒
真冬。
初詣の神社で、おいしそうに売られてることがあるのが「甘酒」
暖かい時期にはおいて無いですが、寒くなると自販機にも登場します。
駅から家まで、帰路のちょうどいい場所でみつかたりすると、ついつい買ってしまうんですよね。
子供の頃には、不味いと思ってた甘酒ですが、お酒の付き合いが増えだしたあたりから、美味しく感じられるようになりました。アルコールを嗜むことで免役ができたのでしょう。
では本題。
「食べる甘酒」と聞いて、思い浮かべるイメージってありますか?
何気に飲んでる甘酒ですが、実は2つの種類があります。
1 酒かす から作られアルコールを含む。お酒っぽいもの。
2 米麹(こうじ)から発酵させて作られるノンアルコール。
「酒」となってる甘酒ですがお酒の分類にははいりません。ただし前者の甘酒は1%未満のアルコールが含まれます。飲む量によっては酒気帯び運転で捕まらないとは限りません。後者の特徴は粒々の米麹がとろみを帯びてるのが特徴。「飲む」というより「食べる」感覚に近いかもしれません。
おいしい甘酒ですが、食べる甘酒には認知症に対する効果があるのではないかと言われてます。とある特別養護老人ホームで、手作り甘酒と食べた結果、徘徊など、認知症特有の夜間の問題行動が消失したという話があります。
なぜ、そうなったのでしょう?
生きた麹菌は腸内環境を改善するので、体調だけでなく精神面まで整えるというのが理由。精神面に効果があるので、認知症だけでなく、うつ症状の予防・改善にも役立つ可能性もあります。
胃腸は、気分を左右する臓器です。腸の役割は栄養を吸収して、不要物を排出するだけではありません。体の免疫機能をつかさどる細胞の60~70%が集中してるのも腸なのです。腸の状態が良好だと免疫機能は高まって、さまざまな病気を予防・改善できるということです。人間の健康は「腸」によって左右されると言い切ってよいかもしれません。
そこで甘酒です。
食べる甘酒は、酵素とビタミンの宝庫。腸内の善玉菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維も豊富です。とても栄養満点で、知らなかったのですが「飲む点滴」と昔から呼ばれているとか。
飲んでる人はわかってるでしょおうが、甘酒を食べると便秘が解消して、肌や髪が若返ります。さらにダイエット効果もあるのです。ここまで理想的なのに自然な甘みでおいしいので、女性に人気なのも納得ですね。下手なサプリメントなんか霞んでしまいます。
潰瘍性大腸炎や高血圧にも効果があります。腸内の炎症が治まって血糖値の急上昇を抑えます。つまりは糖尿病にも効果を発揮するわけです。ただし、食べる甘酒も万能ではありません。糖質ということから、大量にとると太ってしまいメタボを進行させてしまいます。すでに糖尿病の人、予備軍のかたは少量に抑えてください。
■ 炊飯器を使う甘酒の作り方
・材料
もち米一合
水600ミリリットル、追加200ミリリットル
乾燥米麹200グラム
・作る手順
1 もち米を洗って、水600ミリリットルに30分つけておく。
2 炊飯器に移して、おかゆモードで炊く。
3 おかゆができたら、水200ミリリットルを注いで混ぜて、温度を下げる。
4 60度前後に下がったら乾燥米麹を加えて、よく混ぜる。
5 炊飯器のふたを開けたままふきんをかける。保温モードで約8時間。
(60度前後を保つようにする。途中で温度が下がったら、ふたをして温度を上げる)
6 ほんのり黄色みを帯びて、甘みが出たら完成。
できた甘酒は冷蔵庫や冷凍庫にいれて保存します。暖めてそのまま食してもいいですが食べ方は自由。豆乳で割るとか、ゼリーやシリアルにかけるのもアリ。
市販品を選ぶのなら、加熱処理のされていないものがいいですね。通販で見つけるのは難しいかもしれません。
■ やはりいっそ、自分でつくる!!
『甘酒・ヨーグルト発酵キット(兵庫県産米こうじ)』