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病気は、親よりも子供の方が気になります。症状や状態を正確に告げることの出来ない幼児小児や乳幼児赤ちゃん新生児 などの病気は深刻に受け止められがちですね。子どもに限らず病気やケガは、個人の症状がまちまち。病気の種類は多くて、状態も変わります。
ひざ・口・膝・首・子宮・喉・心臓・性・舌・目・卵巣・鼻・爪・眼・甲状腺・肩・耳・精神・背中・心・骨・唇・足・歯・腸・血液・腎臓・胃腸・肺・脳・腕・性器などなど。症状が直接原因を表しているケースなら自分で判断することもでき、専門の病院を尋ねることができます。内臓や血液ほか多くの病気では外部に現れる症状だけでは判断が難しいケースがほとんどです。総合病院などで綿密な検査を受診し、あらためて専門医を受診することが重要になります。肥満や微熱、鼻血、尿、痛み、あざ、腰痛、ほか女性独特の悩みも多いかと思います。健康を過信しないで、正しい情報を得るためにも医者に相談し診断を受け入院などの処置をとるのが望ましいでしょう。
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喉の違和感3(ひっかかった・つまった) [喉の違和感]

喉の違和感3(ひっかかった・つまった)


喉は口と内臓を繋いでいる器官です。

肺へ繋がって呼吸を行う気管。
飲んだり食食べたりしたものを胃に送る食道。
さらには、脳に血液を送る大動脈も通っています。

身体を支えるあらゆる中心点になっているので、ほんのちょっと違和感があるだけでも、生活のリズムが変わってしまいます。つい、神経質になってしまうのも仕方のないことです。


前回に続いて、違和感の原因をお話しますね。
今回は、ひっかかったり、つまったという違和感について。
咽頭炎と咽喉頭異常感症が、それにあたります。


・咽頭炎

ノドに乾燥感や、何か引っかかった違和感がある場合は「咽頭炎」の可能性があります。

咽頭炎とは咽頭に起こった炎症のこと。咽頭は鼻腔や口腔の奥にある部分です。ここには咽頭扁桃や口蓋扁桃、口蓋垂などが存在しています。ただし、口蓋扁桃に強い炎症のある場合には、「扁桃炎」という病名になります。
急性と慢性があります

急性咽頭炎の原因ですが、一般的には、アデノウイルス、コクサッキーウイルスなどのウイルス感染や、A群β溶血性連鎖球菌(溶連菌とも)、インフルエンザ菌などの細菌の感染によります。また、刺激性ガスの吸入などによる物理化学的な刺激が原因になることもあります。

一方「慢性咽頭炎」は、急性咽頭炎が完治しないときにおこやすくなります。ほかに、喫煙やお酒も原因になります。たばこの煙や、お酒などを過度に続けていると、咽頭がずっと刺激されるので、慢性化するのです。


・咽喉頭異常感症

つばを飲み込むときに、つまったようで違和感がある。でも、食べ物を飲み込むときには何も感じない。そんなときに疑われるのが「咽喉頭異常感症」です。

これは、特定の病気ではありません。どれにも当てはまらないときの総称です。のどに異常感を感じても、耳鼻咽喉科の診察では、病気がみつからないことがあります。そうした、咽頭や喉頭に異変が見られない病態を総称した病気です。

原因は多いのですが、主に3つに大別できます。

1 局所的原因
2 全身的原因
3 精神的原因


とくに、1に関しては、本当に原因が多いです。鼻や喉、胃や食道、気管・気管支などの軽い炎症。早期がんや良性腫瘍など腫瘍性病変。頸椎(けいつい)の変形など、キリがありません。医者に診てもらうしかないでしょう。



喉についての異常は、次回もまだまだ続きます。
では。

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身体からの臭いについて(口からの臭い1) [加齢の臭い]

身体からの臭いについて。


大人になると、発生してくる嫌な臭い。30代からひどく生っていくのですが、周囲のしかめっ面を他所に、当の本人は無頓着ということもよくあります。臭いを出しているのは、口と身体。それぞれ、においの原因と解消方法をお話ししていきます。



口からの臭い1

口が臭い原因として考えられるのは、主に2つ。歯茎の病気と胃腸の不調です。場所は別々であっても、ひと繋がりになっているので、改善策は案外単純な場合もあります。今回はポイントを「口の中」に絞りました。

口臭は口腔内の環境悪化が大きな原因となります。主な原因は次の3つ。思い当たる点があるなら対策にしたがって、口臭を予防していきましょう。


1 虫歯や歯周病などの病気

虫歯や歯周病などの病気が悪化すると、患部が化膿します。虫歯であれば歯の内部から、歯周病なら歯茎から膿が出てきます。この膿が非常に強い悪臭のもとになっています。

対策は、とにかく歯科医院で治療すること。いまは虫歯がない人であっても、予防のために半年に1度は定期健診したほうがいいですね。健診のついでに、歯石も除去してもらいましょう。歯石は歯周病菌の温床となっているので、最強の予防策です。


2 細菌やバクテリア

口の中には細菌やバクテリアが住んでいます。これらが、口内の食べかすなどを分解・腐敗させることによって、「メチルメルカプタン」「硫化水素」といった口臭の元が発生します。

食べかすが口内のあることが問題なので、食べかすを無くすよう丁寧に歯磨きをすることが、一番の対策です。
菌の量がもっとも多くなってるのは朝起きたとき。朝一の歯磨きは特に念入りにします。入れ歯や差し歯を使っているなら、形状的に穴や、狭い場所に注意。カンタンに洗っただけでは細菌がとれません。定期的に洗浄しましょう。


3 唾液分泌量の低下

細菌やバクテリアは、唾液の殺菌作用によって増殖が防がれています。ところが、加齢やストレス、睡眠不足などによって唾液の量が減ってしまいます。細菌が増加しやすくなって、口臭を引き起こしやすくなります。

唾液をよく循環させることがポイントです。よく噛んで食べる、ガムを噛むなど「噛む」行為が唾液の分泌を促します。ちなみに、唾液は1日に1~1.5Lも分泌されています。水分を十分に補給することでうるおい安くなります。

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喉の違和感2 (痛みも伴う) [喉の違和感]

■ 喉の違和感2 (違和感と痛み)


喉の感じがいつもと違うとき、その違和感にも種類があります。「痛いと感じる」のと「引っかかる感じ」ががするのとでは、症状も原因も違ってくるのです。

今回は、「違和感」と「痛み」を同時に感じる場合について。



■ 扁桃炎

何もしないときにノドに違和感があって、ものを飲み込むときには痛みがある場合は「扁桃炎」にかかっている可能性があります。

扁桃炎は、細菌感染により引き起こされる炎症のこと。溶連菌や黄色ブドウ球菌、肺炎球菌やインフルエンザ菌などの細菌によって、炎症がおきるのです。「急性扁桃炎」ともいいますが、これがよく言われる扁桃炎です。

「急性扁桃炎」は扁桃が赤く腫れて、膿を持ったり、激しい痛んだりします。熱がでることで体中がだるくなります。炎症や腫れがひどくなると、ものが痛くて飲み込めなくなることがあります。癖になると、たびたび繰り返す人もいます。これは、「慢性扁桃炎(習慣性扁桃炎)」をいいます。

治療としては、解熱鎮痛剤や抗生物質(内服・点滴注射)をつかいます。殺菌のため、うがいも併用します。 「扁桃炎」そのものを治すというより、原因となった細菌を退治するということです。

急性扁桃炎は、こうした方法で治るのですが、「扁桃周囲膿瘍」や「伝染性単核球症」にかかると、普通の扁桃炎とは治療方法が異なります。症状も重くなるので、注意が必要です。

ところで。

「扁桃炎」は、かつて「扁桃腺炎」と呼ばれたいました。いまも名残りで「扁桃腺が痛い」といいますが、「扁桃」は「腺」ではありません。また、リンパ組織を主体とする器官ですがリンパ節でもありません。なんだか、変ですね。

一般に「扁桃」と呼ばれるのは口蓋扁桃。喉のつきあたりの両側にある、アーモンドのような器官です。このあたりには、ほかにも「扁桃」と名のつく部位があるのですが、横にそれるので省きます。



■ まだまだある、違和感&痛み


扁桃炎のお話をしてきましたが、違和感と痛みを伴う病気は、まだまだあります。

・かぜ症候群
・慢性副鼻腔炎
・舌咽神経痛
・皮膚カンジダ症
・急性副鼻腔炎
・扁桃周囲炎
・急性咽喉頭
・急性喉頭蓋炎
・伝染性単核球症
・歯周炎
・咽喉頭異常感症
・自律神経失調症


喉とは無関係と思える病気もありますね。「急性副鼻腔炎」なども、喉から離れているので、無関係のように思えます。でも、喉への影響があるのです。

症状としては、片側の鼻が詰まって、緑色っぽい鼻水がでるようになります。それがやがて、鼻の奥の方や、ほっぺ、あご、目の内側などに痛みを感じるようになります。ときには、頭が痛くなるという事もあります。

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うつ症状を低下させたいなら、ガーデニングを趣味に! [健康対策のアイテム]

■ うつ症状を低下させたいなら、ガーデニングを趣味に!


「うつ病」は、ご存知代表的な精神疾患です。
あの明智光秀が信長を討ったのも、彼がうつ病を患っていたという説があるほど。

真異のほどはともかく、古くから人を悩ませていることは確実で、その実態が明らかになりじめるのは、心理学者が登場する現代になってからです。

いっぽうで、気持ちがふさいだときに気分転換を図ることは、誰もがしっている常識です。お酒をのむとか、散歩に行くとか、なにも考えないでぼーっとするとか、趣味に勤しむとか、その反対に仕事に没頭するとか。手法はそれぞれですが、嫌なことを横においておくという点は共通するようです。

さて、そんな気分転換を科学的に証明してみせたのが、東大の大学院チーム。
彼らが目をつけたのは、ガーデニングの効果です。


東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻のある研究グループは、植物と直接触れ合うガーデニングが、人々の健康を向上させ、欝などストレスレベルの低下につながることを「メタ解析」により世界で初めて明らかにしたそうです。

田舎であればそこら中に溢れている緑ですが都会では難しい。現代の都市化社会で、都市住民の健康を促進させることは極めて重要な課題となってます。これまでも、ガーデニングを通した植物との触れ合いは、人々の健康に資すると指摘されてはいました。しかし、その有効性を示すのはなかなか難しく、科学的根拠と言う意味では、確証を得るには至っていなかったのです。


そこで研究グループは、既存の研究データをまとめて解析する研究手法「メタ解析」を用いて、ガーデニングが持つ健康促進効果の有効性と一貫性を検証しました。

メタ解析に用いたのは?


2016年1月までに学術論文データベース「PubMed」および「Web of Science」に掲載された英文論文を系統的・網羅的に検索し、ガーデニングと健康の関係を扱った76の試験です。


試験ではそれぞれ、ガーデニングを行っていない人と行っている人の健康状態の向上の違いを示す個別の試験結果が報告されています。研究チームは、そのバラバラなところを統合して、ガーデニングと健康促進の間に統計的に有意な関係性があるのかを検証したわけです。

そこで導き出された結果は、ガーデニングに参加することの有効性。

 
 生活の質の向上
 地域社会との結びつきの向上
 肥満の防止
 ストレスレベルの低下
 そして、うつ症状の緩和

 などなど。

つまりは、人々の心身の健康に関わる、多様な尺度の向上に役立つことが分かったというわけです。


また、今回解析に用いた76の試験を精査した結果、身体よりも精神的な方向に影響が強くでることもわかりました。身体的健康(肥満度や骨密度等)に比べ、精神的健康(鬱・不安症状、人生満足度等)の方がよりガーデニングと強い関係性があることも示されたのです。

ここまでみるば、いいことづくめですが、科学的な解明がなされかといえば疑問点が残ります。今回の研究ではガーデニングと健康促進の間の詳細な因果関係を解明するまでには至ってませんので、それは今後の課題ということですね。ガーデニングが良いことは間違いないのでしょうから、さらなる価値や活用方法をみつけることに期待したいところです。


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痒みの症状について 1 [身体の信号]

■ 痒みの症状について 1

今回からは、かゆみ(痒み)についてお話します

ぽりぽりと、つい掻きたくなるのが、かゆいという衝動。虫に刺されることもあれば、ジンマシンでかゆくなるケースもあります。「かゆみ」を起こす原因を、WIKIから抜粋して一覧にしました。まずは、みてください

・不衛生
・栄養不足
・血行不良
・温度の急激な変化
・心理的要因、ストレス
・蚊やダニなどの吸血による物
・ヒスタミンなどの化学物質による刺激
・閉塞性黄疸や糖尿病などの病気や妊娠(末期)
・食べ物などによるアレルギー反応はヒスタミンを遊離する
・アトピー、疥癬などの皮膚疾患
・異物接触。ダニ等の虫や植物特定の草や花等、腕時計のバンド、着慣れない服。


「不衛生」というのは、不精な男性にありそうですね。「栄養不足」は、普通の生活に起こりえないと思いますが、無理なダイエットはこの範疇になります。寒い所から急に暖かい所に行くと、痒みを感じることがありますね。寒い外から暖かい室内に入ると、血行がよくなって痒くなります。

また、アトピーを患うと、痒み過敏の状態を引き起こします。通常では痒みにならないような「衣服の接触」などの軽い刺激をでさえ痒いと感じるようになります。



痒みを一言でいうと、「身体の表面に起こる、つい引っ掻きたくなるムズムズした感覚」です。表面とは「肌」のことですが他にもあります。具体的には、「皮膚」と「眼瞼結膜」と「鼻粘膜」とに限定されるようです。ここでは皮膚(肌)のかゆみについてお話しますね。先に挙げた、不衛生や栄養不足についても、省きます。

ではなぜ、かゆくなるのでしょう?

かゆみの原因は、人それぞれ。疾患以外の原因でかゆみが起こっている場合もありますし、環境が原因になることもよくあります。でもやはり、もっとも多いのが皮膚疾患となります。

かゆみを起こす皮膚疾患には、次のようなものがあります。


1 じんましん
2 アトピー性皮膚炎
3 皮脂欠乏性湿疹
4 虫による皮膚炎
5 かぶれ(接触皮膚炎)


次回からは、この5項目について、症状や原因それに治療などに、ついて分かることをお話しますね。

タグ:かゆみ 症状
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注意40歳「緑内障」が危ない。 [目の症状]


■ 注意40歳「緑内障」が危ない。


腰とか、胃腸の病気には気をつけてても、目の病気に神経質になる人は少ないかと思います。
中年と呼ばれる年令になって疲れ眼らしき症状があったとしても、ぜいぜい「見えにくくなったなぁ」くらいのものでしょう。

でも40歳を越えているなら、もっと眼の変化に注意をむけたほうがいいかもしれません。

日本人の失明原因のうち、第1位は緑内障です。
私の周りには、長年に渡って緑内障の治療を受けている人がいます。幸いにも治療時期が早かったおかげで、失明の兆候はありません。でも、誰にでもおこりうる病気ということで、私自身、目の症状には神経質になってます。

緑内障が侵攻すれば失明にいたります。一説には40歳以上の日本人の20人に1人の割合で患者がいるともいわれてます。でも、あまりれてないせいか、危機感が乏しいようです。

初期の段階では自覚症状がほとんどないために、知らないうちに進行していきます。気付いたときには手遅れだったということのないよう、緑内障に関する知識を持っておきべきです。定期的に検査を受けれれば間違いないですね。とくに、スマホ等によって目を酷使する現代なので、今後、患者数の割合は急激に増えると予測されてます。


・自覚症状が出にくい点も恐ろしい

日本緑内障学会のガイドラインでは、「視神経と視野に特徴的変化を有し、通常、眼圧を十分に下降させることにより視神経障害を改善もしくは抑制しうる眼の機能的構造的異常を特徴とする疾患である」とされてます。

   かんたんに言うとこんな病気です
     ↓   ↓   ↓
 (主に)眼圧が高くなることで視神経に障害が起こって視野が狭くなる


視野が狭くなる。見えない場所(暗点)が現れる。そういう症状が特徴的ですが、一般には、ゆっくりと進行する点が症状を自覚しにくくさせてます。自覚できるくらいまで症状が進んだ頃にはかなり進んでしまっているのです。

病気をみつけたところで、今のところ特効薬はありません。緑内障の治療というのは、あくまでも進行を抑えるためのもの。失ってしまった視界を取り戻すことはできないのです。逆にいえば、治療をすればそれ以上の悪化はストップできるということ。つまり、可能な限り早く見つけることが最上の方法というわけです。


・眼圧はなぜあがる?

そもそも、どうして眼圧が上がるのでしょうか。その原因は、主に目の中の「房水(ぼうすい)」という水の流れが悪くなることです。房水は目の中の組織に栄養を運ぶ役割があるのですが、同時に、一定の眼圧を維持して眼球の形を保ってます。房水の流れが悪くなって溜まり続けることで眼圧が高くなるのです。そのせいで、角膜がむくむこともあります。

症状がでた際、瞳が青っぽくみえることから、病名がついたともいわれてます。青なのに「緑」というのは、緑色の信号機を青信号と呼んでた日本人の感性でしょうか。

房水の流れの悪化は、加齢による機能低下などによっておこります。


・治療法は?

緑内障の治療は、眼圧を下げることに尽きます。眼圧さえ下がれば、病気そのものは治ってなくてもこれ以上視神経に障害を与える心配はなくなります。眼圧が高くなるのが緑内障ですが、日本では、眼圧が高くないのに発症する「正常眼圧緑内障」の患者もかなり多くなってます。

これはどうやら、視神経の眼圧への抵抗力が弱いが原因とのこと。そのせいで、比較的低い眼圧であっても障害が起こってしまうと考えられてます。とにかく正常眼圧緑内障だろうとも、眼圧を下げる治療は有効です。

 具体的な治療ですが、「薬物療法」「レーザー治療」「手術」の3つがあります。

どの方法で治すかは、緑内障のタイプやそれぞれの病状に合わせて治療方針が決定されます。でも、手術やレーザーは、心情的に恐ろしいですよね。眼の先に何かがあてがわれるというのは、正常な神経なら眼をそらしたくなるはずです。そんなこともあって、実際のところは、点眼薬、つまり目薬による治療がほとんどです。


 ほかの病気にもいえますが、緑内障の診断と治療の技術は日進月歩。よほどの難治性の緑内障にかかってしまったり、長期間にわたって病気をほっといたというのでも無い限り、「失明」にいたるケースは少ないようです。とはいえ、完全に回復して見え方が向上することはありません。なるべく早くみつけることが、やはり一番の方法なのです。

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寝汗とストレス [寝汗]

寝汗は、汗が盗まれるもの?


普通、寝ているときに誰でもかいている汗。
「寝汗」と呼ばれる汗は、たいして暑いわけでもないのにやたらにかく汗をさしてます。汗を出す中枢が過敏になるために起こるものであり、その原因は「生活習慣」や「病気」でした。

寝汗には、「盗汗」と呼ばれるものがあります。
これは漢方の言葉で、病的な汗を指します。

漢方では、血液や涙などの体液を総称して〝津液〟といっていて、汗も津液の一種になります。水分を補給しない状態で汗をかけば、体内では血液などの濃度を上がります。血液がドロドロの状態です。体内の水分量はある程度決まってますから、体液の水分を〝盗んで〟汗にしてしまっているわけです。水分補給が出来ない睡眠中の「寝汗」の事を「盗汗」というのはこうした理由です。

横道に逸れました。。。

症状としては、頭部や首から胸の周りを中心に粘っこい汗をいいます。なかでも虚弱な人や、精神不安の人、慢性の消耗性の疾患の人に多くみられます。病気なので治療の必要があります。


寝汗の原因

寝汗の原因は、自律神経バランスの乱れからくるといわれてます。自分の意思では、動かすことも止めることもできない動作をコントロールしている神経が「自律神経」。この自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、「自律神経失調症」とは、片方の神経に負担がかかり過ぎてバランスが崩れる状態です。

「自律神経失調症」の大きな原因は、ストレス。ストレスは精神的なモノと断定されがちですが、病気によっては体内的なストレスが生じています。ストレスは、頭痛や不眠など様々な症状もたらします。寝汗もその一つということですね。

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高齢者の「呼吸器系」疾患 [高齢者の病気]

高齢者の疾患。その4になります。
今回は、呼吸器系の疾患について。


若いうちでも、呼吸器の病気にかかる人がいます。年齢がいくと自然とあちらことがら弱くなります。高齢者になると、加齢とともに呼吸器系の機能も衰えはじめます。衰えるだけでなく、回復力も弱くなってきます。

若い方なで、すぐに治ってしまうような疾病であっても、年齢が高いと、回復するどころか重くなる場合も珍しくありません。なにかと注意が必要です。


日本での高い死亡率の1位はがん、2位に心臓病、3位に脳卒中です。
そして、4位にあるのが肺炎です。

肺炎は、高齢者の死亡率がとくに高い病気で、亡くなる人の90%以上が65歳以上です。また、72歳以上になると、死亡率が急上昇します。

肺炎とは、肺が何らかの原因によって炎症を起こしている病気の総称です。細菌やウイルスなどが原因となって起こるものと、食物などが気道に入るものとに分けられます。後者を「誤嚥」といいます。高齢者や、脳卒中などで意識障害などがある方は、誤嚥しやすいという傾向があります。

通常の肺炎の症状は?

 呼吸困難
 発熱
 セキ
 タン

これらが、おもな症状ですが、高齢者の場合はすこし違っていて、発熱や呼吸困難などの症状が少ないケースももあります。心臓の病気でもそうでしたが、症状が少ない・起こらないというのは、高齢者の病気の厄介な点といえます。


肺の病気は、肺炎だけではありません。
よく知られているものに、「肺結核」という病気もあります。


「肺結核」は、結核菌が肺に感染したものです。肺結核患者のセキやくしゃみなどの飛沫から、他のひとに感染していきます。感染症のひとつなんですが、感染した人すべて発症するというわけではありません。ほとんどの場合は、体の免疫によって発症が抑えられます。

発症が抑えられてはいても、結核菌が休止状態のまま、体内にとどまっていることがあります。それが、免疫力が低下したときに発症することがあります。高齢化になり、免疫力の低下したことで、「肺結核」が発してしまうこともあります。


COPDと呼ばれる疾患があります。慢性閉塞性肺疾患のことです。具体的には「肺気腫」や「慢性気管支炎」などを指します。

肺気腫とは、肺の中の酸素と二酸化炭素交換する肺胞という組織が破壊されり病気で、呼吸が上手く出来なくなります。はじめのうちは、息苦しくなるのは運動しているときだけですが、病気が進むと、安静時にも息苦しさを感じるようになります。

肺気腫の明確な原因はよくわかっていません。ただ、長い期間に渡って煙草を吸い続けている方に多く発症しているといわれます。


いずれにしても呼吸困難や発熱、セキや、タンが気になりだしたら、肺が犯されている可能性を疑います。

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高齢者の「心臓」の症状 [高齢者の病気]

高齢者の疾患のその3です。
今回は「心臓」に関するお話です


どくっ どくっ と脈を打って、体中に血液を送っている心臓。
心臓がないと、細胞という細胞に栄養がいきわたらなくない、人間はすぐに死んでしまいます。

そんな心臓も、細胞の塊です。
血液が流れてこないと、脈をうつことができません。

「冠動脈」と呼ばれる動脈があります。
心臓を動かしている筋肉へ、栄養や酸素を送っている動脈のことです。

冠動脈が、狭くなる・詰まったりした場合には「心筋が弱る」「壊死してしまう」という疾患がおきます。この病気は「虚血性疾患」といわれます。

心臓が死亡原因である心臓死のうち、実に半数が「虚血性疾患」です。

「虚血性疾患」の原因の多くは動脈硬化。動脈硬化には、次の要因が関連していて、これらの要因のことを冠危険因子と呼んでいます。

 加齢
 高血圧
 糖尿病
 喫煙
 低HDLコレステロール血症
 高LDLコレステロール血症


虚血性疾患のうち、冠動脈が狭くなったものを「狭心症」。
逆に、冠動脈が詰まったものを「心筋梗塞」と呼びます。

狭心症の症状は、運動時や食後などに胸の中心部が締め付けられるような圧迫感を覚えるのが特徴です。安静にしていると10分程度でおさまりますが、このような症状が頻繁おこる場合は、循環器の専門医を受信してください。

心筋梗塞は、急性心筋梗塞と、昔の心筋梗塞が安定した状態となっている陳旧性心筋梗塞とがあります。胸の圧迫感を狭心症よりも強く感じる方が、多く見られます。また、圧迫の時間も、長いケースが多いようです。困ったことに、高齢者が心筋梗塞になった場合、半数が方が痛みを感じません。突然、気分が悪くなることがあるので、注意が必要です。


ほかに、「心房細動」も高齢者に多い症状です。心房細動は、不整脈の一種です。心房を収縮させる信号が、普段の3~5倍の頻度で発生して、心房が細かく震える状態となります。心房が細かく震えると、血液が普通のように送られなくなります。ひどいときには、血栓が発生して脳梗塞を起こすこともあります。

「心房細動」も、加齢とともに発症する回数が高くなっていきます。




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高齢者の「脳」病気 [高齢者の病気]

高齢者の「脳」に関する疾患


脳血管障害とは脳内に起こった症状の総称のこと。
脳の血管に、何らかの異常が起こったことで、機能の一部が損なわれる。そうした疾患の全てを指しています。

脳血管障害には、血管が破れた症状と詰まったときの症状とがあります。血管が破れた症状には、「脳の血管が破れたために起こる脳内出血」や「くも膜下失血」。血管が詰まったために起こるのが「脳梗塞」です。これらは脳卒中とも呼ばれています。

日本で、脳卒中で死亡する人の割合は3番目に多くなっています。1番が「がん」、2番が「心臓病」、それに続いてかなりの数に上ります。その中でも「脳梗塞」は、脳血管障害全体の75%ほどを占めます。特に高齢者に多い疾患です。

「脳梗塞」の原因は、血栓という血のかたまりが脳の血管に詰まることです。血管が詰まることで、脳細胞へ酸素や栄養素が十分に届かなくなり、脳が壊死してしまうんです。高齢者に多いといいましたが、加齢だけが原因ではありません。高血圧や糖尿病、心疾患、喫煙、大量の飲酒といて、生活習慣も関係しています。

脳卒中のほかに、高齢者に多い症状としては「認知症」があります。認知症は、加齢による物忘れと思われがちですが、一種の脳障害です。脳がなんらなの障害を起こしたことによって、記憶や判断力が極端に低下し、日常の生活すらできなくなった症状が認知症です。

始めのうちは、物忘れが目立つことが多いとされますが、個人差があります。今まで大好きだったことに、ある日から興味が持てなくなったとか、注意力がなくなったとか。言葉がしゃべりづらくなったり、うつ症状などから、認知症が始まることもあります。

認知症は、その原因によっていくつかに分けられます。

 変性性認知症
 アルツハイマー型認知症
 レビー小体型認知症
 前頭側頭型認知症
 脳血管性認知症


この中でもっとも多いのは、アルツハイマー型認知症です。現在の認知症のうち、約半分がアルツハイマーに当ります。アルツハイマーに、脳血管性認知症と、レビー小体型認知症を加えて、三大認知症と呼ばれています。

高齢者に多い脳の疾病には、これ以外にも、パーキンソン病などが挙げられます。



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