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こんな兆候を逃さないで 脳梗塞の予防と対策 1 [頭痛 痛みと特徴]
■ こんな兆候を逃さないで 脳梗塞の予防と対策 1
依然として高いランキングを保ったままの「脳梗塞」
発症前に体の片側の「まひ」や「しびれ」などの前兆が表れることもあります。小さな危険を見逃さないで、一刻も早く対処することが、発症の予防につながります。
・脳梗塞はこんな病気
脳卒中のひとつにあたり、脳の血管が詰まる病気です。突然起こることもあるのですが、「一過性脳虚血発作」と呼ばれる前ぶれの症状が見られる場合もよくあります。脳梗塞の前兆を見逃さないで、早期発見・治療につなげるための知識が大切。今回は、そんな脳梗塞を防ぐポイントです。
命に関わらだけでなく後遺症も重い
脳の血管に何らかの異常が起こる病気を「脳血管疾患(脳卒中)」総称し、大きく三つのタイプに分けられます。「脳出血」「くも膜下出血」がありますが、そのうちの一つ「脳梗塞」は脳卒中全体の6割を占めています。
日本人の死因はワースト3は、がん、心疾患、肺炎ですが、それに次いで第4位(厚生労働省「2014年人口動態統計」)になってます。医療発達の恩恵で、命を繋ぎとめるケースが増えていますが、マヒなどの重い後遺症が残ることも多く、要介護や寝たきりを招く大きな原因となっています。
脳梗塞は脳の血管が血栓(血液のかたまり)によって詰まる病気です。水道のホースを踏むのと同じで、血管が詰まるとそこから血流が途絶えます。酸素や栄養が、その先にまで届かなくなり、脳の神経細胞が死んでしまうのです。
かつての日本では脳出血が多くみられました。脳出血は、脳の細い血管が破れて出血する病気です。近年では、高血圧の治療や栄養状態の改善などにより脳出血が減少してますが、食生活が欧米化したことにより脳梗塞の方は増加しています。
■ 脳梗塞の種類
脳梗塞は、次の三つのタイプに分けられます。症状や症状の程度は、ダメージを受けた脳の部位と範囲によって異なります。
1 アテローム血栓性脳梗塞
アテロームとは、頸動脈や脳の太い血管の壁の中にコレステロールがたまって血管の内側に盛り上がる邪魔者。アテロームが大きくなると、動脈を塞いだり、盛り上がったところに血液中の血小板などがこびりついてかたまりを作ります。そうした固まりが剥がれ、流れていった先の動脈を塞いでしまって起こるのが、アテローム血栓性脳梗塞です。
2 ラクナ梗塞
脳では、太い血管から細い血管へと枝分かれしていきます。この細い血管が、高血圧のために傷み、内腔(内側の空洞部分)が狭くなり、詰まることで起こります。
3 心原性脳塞栓症
心臓にできた血栓が、血流に乗って運ばれ、首や脳の主に太い血管が詰まる症状です。最も多い原因が、心臓内の心房が小刻みに震える「心房細動」と呼ばれる不整脈。心房細動があると、心房の収縮が不規則になり、血液の流れがよどんでしまい、血栓ができやすくなります。
今回はここまで、次回は「兆候」についてです
依然として高いランキングを保ったままの「脳梗塞」
発症前に体の片側の「まひ」や「しびれ」などの前兆が表れることもあります。小さな危険を見逃さないで、一刻も早く対処することが、発症の予防につながります。
・脳梗塞はこんな病気
脳卒中のひとつにあたり、脳の血管が詰まる病気です。突然起こることもあるのですが、「一過性脳虚血発作」と呼ばれる前ぶれの症状が見られる場合もよくあります。脳梗塞の前兆を見逃さないで、早期発見・治療につなげるための知識が大切。今回は、そんな脳梗塞を防ぐポイントです。
命に関わらだけでなく後遺症も重い
脳の血管に何らかの異常が起こる病気を「脳血管疾患(脳卒中)」総称し、大きく三つのタイプに分けられます。「脳出血」「くも膜下出血」がありますが、そのうちの一つ「脳梗塞」は脳卒中全体の6割を占めています。
日本人の死因はワースト3は、がん、心疾患、肺炎ですが、それに次いで第4位(厚生労働省「2014年人口動態統計」)になってます。医療発達の恩恵で、命を繋ぎとめるケースが増えていますが、マヒなどの重い後遺症が残ることも多く、要介護や寝たきりを招く大きな原因となっています。
脳梗塞は脳の血管が血栓(血液のかたまり)によって詰まる病気です。水道のホースを踏むのと同じで、血管が詰まるとそこから血流が途絶えます。酸素や栄養が、その先にまで届かなくなり、脳の神経細胞が死んでしまうのです。
かつての日本では脳出血が多くみられました。脳出血は、脳の細い血管が破れて出血する病気です。近年では、高血圧の治療や栄養状態の改善などにより脳出血が減少してますが、食生活が欧米化したことにより脳梗塞の方は増加しています。
■ 脳梗塞の種類
脳梗塞は、次の三つのタイプに分けられます。症状や症状の程度は、ダメージを受けた脳の部位と範囲によって異なります。
1 アテローム血栓性脳梗塞
アテロームとは、頸動脈や脳の太い血管の壁の中にコレステロールがたまって血管の内側に盛り上がる邪魔者。アテロームが大きくなると、動脈を塞いだり、盛り上がったところに血液中の血小板などがこびりついてかたまりを作ります。そうした固まりが剥がれ、流れていった先の動脈を塞いでしまって起こるのが、アテローム血栓性脳梗塞です。
2 ラクナ梗塞
脳では、太い血管から細い血管へと枝分かれしていきます。この細い血管が、高血圧のために傷み、内腔(内側の空洞部分)が狭くなり、詰まることで起こります。
3 心原性脳塞栓症
心臓にできた血栓が、血流に乗って運ばれ、首や脳の主に太い血管が詰まる症状です。最も多い原因が、心臓内の心房が小刻みに震える「心房細動」と呼ばれる不整脈。心房細動があると、心房の収縮が不規則になり、血液の流れがよどんでしまい、血栓ができやすくなります。
今回はここまで、次回は「兆候」についてです
タグ:noukessenn 脳血栓
熱はないけど 7 [微熱]
■ 熱はないけど 7
発熱は、病気の証ともいえる症状です。
とくに感染症では、たいていの場合体温が上昇するものです。
しかし、必ずしも、いつも誰でも発熱するかといえば、そうとも限りません。
「熱はないけど、病気である」という困った病状について・・・7回目。最後になります。
・咳が続いている
咳(多少の発熱も)の再発を繰り返す場合は、副鼻腔炎の可能性があります。
色のついた鼻水が出ている場合は副鼻腔炎の可能性があるのですが、鼻水でわからなくても喉の奥に膿がたくさん溜まっていることが多いのです。治療をせずに、喉の膿をそのまま放っておくことで、何度も感染をしてしまい、咳などの症状が再発することもあります。
子供の場合、辛さの表現が拙いので、外見上はわからないことが多くなります。垂れた鼻水に色がなくてもかんだ鼻汁が色つきということもよくあります。親としては鼻水の色を確認することも大切です。ベタベタしたねばねばの鼻水であれば膿です。
・お腹が痛い(下痢、吐き気、嘔吐)
これだけはっきり症状があれば、熱の問題ではなさそうです。
この場合、ウイルスによる感染性胃腸炎の可能性があります。
感染性胃腸炎は、細菌やウイルス、寄生虫などが原因で消化器症状をおこします。冬場であれば、とくにウイルスによる感染が多いとされます。よく知られているのは、ノロウイルスや、ロタウイルスですね。
ノロウイルス・ロタウイルスの区別
ノロウイルスは、子供も大人も感染し、胃腸炎の原因となります。一方のロタウイルスは、主に子供が感染し、米のとぎ汁のような白い下痢が出るのが特徴です。家族がノロウイルスに感染すると家族全体広がりやすいので、気がついたら、直ちに病院へ運んでください。
・胃腸に症状のでる風邪って?
ノロウイルスに感染すると、1~2ほどの潜伏期間を経て症状が出てきます。じわじわ出現する場合や急に出てくる場合もあり、一概には言えません。
最初は、お腹の張りを感じます。次いで、お腹が痛い、吐き気がするなどの症状が出てくるのです。お腹が痛くなると、下痢と嘔吐が始まります。全身の症状としては、全身倦怠感、関節痛、頭痛などの可能性があります。発熱はあっても38度前後ぐらいですが、ほとんど熱が出ないこともあります。こうした症状は2~3日で回復します。