■ よく読まれているコンテンツ 1 男性の下腹部の痛むとき 2 毛が抜ける(抜け毛)の信じられない原因 3 子供(男の子)のちんちんと尿 4 微熱 5 息苦しい 6 寝汗のタイプと改善法 |
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痩せる病気と理由 6 [痩せ]
■ 痩せる病気と理由 6
人間、痩せるよりも太るほうに敏感です。
とくに女性は、美しさの追求に余念がありませんからね。
細身=キレイ という現代方程式を信じて、痩身に邁進する傾向があります
しかし、この方程式は現代みに通用するもの。時代によっては、カンタンに崩れます。
実際、中世においては、日本でも西洋でも、「ぽっちゃり」が美しさのバロメータだったことがあります。
市井では、日々、食べることに不足していた時代ですからね。健康に太っていることは、裕福の証でもあったわけです。そして裕福な女性は着ている物だってゴージャス!!!
ぽっちゃり = きれい
こういう方程式が成立していたことは、カンタンに想像できます。
「昔の話でしょ? 今は通用しないし」
そういう意見もありますが、そうとも限りません。
キレイをリードしているのは、ファッションの世界です。
で、ファッションをリードする国といえば、おフランス。
このほど、そのフランスでは、行き過ぎたダイエットを止めさせるために、ファッションショーに体重規制を取り入れると言います。
ガリガリな痩せすぎは、女性の健康を疎外しますからね。ホルモンバランスや生理不順を抱えた不健康なモデルが、世界のファッションをリードするのは、どこか歪んでいるというわけです。
この規制に反対する人はもちろん、います。
「自由なデザインを発表する自由を奪う物だ!」
それも当然の権利ですが、行き過ぎたガリガリさんが拒食症などの不健康を助長しているのは、潜在的な事実でしょう。
話しが偉く脱線しました。
痩せていく病気のラストで、今回は「内分泌疾患」で、要はホルモン異常による痩せ症です。
内分泌疾患は大きく3つに分類されます。
ホルモンが過剰(甲状腺機能亢進症など)
ホルモンが不足(甲状腺機能低下症など)
ホルモンは正常だけど内分泌臓器に腫瘍がある(脳下垂体、甲状腺、副腎など)
ほかの病気とかなり被るところがあるので、掘り下げません。また、必ずしも痩せるとも限りません。病気の種類にもよるのですが、多くても少なくても影響は大きいとだけ言っておきます。
低カリウム血症 バセドウ病 下垂体炎 甲状腺機能低下症 栄養失調・るいそう
リンパ管腫 ターナー症候群 ビタミンB2欠乏症 悪性リンパ腫/ホジキン リンパ腫/非ホジキン リンパ腫ニコチン酸欠乏症/ナイアシン欠乏症/ペラグラ 多発性内分泌腺腫症 インスリノーマ/インスリン産生膵島細胞腫 思春期早発症 ビタミンA過剰症 亜急性甲状腺炎 慢性甲状腺炎/橋本病 ビタミンA欠乏症 ビタミンD欠乏症 先端巨大症 ビタミンE欠乏症 ビタミンD過剰症 抗利尿 ホルモン分泌異常症/SIADH 無月経/乳汁分泌症 候群甲状腺腫瘍 骨形成不全症 特発性浮腫 甲状腺疾患 副腎性器症候群/先天性副腎過形成 下垂体前葉機能低下症 性腺機能低下症 副甲状腺機能低下症 ビタミンB1欠乏症 アジソン病/慢性副腎皮質機能低下症 無痛性甲状腺炎 ビタミンK欠乏症 ビタミンC欠乏症/壊血病 褐色細胞 腫原発性アルドステロン症 成長ホルモン分泌不全性低身長症/下垂体性小人症 尿崩症 性分化異常 クッシング症候群
これだけあります。参考までに。
ちなみに、クッシング症候群は、コルチゾールという副腎皮質ホルモンの過剰生成です。
症状としては、腹部は太り、手足が細くなるという特徴があります。
そのほか、顔はむくんでニキビが目立ち、赤らみ、皮膚が薄く柔らかい状態となり、皮下の毛細血管が透けて見えることもあります。皮下出血しやすくなるので、アザもできやすく、太ももや腹部には、赤紫色の亀裂が生じることもあります。
痩せるというよりも、体型そのもののバランスが悪くなるのです。
予防も治療法も確立されてません。感染症にも弱くなるので、出歩くことさえ危険です。
人間、痩せるよりも太るほうに敏感です。
とくに女性は、美しさの追求に余念がありませんからね。
細身=キレイ という現代方程式を信じて、痩身に邁進する傾向があります
しかし、この方程式は現代みに通用するもの。時代によっては、カンタンに崩れます。
実際、中世においては、日本でも西洋でも、「ぽっちゃり」が美しさのバロメータだったことがあります。
市井では、日々、食べることに不足していた時代ですからね。健康に太っていることは、裕福の証でもあったわけです。そして裕福な女性は着ている物だってゴージャス!!!
ぽっちゃり = きれい
こういう方程式が成立していたことは、カンタンに想像できます。
「昔の話でしょ? 今は通用しないし」
そういう意見もありますが、そうとも限りません。
キレイをリードしているのは、ファッションの世界です。
で、ファッションをリードする国といえば、おフランス。
このほど、そのフランスでは、行き過ぎたダイエットを止めさせるために、ファッションショーに体重規制を取り入れると言います。
ガリガリな痩せすぎは、女性の健康を疎外しますからね。ホルモンバランスや生理不順を抱えた不健康なモデルが、世界のファッションをリードするのは、どこか歪んでいるというわけです。
この規制に反対する人はもちろん、います。
「自由なデザインを発表する自由を奪う物だ!」
それも当然の権利ですが、行き過ぎたガリガリさんが拒食症などの不健康を助長しているのは、潜在的な事実でしょう。
話しが偉く脱線しました。
痩せていく病気のラストで、今回は「内分泌疾患」で、要はホルモン異常による痩せ症です。
内分泌疾患は大きく3つに分類されます。
ホルモンが過剰(甲状腺機能亢進症など)
ホルモンが不足(甲状腺機能低下症など)
ホルモンは正常だけど内分泌臓器に腫瘍がある(脳下垂体、甲状腺、副腎など)
ほかの病気とかなり被るところがあるので、掘り下げません。また、必ずしも痩せるとも限りません。病気の種類にもよるのですが、多くても少なくても影響は大きいとだけ言っておきます。
低カリウム血症 バセドウ病 下垂体炎 甲状腺機能低下症 栄養失調・るいそう
リンパ管腫 ターナー症候群 ビタミンB2欠乏症 悪性リンパ腫/ホジキン リンパ腫/非ホジキン リンパ腫ニコチン酸欠乏症/ナイアシン欠乏症/ペラグラ 多発性内分泌腺腫症 インスリノーマ/インスリン産生膵島細胞腫 思春期早発症 ビタミンA過剰症 亜急性甲状腺炎 慢性甲状腺炎/橋本病 ビタミンA欠乏症 ビタミンD欠乏症 先端巨大症 ビタミンE欠乏症 ビタミンD過剰症 抗利尿 ホルモン分泌異常症/SIADH 無月経/乳汁分泌症 候群甲状腺腫瘍 骨形成不全症 特発性浮腫 甲状腺疾患 副腎性器症候群/先天性副腎過形成 下垂体前葉機能低下症 性腺機能低下症 副甲状腺機能低下症 ビタミンB1欠乏症 アジソン病/慢性副腎皮質機能低下症 無痛性甲状腺炎 ビタミンK欠乏症 ビタミンC欠乏症/壊血病 褐色細胞 腫原発性アルドステロン症 成長ホルモン分泌不全性低身長症/下垂体性小人症 尿崩症 性分化異常 クッシング症候群
これだけあります。参考までに。
ちなみに、クッシング症候群は、コルチゾールという副腎皮質ホルモンの過剰生成です。
症状としては、腹部は太り、手足が細くなるという特徴があります。
そのほか、顔はむくんでニキビが目立ち、赤らみ、皮膚が薄く柔らかい状態となり、皮下の毛細血管が透けて見えることもあります。皮下出血しやすくなるので、アザもできやすく、太ももや腹部には、赤紫色の亀裂が生じることもあります。
痩せるというよりも、体型そのもののバランスが悪くなるのです。
予防も治療法も確立されてません。感染症にも弱くなるので、出歩くことさえ危険です。
痩せる病気と理由 5 [痩せ]
■ 痩せる病気と理由 5
望まないのに痩せてしまう原因はイロイロ。
今回は「甲状腺機能亢進症」についてです。
甲状腺は、首の辺りにある内分泌器官です。甲状腺ホルモン、カルシトニンなどのホルモンを分泌しています。
甲状腺機能亢進症というのは、甲状腺内の組織が異常に活発になって、甲状腺ホルモンの分泌量が過剰になる病気です。この甲状腺ホルモンは、エネルギー代謝を調節に重要です。細胞レベルで非常に大切なので、分泌量が多過ぎても少なすぎても、体のあらゆる組織に影響を及ぼします。
甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが過剰になるので、細胞レベルで活動が活発になります。アドレナリンが分泌されているのと一緒で、常に興奮状態になっているのです。交感神経が刺激されるので、常に動悸がおこり、緊張したときの症状に似てます。自律神経失調症やパニック障害と間違がわれれたりします。
・主な症状
まず、心臓の活動が上がるので頻脈(つまり動悸がする)になります。エネルギーの消費が進むので、食事量が増える一方で、体重減少がおこります。エネルギーの摂取が追いつかなくなるのです。喉が渇くために飲多になり尿量も増えます。
ほかにも・・・
発汗、高血糖などやめまい、抜け毛、鬱、不安感、イライラ、震え、暑さに耐えられない
などの症状がおこります。
場合によっては、不整脈(心房細動)、息切れ、性欲不振、吐き気、嘔吐、下痢などをともなうこともああります。
また、ムダにエネルギーをする弊害から、治療をしないまま長期間放置していると、骨粗鬆症の原因となることもあります。いっぽうで、高齢者の場合にはそうした症状が見られないこともあるのは不思議です。
・甲状腺機能亢進症をおこす主な病気
プランマー病(過機能結節)
これも、甲状腺の働きすぎによって起こる病気です。甲状腺にできたしこり(結節)が、甲状腺ホルモンを過剰に分泌する状態のことです。
無痛性甲状腺炎
甲状腺が何らかの原因で破壊されて、甲状腺内に蓄えられていた甲状腺ホルモンが血液中に漏れて甲状腺中毒症を引き起こします。
甲状腺中毒症
甲状腺ホルモンを含んだものを摂取した結果におこる症状。体内に甲状腺ホルモンが増えてしまうせいで、体重減少、全身倦怠感、手のふるえ、動悸、息切れ、脈が速くなる、暑さに弱くなる・・・といった症状がでます。
事例としては少ないのですが、ほかにも次のような病気が、甲状腺機能亢進症を起してしまうことがあります。
TSH(甲状腺刺激ホルモン)産生腫瘍
妊娠甲状腺中毒症
卵巣甲状腺腫
甲状腺ホルモン不応症
女性が理由もなしに、食欲が旺盛になり急激に痩せるようなら「甲状腺機能亢進症」が疑われます。
望まないのに痩せてしまう原因はイロイロ。
今回は「甲状腺機能亢進症」についてです。
甲状腺は、首の辺りにある内分泌器官です。甲状腺ホルモン、カルシトニンなどのホルモンを分泌しています。
甲状腺機能亢進症というのは、甲状腺内の組織が異常に活発になって、甲状腺ホルモンの分泌量が過剰になる病気です。この甲状腺ホルモンは、エネルギー代謝を調節に重要です。細胞レベルで非常に大切なので、分泌量が多過ぎても少なすぎても、体のあらゆる組織に影響を及ぼします。
甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが過剰になるので、細胞レベルで活動が活発になります。アドレナリンが分泌されているのと一緒で、常に興奮状態になっているのです。交感神経が刺激されるので、常に動悸がおこり、緊張したときの症状に似てます。自律神経失調症やパニック障害と間違がわれれたりします。
・主な症状
まず、心臓の活動が上がるので頻脈(つまり動悸がする)になります。エネルギーの消費が進むので、食事量が増える一方で、体重減少がおこります。エネルギーの摂取が追いつかなくなるのです。喉が渇くために飲多になり尿量も増えます。
ほかにも・・・
発汗、高血糖などやめまい、抜け毛、鬱、不安感、イライラ、震え、暑さに耐えられない
などの症状がおこります。
場合によっては、不整脈(心房細動)、息切れ、性欲不振、吐き気、嘔吐、下痢などをともなうこともああります。
また、ムダにエネルギーをする弊害から、治療をしないまま長期間放置していると、骨粗鬆症の原因となることもあります。いっぽうで、高齢者の場合にはそうした症状が見られないこともあるのは不思議です。
・甲状腺機能亢進症をおこす主な病気
プランマー病(過機能結節)
これも、甲状腺の働きすぎによって起こる病気です。甲状腺にできたしこり(結節)が、甲状腺ホルモンを過剰に分泌する状態のことです。
無痛性甲状腺炎
甲状腺が何らかの原因で破壊されて、甲状腺内に蓄えられていた甲状腺ホルモンが血液中に漏れて甲状腺中毒症を引き起こします。
甲状腺中毒症
甲状腺ホルモンを含んだものを摂取した結果におこる症状。体内に甲状腺ホルモンが増えてしまうせいで、体重減少、全身倦怠感、手のふるえ、動悸、息切れ、脈が速くなる、暑さに弱くなる・・・といった症状がでます。
事例としては少ないのですが、ほかにも次のような病気が、甲状腺機能亢進症を起してしまうことがあります。
TSH(甲状腺刺激ホルモン)産生腫瘍
妊娠甲状腺中毒症
卵巣甲状腺腫
甲状腺ホルモン不応症
女性が理由もなしに、食欲が旺盛になり急激に痩せるようなら「甲状腺機能亢進症」が疑われます。
痩せる病気と理由 4 [痩せ]
■ 痩せる病気と理由 4
望まないのに痩せてしまう原因はイロイロですが、中でも怖いのが「精神疾患」です。
精神と言ってしまうと、「特殊な心の病気でなないか」という固定概念がありますが、「ストレス」と言い換えてもいいとも思います。ストレスから太ってしまう人もいますが、重いストレスを抱えることで身体がやせてしまうこともあるのです。
緊張や不安などの精神的ストレスは交感神経を興奮させます。この状態が続けば、消化吸収の役割を果たさなければならない副交感神経の働きが抑制されてしまって、食欲に影響が出てきます。食べたい気分ではなくなる。食べようとする意欲が薄くなって、痩せるのです。
食欲が無くなるだけではありません。
胃炎や胃潰瘍、下痢などの症状が出やすくなり、消化吸収にも影響を及ぼします。こうしたことから、複合的に体重が減少し、痩せることに繋がるのです。
実際、痩せ症のほとんどはストレス反応から起こります。つまり、ストレスからの身体反応を受けて、心を含めて消化器系に影響を及ぼすというわけです。
ストレスを発端とした食欲不振も、程度が軽ければ短期間に復活します。
人は、意外としぶとく長い期間思い悩むのが不得意なのです。
ところが、なかなか復活しない食欲不振は、やがて精神疾患になり次のような病気へと格上げされてしまいます。
神経性食欲不振症
摂食障害 神経性無食欲症
神経性食思不振症 思春期痩せ症
アノレクシア・ネルヴォ―ザ
ストレスを払拭するには、早い段階で、気持ちの切り替えか行動による強制終了を行い必用があります。
病気になる前に、一歩踏み出したいものです。
望まないのに痩せてしまう原因はイロイロですが、中でも怖いのが「精神疾患」です。
精神と言ってしまうと、「特殊な心の病気でなないか」という固定概念がありますが、「ストレス」と言い換えてもいいとも思います。ストレスから太ってしまう人もいますが、重いストレスを抱えることで身体がやせてしまうこともあるのです。
緊張や不安などの精神的ストレスは交感神経を興奮させます。この状態が続けば、消化吸収の役割を果たさなければならない副交感神経の働きが抑制されてしまって、食欲に影響が出てきます。食べたい気分ではなくなる。食べようとする意欲が薄くなって、痩せるのです。
食欲が無くなるだけではありません。
胃炎や胃潰瘍、下痢などの症状が出やすくなり、消化吸収にも影響を及ぼします。こうしたことから、複合的に体重が減少し、痩せることに繋がるのです。
実際、痩せ症のほとんどはストレス反応から起こります。つまり、ストレスからの身体反応を受けて、心を含めて消化器系に影響を及ぼすというわけです。
ストレスを発端とした食欲不振も、程度が軽ければ短期間に復活します。
人は、意外としぶとく長い期間思い悩むのが不得意なのです。
ところが、なかなか復活しない食欲不振は、やがて精神疾患になり次のような病気へと格上げされてしまいます。
神経性食欲不振症
摂食障害 神経性無食欲症
神経性食思不振症 思春期痩せ症
アノレクシア・ネルヴォ―ザ
ストレスを払拭するには、早い段階で、気持ちの切り替えか行動による強制終了を行い必用があります。
病気になる前に、一歩踏み出したいものです。
痩せる病気と理由 3 [痩せ]
■ 痩せる病気と理由 3
病気になれば必ず痩せる・・・というのは、少量事情の悪かった時代の話。いまや、太っていても病気になる時代です。でもやはり痩せるて見える体は、いかにも悪い病気にかかったように見えてしまいます。
そんなわけで、今回は、「消化器疾患」についてです
人間は、食べた栄養で身体を作っていきます。食べたものを消化できなければ、自然と痩せていくわけです。
よって、食べたものを消化する「消化器」に、なんらかの病気を抱えてしまえば最悪です。食べた物の消化うまくいなかくなったり、そもそも食べ物を受け付けない症状に陥ります。消化器疾患による食欲低下と吸収不良により体重が減少します。痩せるというより「やせ細る」という体になるのです。
下痢と便秘の繰り返しがある場合には「大腸ガン」が得られます。また、みぞおちの痛みや背中の痛みが現れる場合には「胃がん」や「すい臓がん」が疑われます。痩せる疾患の代表は「消化器疾」ですが、必ずしも、専売ではありません。患消化器以外の悪性腫瘍でも体重減少が生じることがあるからです。
・痩せたときに疑われる病気
大腸がん
胃がん
すい臓がん
どれもこれも、摂取した食料の消化を疎外する病気です。
可能性があるならば、早い段階で病院で検査を受け、真実を確かめてください。
病気になれば必ず痩せる・・・というのは、少量事情の悪かった時代の話。いまや、太っていても病気になる時代です。でもやはり痩せるて見える体は、いかにも悪い病気にかかったように見えてしまいます。
そんなわけで、今回は、「消化器疾患」についてです
人間は、食べた栄養で身体を作っていきます。食べたものを消化できなければ、自然と痩せていくわけです。
よって、食べたものを消化する「消化器」に、なんらかの病気を抱えてしまえば最悪です。食べた物の消化うまくいなかくなったり、そもそも食べ物を受け付けない症状に陥ります。消化器疾患による食欲低下と吸収不良により体重が減少します。痩せるというより「やせ細る」という体になるのです。
下痢と便秘の繰り返しがある場合には「大腸ガン」が得られます。また、みぞおちの痛みや背中の痛みが現れる場合には「胃がん」や「すい臓がん」が疑われます。痩せる疾患の代表は「消化器疾」ですが、必ずしも、専売ではありません。患消化器以外の悪性腫瘍でも体重減少が生じることがあるからです。
・痩せたときに疑われる病気
大腸がん
胃がん
すい臓がん
どれもこれも、摂取した食料の消化を疎外する病気です。
可能性があるならば、早い段階で病院で検査を受け、真実を確かめてください。
運動時の水分、不足も多すぎもダメ!
■ 運動時の水分取り過ぎていません?
春夏秋冬。
いまや、スポーツするのに季節は問いません。
夏には夏の冬には冬のスポーツの楽しみ方がありますから。
わりと一年中、ジョギングをしたり、ハイキングに出掛ける人も多いことでしょう。
体を動かして汗をかくのは気持ちのいいものですが、屋内屋外に関係なく、気温や湿度によっては熱中症に注意が必要です。
運動中、体の水分が足りなくなれば熱中症の危険が高まります。
大事なのは水分補給のタイミングや量。運動中に、いったいどれだけの水分を取ればいいのか。これは、運動の種類や量、その日の天候などで汗のかき方は違うので、量を決めることはできません。
必ず2リットル飲みましょう! なんてと言ったところで、無理なものは無理なのです。目安を知りたいなら、運動の前と後で体重を量って、増減をチェックすること。減った分を補えば、間違いは少なくなる・・・のですが、そう単純ではありません。
体重は、汗をかいた分だけ減るのですが、できれば運動量を調整して、あまり減らないように工夫してください。具体的には、元の体重の2%以内の減少にとどめるように調整します。それ以上変化があるのは、身体にとって過剰の負担になります。
体重が50キロの人ならば、1キロ減までということです。
もし運動後に、2%以上(この場合は1キロ以上)減っているようなら、運動前や運動中に摂取する水分を増やすようにしてください。発汗量が多いときには塩分を多く。運動量が多いときには糖質も補給するようにします。
定番のスポーツドリンクは強い味方ですが、飲料にこだわることもありません。塩分や糖分ならスナック菓子などで補給してもOKです。
減った分は、食事と飲水によって、翌日までに体重を戻すように心掛けましょう。
逆に、運動後に体重が増えている場合。
これは水分の取り過ぎです。
50キロの人なら、運動後に1キロ以上増えていたら要注意です。水分の取り過ぎによって、血液中の塩分濃度が下がると「低ナトリウム血症」を起こす危険があるのです。
低ナトリウム血症は危険は症状です。頭痛やだるいなどの軽い症状だけなら良いのですが、けいれんや意識障害、心臓の異常など重篤な症状となり、ときには死に至ることさえあります。
■ 低ナトリウム血症
この運動時における「低ナトリウム血症」が知られるようになったのは比較的最近のことです。
きっかけとなったのは、ハーバード大学のグループが2005年に報告した論文。
ボストンマラソンの参加者からボランティアを募り、レース後に血液検査を行ったところ、13%の人が低ナトリウム血症になっていたことが分かったのです。原因は、レース前や補給ポイントで大量の水を飲んだことでした。
この報告を受けて運動時の水分補給が変わってきてます。「のどが渇く前に飲む」から「のどが渇いたら飲む」へとなってきたのです。
一般的なスポーツドリンクには塩分や糖分が含まれています。でも肝心のナトリウム濃度は低いので、飲み過ぎると低ナトリウム血症になることがあります。固形物から上手に摂取する工夫も求められますね。
春夏秋冬。
いまや、スポーツするのに季節は問いません。
夏には夏の冬には冬のスポーツの楽しみ方がありますから。
わりと一年中、ジョギングをしたり、ハイキングに出掛ける人も多いことでしょう。
体を動かして汗をかくのは気持ちのいいものですが、屋内屋外に関係なく、気温や湿度によっては熱中症に注意が必要です。
運動中、体の水分が足りなくなれば熱中症の危険が高まります。
大事なのは水分補給のタイミングや量。運動中に、いったいどれだけの水分を取ればいいのか。これは、運動の種類や量、その日の天候などで汗のかき方は違うので、量を決めることはできません。
必ず2リットル飲みましょう! なんてと言ったところで、無理なものは無理なのです。目安を知りたいなら、運動の前と後で体重を量って、増減をチェックすること。減った分を補えば、間違いは少なくなる・・・のですが、そう単純ではありません。
体重は、汗をかいた分だけ減るのですが、できれば運動量を調整して、あまり減らないように工夫してください。具体的には、元の体重の2%以内の減少にとどめるように調整します。それ以上変化があるのは、身体にとって過剰の負担になります。
体重が50キロの人ならば、1キロ減までということです。
もし運動後に、2%以上(この場合は1キロ以上)減っているようなら、運動前や運動中に摂取する水分を増やすようにしてください。発汗量が多いときには塩分を多く。運動量が多いときには糖質も補給するようにします。
定番のスポーツドリンクは強い味方ですが、飲料にこだわることもありません。塩分や糖分ならスナック菓子などで補給してもOKです。
減った分は、食事と飲水によって、翌日までに体重を戻すように心掛けましょう。
逆に、運動後に体重が増えている場合。
これは水分の取り過ぎです。
50キロの人なら、運動後に1キロ以上増えていたら要注意です。水分の取り過ぎによって、血液中の塩分濃度が下がると「低ナトリウム血症」を起こす危険があるのです。
低ナトリウム血症は危険は症状です。頭痛やだるいなどの軽い症状だけなら良いのですが、けいれんや意識障害、心臓の異常など重篤な症状となり、ときには死に至ることさえあります。
■ 低ナトリウム血症
この運動時における「低ナトリウム血症」が知られるようになったのは比較的最近のことです。
きっかけとなったのは、ハーバード大学のグループが2005年に報告した論文。
ボストンマラソンの参加者からボランティアを募り、レース後に血液検査を行ったところ、13%の人が低ナトリウム血症になっていたことが分かったのです。原因は、レース前や補給ポイントで大量の水を飲んだことでした。
この報告を受けて運動時の水分補給が変わってきてます。「のどが渇く前に飲む」から「のどが渇いたら飲む」へとなってきたのです。
一般的なスポーツドリンクには塩分や糖分が含まれています。でも肝心のナトリウム濃度は低いので、飲み過ぎると低ナトリウム血症になることがあります。固形物から上手に摂取する工夫も求められますね。
しっかり噛むことの大切さとは? [歯の健康]
■ しっかり噛むことの大切さとは?
健康を考えるのは、大切なこと。
年令が上がるに連れて、身体のあちらこちがら気になりだしてきます。
健康な体を維持して、健やかな毎日を過ごすために、バランスの取れた食事や適度な運動が欠かせません。そうしたことを意識して、生活の中に取り入れるようになった方も多いのではないでしょうか。生活習慣を見つめ直して、「これはダメ」という点を改善していくことは、私たちの体にとって大切なことです。
ところが。
普段から無意識に行っている習慣は、悪い癖であっても見落としがちになります。
そんな見落とす習慣に「噛む」という行為があります。
現代の日本人が1度の食事で「噛む」回数は、約600回だと言われています。回数を示されると、ずいぶんと多いように感じられるかもしれませんが、昔に比べると激減しているそうです。戦前であれば1度の食事で約1,400回、さらに昔の弥生時代にまで遡ると、なんと約4,000回も噛んでいたと言われています。
食べ物そのものや、食文化の変化の影響があるとはいえ、これほどまで噛む回数が減ってくるとなんか不安になってきますね。私たちの体に何らかの問題が生じても不思議ではありません。実際、噛む回数が減ることによって、現代人の体にさまざまな悪影響が出ていると言われています。その代表的なものが肥満と歯周病です。
「早食いをすると太る」と言いますが、これは「しっかり噛まないと太る」と言うことです。
・噛む回数が少ないと肥満につながる?
噛むという行為は、脳の中にある満腹中枢を刺激します。満腹中枢が刺激されることで、人間は食事での満足感が得られるようになります。しかし、噛む回数が少なければ、いくら食べても満腹中枢への刺激が足りず、満足感が得られません。その結果、食べなくてもよい量を食べてしまい、肥満につながるというわけです。
「ついつい、食べ過ぎてしまう」
そういう人は、今日から噛む回数を増やしてみましょう。
・歯周病にもなりやすい?
噛む回数が減ることで起こる、もうひとつ悪影響は歯周病。歯周病とは、大切な歯を支える歯茎と骨が、口の中の細菌の繁殖などによって炎症を起こしたり、腫れたりする病気です。日本人の成人の約80%が歯周病にかかっているというデータもあります。驚きですね!
歯周病のリスクを少しでも減らすためには、よく噛むことが大切です。噛むことによって、口の中で増えた唾液は消化を助けるのですが、口の中の細菌を洗い流す役割も、同時に果たしているのです。噛む回数が減った現代人に、歯周病が増えている。その因果関係が分かってもらえたと思います。歯と歯茎の健康を保つためにも、しっかり噛むように心がけていきましょう。
・噛もうと思っても、噛めない?
しっかり噛もうと思っても、残念ながら「上手く噛めない」という方も増えています。その原因の一つが、歯列不正(しれつふせい)で、「歯並びが悪い」状態のことを言います。
具体的にはこのような例があります
歯の並びが均一でなかい
前歯が噛み合わなかい
上下どちらかの歯が出っ張っている
歯列不正にはさまざまな症状があります。その原因は諸説ありますが、しっかり、正しく噛むためには、一度、歯科医に相談するのも良いでしょう。日常生活に影響が出るようであれば、歯列矯正などの治療も検討します。
最近になって急増している顎関節症(がくかんせつしょう)も、噛むことの障害になります。顎関節症では、「アゴの骨が鳴る」「口を大きく開けられない」「アゴが痛む」といった症状が見られます。原因は実にさまざまです。
力仕事やスポーツをして歯を食いしばる
ストレスが原因で寝ている間に歯ぎしり
うつ伏せ寝などの悪い姿勢でアゴに負担をかけてる
また、左右どちらかの歯だけを使って噛んだりすることも原因になります。そのようなクセのある方は、両方の歯をバランス良く使って、正しく噛むようにします。症状が軽いなら自然に治ることもありますが、放って悪化するとじっとしているだけでも苦痛になる場合もあります。アゴに違和感のある人は、診察を受けてみてください。。
健康を考えるのは、大切なこと。
年令が上がるに連れて、身体のあちらこちがら気になりだしてきます。
健康な体を維持して、健やかな毎日を過ごすために、バランスの取れた食事や適度な運動が欠かせません。そうしたことを意識して、生活の中に取り入れるようになった方も多いのではないでしょうか。生活習慣を見つめ直して、「これはダメ」という点を改善していくことは、私たちの体にとって大切なことです。
ところが。
普段から無意識に行っている習慣は、悪い癖であっても見落としがちになります。
そんな見落とす習慣に「噛む」という行為があります。
現代の日本人が1度の食事で「噛む」回数は、約600回だと言われています。回数を示されると、ずいぶんと多いように感じられるかもしれませんが、昔に比べると激減しているそうです。戦前であれば1度の食事で約1,400回、さらに昔の弥生時代にまで遡ると、なんと約4,000回も噛んでいたと言われています。
食べ物そのものや、食文化の変化の影響があるとはいえ、これほどまで噛む回数が減ってくるとなんか不安になってきますね。私たちの体に何らかの問題が生じても不思議ではありません。実際、噛む回数が減ることによって、現代人の体にさまざまな悪影響が出ていると言われています。その代表的なものが肥満と歯周病です。
「早食いをすると太る」と言いますが、これは「しっかり噛まないと太る」と言うことです。
・噛む回数が少ないと肥満につながる?
噛むという行為は、脳の中にある満腹中枢を刺激します。満腹中枢が刺激されることで、人間は食事での満足感が得られるようになります。しかし、噛む回数が少なければ、いくら食べても満腹中枢への刺激が足りず、満足感が得られません。その結果、食べなくてもよい量を食べてしまい、肥満につながるというわけです。
「ついつい、食べ過ぎてしまう」
そういう人は、今日から噛む回数を増やしてみましょう。
・歯周病にもなりやすい?
噛む回数が減ることで起こる、もうひとつ悪影響は歯周病。歯周病とは、大切な歯を支える歯茎と骨が、口の中の細菌の繁殖などによって炎症を起こしたり、腫れたりする病気です。日本人の成人の約80%が歯周病にかかっているというデータもあります。驚きですね!
歯周病のリスクを少しでも減らすためには、よく噛むことが大切です。噛むことによって、口の中で増えた唾液は消化を助けるのですが、口の中の細菌を洗い流す役割も、同時に果たしているのです。噛む回数が減った現代人に、歯周病が増えている。その因果関係が分かってもらえたと思います。歯と歯茎の健康を保つためにも、しっかり噛むように心がけていきましょう。
・噛もうと思っても、噛めない?
しっかり噛もうと思っても、残念ながら「上手く噛めない」という方も増えています。その原因の一つが、歯列不正(しれつふせい)で、「歯並びが悪い」状態のことを言います。
具体的にはこのような例があります
歯の並びが均一でなかい
前歯が噛み合わなかい
上下どちらかの歯が出っ張っている
歯列不正にはさまざまな症状があります。その原因は諸説ありますが、しっかり、正しく噛むためには、一度、歯科医に相談するのも良いでしょう。日常生活に影響が出るようであれば、歯列矯正などの治療も検討します。
最近になって急増している顎関節症(がくかんせつしょう)も、噛むことの障害になります。顎関節症では、「アゴの骨が鳴る」「口を大きく開けられない」「アゴが痛む」といった症状が見られます。原因は実にさまざまです。
力仕事やスポーツをして歯を食いしばる
ストレスが原因で寝ている間に歯ぎしり
うつ伏せ寝などの悪い姿勢でアゴに負担をかけてる
また、左右どちらかの歯だけを使って噛んだりすることも原因になります。そのようなクセのある方は、両方の歯をバランス良く使って、正しく噛むようにします。症状が軽いなら自然に治ることもありますが、放って悪化するとじっとしているだけでも苦痛になる場合もあります。アゴに違和感のある人は、診察を受けてみてください。。
体調を整えるなら「梅干し」で [おいしい食べ物で健康つくり]
■ 体調を整えるなら「梅干し」で
西洋のコトワザに「一日一個のリンゴは医者を遠ざける」というのがありますが、日本にも「医者殺し」と言われる食材があります。
それが梅干。
医者が必要なくなるというくらい体に良い食材として有名ですね。血液サラサラ効果や疲労回復効果は、まだわかりますが、眼や胃にも効果があるそうな。うそかほんとか、江戸時代には梅肉を用いた目薬が作られていたとか。
陽明学者の安岡正篤氏(佐藤栄作首相から中曽根康弘首相に至るまで昭和歴代首相の指南役)は、半端ではない読書家だったそうですが、毎日梅干しを食べて眼や胃の調子を保っていたそうです。そんな政財界を動かしていた大物お墨付きと思って、梅干し再認識してみましょう。
・薄毛予防や白髪改善にも
梅干しには、胃腸を消毒して肝臓や心臓を強くする作用もあります。迂遠のようですが、これが巡って、眼を健やかに保つことや、さらには白髪や抜け毛をふせぐことにつながります。季節の変わり目に目立つのは抜け毛ですが、「このままハゲに?」と恐れ焦っている人にもオススメできます。
・眼精疲労ほかの眼の不調を改善する
その昔のこと京都の西陣の工場において、熟練の女工さん達に必ず梅干しを食べさせていたとか。これは、眼がかすんで視力も弱り、西陣の精巧な刺繍を施すことができなくなる前の対策でした。
江戸時代に作られていたという梅肉を主原料にした目薬は、ただれやかすみ目、ヤニ、充血などに効果があったそうです。ビタミン豊富な梅にはさまざまな効果があるとわかってますが、眼にも良いというのは驚きです。
●驚きの健胃効果も
自他ともに認める読書家だった安岡正篤氏は、「読書人の常として随分猛烈な胃酸過多になり、胃潰瘍で倒れると観念した」ことがあると、語ったそうです。
医学が発達しはじめた頃で服用したのはジアスターゼなどの薬。でもまったく効かずに苦しんでいたときに、友人のすすめで梅干しを食べてみました。朝晩欠かさずに食べ続けて、2カ月たったころ、数年来苦しめられていた胃酸過多が完治していたそうです。
胃酸過多になるほどの読書家は少ないでしょうが、勉強をがんばる学生さん、デスクワーク中心のビジネスマン、徹夜で敵を倒すゲーマー諸氏。胃腸の調子がいまいちという人は試してみてください。
■ 二日酔いや便秘の解消
梅干は、上記のほかにも、インスリンの働きを高めて血糖値を下げたり、腸内環境をととのえたり、便秘や二日酔いの解消効果もあるとされます。
こうなると万能健康食品のように思えてきますが、塩分が多く含まれていることは忘れていけません。食べ過ぎはだめなので、使用塩分量にもよりますが、日に1~2粒程度で十分かと思います。
西洋のコトワザに「一日一個のリンゴは医者を遠ざける」というのがありますが、日本にも「医者殺し」と言われる食材があります。
それが梅干。
医者が必要なくなるというくらい体に良い食材として有名ですね。血液サラサラ効果や疲労回復効果は、まだわかりますが、眼や胃にも効果があるそうな。うそかほんとか、江戸時代には梅肉を用いた目薬が作られていたとか。
陽明学者の安岡正篤氏(佐藤栄作首相から中曽根康弘首相に至るまで昭和歴代首相の指南役)は、半端ではない読書家だったそうですが、毎日梅干しを食べて眼や胃の調子を保っていたそうです。そんな政財界を動かしていた大物お墨付きと思って、梅干し再認識してみましょう。
・薄毛予防や白髪改善にも
梅干しには、胃腸を消毒して肝臓や心臓を強くする作用もあります。迂遠のようですが、これが巡って、眼を健やかに保つことや、さらには白髪や抜け毛をふせぐことにつながります。季節の変わり目に目立つのは抜け毛ですが、「このままハゲに?」と恐れ焦っている人にもオススメできます。
・眼精疲労ほかの眼の不調を改善する
その昔のこと京都の西陣の工場において、熟練の女工さん達に必ず梅干しを食べさせていたとか。これは、眼がかすんで視力も弱り、西陣の精巧な刺繍を施すことができなくなる前の対策でした。
江戸時代に作られていたという梅肉を主原料にした目薬は、ただれやかすみ目、ヤニ、充血などに効果があったそうです。ビタミン豊富な梅にはさまざまな効果があるとわかってますが、眼にも良いというのは驚きです。
●驚きの健胃効果も
自他ともに認める読書家だった安岡正篤氏は、「読書人の常として随分猛烈な胃酸過多になり、胃潰瘍で倒れると観念した」ことがあると、語ったそうです。
医学が発達しはじめた頃で服用したのはジアスターゼなどの薬。でもまったく効かずに苦しんでいたときに、友人のすすめで梅干しを食べてみました。朝晩欠かさずに食べ続けて、2カ月たったころ、数年来苦しめられていた胃酸過多が完治していたそうです。
胃酸過多になるほどの読書家は少ないでしょうが、勉強をがんばる学生さん、デスクワーク中心のビジネスマン、徹夜で敵を倒すゲーマー諸氏。胃腸の調子がいまいちという人は試してみてください。
■ 二日酔いや便秘の解消
梅干は、上記のほかにも、インスリンの働きを高めて血糖値を下げたり、腸内環境をととのえたり、便秘や二日酔いの解消効果もあるとされます。
こうなると万能健康食品のように思えてきますが、塩分が多く含まれていることは忘れていけません。食べ過ぎはだめなので、使用塩分量にもよりますが、日に1~2粒程度で十分かと思います。
タグ:梅干
喉の痛みや腫れ。その治し方 [咳や喉]
■ 喉の痛みや腫れ。その治し方
喉に痛みがあったり腫れたりするのは、かなりの不快感です。食べ物を食べたり物を飲む時は、痛かったり抵抗があったりで、すごく飲み込みにくくなります。どんなときも常に苦痛が付きまとうせいで、集中力も鈍ります。
そこで今回は、喉の痛みや腫れの原因と治し方についてお話しますね。
・喉が痛んだり腫れる原因は?
体質にもよりますが、ちょっとしたことでも痛み腫れを起こす人がいます。また、同じ違和感でも軽いものから重症のものまで幅広く原因が分かれます。例えば、次のようなことがよくある原因です。
風邪や飲酒、タバコなどが原因
急性声帯炎・急性扁桃腺炎
喉の痛み次第に声が出せなくなりやがて食事ができなくなる
急性咽頭炎
自己免疫疾患が発生する
慢性甲状腺炎・橋本病
声帯の粘膜が厚くなる
声帯結節
声帯付近に発生するガン
喉部の癌(咽頭癌)
また、日常生活の最中によくある原因は、風邪とインフルエンザです。風邪やインフルエンザは、ウイルスが喉の咽頭や扁桃腺に付着して感染します。そこでウィルスが増殖し、炎症が起きるために喉に痛みや腫れが起こるのです。
■ 喉の痛みや腫れ その治し方は?
暖かい布団の中で安静にしているのが一番なのですが、風邪くらいでは仕事が休めない人も多いはず。痛みや腫れをとる方法をいくつか紹介します。
1 首を温める
・タートルネックを着る
・ネックウォーマーをする
・ストールやマフラーなどを首に巻く
菌は熱に敏感です。風邪をひくと熱が上がるのは、身体の防衛機能なのです。首を温める事は菌の増殖を防ぎ、喉の腫れや痛みの症状を緩和してくれます。
2 ツボをカイロで温める
『風門』は、風邪の初期症状に効果のあるツボといわれます。ここをカイロで温めることで、喉の痛みをとるのです。子供や妊婦さんにも有効な方法です。症状が軽いならこれだけで風邪が治ってしまうほど効果があります。
ツボ『風門』はどこにあるのでしょう。首を前に曲げた時に首の後ろにボコッと飛び出る骨があります。そこから指幅2本分下に下がって、さらにその下がった位置から外側に指幅二本分いったところに『風門』があります。
このツボは、左右2つあります。
3 うがい薬を直接喉に塗る
薬局や病院などで、ポピドンヨード入りのうがい薬(イソジンなど)を買ってきます。
やり方ですが、準備としてまず、割り箸などの長めの棒にコットンを巻きつけます。コットンの部分にイソジンなどを染み込ませ、それを直接喉の奥に塗ります。自分で塗る場合は鏡で喉を確認しながらのほうがいいでしょう。終わったら唾を飲み込まないで、口の中だけ軽くすすいでください。1日に2~3回行います。
4 喉によい食べ物
はちみつ、大根、生姜、ねぎなどの食べ物は、炎症を抑えたり、体を温める効果があります。喉が痛いときだけでなく、寒い冬の食事には意識して食べましょう。
5 消炎鎮痛剤を飲む
喉に限っては風邪薬でなく痛み止めを服用します。薬局などに売っているバファリンやイヴ、ロキソニンなどは痛みも鎮めなおかつ炎症を抑える効果があります。効果が高いのですが胃腸などに負担がかかるデメリットもあります。胃腸が弱い方にはおすすめできません。
喉に痛みがあったり腫れたりするのは、かなりの不快感です。食べ物を食べたり物を飲む時は、痛かったり抵抗があったりで、すごく飲み込みにくくなります。どんなときも常に苦痛が付きまとうせいで、集中力も鈍ります。
そこで今回は、喉の痛みや腫れの原因と治し方についてお話しますね。
・喉が痛んだり腫れる原因は?
体質にもよりますが、ちょっとしたことでも痛み腫れを起こす人がいます。また、同じ違和感でも軽いものから重症のものまで幅広く原因が分かれます。例えば、次のようなことがよくある原因です。
風邪や飲酒、タバコなどが原因
急性声帯炎・急性扁桃腺炎
喉の痛み次第に声が出せなくなりやがて食事ができなくなる
急性咽頭炎
自己免疫疾患が発生する
慢性甲状腺炎・橋本病
声帯の粘膜が厚くなる
声帯結節
声帯付近に発生するガン
喉部の癌(咽頭癌)
また、日常生活の最中によくある原因は、風邪とインフルエンザです。風邪やインフルエンザは、ウイルスが喉の咽頭や扁桃腺に付着して感染します。そこでウィルスが増殖し、炎症が起きるために喉に痛みや腫れが起こるのです。
■ 喉の痛みや腫れ その治し方は?
暖かい布団の中で安静にしているのが一番なのですが、風邪くらいでは仕事が休めない人も多いはず。痛みや腫れをとる方法をいくつか紹介します。
1 首を温める
・タートルネックを着る
・ネックウォーマーをする
・ストールやマフラーなどを首に巻く
菌は熱に敏感です。風邪をひくと熱が上がるのは、身体の防衛機能なのです。首を温める事は菌の増殖を防ぎ、喉の腫れや痛みの症状を緩和してくれます。
2 ツボをカイロで温める
『風門』は、風邪の初期症状に効果のあるツボといわれます。ここをカイロで温めることで、喉の痛みをとるのです。子供や妊婦さんにも有効な方法です。症状が軽いならこれだけで風邪が治ってしまうほど効果があります。
ツボ『風門』はどこにあるのでしょう。首を前に曲げた時に首の後ろにボコッと飛び出る骨があります。そこから指幅2本分下に下がって、さらにその下がった位置から外側に指幅二本分いったところに『風門』があります。
このツボは、左右2つあります。
3 うがい薬を直接喉に塗る
薬局や病院などで、ポピドンヨード入りのうがい薬(イソジンなど)を買ってきます。
やり方ですが、準備としてまず、割り箸などの長めの棒にコットンを巻きつけます。コットンの部分にイソジンなどを染み込ませ、それを直接喉の奥に塗ります。自分で塗る場合は鏡で喉を確認しながらのほうがいいでしょう。終わったら唾を飲み込まないで、口の中だけ軽くすすいでください。1日に2~3回行います。
4 喉によい食べ物
はちみつ、大根、生姜、ねぎなどの食べ物は、炎症を抑えたり、体を温める効果があります。喉が痛いときだけでなく、寒い冬の食事には意識して食べましょう。
5 消炎鎮痛剤を飲む
喉に限っては風邪薬でなく痛み止めを服用します。薬局などに売っているバファリンやイヴ、ロキソニンなどは痛みも鎮めなおかつ炎症を抑える効果があります。効果が高いのですが胃腸などに負担がかかるデメリットもあります。胃腸が弱い方にはおすすめできません。
原因不明の腹痛や下痢や発熱はクローン病かも [下痢の症状]
■ 原因不明の腹痛や下痢や発熱はクローン病かも
お腹が痛くなったり、下痢になったり、熱が出たり・さらにそれどころか目や肛門という離れた場所に炎症が起こったり。それはもしかすると、炎症性腸疾患(IBD)かもしれません。
炎症性腸疾患は、長期に下痢、血便が続く原因不明の難病です。通常の食中毒などと異なり、数日でよくなりことはありません。多くの場合一生涯に渡って、よくなったり悪くなったりしながら症状が続きます。
炎症性腸疾患には2種類あります。細菌や薬剤など、原因がはっきりした「特異的炎症性腸疾患」。原因不明の「非特異的炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎)」に分けられるのです。
ただし、一般的に炎症性腸疾患(IBD)と言えば、クローン病や潰瘍性大腸炎のことを指してます。
■ クローン病とは?
口腔から肛門に至るまでの、消化管のあらゆる場所に炎症や潰瘍を引き起こす病気です。おもに10~30代の若い人に見られます。あらゆる場所というものの、小腸や大腸に起こることが多いですね。
腹痛、下痢、体重の減少といった症状が出るほか、大出血を引き起こすことがあります。原因は、遺伝的素因、環境因子(食餌、感染、化学薬品、食品添加物等)、免疫異常などが複雑に絡みあって発症すると考えられていますが、詳しくは分かっていません。
クローン病は発生する場所によって、3つの病型に分けられています。病変が小腸にのみ発生するのが「小腸型」、小腸と大腸に発生するのが「小腸大腸型」、大腸にのみ発生するのが「大腸型」です。
・クローン病の症状について
症状は個人個人で異なるのですが、過半数のかたに腹痛や下痢の症状があります。このため、症状が似ている「過敏性腸症候群(IBS)」と間違って診断されることもあります。
主な症状は次のとおりです。
・腹痛
・下痢
・発熱
・下血
・体重減少
あまり多くはないのですが、次のような症状を起すこともあります。
・ろう孔(腸管などから体の表面や、その他の臓器に通じる異常な管)
・狭窄(消化管が狭まってしまう)
・膿瘍(腸管合併症)
・関節炎(膝・肘などの大きな関節が炎症)
・虹彩炎(眼の虹彩に炎症)
・肛門部病(痔ろう、肛門周辺膿瘍)
■ クローン病の発生部位
前述のとおり、クローン病は、口腔から肛門に至るまで消化管のあらゆる場所に発生します。とくに、回腸の末端から盲腸にかけてより多く発生する特徴があります。
■ 治療と食事
原因が解明されていないために、いまだ完全な治療法は確立されていません。一般的には薬物で様子をみつつ、改善を促し、状態が悪いケースに限り手術を施します。また栄養を考えた食事療法も欠かせません。
クローン病の方の食事は、消化管に負担をかける繊維成分を控えた低残渣食が原則です。そのため、低脂肪を主体としつつ充分なカロリーを確保するバランスが必要になります
肉類、バター、卵黄、マーガリン、ごま油などの脂肪の多い食べ物はなるべく避ける。
魚介類、しそ油、えごま油、なたね油は問題なし
タンパク質の摂取は、植物性の食品や魚介類からになります。魚介類ですが、青魚(サバ、イワシ、サンマ)などが良いとされています。
同時に、刺激物は避けて、甘いものや冷たいものには気を付けます。こうしたことから、脂肪の多い外食はできるだけ避けるようにします。
お腹が痛くなったり、下痢になったり、熱が出たり・さらにそれどころか目や肛門という離れた場所に炎症が起こったり。それはもしかすると、炎症性腸疾患(IBD)かもしれません。
炎症性腸疾患は、長期に下痢、血便が続く原因不明の難病です。通常の食中毒などと異なり、数日でよくなりことはありません。多くの場合一生涯に渡って、よくなったり悪くなったりしながら症状が続きます。
炎症性腸疾患には2種類あります。細菌や薬剤など、原因がはっきりした「特異的炎症性腸疾患」。原因不明の「非特異的炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎)」に分けられるのです。
ただし、一般的に炎症性腸疾患(IBD)と言えば、クローン病や潰瘍性大腸炎のことを指してます。
■ クローン病とは?
口腔から肛門に至るまでの、消化管のあらゆる場所に炎症や潰瘍を引き起こす病気です。おもに10~30代の若い人に見られます。あらゆる場所というものの、小腸や大腸に起こることが多いですね。
腹痛、下痢、体重の減少といった症状が出るほか、大出血を引き起こすことがあります。原因は、遺伝的素因、環境因子(食餌、感染、化学薬品、食品添加物等)、免疫異常などが複雑に絡みあって発症すると考えられていますが、詳しくは分かっていません。
クローン病は発生する場所によって、3つの病型に分けられています。病変が小腸にのみ発生するのが「小腸型」、小腸と大腸に発生するのが「小腸大腸型」、大腸にのみ発生するのが「大腸型」です。
・クローン病の症状について
症状は個人個人で異なるのですが、過半数のかたに腹痛や下痢の症状があります。このため、症状が似ている「過敏性腸症候群(IBS)」と間違って診断されることもあります。
主な症状は次のとおりです。
・腹痛
・下痢
・発熱
・下血
・体重減少
あまり多くはないのですが、次のような症状を起すこともあります。
・ろう孔(腸管などから体の表面や、その他の臓器に通じる異常な管)
・狭窄(消化管が狭まってしまう)
・膿瘍(腸管合併症)
・関節炎(膝・肘などの大きな関節が炎症)
・虹彩炎(眼の虹彩に炎症)
・肛門部病(痔ろう、肛門周辺膿瘍)
■ クローン病の発生部位
前述のとおり、クローン病は、口腔から肛門に至るまで消化管のあらゆる場所に発生します。とくに、回腸の末端から盲腸にかけてより多く発生する特徴があります。
■ 治療と食事
原因が解明されていないために、いまだ完全な治療法は確立されていません。一般的には薬物で様子をみつつ、改善を促し、状態が悪いケースに限り手術を施します。また栄養を考えた食事療法も欠かせません。
クローン病の方の食事は、消化管に負担をかける繊維成分を控えた低残渣食が原則です。そのため、低脂肪を主体としつつ充分なカロリーを確保するバランスが必要になります
肉類、バター、卵黄、マーガリン、ごま油などの脂肪の多い食べ物はなるべく避ける。
魚介類、しそ油、えごま油、なたね油は問題なし
タンパク質の摂取は、植物性の食品や魚介類からになります。魚介類ですが、青魚(サバ、イワシ、サンマ)などが良いとされています。
同時に、刺激物は避けて、甘いものや冷たいものには気を付けます。こうしたことから、脂肪の多い外食はできるだけ避けるようにします。
血液をさらさらにするには? [その他の健康情報]
■ 血液をさらさらにするには?
健康には流行があるようです。
一昔前の健康番組では、血液の状態を競うゲームなどがありました。
タレント数人から同じ量の血液を採取。検査用の管に流して、一番初めに全ての血液が通過した人の勝ち! というものです。
血液には個性があります。若い人やスポーツ選手はサラサラで勝つことが多い。いっぽう、中高年やメタボ体型のタレントは、最後まで残ることが多かったと記憶してます。まぁ、若くてもドロドロの人もいるし、高齢でもサラサラな人もいます。意外性がゲームの面白みになってました。
今の健康番組では、ドロドロゲームをすることがありません。
飽きっぽい視聴者は、常に新しいモノに飛びつくのです。
でも、ドロドロ・サラサラが流行から外れたとしても、血液ドロドロが不健康である事実に代わりはありません。テレビで取り上げられなくても、サラサラ血液は健康の証しなのです。
さて。
「血液ドロドロ」という言葉に、良いイメージはもてないでしょう。そのまま受け取れば、脂ぎったギトギトの血液とか、固まって流れない半固形状の血液を想像してしまいます。でも実際は、血管の中を本当にドロドロとした血が流れているということではありません。
血液ドロドロとは、赤血球や白血球、血小板の量や質に異常が起こって、血液が流れにくくなっている状態のことなのです。日頃の不摂生などが「血液ドロドロ」を招いて、体の不調をおこします。最悪の場合は、脳梗塞や心筋梗塞といった命を脅かす病気を引き起こす危険さえあります。
ドロドロを解消してサラサラになるにはどんな方法があるのでしょう。
日常生活で、どんなことに注意すればよいのでしょうか。
脳梗塞や心筋梗塞といった病気になる原因はいくつかありますが、ドロドロの血液もその原因の一つ。この、血液ドロドロ状態になるきっかけは、食事や生活習慣など日頃の行動にあります。原因が日常に潜んでいるので、どんな人でも血液ドロドロになるリスクをはらんでいます。
血液がドロドロになってしまうメカニズムを知って、サラサラの体を維持していきましょう。
■ 血液ドロドロになる原因
血液は、人間の生命を維持するために欠かせません。成人であれば、体重1kgあたり約80mlが血液とされていて、生きるために重要な役割を果たしています。血液を構成しているのは、赤血球、白血球、血小板からなる細胞成分と、液体成分。通常は最適なバランスを保っているのですが、量や質に異常が起こると「血液ドロドロ」となり、重大な病気を招く原因となります。
・赤血球が増える
熱中症などによって体が脱水状態になると、血液中の液体成分が減って赤血球が増加します。そうして血液が流れにくくなります。
・赤血球が硬くなる
糖尿病が進行すると赤血球の柔軟性が失われて、狭いところを通りにくくなります。柔軟性が失われることで、それまで通れていた狭いところを通りにくくなるのです。
・血小板が固まりやすくなる
メタボの人、水分不足、飲酒。このようなことがあると血小板が固まりやすくなります。血小板同士で集まりやすくなってしまいドロドロになるのです。
・白血球がくっつきやすくなる
風邪などで体に炎症反応があると、細菌を探すために白血球は粘着性を高めます。血管にくっつきやすくなって流れを悪くするのです。白血球が血管を狭くするのですね。風邪を引いたときに顔色が悪く見えますが、あれは、白血球が血液の流れを悪くしているためです。また、ストレスや喫煙によっても、粘着性は高まります。
上記の原因のうち、命の危険を脅かす脳梗塞や心筋梗塞を起こす原因となりやすいのは、「血小板が固まりやすくなる」ことです。そして、血小板を固まりやすくする原因は、普段の食生活や生活習慣に大きく関わっています。
■ ドロドロ解消!
血液ドロドロをさけるための方法はいろいろあります。長期的には、生活環境を改善していくべくですが、素早くシンプルに行うなら水を飲むこと。この、水分摂取こそがもっとも重要なのです。
「 暑い日とか、汗をかいたときに、しっかり飲めばいいだろう。」
そう考える人は多いのですが、それでは脱水状態を完全に防ぐことはできません。日頃からこまめに水分を摂ることが大切なのです。
・にがり水を摂取
血液サラサラになるために、おすすめしたいのは「にがり水」。にがりは、海水を煮詰め、塩を除いた液体であり、主な成分はマグネシウムです。マグネシウムはさまざまな体の不調や病気の予防に役立つことが知られており、血液ドロドロ解消にも効果があります。
・食べ物
さばやさんま、いわしなどDHA、EPAを含む魚を食べるのがおすすめです。いわゆる青魚ですね。これらは血小板を固める作用を抑える薬としても使われている成分なので、積極的に摂るのがよいでしょう。
逆に、脂肪分や糖分、アルコールを大量に摂取するような食生活は、悪化へ一直線。とくにアルコールは危険です。水分を摂っているつもりでいても、利尿作用があるので、脱水状態になってしまいます。
健康には流行があるようです。
一昔前の健康番組では、血液の状態を競うゲームなどがありました。
タレント数人から同じ量の血液を採取。検査用の管に流して、一番初めに全ての血液が通過した人の勝ち! というものです。
血液には個性があります。若い人やスポーツ選手はサラサラで勝つことが多い。いっぽう、中高年やメタボ体型のタレントは、最後まで残ることが多かったと記憶してます。まぁ、若くてもドロドロの人もいるし、高齢でもサラサラな人もいます。意外性がゲームの面白みになってました。
今の健康番組では、ドロドロゲームをすることがありません。
飽きっぽい視聴者は、常に新しいモノに飛びつくのです。
でも、ドロドロ・サラサラが流行から外れたとしても、血液ドロドロが不健康である事実に代わりはありません。テレビで取り上げられなくても、サラサラ血液は健康の証しなのです。
さて。
「血液ドロドロ」という言葉に、良いイメージはもてないでしょう。そのまま受け取れば、脂ぎったギトギトの血液とか、固まって流れない半固形状の血液を想像してしまいます。でも実際は、血管の中を本当にドロドロとした血が流れているということではありません。
血液ドロドロとは、赤血球や白血球、血小板の量や質に異常が起こって、血液が流れにくくなっている状態のことなのです。日頃の不摂生などが「血液ドロドロ」を招いて、体の不調をおこします。最悪の場合は、脳梗塞や心筋梗塞といった命を脅かす病気を引き起こす危険さえあります。
ドロドロを解消してサラサラになるにはどんな方法があるのでしょう。
日常生活で、どんなことに注意すればよいのでしょうか。
脳梗塞や心筋梗塞といった病気になる原因はいくつかありますが、ドロドロの血液もその原因の一つ。この、血液ドロドロ状態になるきっかけは、食事や生活習慣など日頃の行動にあります。原因が日常に潜んでいるので、どんな人でも血液ドロドロになるリスクをはらんでいます。
血液がドロドロになってしまうメカニズムを知って、サラサラの体を維持していきましょう。
■ 血液ドロドロになる原因
血液は、人間の生命を維持するために欠かせません。成人であれば、体重1kgあたり約80mlが血液とされていて、生きるために重要な役割を果たしています。血液を構成しているのは、赤血球、白血球、血小板からなる細胞成分と、液体成分。通常は最適なバランスを保っているのですが、量や質に異常が起こると「血液ドロドロ」となり、重大な病気を招く原因となります。
・赤血球が増える
熱中症などによって体が脱水状態になると、血液中の液体成分が減って赤血球が増加します。そうして血液が流れにくくなります。
・赤血球が硬くなる
糖尿病が進行すると赤血球の柔軟性が失われて、狭いところを通りにくくなります。柔軟性が失われることで、それまで通れていた狭いところを通りにくくなるのです。
・血小板が固まりやすくなる
メタボの人、水分不足、飲酒。このようなことがあると血小板が固まりやすくなります。血小板同士で集まりやすくなってしまいドロドロになるのです。
・白血球がくっつきやすくなる
風邪などで体に炎症反応があると、細菌を探すために白血球は粘着性を高めます。血管にくっつきやすくなって流れを悪くするのです。白血球が血管を狭くするのですね。風邪を引いたときに顔色が悪く見えますが、あれは、白血球が血液の流れを悪くしているためです。また、ストレスや喫煙によっても、粘着性は高まります。
上記の原因のうち、命の危険を脅かす脳梗塞や心筋梗塞を起こす原因となりやすいのは、「血小板が固まりやすくなる」ことです。そして、血小板を固まりやすくする原因は、普段の食生活や生活習慣に大きく関わっています。
■ ドロドロ解消!
血液ドロドロをさけるための方法はいろいろあります。長期的には、生活環境を改善していくべくですが、素早くシンプルに行うなら水を飲むこと。この、水分摂取こそがもっとも重要なのです。
「 暑い日とか、汗をかいたときに、しっかり飲めばいいだろう。」
そう考える人は多いのですが、それでは脱水状態を完全に防ぐことはできません。日頃からこまめに水分を摂ることが大切なのです。
・にがり水を摂取
血液サラサラになるために、おすすめしたいのは「にがり水」。にがりは、海水を煮詰め、塩を除いた液体であり、主な成分はマグネシウムです。マグネシウムはさまざまな体の不調や病気の予防に役立つことが知られており、血液ドロドロ解消にも効果があります。
・食べ物
さばやさんま、いわしなどDHA、EPAを含む魚を食べるのがおすすめです。いわゆる青魚ですね。これらは血小板を固める作用を抑える薬としても使われている成分なので、積極的に摂るのがよいでしょう。
逆に、脂肪分や糖分、アルコールを大量に摂取するような食生活は、悪化へ一直線。とくにアルコールは危険です。水分を摂っているつもりでいても、利尿作用があるので、脱水状態になってしまいます。