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人生楽しむ中高年は長生きである [その他の健康情報]
■ 人生楽しむ中高年は長生きである
世の中とはじつに勝手なものです。
数年前までは、超氷河期と言われた就職事情は一転。2017年春現在では、売り手市場真っ盛りとなってます。
バブル期にもあった「大学生就職ツアー」のようなものまで復活。優秀な人に限定されるのでしょうが、人で不足のいま、「優秀」の定義は引き下げざる得ない現実があります。
さて。仕事が溢れているのは良いことですが、果たして全ての人が人生を楽しめているのでしょうか。身体を大切にするのは当然のこととしても、毎日が楽しくなかれば生きている意味は半減です。健康も大切ですが、楽しい生活はさらに大切なのです。
50歳以上の人を対象にした調査があります。今年就職した人が50歳を迎えるのはまだまだ先の話ですが、実は思っているよりも地球時間というのは短いのです。あっちゅーまですよ。
話しがずれました。
その調査によると、人生を楽しんでいると答えた人は以後約7年間の死亡率が低かったことが報告されたそうです。50歳が楽しければ、57歳までの人生が保障されている……という意味ではありませんが、生活を楽しんでいるいる人ほど、長生きする傾向があるというのは、面白いですね。
■ イングランドの追跡調査
ロンドン大学の研究班が、イングランドで行われた追跡調査のデータをもとに統計解析で得られた結果を、医学誌『BMJ』に報告しました。2002年に始まった「ELSA研究」という調査で得られたデータを使ってます。ELSA研究はイングランドの50歳以上の男女を対象としているとのこと。調査開始時の対象者は11,391人。これらの人々について、健康状態や死亡についての情報が追跡調査したのです。今回の研究においては解析に適する9,365人を対象としてます。
具体的には、2002年、2004年、2006年にそれぞれ行われた聞き取り調査の結果より、「人生を楽しんでいる」という指標をまとめたものです。調査項目には下記の質問もあり、これら回答をまとめることで、各時点の回答を「人生を楽しんでいる」かそうでないかの2種類に分類したのです。
自分がしていることを楽しんでいる
ほかの人と一緒にいて楽しい
どちらかといえば幸せな気持ちで人生を振り返ることができる
最近はエネルギーが満ちていると感じる
そして、対象者のうち2013年3月までに死亡した人の数を参照することで、「人生を楽しんでいる」という回答と死亡率との関係を調べてます。
ちなみに、健康状態・運動障害・うつ症状などの影響は計算上で調整してます。病気を抱えていた場合、それが原因で楽しみが消えて寿命も縮んだ……という影響を払拭してます。
・統計解析の結果
結果はどうだったのでしょうか。
全死亡率:
「人生を楽しんでいる」と答えた年がなかったグループに比べ……
3回中2回で「楽しんでいる」と答えたグループ
ハザード比0.83(95%信頼区間 0.70-0.99)
3回とも「楽しんでいる」と答えたグループ
ハザード比0.76(95%信頼区間 0.64-0.89)
一度も「人生を楽しんでいる」という回答がなかった人に比べ……
3回中2回 「人生を楽しんでいる」と答えた人の死亡率 0.83倍
3回中3回 「人生を楽しんでいる」と答えた人の死亡率 0.76倍
「分かりにくい」というか「誤差のうちだろう?」というか、とにかくある程度の傾向がでたのです。人生を楽しんでいる人のほうが死亡率が低い、という結果になってます。
調査方法や、データ扱い方(処理のしかた)に納得しきれない部分はあります。でも、生活が楽しくなければ、不摂生の可能性は高くなりますし、病気にかかったときにも消極的な気持ちになりがちです。
健康を意識すらしない人もいますが、健康のために規則正しい生活を心がけるのは大切です。
とにかく、ほどよく「楽しむ」という心の余裕を忘れないようにしいたいですね。。
世の中とはじつに勝手なものです。
数年前までは、超氷河期と言われた就職事情は一転。2017年春現在では、売り手市場真っ盛りとなってます。
バブル期にもあった「大学生就職ツアー」のようなものまで復活。優秀な人に限定されるのでしょうが、人で不足のいま、「優秀」の定義は引き下げざる得ない現実があります。
さて。仕事が溢れているのは良いことですが、果たして全ての人が人生を楽しめているのでしょうか。身体を大切にするのは当然のこととしても、毎日が楽しくなかれば生きている意味は半減です。健康も大切ですが、楽しい生活はさらに大切なのです。
50歳以上の人を対象にした調査があります。今年就職した人が50歳を迎えるのはまだまだ先の話ですが、実は思っているよりも地球時間というのは短いのです。あっちゅーまですよ。
話しがずれました。
その調査によると、人生を楽しんでいると答えた人は以後約7年間の死亡率が低かったことが報告されたそうです。50歳が楽しければ、57歳までの人生が保障されている……という意味ではありませんが、生活を楽しんでいるいる人ほど、長生きする傾向があるというのは、面白いですね。
■ イングランドの追跡調査
ロンドン大学の研究班が、イングランドで行われた追跡調査のデータをもとに統計解析で得られた結果を、医学誌『BMJ』に報告しました。2002年に始まった「ELSA研究」という調査で得られたデータを使ってます。ELSA研究はイングランドの50歳以上の男女を対象としているとのこと。調査開始時の対象者は11,391人。これらの人々について、健康状態や死亡についての情報が追跡調査したのです。今回の研究においては解析に適する9,365人を対象としてます。
具体的には、2002年、2004年、2006年にそれぞれ行われた聞き取り調査の結果より、「人生を楽しんでいる」という指標をまとめたものです。調査項目には下記の質問もあり、これら回答をまとめることで、各時点の回答を「人生を楽しんでいる」かそうでないかの2種類に分類したのです。
自分がしていることを楽しんでいる
ほかの人と一緒にいて楽しい
どちらかといえば幸せな気持ちで人生を振り返ることができる
最近はエネルギーが満ちていると感じる
そして、対象者のうち2013年3月までに死亡した人の数を参照することで、「人生を楽しんでいる」という回答と死亡率との関係を調べてます。
ちなみに、健康状態・運動障害・うつ症状などの影響は計算上で調整してます。病気を抱えていた場合、それが原因で楽しみが消えて寿命も縮んだ……という影響を払拭してます。
・統計解析の結果
結果はどうだったのでしょうか。
全死亡率:
「人生を楽しんでいる」と答えた年がなかったグループに比べ……
3回中2回で「楽しんでいる」と答えたグループ
ハザード比0.83(95%信頼区間 0.70-0.99)
3回とも「楽しんでいる」と答えたグループ
ハザード比0.76(95%信頼区間 0.64-0.89)
一度も「人生を楽しんでいる」という回答がなかった人に比べ……
3回中2回 「人生を楽しんでいる」と答えた人の死亡率 0.83倍
3回中3回 「人生を楽しんでいる」と答えた人の死亡率 0.76倍
「分かりにくい」というか「誤差のうちだろう?」というか、とにかくある程度の傾向がでたのです。人生を楽しんでいる人のほうが死亡率が低い、という結果になってます。
調査方法や、データ扱い方(処理のしかた)に納得しきれない部分はあります。でも、生活が楽しくなければ、不摂生の可能性は高くなりますし、病気にかかったときにも消極的な気持ちになりがちです。
健康を意識すらしない人もいますが、健康のために規則正しい生活を心がけるのは大切です。
とにかく、ほどよく「楽しむ」という心の余裕を忘れないようにしいたいですね。。