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「ベジタリアン」 は健康なのか? 2 [その他の健康情報]
■ 「ベジタリアン」 は健康なのか? 2
ベジタリアンにも種類があって、基本的には3つに分類されることがわかりました。
植物性食品と乳製品・卵を食べる「ラクト・オボ・ベジタリアン
植物性食品に加えて乳・乳製品などを食べる「ラクト・ベジタリアン」
植物性食品のみの食事をする「ヴィーガン」または「ピュア・ベジタリアン」または「ダイエタリー・ヴィーガン」
健康が気きになったり、美容に気を配ったことをきっかけにして、ベジタリアン生活にジョブチェンジする人が多くいます。
食生活は、身体の状態を大きく左右しますからね。ライフスタイル長いスパンで考えるのはけっこうなことです。その選択肢としてベジタリアンは一つの方法であり、健康不調の改善への期待をもつ気持ちもわかります。
思い返してもらいたいのは、健康的な身体をたもつのには最低限の栄養素が必要だということ。五大栄養素と呼ばれる「炭水化物」「タンパク質」「脂質」「ビタミン」「ミネラル」をバランスよく摂ることが、身体を保つ基本なのです。どれかの栄養素に過不足ある食事は、健康的とは言えないわけで、これはベジタリアンだろうと、主義主張に無関係です。身体がそうなっているのですから。
・ベジタリアン。メリットとデメリット
穀物や野菜類には食物繊維やビタミン・ミネラルが多く含まます。摂取量が増えれば、その分だけ身体の調子を整える方向へ働きます。
それだけでなく、肉や魚をたくさん食べていた人が、突然、野菜類中心の食事となれば、摂取カロリーが減ります。体重が減るのですから「身体が軽くなった・すっきりした」と、すぐにも実感感するでしょう。
一方、野菜中心の食生活にもデメリットがあります。
肉・魚に多く含まれるタンパク質、ビタミンB群、カルシウム、鉄分などが不足しがちになるということです。野菜の栄養を肉で代用できないのと同じで、肉の栄養を野菜で代用はできません。プロ野球の4番が抜けた穴を、同じエースだからといって、Jリーガーストライカーでは肩代わりできないのです。それぞれに役割が違うのですから。
これらの栄養素は、ある程度であれば身体に貯蓄できます。しかし、長期にわたる不足が続くと不調を起こします。始めのうちは体調良好で、調子がくずれるには時間がかかります。月日が経過して、体調が優れない段になったとき、まさか菜食主義に原因があるとは思いもしないのです。
・ベジタリアンの栄養不足
タンパク質、カルシウム、鉄分などが不足してしまえば、筋力低下、肌荒れ、貧血、骨粗鬆症などの原因になります。初期には軽くて、「日常の中でなんとなくつらい」という程度なのですが、長く続くとめまいや吐き気、骨折といった重篤な症状を起こします。
また、ビタミンB群やカルシウムは神経系を正常に保つ働きをもってます。不足は身体への悪影響ばかりか、イライラや集中力の欠如、さらにはうつ状態などの精神的症状にもつながってきます。
これらの症状があったからといって、必ずしもベジタリアン生活が原因とは限りません。でも、少くない関係はあると考えてもさしつかえないでしょう。
では、ベジタリアンという選択は、間違いなのでしょうか。
悪い影響を排除する方法は、なにかないのでしょうか。
■ 健康的にベジタリアンを続ける方法は?
健康のためには、バランスの良い食生活が欠かせません。
欧米にはベジタリアンが多いのですが、おおきな問題ににならず、健康的に継続されてるひとが大勢を占めます。これは、日本の食事と比べて、乳卵菜食が多いことが関係しているかもしれません。
肉や魚が足りないなら、卵や乳製品、大豆製品で必要な栄養素を補うことは可能です。肉や魚を遠ざけるとしても、代わりになる食事方法はあるということです。
ベジタリアンの生活が身体に悪いというわけではありません。食事方法には正解はありません。どのような食事主義にも、それに向き合った方法をみつけることが正解といえるでしょうか。正しい知識とそれを実践する努力、そして自分の身体の状態を、偏見無く感じとる心が重要です。
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