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痛いあかぎれの原因と、おすすめの治療(1) [季節の症状]
■ 痛いあかぎれの原因と、おすすめの治療(1)
「ひび・あかぎれ」ってどんなもの?
とくに冬になるとできてしまう、痛い ひび・あかぎれ。いったんできるとナカナカ治り難く、痛みに耐える日々が続きます。あかぎれ・ヒビ とはいったいなんなのでしょうか。どういう理由でなってしますのでしょうか?
・あかぎれ とは?
ヒビ・あかぎれには段階があります。
ひび:
角質層の脂質や水分が奪われ、肌表面の溝に沿って生じた亀裂
あかぎれ:
「ひび」の状態がさらに悪化して、真皮層まで深く亀裂が生じたもの
ひびの新化系。それが「あかぎれ」というものです。程度の軽いのが「ひび」、重いのが「あかぎれ」と思っておけばまちがいないでしょう。
冬になると、手足の乾燥がひどくなります。カサついた状態になっているなぁと感じる方も多いのでは。この段階でかんらかの処置・対応をすれば悪化の前に沈めることができるのですが、状態を改善しないで放置すると、角質層の脂質や水分が奪われ、肌表面の溝に沿って亀裂を生じることがあります。これが「ひび」の段階です。
さらに悪化して、肌表面から真皮層まで深く亀裂が生じてしまえば「あかぎれ」です。真皮層には血管が走ってるので、亀裂部位から血がにじんで出てくる場合もあります。肌が割れて出血している状態は、とてもいたいのですが、他人からみても痛々しいものです。
悩ましいのは見た目だけではありません。「ひび」が生じれば肌が赤くただれて強い痒みを感じます。「あかぎれ」進むとピリピリとした痛みを伴うこともあります。日常生活にも、ときに支障があります。台所仕事や洗顔のたびに患部に水がしみますし、すこし指を動かしただけで傷口が開き、出血が繰り返されます。とても辛くて、やっかいといえる症状ですね。
次回はそんな皸(あかぎれ)の原因についてです。
脳が原因のめまい(その2) [めまい]
■ 脳が原因のめまい(その2)
人間の身体が発する危険信号には,いろいろあります。
「おならが出たいんですけど」といった軽いものから、「ダメだ! 倒れる!」 といった緊急性の高いものまでさまざまです。その中でも、「めまい」は危険度の高い信号といえるでしょう。前回に引き続き、脳が原因のめまいについてです。
脳に関する大きな病気というと、「脳卒中」が挙げられます。この脳卒中は、「血管が詰まる」ケースと、「血管が破れる」ケースの2つに大きく分けられます。これらは、さらに再分化されています。
前回お話した、脳の出血(橋出血・小脳出血)やくも膜下出血は、「血管が破れる」ケースに属します。
これまでは、バラバラにお話していたのですが、それでは理解が難しいと考え、ここで一度、系統をまとめたいと思います。まずは、「めまい」に拘らずにお話します。
■ 「脳卒中」の分類
・血管が詰まるタイプ
脳梗塞
脳血栓症
脳塞栓症
一過性脳虚血発作
・血管が破れるタイプ
脳出血
くも膜下出血
脳の血管が詰まる「脳梗塞」や、脳の血管が破れる「脳出血」は、どちらとも「めまい」起こします。通常2~3時間、短くとも20~30分続きます。内耳に近い脳幹に障害が起こると、回転性の強いめまいが生じ、障害の起きた部位が内耳から離れるに従い、揺れるような比較的弱いめまいになります。
□ 脳梗塞のめまい
血管が詰まるタイプの脳梗塞には、脳血栓症と脳塞栓症があります。どちらとも発症時あるいは発症の前兆として、めまいが起こります。多くの場合、、一過性脳虚血発作を繰り返しながら症状がだんだんと進行します。
発作の前兆としては、めまい感と一緒にふらつきやを訴えることがあります。数分か数時間かけて、障害された部位の神経機能が失われていきます。これは、神経脱落症状と呼ばれます。
めまいは、比較的穏なのですが、発症の部位によっては状況が変わります。脳塞栓症が椎骨脳底動脈系に起こると、急激な回転性のめまいに襲われることになります。
また、紛らわしいケースに、小脳に生じる梗塞があります。小脳梗塞のメマイは、きわめて軽く済むことがあります。しかも、「身体を動かしているときに、一時的に起こる」だけということが少なくありません。たとえば、急に起き上がった時や、顔を上に向けたときなどに、軽く感じるだけです。「疲れ」かな。または、「血圧のせい」や「立ちくらみ」。と思ったら大間違いで、実は小脳梗塞だったというケースもよくあります。
□ 脳出血のめまい
脳の中の細かい血管が破れて出血しするのが、脳出血です。破裂した血液は、脳や中枢内に血腫を作ります。その血腫が大きくなっていくと、固まりと回りの腫れ(浮腫)が周囲を圧迫して、周囲の血流をも阻害。その影響を受け、接触している部位や周囲の脳細胞の活動が低下していく。。。
脳出血のめまいは、急激な回転性のめまいです。めまい のほか、頭痛や嘔吐を一緒に起こすことがあります。
脳出血は、高血圧の方がかかりやすい病気です。ふだんの食事や運動することで、病気を遠ざけることができます。
人間の身体が発する危険信号には,いろいろあります。
「おならが出たいんですけど」といった軽いものから、「ダメだ! 倒れる!」 といった緊急性の高いものまでさまざまです。その中でも、「めまい」は危険度の高い信号といえるでしょう。前回に引き続き、脳が原因のめまいについてです。
脳に関する大きな病気というと、「脳卒中」が挙げられます。この脳卒中は、「血管が詰まる」ケースと、「血管が破れる」ケースの2つに大きく分けられます。これらは、さらに再分化されています。
前回お話した、脳の出血(橋出血・小脳出血)やくも膜下出血は、「血管が破れる」ケースに属します。
これまでは、バラバラにお話していたのですが、それでは理解が難しいと考え、ここで一度、系統をまとめたいと思います。まずは、「めまい」に拘らずにお話します。
■ 「脳卒中」の分類
・血管が詰まるタイプ
脳梗塞
脳血栓症
脳塞栓症
一過性脳虚血発作
・血管が破れるタイプ
脳出血
くも膜下出血
脳の血管が詰まる「脳梗塞」や、脳の血管が破れる「脳出血」は、どちらとも「めまい」起こします。通常2~3時間、短くとも20~30分続きます。内耳に近い脳幹に障害が起こると、回転性の強いめまいが生じ、障害の起きた部位が内耳から離れるに従い、揺れるような比較的弱いめまいになります。
□ 脳梗塞のめまい
血管が詰まるタイプの脳梗塞には、脳血栓症と脳塞栓症があります。どちらとも発症時あるいは発症の前兆として、めまいが起こります。多くの場合、、一過性脳虚血発作を繰り返しながら症状がだんだんと進行します。
発作の前兆としては、めまい感と一緒にふらつきやを訴えることがあります。数分か数時間かけて、障害された部位の神経機能が失われていきます。これは、神経脱落症状と呼ばれます。
めまいは、比較的穏なのですが、発症の部位によっては状況が変わります。脳塞栓症が椎骨脳底動脈系に起こると、急激な回転性のめまいに襲われることになります。
また、紛らわしいケースに、小脳に生じる梗塞があります。小脳梗塞のメマイは、きわめて軽く済むことがあります。しかも、「身体を動かしているときに、一時的に起こる」だけということが少なくありません。たとえば、急に起き上がった時や、顔を上に向けたときなどに、軽く感じるだけです。「疲れ」かな。または、「血圧のせい」や「立ちくらみ」。と思ったら大間違いで、実は小脳梗塞だったというケースもよくあります。
□ 脳出血のめまい
脳の中の細かい血管が破れて出血しするのが、脳出血です。破裂した血液は、脳や中枢内に血腫を作ります。その血腫が大きくなっていくと、固まりと回りの腫れ(浮腫)が周囲を圧迫して、周囲の血流をも阻害。その影響を受け、接触している部位や周囲の脳細胞の活動が低下していく。。。
脳出血のめまいは、急激な回転性のめまいです。めまい のほか、頭痛や嘔吐を一緒に起こすことがあります。
脳出血は、高血圧の方がかかりやすい病気です。ふだんの食事や運動することで、病気を遠ざけることができます。
脳が原因のめまい(その1) [めまい]
■ 脳が原因のめまい(その1)
痛い・かゆいなど、人間には身体の不調を教えてくれる便利な信号があります。「めまい」もその一つ。めまいの原因を考えることは、重大な結果を避けるための手段でもあります。めまいを起こす原因には、大きく、耳と脳がありましたね。前回は「耳」のめまいでした。今回は、脳のめまい についてお話します。
脳の疾患は、めまいを引き起こします。よく知られるところでは「動脈硬化」。動脈硬化を起こすと、小脳や脳幹への血流が少なくなります。これがめまい発生させるのです。
脳が原因のめまいはいくつもあります。「動脈硬化」の場合は、直接の原因は「脳」ではありませんが、ほうっておくと、脳もダメージを受けてしまいます。「めまいの後ろには、大きな病気が隠れている可能性がある」と言われれますが、共通するメカニズムは、脳の血流状態が、なんらかの原因によって少なくなる事。これがめまいをおこすわけです。
脳を原因とする「めまい」を2回に分けてお話します。
■ 低血圧との関係
低血圧の方は、回転性のめまいを起こしやすいですね。とくに注意が必要なのは、目覚めた時。血圧が下がることで、一定に保たれている脳の血流が少なくなることより引き起こされるのです。こうした症状のことを「起立性低血圧」といいます。起き上がったときに、血圧が低下するわけです。このときにめまいが起こりやすいのです。高齢者にも、多くみられる症状です。
■ 高血圧との関係
高血圧になると、血圧が変動することによって、「フワフワする」「ものがチラチラみえる」などの症状が多く現れます。軽い「めまい」といったところでしょう。症状は、午前中に起こる事が多いようです。
■ 一過性脳虚血発作 (TIA)
一過性脳虚血発作とは、脳に行く血液の流れが一過性に悪くなって、運動麻痺、感覚障害などの症状が現れ、さらに、24時間以内、多くは数分以内にその症状が完全に消失するものをいいます。脳梗塞の前触れとして重要な発作です。
TIAの発症は急激です。5分以内に症状が完成して、それが2~30分(多くは数分)続きます。症状は、大脳へ行く2つの血管系、「内頸動脈系」と「椎骨動脈系」によって異なります。
内頸動脈系のTIA
半身の運動麻痺
感覚鈍麻(どんま)
失語症(しつごしょう)(言葉が言えない、理解できない)
片眼の視野障害など
椎骨脳底動脈系のTIA
めまい
構音障害
物が二重に見える複視
ドロップアタック(意識障害を伴わないで下肢の脱力のために転ぶ)
■ 小脳出血
小脳は、平衡感覚などを支配する大切な働きをしています。高血圧の人に多くおこるのが「小脳出血」。激しい回転性のめまい、吐き気、嘔吐、後頭部の痛みがみられます。目に、はっきりとした症状がみられるのが特徴です。その症状とは、「眼振」や「一方向をずっと向く」というものです。
■ 橋出血
脳幹と呼ばれる生命維持中枢は、呼吸、循環、嚥下などを司ります。ここにあるのが「橋」です。この「橋」が出血をすると、呼吸障害、昏睡、手足の麻痺がみられるようになります。回転性のめまいが生じ、上下方向にからだがゆれるように感じます。多くは、嘔吐や吐き気を伴います。
■ くも膜下出血
突然に、激しい頭痛が起こります。「くも膜」とは、脳を保護する膜の一つです。膜は3層あって、外側から、硬膜・くも膜・軟膜と呼びます。くも膜と脳との空間には脳の栄養血管が走っていて、保護液でもある脳脊髄液も循環しています。脳は、重さの割合に対しては大変多くの血液が流れています。表面に比較的太い栄養血管がある事が特徴で、他の多くの内臓とは異なっています。
この、くも膜と脳との空間にはり巡らされた血管が傷んで切れると、くも膜下出血が起こるのが「くも膜下出血 」です。「くも膜下出血 」が起こると、くも膜下に流れている脳脊髄液に血液が混ざってしまいます。
「くも膜下出血」の原因のほとんどは、脳動脈瘤(動脈のコブ)からの出血と考えられています。脳動脈瘤は、通常は栄養血管の一部です。大きくなり過ぎて周りの神経や脳の働きを妨害する症状で発見される事もありますが、切れる瞬間まで無症状である事がほとんどです。
まだまだ続きますが、今回はここまでにします。
痛い・かゆいなど、人間には身体の不調を教えてくれる便利な信号があります。「めまい」もその一つ。めまいの原因を考えることは、重大な結果を避けるための手段でもあります。めまいを起こす原因には、大きく、耳と脳がありましたね。前回は「耳」のめまいでした。今回は、脳のめまい についてお話します。
脳の疾患は、めまいを引き起こします。よく知られるところでは「動脈硬化」。動脈硬化を起こすと、小脳や脳幹への血流が少なくなります。これがめまい発生させるのです。
脳が原因のめまいはいくつもあります。「動脈硬化」の場合は、直接の原因は「脳」ではありませんが、ほうっておくと、脳もダメージを受けてしまいます。「めまいの後ろには、大きな病気が隠れている可能性がある」と言われれますが、共通するメカニズムは、脳の血流状態が、なんらかの原因によって少なくなる事。これがめまいをおこすわけです。
脳を原因とする「めまい」を2回に分けてお話します。
■ 低血圧との関係
低血圧の方は、回転性のめまいを起こしやすいですね。とくに注意が必要なのは、目覚めた時。血圧が下がることで、一定に保たれている脳の血流が少なくなることより引き起こされるのです。こうした症状のことを「起立性低血圧」といいます。起き上がったときに、血圧が低下するわけです。このときにめまいが起こりやすいのです。高齢者にも、多くみられる症状です。
■ 高血圧との関係
高血圧になると、血圧が変動することによって、「フワフワする」「ものがチラチラみえる」などの症状が多く現れます。軽い「めまい」といったところでしょう。症状は、午前中に起こる事が多いようです。
■ 一過性脳虚血発作 (TIA)
一過性脳虚血発作とは、脳に行く血液の流れが一過性に悪くなって、運動麻痺、感覚障害などの症状が現れ、さらに、24時間以内、多くは数分以内にその症状が完全に消失するものをいいます。脳梗塞の前触れとして重要な発作です。
TIAの発症は急激です。5分以内に症状が完成して、それが2~30分(多くは数分)続きます。症状は、大脳へ行く2つの血管系、「内頸動脈系」と「椎骨動脈系」によって異なります。
内頸動脈系のTIA
半身の運動麻痺
感覚鈍麻(どんま)
失語症(しつごしょう)(言葉が言えない、理解できない)
片眼の視野障害など
椎骨脳底動脈系のTIA
めまい
構音障害
物が二重に見える複視
ドロップアタック(意識障害を伴わないで下肢の脱力のために転ぶ)
■ 小脳出血
小脳は、平衡感覚などを支配する大切な働きをしています。高血圧の人に多くおこるのが「小脳出血」。激しい回転性のめまい、吐き気、嘔吐、後頭部の痛みがみられます。目に、はっきりとした症状がみられるのが特徴です。その症状とは、「眼振」や「一方向をずっと向く」というものです。
■ 橋出血
脳幹と呼ばれる生命維持中枢は、呼吸、循環、嚥下などを司ります。ここにあるのが「橋」です。この「橋」が出血をすると、呼吸障害、昏睡、手足の麻痺がみられるようになります。回転性のめまいが生じ、上下方向にからだがゆれるように感じます。多くは、嘔吐や吐き気を伴います。
■ くも膜下出血
突然に、激しい頭痛が起こります。「くも膜」とは、脳を保護する膜の一つです。膜は3層あって、外側から、硬膜・くも膜・軟膜と呼びます。くも膜と脳との空間には脳の栄養血管が走っていて、保護液でもある脳脊髄液も循環しています。脳は、重さの割合に対しては大変多くの血液が流れています。表面に比較的太い栄養血管がある事が特徴で、他の多くの内臓とは異なっています。
この、くも膜と脳との空間にはり巡らされた血管が傷んで切れると、くも膜下出血が起こるのが「くも膜下出血 」です。「くも膜下出血 」が起こると、くも膜下に流れている脳脊髄液に血液が混ざってしまいます。
「くも膜下出血」の原因のほとんどは、脳動脈瘤(動脈のコブ)からの出血と考えられています。脳動脈瘤は、通常は栄養血管の一部です。大きくなり過ぎて周りの神経や脳の働きを妨害する症状で発見される事もありますが、切れる瞬間まで無症状である事がほとんどです。
まだまだ続きますが、今回はここまでにします。
スマホの老眼は、近くが見える?(3) [目の症状]
■ スマホの老眼は、近くが見える?(3)
前回、前々回とやってきました「スマホ老眼」も、これで終わりです。
今回は、スマホでおこる老眼の諸症状などについてお話します。見えない・見えにくいだけでなく、体への異変もあるのです。
・目のかすみ/肩こりや頭痛も
病院でスマホ老眼だと診断された患者さんには下記のような症状があるといいます。
スマホの画面から遠くに視線をずらすと一瞬ぼやける、
スマホの画面から遠くに視線をずらすとピントがすぐに合わない
いつも目の焦点が合いづらい
目が疲れやすくなった
目がかすむこともある
夕方になると上記の症状がひどくなる
こうした症状は、目を酷使した後におこってくるものです。時間帯的には夕方以降に出やすいということですね。ただし、だいたいが一過性なので目を休めると自然に改善します。ひと晩寝たら翌日には元の見え方に戻っているのというのが普通です。
とはいえ、あまりに長く毛様体筋の緊張状態が続いてしまえば、肩や首、頭部の筋肉のこりへと連鎖していきます。
その程度で治まれば良いほうです。そのようなピント調節機能の不全「仮性老眼」が長く続くと、老眼ではなく近視化してしまう傾向もあるのです。使わない筋肉は衰えますすし、使う筋肉は脳は強化されます。人の体は思いのほか便利であり、与えられた環境に順応するようにできています。近くばかり見ていると、近くに焦点が合いやすいように、眼球を変化させて対応しようとするのです。
スマホ老眼を、放置するから老眼になるのではなく、ある意味、新化した結果近視化してしいまうようです。目が悪くなるのは、成長期の子どもだけではないのですね。
ところで、スマホ老眼と老眼の違いはどこにあるのでしょう。また、スマホ老眼は回復するのでしょうか?
老眼ピント調節異常は、毛様体筋そのものが老化して、伸び縮みしにくくなることが原因です。劣化というか衰えてしまうのが原因なので、改善することはありません。一方、スマホ老眼のほうは、目の調節力の機能不全によるもの。言ってみれば使いすぎによる疲労です。そういうことなので、目を休ませると改善するのです。
治るのだとわかると、人は都合のよいように考えてしまいます。
たとえば目の検査の前だけスマホを休めばいいのだと、思ってしまうのです。健康診断の一週間前だけお酒を止めるのに似ています。
そうは言っても継続は危険です。スマホが手放せないと自覚している人は、スマホ老眼のリスクを忘れないでください。スマホ老眼による肩こりや近視の進行を緩和しようとするなら、目を酷使しないこと。ときには、ぼんやり外を眺める長期休暇も必要です。
タグ:スマホ老眼
スマホの老眼は、近くが見える?(2)
■ スマホの老眼は、近くが見える?(2)
前回の例に「頭上の路線図が見えにくくなった」という話しがありました。
この例で感じた目の不調は、遠くのものが見えにくいというものです。老眼になると手元の文字などの「近くのものが見えにくく」なります。「スマホ老眼」と老眼は真逆の症状に思えますね。真逆にもかかわらず、「スマホ老眼」と呼ばれるのは不思議な感じがします。
老眼というのは、「目のピント調節機能の異常」によって起こる症状です。ピントが遠くに合ったままになると手元がぼやけ、近くに合ったままになると遠くがぼやけます。つまり「老眼」と「スマホ老眼」は、ピント調節機能不全という点では同じということになります。
人の目がピントを調節するのには、水晶体(レンズの役割)と毛様体筋(レンズの厚みを変える筋肉)が関係してます。景色のような遠くを見るときは毛様体筋がゆるんで、水晶体は薄くなります。反対に指先やスマホなどの近くを見るときは、水晶体を厚くさせるため毛様体筋は縮むのです。自動でピントを決めるオートフォーカスと同じです。目は、水晶体の厚みをスムーズに変えることでピントを合わせているのです。
スマホを長時間使用し続けた場合、目はどうなるでしょうか。毛様体筋は縮みっぱなしになって、すぐに緩ににくくなります。水晶体が厚いままで遠くを見るために、ピントが合わず「ぼんやり見える」ことになるのです。
ピント調節機能の不全こそが、「スマホ老眼」の正体です。
ちなみに医学用語では、スマホ老眼のことを『仮性近視』と言うとか。
調節力の50%以内の力で見られる距離は、40代で66cm、50代で117cmです。この40~50代は、老眼が顕著になる年代です。ピント調節機能はだいぶ衰えてくてるのですが、余力がギリギリないわけではありません。こうした人たちがスマホの使いすぎてしまうと、「スマホ老眼」になりやすいのは当たり前といえますね。
ちなみに私も50代。まさに「老眼」と「スマホ老眼」に悩まされてます。
タグ:スマホ老眼
スマホの老眼は、近くが見える? [目の症状]
■ スマホの老眼は、近くが見える?
メールやスケジュール管理画面、ニュースを見たり、経路検索したり、YOUTUBEを楽しんだり。普段でもビジネスシーンでも欠かせないツールがスマートフォン(スマホ)です。個人的にはWEB小説の文字文字コンテンツが多いですが、とにかくスマホに触れる機会が多くなるほど、目にかかる負担が増えるのは当然のこと。
そんな中で、懸念されているというか絶賛問題の渦中となってるのが、「スマホ老眼」です。スマホ老眼はどうしておこるのか。その対策はどうなのか。非情に気になるところですが、まずはスマホ老眼のメカニズムについて考えましょう。
経験したことはないでしょうか?
仕事で取引先を回って歩く人などは、部署との連絡はメールがほとんどです。訪問先への行き方を調べたりしながらも、時々ニュースのチェックをしたりしますよね。これ、やってることは違うのですが、使うツールはスマホです。あるときのこと。駅のホームで次の取引先までの経路をスマホで調べてから、頭上の路線図を確認しようと、視線をずらすと、駅名がぼんやりとして見えなくなった。「おかしいな」 何度か瞬きをしているうちに、だんだんと駅名がハッキリと見えるようになったのですが。
時々というか、しばしば感じるこの「見えにくさ」は私にも経験があります。実際、近くは問題なく見えるので、きっと気のせいだと思い込むのが普通です。ところがこれこそが「スマホ老眼」なのです。
■ スマホが目の不調を引き起こすのはナゼ
「VDT(Visual Display Terminal)症候群」という言葉があります。パソコンなどのディスプレーを見続けることで起こる、健康上のトラブルであり、新たな現代病として問題になってます。上述の「遠くのものにピントが合いにくい」という症状も、VDT症候群の一つとなります。それが、VDT症候群でなく「スマホ老眼」と呼ばれてる背景には、スマホやタブレット端末の普及と、スマホが持つ4つの特性も拍車をかけています。
・スマホが目の負担になる4つの特性
1 画面の距離が目と近い
目が焦点を合わせることを調節力といいます。もともと持っている調節力の50%以内の力で見られる距離が、目の疲れない理想的な距離。この距離の目安は年代で異なります
20代で28cm
30代で40cm
40代で66cm
50代で117cm
加齢で距離が伸びることがわかりますが、目からスマホの画面までの距離は15~30cmです。
2 画面や文字が小さい
5インチ程度の小さい画面の中に細かな文字がずらずらと並んでる。
3.目に入ってくる情報量が多い
小さいだけでなく密集している。スクロールで、細かな文字や画像などの情報が次々と目に飛び込んでくる。
4.ブルーライトが光の調節機能を低下させる
スマホのディスプレイからは、多くのブルーライトが放射されている。至近距離では、ブルーライトは拡散せず、強いまま目に当たる。
仕事だけではなく日常生活でもスマホを使う機会は増えてます。1日を通してスマホ時間が増えた結果、目の調節機能の不全が進みます。つまりスマホ老眼へとつながるのです。
タグ:スマホ老眼
ペットは迷惑?飼い主が意図せず害している健康被害行為とは [ペットの健康]
■ ペットは迷惑?飼い主が意図せず害している健康被害行為とは
生活環境の変化や、食事への気遣いからペットの寿命は確実に伸びてます。
進歩そた医療も、ペットの長寿に大きく貢献してます。
長寿実現の体制は整いつつありますが、それでも飼い主のサポート無しには不可能です。例えば食事。ペットの犬や猫が病気のときにはどんなペットフードが良いのでしょう。
もっとも良いのが獣医が処方した食べ物。症状に応じた『処方食』と、豊富な栄養が含まれる『栄養食』の2種類がありますが、処方食は“食べる薬”であり治療効果があるのです。
それなら、『処方食』であればなんでも良いのかと思いますが、量販店などで購入たものは、与えることはやめたほうがいいでしょう。医師はペットごとに、そのときの症状に併せて処方食を出しています。その子の「今」に合うものを処方しているので、飼い主が個人の判断で与えてしまうのとのは違います。良かれと思ったモノでも、副作用などでかえって健康を害してしまうこともあるのです。
CMなどでよく見かける「ペットのおやつ」があります。ペースト状のペットフードなのですが、購入はよくよく考えてみてください。
というのは、ペースト状のペットフードは水分量が90%以上です。それほど水を飲まない猫にとってはメリットがありますが、栄養より味を重視したものが多いのが問題です。ペットは喜んで食いつくでしょうが、カロリーが高めなのです。高血圧や心臓病などのリスクを高めてしまうので、ほどほどにしておきましょう。
意図せずに日常のなかでペットの健康を害している行為は、食事以外にも多々あります。
そのひとつがシャンプー。犬にシャンプーをする回数には注意が必要です。屋内犬なら月に1~2回、屋外犬ならひどく汚れたときに洗うだけで十分です。シャンプーは皮脂を落としすぎてしまいます。洗う回数が多いと、免疫力を低下させてしまうことになるので、これも考えたほうがよいですね。
「ご長寿猫研究会」という団体が平均寿命を超える長寿猫103匹の飼い主にアンケートを取った結果があります。これによれば、長寿猫の中で歯を磨いている猫は1匹もいなかったそうです。「歯が健康な猫は長生き」というのが通説が覆された形ですね。ちなみに、大半の猫は歯肉炎を患っていたとのこと。歯の健康だけがネコ長寿の秘訣と決めるのは人間の勝手な理窟のようです。
生活環境の変化や、食事への気遣いからペットの寿命は確実に伸びてます。
進歩そた医療も、ペットの長寿に大きく貢献してます。
長寿実現の体制は整いつつありますが、それでも飼い主のサポート無しには不可能です。例えば食事。ペットの犬や猫が病気のときにはどんなペットフードが良いのでしょう。
もっとも良いのが獣医が処方した食べ物。症状に応じた『処方食』と、豊富な栄養が含まれる『栄養食』の2種類がありますが、処方食は“食べる薬”であり治療効果があるのです。
それなら、『処方食』であればなんでも良いのかと思いますが、量販店などで購入たものは、与えることはやめたほうがいいでしょう。医師はペットごとに、そのときの症状に併せて処方食を出しています。その子の「今」に合うものを処方しているので、飼い主が個人の判断で与えてしまうのとのは違います。良かれと思ったモノでも、副作用などでかえって健康を害してしまうこともあるのです。
CMなどでよく見かける「ペットのおやつ」があります。ペースト状のペットフードなのですが、購入はよくよく考えてみてください。
というのは、ペースト状のペットフードは水分量が90%以上です。それほど水を飲まない猫にとってはメリットがありますが、栄養より味を重視したものが多いのが問題です。ペットは喜んで食いつくでしょうが、カロリーが高めなのです。高血圧や心臓病などのリスクを高めてしまうので、ほどほどにしておきましょう。
意図せずに日常のなかでペットの健康を害している行為は、食事以外にも多々あります。
そのひとつがシャンプー。犬にシャンプーをする回数には注意が必要です。屋内犬なら月に1~2回、屋外犬ならひどく汚れたときに洗うだけで十分です。シャンプーは皮脂を落としすぎてしまいます。洗う回数が多いと、免疫力を低下させてしまうことになるので、これも考えたほうがよいですね。
「ご長寿猫研究会」という団体が平均寿命を超える長寿猫103匹の飼い主にアンケートを取った結果があります。これによれば、長寿猫の中で歯を磨いている猫は1匹もいなかったそうです。「歯が健康な猫は長生き」というのが通説が覆された形ですね。ちなみに、大半の猫は歯肉炎を患っていたとのこと。歯の健康だけがネコ長寿の秘訣と決めるのは人間の勝手な理窟のようです。
薄毛の原因は、数年前のダイエット? [抜け毛・薄毛・細毛]
■ 薄毛の原因は、数年前のダイエット?
女性のみならず、健康を支えるダイエットは現代のたしなみかもしれません。でも無理なダイエットが原因で、身体ところか髪までやせてしまう女性が急増といいます。
ダイエットの失敗成功は、直にみために表れます。「これは合わない」「ダメ」とわかれば、別の方法に切り替えるなり、中止するなりすればいいと、誰もが信じてますが。
「食生活のツケは、数年後にまわってくる」
恐ろしいことですが、時間が過ぎた将来に薄毛にってしまう危険がささやかれてます。
ならば、どうすれば薄毛を回避できるのでしょうか。今回はとくに女性の「時差式薄毛」にらないための栄養補給のポイントについてです。
■ 髪の寿命が問題です
髪にはサイクルがあることがわかってます。ヘアケアを意識する人にとっては常識といってもいいですね。1本の髪の毛の寿命は2~6年。ところが、無茶な食生活を続けているとこの常識に変化がでます。影響すぐではなく、新たに生え変わる数年後。髪が細くなったり、薄くなったりする可能性が高くなるのです。
極端に食事量を減らしたり、短期間で急激に体重を落としたりするダイエットは避けましょう。この期間に摂取したわずかな栄養は内蔵に優先されて送られていきます。末端であり命影響が及ばない部位は後回し。頭皮ももちろん後回しの仲間です。この時期に生え出した髪は不運。栄養失調での誕生になりやすくなります。
・ダイエットはセオリーを護って
ダイエットでおとせる体重には限界があります。
1か月間に落としていいとされる体重は、自分の体重の5%以内。これが目安です。体重が50㎏の人であれば、月にマイナス2.5㎏までにとどめましょう
健康な髪を保つには、食事の内容も大事です。髪の毛は99%がタンパク質なので、良い髪には良質なタンパク質が不可欠。肉や魚、卵、乳製品などの動物性タンパク質と、大豆やピーナッツなどの植物性タンパク質をバランスよく食べることが、抜け毛対策となります。
それだけでなく、タンパク質の吸収を高めるビタミン類も大切です。旬の野菜や果物を選べば不足分を効果的に補えます。冬であれば、白菜やホウレンソウ、小松菜、ニラ、大根、ミカンなどがおすすめでね。
海藻は「髪にいい」と言われてますが、あれには鉄、銅、亜鉛などのミネラル類が含まれてます。そのような栄養素には、血管から栄養を受け取って髪を作る毛母細胞の細胞分裂をスムーズにし、髪質をよくする働きがあります。機能的には、タンパク質の吸収を助けるものです。単独で摂るというよりタンパク質と一緒に摂取したほうが効果が高いそうです。
・睡眠を忘れないで
寝る子は育つ。人間は眠っている間に身体の疲れをとって成長を促します。そんな成長ホルモンが最も多く分泌されるのは、22時から翌2時にかけての時間。いわゆる「ゴールデンタイム」というヤツです。「ゴールデンタイム」否定説もありますが、個人的には信仰者です。実際、昼間の睡眠と夜間の睡眠とでは、疲れの取れ方が段違いですから。流氷環境に住むシロクマは、冬の流氷上でしか狩ができないよう新化しました。それほど、人間を含んだ生物は長期自然現象に依存した営みを送っているのです。
夜に寝る。昼に活動。
これは心身にとって外せない良好サイクルといえます。
寝る直前の飲食は睡眠を邪魔します。内臓が消化活動に入ってしまことで、よい睡眠が得られなくなるのです。この場合も、成長ホルモンの分泌量が減って髪が成長しにくくなってしまいます。寝る前のアルコールやカフェインも睡眠の質を下げてしまうので、結果、髪の成長を妨げることにります。
髪の成長を促す理想は、寝る3時間前までに飲食をすませることです。そして、髪が栄養不足にならないよう、タンパク質を中心に、日ごろからバランスのよい食事を心がけていきましょう。
女性のみならず、健康を支えるダイエットは現代のたしなみかもしれません。でも無理なダイエットが原因で、身体ところか髪までやせてしまう女性が急増といいます。
ダイエットの失敗成功は、直にみために表れます。「これは合わない」「ダメ」とわかれば、別の方法に切り替えるなり、中止するなりすればいいと、誰もが信じてますが。
「食生活のツケは、数年後にまわってくる」
恐ろしいことですが、時間が過ぎた将来に薄毛にってしまう危険がささやかれてます。
ならば、どうすれば薄毛を回避できるのでしょうか。今回はとくに女性の「時差式薄毛」にらないための栄養補給のポイントについてです。
■ 髪の寿命が問題です
髪にはサイクルがあることがわかってます。ヘアケアを意識する人にとっては常識といってもいいですね。1本の髪の毛の寿命は2~6年。ところが、無茶な食生活を続けているとこの常識に変化がでます。影響すぐではなく、新たに生え変わる数年後。髪が細くなったり、薄くなったりする可能性が高くなるのです。
極端に食事量を減らしたり、短期間で急激に体重を落としたりするダイエットは避けましょう。この期間に摂取したわずかな栄養は内蔵に優先されて送られていきます。末端であり命影響が及ばない部位は後回し。頭皮ももちろん後回しの仲間です。この時期に生え出した髪は不運。栄養失調での誕生になりやすくなります。
・ダイエットはセオリーを護って
ダイエットでおとせる体重には限界があります。
1か月間に落としていいとされる体重は、自分の体重の5%以内。これが目安です。体重が50㎏の人であれば、月にマイナス2.5㎏までにとどめましょう
健康な髪を保つには、食事の内容も大事です。髪の毛は99%がタンパク質なので、良い髪には良質なタンパク質が不可欠。肉や魚、卵、乳製品などの動物性タンパク質と、大豆やピーナッツなどの植物性タンパク質をバランスよく食べることが、抜け毛対策となります。
それだけでなく、タンパク質の吸収を高めるビタミン類も大切です。旬の野菜や果物を選べば不足分を効果的に補えます。冬であれば、白菜やホウレンソウ、小松菜、ニラ、大根、ミカンなどがおすすめでね。
海藻は「髪にいい」と言われてますが、あれには鉄、銅、亜鉛などのミネラル類が含まれてます。そのような栄養素には、血管から栄養を受け取って髪を作る毛母細胞の細胞分裂をスムーズにし、髪質をよくする働きがあります。機能的には、タンパク質の吸収を助けるものです。単独で摂るというよりタンパク質と一緒に摂取したほうが効果が高いそうです。
・睡眠を忘れないで
寝る子は育つ。人間は眠っている間に身体の疲れをとって成長を促します。そんな成長ホルモンが最も多く分泌されるのは、22時から翌2時にかけての時間。いわゆる「ゴールデンタイム」というヤツです。「ゴールデンタイム」否定説もありますが、個人的には信仰者です。実際、昼間の睡眠と夜間の睡眠とでは、疲れの取れ方が段違いですから。流氷環境に住むシロクマは、冬の流氷上でしか狩ができないよう新化しました。それほど、人間を含んだ生物は長期自然現象に依存した営みを送っているのです。
夜に寝る。昼に活動。
これは心身にとって外せない良好サイクルといえます。
寝る直前の飲食は睡眠を邪魔します。内臓が消化活動に入ってしまことで、よい睡眠が得られなくなるのです。この場合も、成長ホルモンの分泌量が減って髪が成長しにくくなってしまいます。寝る前のアルコールやカフェインも睡眠の質を下げてしまうので、結果、髪の成長を妨げることにります。
髪の成長を促す理想は、寝る3時間前までに飲食をすませることです。そして、髪が栄養不足にならないよう、タンパク質を中心に、日ごろからバランスのよい食事を心がけていきましょう。
タグ:薄げ
腹痛の症状3(下腹) [腹痛]
腹痛の症状3(下腹)
腹部ほ範囲は広いですよね。
胸の下から下半身の上部までは「腹」にあたります。
ほかに「横腹」もあるわけで、「腹」に関する病気の領域も広いものとなってます。
今回は下腹部です。
■ 下腹部の痛みについて
下腹部には、「骨盤に囲まれた骨盤腔」に「膀胱」「子宮」「子宮付属器」「前立腺」といった臓器が存在します。こうした臓器に何らかの病気や異常がおこると、下腹部の痛みが生じます。
下腹部の腹痛から考えられる病気には、どういったものがあるでしょうか?
下腹部全体が痛むとき
全体に痛みがあるときは、尿路結石や膀胱炎などが考えられます。
「尿路結石」は、30~40代の男性に多い病気。背部からわき腹にかけての激しい痛みが起こります。非常に強い痛みであり、冷や汗や嘔吐、それに吐き気などを伴うこともあります。
「膀胱炎」は、主に細菌が膀胱に感染して炎症を起こす病気です。排尿痛や頻尿、血尿といった症状がおこります。
右側の下腹部の痛み
下腹部の右側が痛むときには、虫垂炎が考えられます。
この場合の痛みの特徴は、特定部分を押すと痛みがあるというものです。へそから、右腰の骨の出っ張りを直線で結びます。その右下から、3分の1のところを押すと痛みを覚えます。
虫垂炎とは、盲腸の先端にある虫垂といわれる部位に炎症が起こる病気のこと。一般には「盲腸」といわれてます。突然、右側の下腹部が痛み、吐き気や嘔吐を引き起こします。
左側の下腹部の痛むとき
下腹部の左側が痛いときには、急性腸炎、慢性腸炎、食中毒、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群、大腸がんなどが考えれます。いろいろな病気の可能性があるのです。(ここは箇条書き)
急性腸炎
腸に炎症を引きおこす疾患群の総称のこと。
症状には下痢、嘔吐、吐き気、腹痛などがみられる
慢性腸炎では、慢性的に左下腹部の痛みを繰り返して、下痢、吐き気、嘔吐などを伴う。
食中毒
食物に入ってきた有害物、細菌、ウイルスなどによって急性の中毒症状を引き起こす病気。
症状は原因によって様々。下腹部の腹痛、下痢、嘔吐といった症状が多い。
潰瘍性大腸炎
大腸に炎症や潰瘍ができる病気。
下痢や腹痛を長期間繰り返す
過敏性腸症候群
慢性的に下痢や便秘などの症状が続く病気。
腸が弱いという人の大部分が過敏性腸症候群に当てはまるという。
主な症状は下痢、便秘、腹痛。排便で症状は軽くなる。
大腸がん
主に欧米的な食生活がひとつの原因であるといわれる。
中高年に多く、血便、下痢、便秘を繰り返す。
女性特有の下腹部の痛み
下腹部の痛みには、性差による病気の違いがあります。
女性特有の病気としては、子宮付属器炎や子宮内膜症などがあります。
子宮付属器炎
卵管と卵巣に微生物が感染して炎症を引き起こす病気
高熱、吐き気、嘔吐、おりものなどの症状がみられる
子宮内膜症
月経開始の数日前から強い月経痛が続くもの。
不妊症の原因となることもある。
男性特有の下腹部の痛み
男性特有の下腹部の痛みとしては、前立腺炎があります。前立腺炎は、主に細菌が尿道から進入して前立腺に感染するというケースが多いようです。前立腺炎にかかると、突然に、40度以上の高熱に襲われます。ほかに、倦怠感や悪寒、排尿時の痛み、残尿感、頻尿などの症状も特徴です。
腹部ほ範囲は広いですよね。
胸の下から下半身の上部までは「腹」にあたります。
ほかに「横腹」もあるわけで、「腹」に関する病気の領域も広いものとなってます。
今回は下腹部です。
■ 下腹部の痛みについて
下腹部には、「骨盤に囲まれた骨盤腔」に「膀胱」「子宮」「子宮付属器」「前立腺」といった臓器が存在します。こうした臓器に何らかの病気や異常がおこると、下腹部の痛みが生じます。
下腹部の腹痛から考えられる病気には、どういったものがあるでしょうか?
下腹部全体が痛むとき
全体に痛みがあるときは、尿路結石や膀胱炎などが考えられます。
「尿路結石」は、30~40代の男性に多い病気。背部からわき腹にかけての激しい痛みが起こります。非常に強い痛みであり、冷や汗や嘔吐、それに吐き気などを伴うこともあります。
「膀胱炎」は、主に細菌が膀胱に感染して炎症を起こす病気です。排尿痛や頻尿、血尿といった症状がおこります。
右側の下腹部の痛み
下腹部の右側が痛むときには、虫垂炎が考えられます。
この場合の痛みの特徴は、特定部分を押すと痛みがあるというものです。へそから、右腰の骨の出っ張りを直線で結びます。その右下から、3分の1のところを押すと痛みを覚えます。
虫垂炎とは、盲腸の先端にある虫垂といわれる部位に炎症が起こる病気のこと。一般には「盲腸」といわれてます。突然、右側の下腹部が痛み、吐き気や嘔吐を引き起こします。
左側の下腹部の痛むとき
下腹部の左側が痛いときには、急性腸炎、慢性腸炎、食中毒、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群、大腸がんなどが考えれます。いろいろな病気の可能性があるのです。(ここは箇条書き)
急性腸炎
腸に炎症を引きおこす疾患群の総称のこと。
症状には下痢、嘔吐、吐き気、腹痛などがみられる
慢性腸炎では、慢性的に左下腹部の痛みを繰り返して、下痢、吐き気、嘔吐などを伴う。
食中毒
食物に入ってきた有害物、細菌、ウイルスなどによって急性の中毒症状を引き起こす病気。
症状は原因によって様々。下腹部の腹痛、下痢、嘔吐といった症状が多い。
潰瘍性大腸炎
大腸に炎症や潰瘍ができる病気。
下痢や腹痛を長期間繰り返す
過敏性腸症候群
慢性的に下痢や便秘などの症状が続く病気。
腸が弱いという人の大部分が過敏性腸症候群に当てはまるという。
主な症状は下痢、便秘、腹痛。排便で症状は軽くなる。
大腸がん
主に欧米的な食生活がひとつの原因であるといわれる。
中高年に多く、血便、下痢、便秘を繰り返す。
女性特有の下腹部の痛み
下腹部の痛みには、性差による病気の違いがあります。
女性特有の病気としては、子宮付属器炎や子宮内膜症などがあります。
子宮付属器炎
卵管と卵巣に微生物が感染して炎症を引き起こす病気
高熱、吐き気、嘔吐、おりものなどの症状がみられる
子宮内膜症
月経開始の数日前から強い月経痛が続くもの。
不妊症の原因となることもある。
男性特有の下腹部の痛み
男性特有の下腹部の痛みとしては、前立腺炎があります。前立腺炎は、主に細菌が尿道から進入して前立腺に感染するというケースが多いようです。前立腺炎にかかると、突然に、40度以上の高熱に襲われます。ほかに、倦怠感や悪寒、排尿時の痛み、残尿感、頻尿などの症状も特徴です。