■ よく読まれているコンテンツ 1 男性の下腹部の痛むとき 2 毛が抜ける(抜け毛)の信じられない原因 3 子供(男の子)のちんちんと尿 4 微熱 5 息苦しい 6 寝汗のタイプと改善法 |
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橋本病の原因と症状 [女性特有の病気]
■ 橋本病の症状について
甲状腺は、体の新陳代謝を盛んにするホルモンを作る臓器の名前です。
くびの前の、「のどぼとけ」のすぐ下に甲状腺はあります。大きさは縦が4センチほどで、重さが18グラムほど。蝶が羽をひろげたような形をしていて、すぐ後にある気管を抱き込むようについています。ものすごく薄く柔らかいのですが、これでも臓器です。
くびを触っても確認できませんが、少しでも腫れてくると、手で触ることができます。さらに、ある程度以上に大きくなれば、見ただけで腫れが確認できるようになります。「くびの腫れ」から甲状腺の病気に気づく人も少なくありません。
この甲状腺の病気のひとつが、橋本病です。
■ 橋本病ってどんな病気?
甲状腺に慢性の炎症が起きている病気が橋本病です。炎症をおこす原因は自己免疫。本来なら、外敵から自分の体を守るはずの免役が、逆に自分の体に反応してしまっている状態が自己免疫です。
橋本病では、自分の免疫系が自分の甲状腺に反応してしまう病気です。その結果、甲状腺が、免役から攻撃されことで、炎症が起きしまうのです。
橋本病の場合、甲状腺に炎症があるだけでは、特に問題はありません。
この病気のほとんどの患者さんは、甲状腺が腫れているだけであり、甲状腺の機能は正常に働いてます。ただし、炎症が進むと甲状腺の働きが低下してくることがあります。経過中に甲状腺ホルモンが高くなると、バセドウ病と間違えられることがあります。
橋本病は、中年女性の10人に1人はいると言われています。決して珍しい病気ではなく、甲状腺機能が正常であれば問題はありません。
問題になるのは、4つのケース。甲状腺が腫れる・甲状腺機能低下症・甲状腺ホルモンが過剰・悪性リンパ腫が起こるなどです。
1 甲状腺が腫れる
甲状腺が多少大きくなっても、症状に出ることはありません。気管は圧迫されないし、飲み込みが悪くなることもない。首の前が腫れているのが気になるだけです。ただし、違和感を訴える患者に大しては必要な治療を行います。ときに、甲状腺が大きく腫れて強い圧迫感を感じることがあります。そんな場合でも、手術まで必要になるケースはごく稀です。
2 甲状腺機能低下症になる可能性がある
橋本病が問題になるのは、甲状腺機能低下症の原因になること。発症者の2割程度は、この甲状腺機能低下症がおこります。症状としては、「皮膚がかさかさする」「顔や手がむくむ」「寒がり」「便秘」「あまり食べないのに太る」「髪の毛が抜ける」「生理の量が多い」「物忘れしやすい」などです。
中年以降の女性によくある症状なので、必ずしも甲状腺機能低下症とは限りませんが、甲状腺機能の検査を受けたほうが良いでしょう。
3 甲状腺ホルモンが過剰になることがある(一過性)
慢性化すると、時々炎症が強くなり甲状腺からホルモンが漏れ出てしまうことがあります。血液中の甲状腺ホルモンが過剰になって、「発汗」「動悸」「体重減少」などの症状が現れます。ただし、炎症が治まれば、甲状腺機能は数カ月で正常な状態に回復します。ところがこの回復の過程で、機能が一時的に低下することもあります。このような病態は「無痛性甲状腺炎」と呼ばれてます。
この病態が問題視されるのは、バセドウ病と紛らわしいこと。勘違いから抗甲状腺薬が投与され、ひどい機能低下症になってしまうことがあるのです。
4 悪性リンパ腫が起こる事がある
全身のリンパ節が腫れてくる悪性リンパ腫は、甲状腺だけに発生することがあります。非常に稀なことですが、急に甲状腺が大きくなったり、圧迫感が強くなったようなら、検査を受けることをオススメします。
甲状腺に対する自己免疫が起こるのは、甲状腺に反応しやすい体質を持ってるのが原因です。体質は、遺伝子レベルで決められているので、根本は遺伝ということになります。dめお遺伝だけでは発症しません。病気が起こるには、遺伝的な素因に加え、何らかの環境因子が関与していると考えられているのです。
発症の誘因として多いのは、出産や大きなストレスやヨードの過剰摂取です。
ヨードはヨウ素とも言いミネラルの一種で、甲状腺で作られるホルモンはヨードを必要とします。海藻や魚介類から摂取できます。不足すると、発育不全、知能障害、その他種々の機能障害や甲状腺腫などを引き起こします。
必要な分だけ摂取するというのは、本当に難しいですね。
甲状腺は、体の新陳代謝を盛んにするホルモンを作る臓器の名前です。
くびの前の、「のどぼとけ」のすぐ下に甲状腺はあります。大きさは縦が4センチほどで、重さが18グラムほど。蝶が羽をひろげたような形をしていて、すぐ後にある気管を抱き込むようについています。ものすごく薄く柔らかいのですが、これでも臓器です。
くびを触っても確認できませんが、少しでも腫れてくると、手で触ることができます。さらに、ある程度以上に大きくなれば、見ただけで腫れが確認できるようになります。「くびの腫れ」から甲状腺の病気に気づく人も少なくありません。
この甲状腺の病気のひとつが、橋本病です。
■ 橋本病ってどんな病気?
甲状腺に慢性の炎症が起きている病気が橋本病です。炎症をおこす原因は自己免疫。本来なら、外敵から自分の体を守るはずの免役が、逆に自分の体に反応してしまっている状態が自己免疫です。
橋本病では、自分の免疫系が自分の甲状腺に反応してしまう病気です。その結果、甲状腺が、免役から攻撃されことで、炎症が起きしまうのです。
橋本病の場合、甲状腺に炎症があるだけでは、特に問題はありません。
この病気のほとんどの患者さんは、甲状腺が腫れているだけであり、甲状腺の機能は正常に働いてます。ただし、炎症が進むと甲状腺の働きが低下してくることがあります。経過中に甲状腺ホルモンが高くなると、バセドウ病と間違えられることがあります。
橋本病は、中年女性の10人に1人はいると言われています。決して珍しい病気ではなく、甲状腺機能が正常であれば問題はありません。
問題になるのは、4つのケース。甲状腺が腫れる・甲状腺機能低下症・甲状腺ホルモンが過剰・悪性リンパ腫が起こるなどです。
1 甲状腺が腫れる
甲状腺が多少大きくなっても、症状に出ることはありません。気管は圧迫されないし、飲み込みが悪くなることもない。首の前が腫れているのが気になるだけです。ただし、違和感を訴える患者に大しては必要な治療を行います。ときに、甲状腺が大きく腫れて強い圧迫感を感じることがあります。そんな場合でも、手術まで必要になるケースはごく稀です。
2 甲状腺機能低下症になる可能性がある
橋本病が問題になるのは、甲状腺機能低下症の原因になること。発症者の2割程度は、この甲状腺機能低下症がおこります。症状としては、「皮膚がかさかさする」「顔や手がむくむ」「寒がり」「便秘」「あまり食べないのに太る」「髪の毛が抜ける」「生理の量が多い」「物忘れしやすい」などです。
中年以降の女性によくある症状なので、必ずしも甲状腺機能低下症とは限りませんが、甲状腺機能の検査を受けたほうが良いでしょう。
3 甲状腺ホルモンが過剰になることがある(一過性)
慢性化すると、時々炎症が強くなり甲状腺からホルモンが漏れ出てしまうことがあります。血液中の甲状腺ホルモンが過剰になって、「発汗」「動悸」「体重減少」などの症状が現れます。ただし、炎症が治まれば、甲状腺機能は数カ月で正常な状態に回復します。ところがこの回復の過程で、機能が一時的に低下することもあります。このような病態は「無痛性甲状腺炎」と呼ばれてます。
この病態が問題視されるのは、バセドウ病と紛らわしいこと。勘違いから抗甲状腺薬が投与され、ひどい機能低下症になってしまうことがあるのです。
4 悪性リンパ腫が起こる事がある
全身のリンパ節が腫れてくる悪性リンパ腫は、甲状腺だけに発生することがあります。非常に稀なことですが、急に甲状腺が大きくなったり、圧迫感が強くなったようなら、検査を受けることをオススメします。
甲状腺に対する自己免疫が起こるのは、甲状腺に反応しやすい体質を持ってるのが原因です。体質は、遺伝子レベルで決められているので、根本は遺伝ということになります。dめお遺伝だけでは発症しません。病気が起こるには、遺伝的な素因に加え、何らかの環境因子が関与していると考えられているのです。
発症の誘因として多いのは、出産や大きなストレスやヨードの過剰摂取です。
ヨードはヨウ素とも言いミネラルの一種で、甲状腺で作られるホルモンはヨードを必要とします。海藻や魚介類から摂取できます。不足すると、発育不全、知能障害、その他種々の機能障害や甲状腺腫などを引き起こします。
必要な分だけ摂取するというのは、本当に難しいですね。
タグ:橋本病
身体が壊れるロコモの原因とは [高齢者の病気]
■ 身体が壊れるロコモの原因とは
健康寿命を延ばすため、骨・筋肉・関節・神経など身体の運動器を疎かにしない。歳のせいにしないで、運動力をキープしずっと健康でいよう!ということですね。ざっくりいうと、運動器が壊れて、家に閉じこもってしまうのが「ロコモ」
ロコモの危険性のある人は、現在日本に4700万人いると推計されています。
その原因となりやすい疾患は何でしょうか。
大きく分けると次の4つが挙げられます。
・ 筋肉が弱ってくる(サルコペニア)
・ 膝の関節の軟骨がすり減る(変形性膝関節症)
・ 椎間板が傷んでくる(変形性腰椎症)
・ 骨がぼろぼろになる(骨粗しょう症)
こうした症状を放置しておくと、何年か後には要支援・要介護状態になるリスクが高まります。身体は傷んでいるのに、痛みなどの症状がないこともあります。そういう人は、自分がロコモの状態であることに気付かないので、気付いたときにはより深刻になってしまいます。
実施に、ロコモになりやすいのは、過去に関節のケガをしていたり、スポーツを激しくやっていたという人。怪我のかい普通の生活をしていれば30~40代でロコモになることは、かなり少ないです。
そうは言っても、50歳を超えたら普通に生活している人もロコモに注意すべきです。ヒドイ痛みでもあれば受診するんでしょう。でも、歩くのが遅くなっただけだったり、痛みはあるが休めば歩ける程度では、まず病院へ行かないかと思います。
本当は、早めに受診すればその進行を止められる可能性があるのですが。
次にあるのはロコチェックです。もし、1つでもチェックにあてはまるならば、整形外科のを受診しましょう。治療を始めることで、ロコモが改善する可能性があります。
・ロコチェック
家の中でもつまずいたり、すべったりする
階段を上がるのに手すりが必要
続けて15分も歩くことができない
横断歩道を青信号で渡りきれない
片足立ちで靴下がはけなくなった
2キロ程度の買物を持ち帰るのが困難
家の中のやや重い仕事が困難である
いかがですか。自身でなくても、家族の誰かがこれに該当しないでしょうか。
思い当たるなら、病院で診てもらいことをオススメします。
タグ:ロコモ
インフルエンザを腸内環境で乗り切る! [季節の症状]
■ インフルエンザを腸内環境で乗り切る!
前回、インフルエンザ対策には、ビタミンDの摂取がかなり有効という話をしました。食事で摂ることもできるのですが、日光を浴びるのがもっとも効率的ということでしたね。
ビタミンDをアクティベート(?)しつつ、有効な一手をもうひとつ準備しておきましょう。
それは「腸内環境を整える」ということです。
近年になって腸内環境が注目されています。血中ビタミンDを高めるために、重要な役割を果たしている・・・というのがその理由です。
腸内環境を整えるということは、腸内細菌のバランスを善玉菌優勢に保つことに他なりません。カナダ・マギル大学の研究によれば、ラクトバチルス・ロイテリ菌(NCIMB 30242株)という乳酸菌を毎日取ることで、血中ビタミンDレベルを25%も増加させたというのです。
「 ナントカ言う菌をもらいに、カナダまで出向くのかよ 」
いえ、そんな特殊な菌がなくても、あの身近な菌で十分です。あの菌とはビフィズス菌のこと。
ビフィズス菌は、インフルエンザや病原性大腸菌O157の感染を予防する働きがあることがわかっています。コンビニやスーパーで買えるヨーグルトに普通に含まれているので、気軽に食べられます。
このビフィズス菌ですが、身体に必要なことはわかっていてもカンタンに増えないのが難点です。加齢とともに減少してしまう特性もあります。とくにミドル世代は、腸内環境の変化にもっと気をつけてもいいと思います。
また、ビフィズス菌以外の善玉菌を増やしたいですね。乳酸菌がたっぷり含まれている漬物、納豆、キムチ、みそなどの発酵食品を積極的に摂って欲しいものです。
このような、腸内のバランスを改善し、体によい作用をもたらす生きた微生物を「プロバイオティクス」といい、体に取り入れたプロバイオティクスをサポートする物質を「プレバイオティクス」といいます。
例えば、善玉菌を増やす働きのあるオリゴ糖や食物繊維、善玉菌のエサになるグルコン酸などがプレバイオティクスに該当します。こうした食べ物を、ビフィズス菌や乳酸菌と一緒に取ることが、腸内環境を整えるのに最も良い方法だと考えられています。
プロバイオティクス + プレバイオティクス で「育菌」を心がける。
そうやって、インフルエンザを寄せ付けない強い体を作ってください。
前回、インフルエンザ対策には、ビタミンDの摂取がかなり有効という話をしました。食事で摂ることもできるのですが、日光を浴びるのがもっとも効率的ということでしたね。
ビタミンDをアクティベート(?)しつつ、有効な一手をもうひとつ準備しておきましょう。
それは「腸内環境を整える」ということです。
近年になって腸内環境が注目されています。血中ビタミンDを高めるために、重要な役割を果たしている・・・というのがその理由です。
腸内環境を整えるということは、腸内細菌のバランスを善玉菌優勢に保つことに他なりません。カナダ・マギル大学の研究によれば、ラクトバチルス・ロイテリ菌(NCIMB 30242株)という乳酸菌を毎日取ることで、血中ビタミンDレベルを25%も増加させたというのです。
「 ナントカ言う菌をもらいに、カナダまで出向くのかよ 」
いえ、そんな特殊な菌がなくても、あの身近な菌で十分です。あの菌とはビフィズス菌のこと。
ビフィズス菌は、インフルエンザや病原性大腸菌O157の感染を予防する働きがあることがわかっています。コンビニやスーパーで買えるヨーグルトに普通に含まれているので、気軽に食べられます。
このビフィズス菌ですが、身体に必要なことはわかっていてもカンタンに増えないのが難点です。加齢とともに減少してしまう特性もあります。とくにミドル世代は、腸内環境の変化にもっと気をつけてもいいと思います。
また、ビフィズス菌以外の善玉菌を増やしたいですね。乳酸菌がたっぷり含まれている漬物、納豆、キムチ、みそなどの発酵食品を積極的に摂って欲しいものです。
このような、腸内のバランスを改善し、体によい作用をもたらす生きた微生物を「プロバイオティクス」といい、体に取り入れたプロバイオティクスをサポートする物質を「プレバイオティクス」といいます。
例えば、善玉菌を増やす働きのあるオリゴ糖や食物繊維、善玉菌のエサになるグルコン酸などがプレバイオティクスに該当します。こうした食べ物を、ビフィズス菌や乳酸菌と一緒に取ることが、腸内環境を整えるのに最も良い方法だと考えられています。
プロバイオティクス + プレバイオティクス で「育菌」を心がける。
そうやって、インフルエンザを寄せ付けない強い体を作ってください。
インフルエンザを遠ざける食事とは? [季節の症状]
■ インフルエンザを遠ざける食事とは?
寒いですね。
暖かいですね。
今年の冬は変です。いったん降り積もった北海道の街雪が、すべて解けてしまいました。
明日から、また、積もるようです。暖冬なんですね。
さて、暖冬であっても冬は冬。日に日に気温が下がっていく時期、取り組んでおきたいのが「インフルエンザ対策」です。
すでに、学級閉鎖が出ているところもありますが、インフルに男女年令の区別なし。それどころか、大人になってからの感染は症状が重くなりやすいうえに、完治するまでに時間がかかることも多い。しっかり予防に取り組みましょう。
■ インフルエンザには日光のビタミンを
インフルエンザの予防策といえば予防接種ですが、実は予防効果が認められている栄養素というのもあります。それが「日光のビタミン」ことビタミンDです。ビタミンDは、一部のキノコ類などに含まれるビタミンD2と、シャケやマグロなど脂肪性の魚の身などに多く含まれるビタミンD3に大別できます。
面白い事実がいくつかあります。
そのうちのひとつが、米カリフォルニア州のアタスカデロ州立病院の出来事。この病院でインフルエンザの集団感染が発生したことがありました。かなりの人数が感染したらしいのですが、季節性うつ病の治療のためビタミンDの投与を受けていた患者は一人もインフルエンザにかからなかったそうです。一人もです。
ビタミンDは、乳がんや大腸がんなもを遠ざけます。しかしどうやら現代人は不足気味のよう。しっかりとっていきたいところです。血中ビタミンDの濃度を高めるためのポイントは二つ。
1 ビタミンDを含む魚介類、卵類、キノコ類を食べること
2 適度に日光を浴びること。
「2」の日光を浴びるというのは安上がりですね。
日照時間は住んでいる地域によって異なるんですが、ビタミンDの血中濃度には季節変動があるとか。とくに、血中濃度が下がりがちなのが冬。外に出てで日光を浴びることはしませんものね。
晴れた日には、積極的にとそに出て散歩することをオススメしたいですね。ビタミンDは、皮膚に紫外線(UV)B波が当たることにより体内で合成されます。冬の晴れた日は30分ほど外を歩いたり、室内で窓辺に座って日に当たったりしましょう。
冬は、ついつい外出もおっくうです。無理に浴びようと散歩に出ても、手袋やマスク、マフラーなどの完全防寒で日光に当たってもあまり意味がありません。
朝日を浴びて体操をしたり、朝の通勤時などに外を歩いたりするだけでも、インフルエンザ対策になります。そればかりか、うつ病、骨密度低下の予防にもつながるので一石に長です。
寒いですね。
暖かいですね。
今年の冬は変です。いったん降り積もった北海道の街雪が、すべて解けてしまいました。
明日から、また、積もるようです。暖冬なんですね。
さて、暖冬であっても冬は冬。日に日に気温が下がっていく時期、取り組んでおきたいのが「インフルエンザ対策」です。
すでに、学級閉鎖が出ているところもありますが、インフルに男女年令の区別なし。それどころか、大人になってからの感染は症状が重くなりやすいうえに、完治するまでに時間がかかることも多い。しっかり予防に取り組みましょう。
■ インフルエンザには日光のビタミンを
インフルエンザの予防策といえば予防接種ですが、実は予防効果が認められている栄養素というのもあります。それが「日光のビタミン」ことビタミンDです。ビタミンDは、一部のキノコ類などに含まれるビタミンD2と、シャケやマグロなど脂肪性の魚の身などに多く含まれるビタミンD3に大別できます。
面白い事実がいくつかあります。
そのうちのひとつが、米カリフォルニア州のアタスカデロ州立病院の出来事。この病院でインフルエンザの集団感染が発生したことがありました。かなりの人数が感染したらしいのですが、季節性うつ病の治療のためビタミンDの投与を受けていた患者は一人もインフルエンザにかからなかったそうです。一人もです。
ビタミンDは、乳がんや大腸がんなもを遠ざけます。しかしどうやら現代人は不足気味のよう。しっかりとっていきたいところです。血中ビタミンDの濃度を高めるためのポイントは二つ。
1 ビタミンDを含む魚介類、卵類、キノコ類を食べること
2 適度に日光を浴びること。
「2」の日光を浴びるというのは安上がりですね。
日照時間は住んでいる地域によって異なるんですが、ビタミンDの血中濃度には季節変動があるとか。とくに、血中濃度が下がりがちなのが冬。外に出てで日光を浴びることはしませんものね。
晴れた日には、積極的にとそに出て散歩することをオススメしたいですね。ビタミンDは、皮膚に紫外線(UV)B波が当たることにより体内で合成されます。冬の晴れた日は30分ほど外を歩いたり、室内で窓辺に座って日に当たったりしましょう。
冬は、ついつい外出もおっくうです。無理に浴びようと散歩に出ても、手袋やマスク、マフラーなどの完全防寒で日光に当たってもあまり意味がありません。
朝日を浴びて体操をしたり、朝の通勤時などに外を歩いたりするだけでも、インフルエンザ対策になります。そればかりか、うつ病、骨密度低下の予防にもつながるので一石に長です。
新治療「ふん便移植」がアメリカで脚光を浴びてます [その他の健康情報]
■ 新治療「ふん便移植」がアメリカで脚光を浴びてます
エリックさんの日常。
マサチューセッツ工科大学の研究助手、エリックさんが便意をもよおすとみんなが喜びます。
仕事中であれ、デート中であれ、便意があればやっていることを即中断。
↓
電車・バスを乗り継ぎ、MITから30分ほどの地点にあるトイレへと向かう。
↓
収集用のバケツを便器の内側にかけて用を足す。
↓
容器にふたをして袋に入れる
↓
隣接するオープン・バイオームに向かう。
見た目は何の変哲も無い普通の公衆トイレですが、ここでの排泄は、命を救うのです。
「オープン・バイオーム」はボストン北西部にある研究室。特別に健康な人の便を治療薬に転換する方法を開発してます。研究室の技術員はエリックさんの「サンプル」を受け取ると重さを計測。エリックさんは2カ月半で29回訪問し、累計約4.8キロの便を排出しました。
米マサチューセッツ州メドフォード(CNN) 米マサチューセッツ州ボストン近郊の研究室で、健康な人のふん便を腸炎の治療に役立てる方法が開発され、注目を集めている。
エリックさんも、こうした排便生活をずっと続けてます。
「クロストリジウム・ディフィシル」による大腸炎によって、年間50万人の米国人が罹患(りかん)し、1万5000人が死亡していますが、エリックさんのサンプルにより、133本の治療液を生成することができてます。
誰かの便が「薬」となる「ふん便移植」に注目が集まってます。でも、肥満だったり、違法薬物や抗生物質の使用などがあったりすると、ドナーの資格を得ることはできません。
血液と便に関しても、感染症にかかっていないことを確認するため、さまざまな検査をパスしなければなりません。こうした選抜を経た後に残るのは、ドナー候補のうちわずか3%とか。
エリックさんは自身の便の状態について何も知らなかったが、「ほとんど完璧に近いことが判明した」という貴重な便なんです。エリックさんの便に価値があるのは、その腸内細菌のおかげでした。
選ばれた便は買い取られます。
オープン・バイオームは現在、22人のドナーに対し、1サンプルにつき40ドル(約4800円)を支払ってます。ドナーは毎日にでも便を提供することを求められていて、エリックさんの場合だとこれまで約1000ドル(約12万円)を稼いでます。
お金がもらえるのはうれしいですが、生活に制約うける代金としては、安価だと思いますよ。
行動範囲が近ければ不便はないのでしょうが、便意を堪えながら電車やバスを乗り継いで行くのは、苦行以外の何者ではないかと・・・・
オープン・バイオームの研究責任者によれば、「ドナーを見つけるのは、かなりの時間と労力がかかる」といってます。それだけに、ドナーを見つけた場合は、なるべく頻繁に便を提供してもらって、その時間に見合うだけの謝礼を払いたい考えだとか。
それでも、エリックさんの便が高値なのは、腸内細菌が理由です。
エリックさん以上の、価値ある腸内細菌を持っていれば、さらに高値で引き取ってもらえるかもしれません。アメリカに移住してでもワリが合うほど「出来の良い細菌が我が身に繁殖していないか」
・・・・そう願う情報でした。
エリックさんの日常。
マサチューセッツ工科大学の研究助手、エリックさんが便意をもよおすとみんなが喜びます。
仕事中であれ、デート中であれ、便意があればやっていることを即中断。
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電車・バスを乗り継ぎ、MITから30分ほどの地点にあるトイレへと向かう。
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収集用のバケツを便器の内側にかけて用を足す。
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容器にふたをして袋に入れる
↓
隣接するオープン・バイオームに向かう。
見た目は何の変哲も無い普通の公衆トイレですが、ここでの排泄は、命を救うのです。
「オープン・バイオーム」はボストン北西部にある研究室。特別に健康な人の便を治療薬に転換する方法を開発してます。研究室の技術員はエリックさんの「サンプル」を受け取ると重さを計測。エリックさんは2カ月半で29回訪問し、累計約4.8キロの便を排出しました。
米マサチューセッツ州メドフォード(CNN) 米マサチューセッツ州ボストン近郊の研究室で、健康な人のふん便を腸炎の治療に役立てる方法が開発され、注目を集めている。
エリックさんも、こうした排便生活をずっと続けてます。
「クロストリジウム・ディフィシル」による大腸炎によって、年間50万人の米国人が罹患(りかん)し、1万5000人が死亡していますが、エリックさんのサンプルにより、133本の治療液を生成することができてます。
誰かの便が「薬」となる「ふん便移植」に注目が集まってます。でも、肥満だったり、違法薬物や抗生物質の使用などがあったりすると、ドナーの資格を得ることはできません。
血液と便に関しても、感染症にかかっていないことを確認するため、さまざまな検査をパスしなければなりません。こうした選抜を経た後に残るのは、ドナー候補のうちわずか3%とか。
エリックさんは自身の便の状態について何も知らなかったが、「ほとんど完璧に近いことが判明した」という貴重な便なんです。エリックさんの便に価値があるのは、その腸内細菌のおかげでした。
選ばれた便は買い取られます。
オープン・バイオームは現在、22人のドナーに対し、1サンプルにつき40ドル(約4800円)を支払ってます。ドナーは毎日にでも便を提供することを求められていて、エリックさんの場合だとこれまで約1000ドル(約12万円)を稼いでます。
お金がもらえるのはうれしいですが、生活に制約うける代金としては、安価だと思いますよ。
行動範囲が近ければ不便はないのでしょうが、便意を堪えながら電車やバスを乗り継いで行くのは、苦行以外の何者ではないかと・・・・
オープン・バイオームの研究責任者によれば、「ドナーを見つけるのは、かなりの時間と労力がかかる」といってます。それだけに、ドナーを見つけた場合は、なるべく頻繁に便を提供してもらって、その時間に見合うだけの謝礼を払いたい考えだとか。
それでも、エリックさんの便が高値なのは、腸内細菌が理由です。
エリックさん以上の、価値ある腸内細菌を持っていれば、さらに高値で引き取ってもらえるかもしれません。アメリカに移住してでもワリが合うほど「出来の良い細菌が我が身に繁殖していないか」
・・・・そう願う情報でした。
ヨガと心の健康 [その他の健康情報]
■ ヨガの効果は、身体の健康に留まらない!
突如、古い記憶が、蘇ってくることがあります。
点数の悪いテストを隠して親に叱られた・・・とか。
子供だけで山に花火をしにいってそのまま放置して叱られた・・・とか。
無謀な告白をして、スルーされた・・・とか。
大人になって今だから他人には笑って話せますが、やはり心の憶測では笑えない、身震いする体験となってます。
一番の恐怖は、宮城沖地震でしょうか。東日本大震災ほどではないですが、仙台の家が壊れるほど揺れた恐怖は、大人になってもこびりついた記憶になってます。
わたしごときの小さな体験でも、小さいなりのトラウマがあります。
それが病気レベルになってしまうのが「PTSD」です。
心的外傷後ストレス障害(PTSD)は、過去に経験した恐怖感が心に残って、恐怖を感じ続ける病気です。拭い去ることが難しいのですが、実は慢性的なPTSDに対して「ヨガ」が効果がるというのです。
■ ヨガを使った実験
慢性的な難治性PTSD患者64人を、ヨガを行う群と対照群に分けた研究が行われたそうです。
ヨガを行う群では、過去のショックや恐怖感が身体にどのように現れているかを認識しながらヨガを行う、Trauma-informed ヨガという方法を実施。対照群は健康教育を行ってます。どちらも、週1時間のセッションを10週間実施。
その結果。
研究の終了時点ですが、対照群では29人中6人が、ヨガ群では31人中16人が、PTSDの基準に達していませんでした。つまり、前者で21%、後者52%の人が改善したのです。ほぼ2倍の違いが出たのです。
しかも、治療の経過中にも違いがあります。治療の行われた前半では、どちらもPTSDの症状が減少していました。これは、ヨガ群ではそのまま維持されたのですが、対照群のほうは改善した人も再度悪化してます。
さらに、ヨガ群に関しては治療が終わった後も、PTSDが再発する人は少なくなったそうです。
これによって、ヨガを受ければ、病状の改善が長く維持されることが分かりました。
どのようなメカニズムで、ヨガがPTSDを改善するかは、残念ながら分かっていません。
しかし、こうした研究が積み重なっていけば、やがては、本格的な療法として確立されるかもしれません。
心的トラウマを抱えた人にとって、良い情報だと思います。
わけわからない診断数値ALP [その他の健康情報]
■ わけわからない診断数値ALP
普段は誰でも、健康について向き合うことはすくないものです。
どこかが痛くなったり苦しくなって、初めて自分の身体を気にするのは当たり前のこと。
見つかったときには病気が進行したしまっていた!
というケースが多いのも仕方ないことだといえます。
でも、身体に異常を感じなくても健康と向き合うことができる機会があります。
それが 健康診断!
受け取った診断結果に赤く表示されてる数字を発見すると、いつもは「のほほん」としている人でも、背中に寒気が走るのではないでしょうか?
健康についてあまり考えることがなくても、健康診断の結果は気になるものです。診断結果には聞きなれない言葉がたくさん並んでいます。自覚症状はないとしても、聞き慣れない言葉には不安がともないます。そのうち「ALPの数値」が高い場合、身体のどこに問題があるのでしょうか。
・問題がある可能性
ALPの数値は、肝機能低下や肝臓に疾患があると高値になる傾向があります。肝疾患の判断の目安になるのです同じく、ALT、ASTも肝機能に問題があると異常値を示します。
ALPとは、アルカリ性の状況下でリン酸化合物を分解する酵素のこと。いろいろな臓器の細胞に含まれていますが、主に肝臓で作られるものです。
胆汁の成分としていったん胆嚢に貯蔵されて十二指腸に排泄されますが、この経過で、結石や腫瘍などで、胆汁の流れが悪くなると、ALPが血中に流れだします。検査数値が高いのは、血液中にALPが増えてしまった結果です。
ALPのみならず、ALT、AST、γーGTP、は、肝臓や胆道などの状態を示すものです。これら数値が極端に高い場合は肝臓になんらかの異常があるということになります。とはいえ、ALPだけが高い数値になっているからといって、問題を特定することはできません。他の数値もあわせてチェックする必要があるのです。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれているのですが、検査結果から異常を発見できる時代になってます。それだけに肝臓を守るためにも、いろいろ気をつけたいところです。
そのためには、なるべく身体を疲れさせないようにすること。できるだけ規則的な生活を送って、睡眠をしっかりとることが基本です。アルコールや脂分を含むものは控えたり減らして、その代わり、良質のタンパク質や、野菜など低カロリーで栄養価の高いものを食べるようにしてください。
ちなみに、肝機能の数値が高いときの運動はプラスになりません。運動を好んでいるなら、数値が改善するまでは激しい運動はダメ。散歩程度の軽いものにしてください。
「肝心(かんじん)」という言葉は、肝臓がとても重要な臓器であることを示してます。検査にひっかっかのなら、まずは再検査できちんと原因を特定することです。
普段は誰でも、健康について向き合うことはすくないものです。
どこかが痛くなったり苦しくなって、初めて自分の身体を気にするのは当たり前のこと。
見つかったときには病気が進行したしまっていた!
というケースが多いのも仕方ないことだといえます。
でも、身体に異常を感じなくても健康と向き合うことができる機会があります。
それが 健康診断!
受け取った診断結果に赤く表示されてる数字を発見すると、いつもは「のほほん」としている人でも、背中に寒気が走るのではないでしょうか?
健康についてあまり考えることがなくても、健康診断の結果は気になるものです。診断結果には聞きなれない言葉がたくさん並んでいます。自覚症状はないとしても、聞き慣れない言葉には不安がともないます。そのうち「ALPの数値」が高い場合、身体のどこに問題があるのでしょうか。
・問題がある可能性
ALPの数値は、肝機能低下や肝臓に疾患があると高値になる傾向があります。肝疾患の判断の目安になるのです同じく、ALT、ASTも肝機能に問題があると異常値を示します。
ALPとは、アルカリ性の状況下でリン酸化合物を分解する酵素のこと。いろいろな臓器の細胞に含まれていますが、主に肝臓で作られるものです。
胆汁の成分としていったん胆嚢に貯蔵されて十二指腸に排泄されますが、この経過で、結石や腫瘍などで、胆汁の流れが悪くなると、ALPが血中に流れだします。検査数値が高いのは、血液中にALPが増えてしまった結果です。
ALPのみならず、ALT、AST、γーGTP、は、肝臓や胆道などの状態を示すものです。これら数値が極端に高い場合は肝臓になんらかの異常があるということになります。とはいえ、ALPだけが高い数値になっているからといって、問題を特定することはできません。他の数値もあわせてチェックする必要があるのです。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれているのですが、検査結果から異常を発見できる時代になってます。それだけに肝臓を守るためにも、いろいろ気をつけたいところです。
そのためには、なるべく身体を疲れさせないようにすること。できるだけ規則的な生活を送って、睡眠をしっかりとることが基本です。アルコールや脂分を含むものは控えたり減らして、その代わり、良質のタンパク質や、野菜など低カロリーで栄養価の高いものを食べるようにしてください。
ちなみに、肝機能の数値が高いときの運動はプラスになりません。運動を好んでいるなら、数値が改善するまでは激しい運動はダメ。散歩程度の軽いものにしてください。
「肝心(かんじん)」という言葉は、肝臓がとても重要な臓器であることを示してます。検査にひっかっかのなら、まずは再検査できちんと原因を特定することです。