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病気は、親よりも子供の方が気になります。症状や状態を正確に告げることの出来ない幼児小児や乳幼児赤ちゃん新生児 などの病気は深刻に受け止められがちですね。子どもに限らず病気やケガは、個人の症状がまちまち。病気の種類は多くて、状態も変わります。
ひざ・口・膝・首・子宮・喉・心臓・性・舌・目・卵巣・鼻・爪・眼・甲状腺・肩・耳・精神・背中・心・骨・唇・足・歯・腸・血液・腎臓・胃腸・肺・脳・腕・性器などなど。症状が直接原因を表しているケースなら自分で判断することもでき、専門の病院を尋ねることができます。内臓や血液ほか多くの病気では外部に現れる症状だけでは判断が難しいケースがほとんどです。総合病院などで綿密な検査を受診し、あらためて専門医を受診することが重要になります。肥満や微熱、鼻血、尿、痛み、あざ、腰痛、ほか女性独特の悩みも多いかと思います。健康を過信しないで、正しい情報を得るためにも医者に相談し診断を受け入院などの処置をとるのが望ましいでしょう。
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更年期の記憶力低下。女性ホルモンの「ゆらぎ」が原因? [女性の胸の痛み]


■ 更年期の記憶力低下。女性ホルモンの「ゆらぎ」が原因?


昔から物忘れの激しさには自信があります。
というよりも記憶力自体がとっても怪しくて、覚えているはずの事実が、本当は間違っているということが多々あります。

これでは認知症以前の問題だといえますが、そんな私でも、ひしひしと迫る認知症は恐いのです。


もの忘れが増えると「とうとう認知症になったか」と思いがちです。ですが、40歳前後からもの忘れが増えるのは自然なことで、忘れないほうが不自然です。それなのに更年期になると女性ホルモンのゆらぎでもの忘れが増える……なんてことがおこるようです。

脳を刺激することで人間の思考は活性化して記憶のほうも維持できる……そうなのですが、どのように家事や運動をすれば記憶力は向上するのか知りたいですね。ここではその前に、女性ホルモンと認知症について関係を考えます。



女性ホルモンは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があります。このうちのエストロゲンと認知機能には深い関係があることが、わかっているらしいです。女性ホルモンが大きくゆらぐ更年期にはさまざまな不調が起きますが、もの忘れもそのひとつです。とある更年期に悩むかたへのアンケートでは、週に1回以上もの忘れを自覚すると答えた人は70%にのぼるそうです。

どうして女性はこのタイミングに記憶力が低下しがちになるのでしょうか。

更年期とは閉経を挟んだ前後10年間をいいます。個人差がありますが一般には45~55歳ぐらいでしょう。もの忘れという症状は、MCI(Mild Cognitive Impairmentの略で軽度認知障害というグレーゾーン段階)や認知症との関連は低いと考えられます。

更年期の時期は、エストロゲン値が大きくゆらぐので、気分の落ち込みや不安感など“うつ状態”になりやすいとされます。更年期特有のもの忘れは、このうつ症状に伴って表れやすいということです。あくまでもエストロゲンの変化による影響であって、認知症ではないのです。女性ホルモンのバランスが変化するPMS(月経前症候群)で記憶力が落ちたりミスが増えたりするケースもありますが、メカニズム敵には同じと考えられてます。

女性ホルモンが原因ということならば、更年期さえ過ぎてしまえば記憶力は安定するのでしょうか。

エストロゲンの基礎値は高くても低くても、認知機能とはあまり関係がありません。更年期が過ぎて、エストロゲン値が安定化すればうつ状態から脱して、元の状態に戻ります。もの忘れのほうも落ち着いていく傾向があるようです。


・エストロゲンと脳の関係

さて、心身をめくるめく物忘れ状態に陥れてくれたエストロゲン。そもそも、このエストロゲンと脳はどのような関係があるのでしょうか。

エストロゲンには、神経伝達物質(セロトニンなど)の量を増やして、作用を増強する働きがあります。脳にあるエストロゲン受容体は、学習と記憶に関わる海馬や、情動反応の処理に関わる扁桃体などの大脳辺縁系に局在してます。けっこう重要ですね。それなのに更年期にエストロゲン値が大きく変動。変動すれば、セロトニンなどの神経伝達物質が不足することもあり、そのせいで海馬や扁桃体の処理速度が低下するためにもの忘れもしやすくなるのです。


更年期にできるもの忘れ対策のひとつに「ホルモン補充療法」があります。もの忘れだけでなく、更年期のさまざまな症状がきついと感じる場合には、ホルモン補充療法も選択肢にいれてください。ホルモン値が安定するので不安感やもの忘れなどの症状が軽くなるかもしれません。女性の年令の時期というのは、家族や仕事のストレスが重なっていることが多いです。そこを理解して自分を追い込まないことも大切です。

もの忘れする自分を責めたくなるのはわかりますが、責めてばかりでは心が膠着します。ときには、自分を甘やかすゆとりがあっても良いと思います。



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「うつ病」早期発見と早期治療が必要なワケとは? [うつ病]

■ 「うつ病」早期発見と早期治療が必要なワケとは?


一生のうち、15人に1人は発症して、発症者と診断された人のうち6割近くが「自分が発症すると思わなかった」と回答する。さらに、かかったとしても「頑張れば治せる」「抗うつ薬を飲むと依存症になる」などと考え違いして、治りを遅くしてしまう「うつ病」。

こうした精神的要素の絡む病は、負のイメージがつきまとってしあうものです。他人どころか、身近かな人や家族にも知られたくないという葛藤も影響して、治療にとりかかるタイミングを失っているような気がします。

じつはうつ病は、早期発見して適切に治療すれば治る病気です。

治療をせずに自然によくなることもあります。たしかにありますが、絶望や苦しみによって自らの命を絶つことにつながる危険性もあるため、なるべく早い時期からの医療的ケアが必要なのです。死んでしっまってからでは遅すぎます。うつ病が疑われる場合には、医療機関を受診しましょう。



精神科とか、心療内科に足を運ぶのに抵抗がある人も多いでしょう。そうした人は、かかりつけ医への相談をおすすめします。治療は通常、半年~1年以上とけっこうな長期に渡ることも多いので、信頼できる医師を見つけることが大切です。

その医者があなたに適しているか。見極める必要がありあすが、見分けるポイントは、「よく話を聞いてくれる」「治療方針や薬についてしっかり説明してくれる」などです。
問診らしい問診をほとんどしないとか、初回から多種類の薬を出すなどのように、診断や治療方針の説明に納得できなかったり、不安を感じるようなら、他の医師にも意見を求める一案です。長期に渡る心のケアなのです。合うか合わないかはなにより重要。じっくりとしてもいいでしょう。


・治療の柱は3つあります

診断は、問診・面接が中心になります。まずは他の病気による症状ではないか、とか、服用中の薬が作用していないか、とかを鑑別するために、血液検査やX線検査なども行います。うつ病治療の基本となるのは3つ。日常生活を調整する「生活改善療法」、新しい考え方や行動を身につける「精神療法」、脳の機能改善を目指す「薬物療法」などです。


 生活改善療法
  自分のこれまでの生活を見直します。うつ病は心のエネルギーが不足している状態です。うつ病とは何かを正しく理解して、ストレス要因から距離を置いて、十分な休養を取る。それだけで、軽度のうつ病であれば回復することもあります。

 精神療法
  カウンセリングをベースに行われます。うつ病は、「相手に合わせようとしても、自分の内面の秩序とぶつかって折り合うことができず、自分で自分を苦しめることしか解決法が見つからない状態」とも言えます。

 そこで、発症するきっかけとなったストレス、環境や人間関係、性格、物事のとらえ方などを振り返って、新しい考え方や行動を身につけ、日常的・社会的な障害を取り除いていきます。感情や行動に影響を及ぼしている極端な考え(ゆがんだ認知)を特定して現実的に捉えられるように修正する「認知行動療法」、身近な人とのコミュニケーションのありかたを考えてストレスの軽減を目指す「対人関係療法」は、科学的根拠が確立された精神療法です。

 薬物療法
  前出のモノアミン仮説に基づき開発された「抗うつ薬」の投与が中心です。抗うつ薬を十分量、十分な期間、服用することが基本です。

 第一選択薬は、SSRI、SNRI、NaSSAです。これらが効かない場合は、三環系抗うつ薬や四環系抗うつ薬などを投与することもあります。多剤多量処方が問題になっていますが、抗うつ薬の投与は原則1種類、増やしても2種類まで。効果が現れない、もしくは副作用が出た場合、薬を切り替えます。睡眠導入剤や抗不安薬(ベンゾジアゼピン受容体作動薬(ベンゾ系薬剤))などを症状に合わせて上乗せすることもありますが、依存症などにつながる恐れがあるため、長期投与は行いません。

 抗うつ薬の有効率はそれほど高いものではありません。初診の患者さんで、薬の服用により完全に症状がなくなるのは40%弱(ある程度の改善がみられるのは70%程度)です。ただ、薬物療法により劇的に症状が良くなる患者さん、命が救われた患者さんは存在します。


 以上3つの治療法でした。他にも、全身麻酔をして頭に電気刺激を与える「修正型電気けいれん療法」や、季節性のうつ病には「高照度光療法」を行うこともあります。




・うつ病の予防でたいせつなのは「無理をしない」

 うつ病は治療は根気が必要です。発症してから(急性期)適切な治療を続けることで、一進一退しながら回復期を迎えるのです。2ヵ月以上症状が見られなくなると「寛解(かんかい)」となりますが、これはかならずしも完治ということではありません。悪化したり(再燃)、再発しないよう、以降も治療を続ける必要があります

 うつ病には「再発予防期」があります。2~3年以内になんと50~80%の人が再発するといわれているのです。再発を繰り返せば繰り返すほどうつ病は治りにくくなるため、とにかく根気よく最後まで治療を続ける必要があります。

 うつ病を予防するためには、無理をしないことが第一です。規則正しい生活を送って、ストレスをためないようにするのが大事。長い人生ですから、良いときがあれば悪いときもあります。「うつ病期」長い人生の一コマにすぎないと考え、大きな流れの中で捉えることが肝要です。


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化膿性関節炎とは [膝の痛み]


■ 化膿性関節炎とは


年はとりたくないものですが、どうしても、頼みもしないのに月日は勝手に進んでいきます。20年たてば20歳、30年たてば30歳。そして50年たてば50歳です。若い頃には気付かなかった事実ですね。

年をとって困ることはたくさんありますが、直に実感できるのが関節の痛み。
運動不足や逆に運動のしすぎ、その他、様々な要因が原因となって節々が痛むのです。
関節の痛にもいろいろありますが今回は化膿性関節炎でいきましょう。

関節痛の一種である「化膿性関節炎」の症状と原因、その治療方法についてお話します。


・「感染化膿性関節炎」の症状とは

化膿性関節炎とは、関節に細菌が入り込んで感染し、炎症を起こす病気です。主な細菌はブドウ球菌・連鎖球菌・肺炎球菌・MRSAなどになります。

関節に炎症が起こると、その部位が激しく痛んで、表面の皮膚が赤くはれあがって熱を持ちます。その部分だけではなく、全身にも症状が現れることもあり、悪寒や倦怠感、食欲の低下などがおこります。
関節の炎症が長く続くと、関節を包む膜が伸びきってまれに脱臼を起こすこともあります。さらに、皮膚に孔があき(瘻孔(ろうこう)という)、うみが排出されることもあります。

関節の表面の軟骨が壊されてさらに骨まで破壊される恐い病気なのです。治療が遅れてしまうと関節の障害が残ります。そうしたことから、緊急性を要する病気のひとつだといえます。

感染化膿性関節炎は関節が感染する病気ですので、体中のあらゆる関節に起こる可能性があります。なかでも、膝関節での発症が最も多いようですが、ほかに股関節、肩関節、足関節でも発症します。小児の股関節におこった場合、身体の深いところで関節の状態がわかりにいのですが、強い痛みのためほとんど関節を動かさなくなります。オムツ交換時にひどく泣くといった症状が診断の手がかりとなります。

誰でも発症しますが、年齢的には、抵抗力・免疫力の低い幼児や高齢者に多く見られます。


・化膿性関節炎の原因

関節が細菌に犯されるということは、その場所に細菌が侵入する事態があって発症します。たとえば、下記のようなケースが見受けられるようです。

 他の部位の炎症から、血液を介して関節に感染した
 深部にまで達する深い傷口から侵入した細菌に感染した
 敗血症、扁桃炎、膀胱炎など、他の病気の発症に関連する細菌に感染した
 細菌が付着した注射器を消毒せず(または消毒不足)に使った注射で感染


化膿性関節炎が進行すると、骨や関節軟骨などが破壊されて変形してしまいます。よって、早期診療と早期治療が肝心になってきます。対応が遅れてしまって症状が進行してしまうと、日常生活にも支障が出るような後遺症を被ってしまいます。


・膿が溜まってしまうと手術も必要

早期発見ができて、関節内に膿が溜まっていない段階なら治療も比較的簡単です。一般的には、関節をギプスなどで固定して、抗菌・抗炎症効果のある抗生物質の点滴による治療がほどこされるでしょう。

ところが膿が溜まっているところま進行してしまった段階だと、早急に膿を排出することが必要となります。注射器を挿入して吸引するなどで溜まった膿を吸引します。それでも効果が不十分な場合は、手術という選択になります。

化膿性関節炎の手術では、膝を切開して膿や傷ついた組織を取り除き、関節内を洗浄するという準を踏みます。膿が多かったり炎症が止まっていない場合には、膿を排出するための管を一時的に入れておく場合もあります。
病巣が小さい場合は切開まではしないで、切開が不要な関節鏡(内視鏡)を使った手術「関節鏡下郭清術」で対応することもあります。


・化膿性関節炎を予防法するには


化膿性関節炎は、細菌の感染による炎症が原因です。発症してしまうと個人でどうこうできるものではなく、食事療法や運動療法といった治療法で回復するものではありません。

予防法も難しく、目には見えない細菌の感染を完全に防ぐのは不可能です。それができたなら誰も風邪やインフルの心配はしなくなります。それくらい難しいのですが、発症に幼児や高齢者が多いことがヒントになります。感染に対する抵抗力をつけておくことで発症率を下げることができるのです。それは同時に、感染したとしてもその後の治りを早めることにもつながります。

身体の抵抗を増すには健康的なライフサイクルが重要です。普段から、栄養・運動・睡眠を充実させることは、抵抗力アップになります。また、疲労やストレスを溜めすぎないように注意することも大切です。



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膣の病気と症状 [女性特有の病気]

■ 膣の病気と症状


前回、女性の陰部の病気や症状について、触れました。
今回は膣に関する病気について、いくつかお話していきます。


・炎症や感染

なんと言っても一番多いのが、炎症や感染でしょう。
人間の歴史は、ある意味性秒の歴史でもあります。とくに第一次世界大戦では、ヨーロッパに社会的な問題を引き起こしました。そのときに発達したのがコンドームがいまだに研究進化をしているという事実は、笑うに笑えません。


膣に痛みを感じる原因に多いのが、膣炎などの婦人科感染症。よく知られている種類には、カンジタ膣炎、トリコモナス膣炎、クラミジア感染症、バルトリン腺炎などがあります。

「カンジタ膣炎」
性交渉により移ることもありますが、それだけでなく、疲労や病気、妊娠や抗生物質の服用が原因で起こることもあります。症状は、外陰部に激しい痛みを感じて、ヨーグルト状の白っぽいボロボロとしたおりものが増えます。

「トリコモナス膣炎」
トリコモナスという原虫によってひき起これされます。オリモノの量が増え、その色は緑がかった黄色で泡っぽくて、悪臭もします。外陰部にかゆみや灼熱感を感じることもあります。一方で、男性にはほとんど症状が現れないという特徴もあります。

「クラミジア感染症」
セックスによって感染することが多いのですが、感染に気付かないひとが多数です。そのせいで、クラミジアへの感染は年々増えているようです。症状としては、おりものが少し増えたり、不正出血が起こることもあります。また、排尿時に少し痛みを感じたり下腹部に痛みを感じることもあります。治さないで放っておくと不妊症になったり、子宮内膜炎などの病気の原因になるので、違和感を感じたらすぐに婦人科で検診を受けるようにしましょう。

「バルトリン腺炎」
バルトリン腺の入り口から細菌が侵入することで感染を起こします。バルトリン腺の役割は、膣に粘液を分泌すること。膣が濡れるというのはバルトリン腺から分泌した粘液によるものです。バルトリン腺炎になると、小陰唇の外側や大陰唇が痛んだり腫れたりします。


こうした炎症や感染は時期を選びません。妊娠している人や臨月の妊婦であってもかかることがあるのです。妊娠中にはおりものが増えるものですが、膣に痛みを感じたり、おりものが異常に多かったり、色や臭いがおかしいと思ったら炎症や病気の可能性もあります。


・萎縮性膣炎

閉経後の女性に多くみられる症状です。原因はホルモンなどの減少です。
膣壁は、女性ホルモンや少量の男性ホルモンによって厚さが保たれています。それが、女性ホルモンの減少により膣のひだが少なくなっていったり、壁のコラーゲンも少なくなって、膣壁が薄くなってしまいます。こういった状態のことを萎縮性膣炎と呼ぶのです。

閉経後に起こる炎症には、「老人性膣炎」もあります。膣の中には乳酸菌などの正常菌が多く存在しています。閉経を迎えると卵巣からエストロゲンの分泌が無くなってしまうため、養分となるブドウ糖が不足、腟内の乳酸菌が減少してしまいます。その結果、微生物が増殖して炎症を起こしてしまうのです。

萎縮性膣炎や老人性膣炎の双方に見られる症状は、おりものが黄色っぽかったり赤っぽかったりし、感染臭を伴うこともあります。膣壁の粘膜が炎症するために、膣に疼痛や灼熱感といった不快感を感じます。かゆみを覚えたり乾燥したり、さらに、性行時に痛みや出血などが伴うこともあります。


・子宮内膜症

子宮に痛みを感じるならば、子宮内膜症の疑いがあります。子宮内膜症というのは、生理が始まる年齢から閉経するまでの長期間に渡って発症する可能性のある病気であり、10人に1人にの割合で起こるとされてます。女性ホルモンや環境ホルモンやストレスなどが関係していると考えられていますが、明確な原因はわかってません。

子宮内膜症は、子宮自体の「内性子宮内膜症」と、子宮以外にできる「外性子宮内膜症」とがあります。症状には、強い月経痛や過多月経、セックスの時の痛みや不妊症などが挙げられます。子宮内膜症のほうは良性の病気と言われてるのですが、放っておけば徐々に進行していきます。




・腫瘍・がん

膣が痛む症状のうちで恐い病気の一つが腫瘍です。

「子宮筋腫」の場合は良性腫瘍であり、1cm以下の小さなものですが、10cm以上にまでなる大きな腫瘍が子宮にできます。主な症状としては月経の量が多くなったり、期間が長くなったりし、不正出血が起こるなどです。また、腫瘍によって大きくなった子宮が膀胱や直腸や骨盤神経を圧迫し、頻尿や便秘になったり、下腹部の痛みや腰痛を引き起こすこともあります。良性腫瘍ではあっても、不妊症や不育症の原因となることもあります。


膣の痛みの原因で最も怖いのはガンです。

膣の痛みを引き起こすガンには、子宮がんと膣がんがあります。子宮がんは子宮頸がんと子宮体がんに分けられ、年間21,000人もの人がかかると言われるほど誰にでも可能性のある病気です。とくに多いのが、40代以降の閉経前後の女性。サーモグラフ検査を推奨するCMがあるのもうなづけます。

子宮がんに最もよく見られる症状は不正出血。少量とはいえ出血が長く続くようなら注意が必要です。その他にも赤や茶褐色のおりものが出たり、おりものが泡状になっていたり、排尿痛、性行時の痛みなどが症状として挙げられます。

「膣ガン」がおこる可能性は、女性のがんのなかでもとてもまれ。女性生殖器のがんの1%ほどにすぎません。膣ガンの症状は子宮がんと同じであり、不正出血やおりもの、性行中の痛みや排尿痛、下腹部の痛みなどです。膣ガンには初期症状がみられないことが多いことから、子宮がん検診などで発見されるケースがほとんどです。不正出血や痛みのような症状が起こったときだけでなく、定期的な婦人科検診を欠かせません。



■ 膣の炎症や感染の治療法

さて。ガンのような重大な病気は入院するしかないのですが、身近な感染症の治療はどうやるのでしょうか。

・カンジタ膣炎の治療法
 膣の中を洗浄し、軟膏を塗ります。比較的早く改善するのですが再発しやすいというネックがあります。

・トリコモナス膣炎の治療法
 内服薬か膣錠で行います。完治までに2週間ほどかかりますが、その時、パートナーも一緒に治療を受ける必要があります。

・クラミジア感染症の治療法
 抗生物質を2蚊ら3週間ほど飲みます。抗生物質さえきちんと服用すればそのまま完治します。男性も一緒に治療しなくては不妊の危険を残します。男性は泌尿器科で治療しましょう。

・バルトリン腺炎の治療法
 抗生剤の投与を行います。病状が進んでいたり特殊な症状でなけば、それだけで症状がおさまります。


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呼吸器からの疾患 [息苦しい]

息苦しい症状の原因は、多岐に渡ります。

現代ならではの「ストレス」の可能性もそれなりにありますが、一番に疑われるのはやはり風邪や疲れによる、喉の炎症でしょう。たいしたことの無いつもりでも、実は肺炎であったとか、放っておいたことで病気が重くなったという事例はいくつも見つかります。

今回はシンプルに、呼吸器の疾患に触れますね。


■ 肺炎

風邪をこじらせるケースもありますが、ほとんどは病原菌が原因で発症する病気です。細菌性肺炎でなく、ウィルス性の肺炎もあります。肺炎を起こす代表的な病原菌に肺炎球菌があります。症状は激しい悪寒と胸膜痛が起き、高熱とタンが出ます。やがては、呼吸困難へ陥ります。

老人
高熱が出ない事もあり、見逃ししまう危険があります。倦怠感や欲不振が続き、咳があり、息苦しい呼吸をしている。こうしたことが長引いている場合は、肺炎を疑ってください

小児
呼吸が困難になると小鼻を動かして呼吸します。いつもと違う呼吸をしている場合は、呼吸困難を考える必要があります。顔が赤い場合はまだ軽い症状です。顔色が蒼白で、唇の色が紫色の場合は重症と判断します。


風邪に似ているので、間違えてしまう事がよくあります。治りが遅くいつまでも回復をしない場合は、重症と判断してください。病院では、細菌に適合する抗生物質を使っが治療が行われています。ただし、強い副作用がでるのがネックです。





■ 風邪とインフルエンザ

風邪というと、どのようなの主な症状が思い浮かぶでしょうか?

鼻が乾いた感じがあって、鼻が詰まる。鼻水やくしゃみが出て、目から涙が出る。喉も痛んできますし、咳やタンも出ます。さらには、全身の力が無くなり関節に痛みが出たりします。

全ての症状が、風邪のたびに、でるわけではないのですが、おおむねこうしたものが風邪の症状です。
インフルエンザの症状は風邪よりも重症です。

こうした症状は、長くても1週間~2週間くらいで回復していきます。人から人へ伝染するのが風邪ですが、インフルエンザはさらに伝染力が強くなります。風邪は風邪ウィルスで伝染し、インフルエンザはインフルエンザウィルスが原因で発病します。学校や劇場など、人が大勢集まる場所では、一気に伝染していきます。



■ 気管支炎

気管支が炎症する病気が「気管支炎」です。「気管支炎」には、急性と慢性とがあります。

急性気管支炎は、咳とタンが出ます。全身の倦怠感、頭痛、食欲不振、タンなどの症状があります。小児は発熱しやすいですが、大人の場合は発熱しない人もいます。

「気管支炎」の原因は、ウィルスと細菌です。急性の気管支炎は風邪の後で発病しやすくなります。さらに、急性気管支炎の後で、慢性気管支炎を発病する人もいます。暖かく安静にして休息する事のが重要な対策です。

気管支炎は年月をかけて少しずつ進行していきます。慢性は風邪を引きやすく、風邪がなかなか治らなかったり、完全に治らない内に次の風邪を引いたりします。根気強く治療を続けて根治する事が大切でしょう。

咳とタンが喉に詰まって苦しいときは、上手に排出して下さい。横向き寝るとタンが出やすくなります。


粉塵やガスを吸引しやすい環境にある人は、発病しやすくなります。坑道の仕事や狭い室内での労働などです。マンションなどの建築現場も該当します。そうした場合は、マスクをつけるのはもちろん、環境の見直しも必要でしょう。

ほかに、大気が汚染されると慢性の気管支炎の患者が増えていきます。現代では、pm2.5対策も重要な予防につながります。

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うつ病の原因とタイプ [うつ病]


■ うつ病の原因とタイプ


風邪の感染や胃炎などのはっきりした病状のある病気と異なり、心の病は難問です。
うつ病の多くは、離婚や失業などといったマイナスイベントの後とか、慢性的な過労状態にあるとか、強いストレスを感じる状況で発症してます。

それは分っているのですが原因は一つではありません。さまざまな要素が複雑に絡み合っているので「こうだからこうなる」という斯くとした法則はないのです。発病のきっかけとなる7つの危険因子はわかってます。

 大切な人との死別などの喪失体験
 人間関係のトラブル
 職場や家庭など環境の変化
 過去の衝撃的な出来事
 アルコールや違法薬物への依存
 遺伝的素因
 性格

最初の4つはストレス状況、ほかは潜在的要因です。遺伝的素因については、一卵性双生児の一人がうつ病を患った場合、もう一人も発症する確率は40~50%というデータがあります。

2017年現在でも、うつ病発症のメカニズムは解明されてはいません。ですが、うつ病患者さんの脳内に何らかの機能障害が起きていることは分かっていることから、いくつかの仮説が立てられました。有名なのは2つです。

「モノアミン仮説」
  うつ病患者さんは、気分や感情に関わる神経伝達物質であるドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリン(総称してモノアミン)が不足しているため、モノアミン不足が脳内の情報伝達機能を阻害して発症するのではないか

 「BDNF仮説」
  脳の記憶や感情を司る「海馬」の細胞新生に関わるBDNFというたんぱくと、海馬の神経細胞が減っているため、うつ病発生にBDNFの減少が関係しているのではないか。



・症状や治療法はタイプで異なる

”うつ病”と一まとめにされてますが、うつ病にはさまざまなタイプがあります。

 メランコリー型うつ病
 典型的とも言えるうつ病です。真面目で几帳面、努力家で人に気を使う性格の人におこります。職場でのトラブル、多忙などのストレスがきっかけで発症するケースが多いのです。抗うつ薬が効きやすいのですが、再発も多い特徴をもちます。

 新型うつ病
 じつは、医学上にある分類はありません。時代の流れと共に日本人も変わり、症状の表れ方も変化したと考えてるタイプです。21世紀に入った頃から増えてきた、メランコリー型とは異なるイメージを持つタイプです。仕事のストレスがきっかけで発症し、抑うつのために仕事はできないが余暇は楽しく過ごせます。他罰的でやや自分勝手。比較的軽症で、薬物療法があまり効かない――という症状が特徴です。「こだわりが強い」という点ではメランコリー型と共通点があります。

 非定型うつ病
 他にも、過食、過眠で、うつ病になる前から対人関係に敏感、楽しい出来事があれば気分がよくなるなどの症状が特徴。

 季節性うつ病
 冬だけうつ病になって夏には改善する……などのように特定の季節とうつ病の関係がはっきりしているタイプ。


ほかに、うつ病と症状が似ていて診断が難しいの「双極性障害」というのがあります。うつ状態と極端に活動的で攻撃的になる躁状態を繰り返します。うつ病に比べ、比較的若い年齢で発症します。抗うつ薬は効かず、気分安定薬が効くのが特徴です。

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甘酸っぱい臭いの病気 [口臭・口内]

甘酸っぱいとか腐ったようなとか、「くさい」臭いは鼻につきます。

本人に「臭い」という自覚があれば、まだ救われますが、自分は気づいていないこともよくあります。
周りから、から指摘を受けてから気が付くことがほとんどですが、指摘を受けるなら「まし」です。

「 あなたの息は臭いですよ 」

他人が言ってくれるはずもなく、知らず知らずに敬遠されていきます。
「臭い」と言ってくれる家族や友人は、かなり親切です。大事にしましょう。


嫌な口臭は、たくさんあります。
今回は「甘酸っぱい臭い」のお話をしましょう。
「酸っぱい」ではなくて「甘酸っぱい」臭いです。


人の主食は炭水化物です。ご飯やパンなどですね。
それを食べて糖質(ブドウ糖)を得、基本的なエネルギーとしているのです。

体の中で唯一血糖を下げるホルモンに「インスリンが」あります。インスリンは、食後に血糖が上がらないように、調節する働きがあります。また、血液中のブドウ糖を体の細胞に送り込んでエネルギーに変えたり、脂肪やグリコーゲンに変えて、エネルギーとして蓄えておくようにする働きがあります。

インスリンが不足したりうまく作用しないと、ブドウ糖が細胞に取り込まれなくなります。血液中のブドウ糖が使えなくなり、血糖値が上がってしまいます。筋肉や内臓にエネルギーが運ばれないため、全身のエネルギーが足りなくなってしまいます。


糖尿病とは、インスリンにかかわる病気です。糖尿病になると、膵臓から分泌されるインスリンが少なくなってしまうために、身体は唐を溜め込んている「脂肪」をエネルギーとして代謝を始めます。

甘酸っぱい臭いは、この時に発生します(ケトン臭と呼ばれる)。

ケトン体というのは、脂肪酸を代謝するときに生じる、アセト酢酸やアセトンなどの産物の総称です。これが、甘酸っぱい口臭や体臭になるのです。糖尿病の時にの口臭や体臭は、ケトン体が元となっているのです。

糖尿病の人以外でも、甘酸っぱい口臭や体臭を出すことがあります。例えば、厳しいダイエットをしている人。炭水化物をほとんどとらない極端なダイエットでは、脂肪の代謝が起こります。エネルギーを補うためケトン体が多くなり、このときも甘酸っぱい口臭や体臭が発生します。

タグ:口臭 病気
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あなたはもう「うつ病」だった? 大丈夫じゃないその症状とは [うつ病]

■ あなたはもう「うつ病」だった? 大丈夫じゃないその症状とは


うつ病に関する情報はたくさんあります。
あまりに多すぎで氾濫してしまい、ドラマのネタにもされてしまったほど。

それだけありふれた病気という裏返しなのですが、「自分がうつ病」という人を私は知りません。がん患者のほうが身近なくらいです。私もそうですが、「うつ病」と聞いて、自分とは無関係な病気だと思う人は多いはず。


でも現実にはうつ病患者はとても多い。
日本におけるうつ病の生涯有病率(これまでに病気にかかったことがある割合)は6.7%。これは、15人に1人が生涯に1度は発症に相当しています。15人といえば小さな職場でも一人はいる計算。誰でも可能性のある身近な病気なのです。

でも、うつ病と診断された人のうち59.8%が「自分が発症すると思わなかった」と回答しています。かかったとしても「頑張れば治せる」「抗うつ薬を飲むと依存症になる」などと考え違いをしていることも原因といえます。


・「うつ病」と「うつ気分」は違う

なにか、とんでもないことを抱えたり起こったりで、気持ちが消沈してことはないでしょうか。
「親が亡くなった」「仕事で失敗した」「失恋した」などの出来事に遭うと、気分が落ち込んでやる気が出ないといった経験は誰にでもあうものです。ただし。多くは、そのストレスの原因となってる問題が解決してしまえば、気持ちのほうも改善します。このようなことを「うつ気分(抑うつ)」といいます。

「うつ気分(抑うつ)」と「うつ病」は似ています。似ているようなのですが、3つの点でまったく異なってます。

 うつ病では、必ずしも直接的な原因となるストレスがなかいこともあります。「日本経済が悪いのは全て自分のせいだ」など事実にそぐわない妄想的ともいえる考え方をしたりもします。一般のサラリーマンがシリアの内戦で頭を抱えることはないでしょう。普通の「うつ気分」と異なって、なんでも元凶になりうるのが「うつ病」です。そして、抑うつが2週間以上続くという特徴もあります。

 うつ病の症状は多岐に渡ります。
 気分が沈んで、重く苦しい抑うつ気分が1日中、ほぼ毎日続き、食欲も湧いてきません。あらゆることへの関心や興味がなくなって、楽しいことがあっても気分は晴れません。意欲や思考力、集中力も低下します。疲れやすいなど、心だけでなく体に症状が現れることもあり、約9割のうつ病患者さんが不眠を訴えます。

 極端に悲観的な考えばかりが浮かんできて、それがまた、次のネガティブを産み出します。
 「つらいし休みたいけれど、会社に迷惑が掛かるから頑張ろう。でも頑張れない。自分はダメな人間だ。つらいし休みたい……」というふうに、暗い考えが頭の中をぐるぐる巡って止まりません。そこから逃れる手段として自殺を思いつくことすらあります。重症になれば、つらいという感情さえ湧きません。


・40代は男女とも患者数が増加

 うつ病の患者比は、女性が男性の1.67倍もあります。年代別でいうと男女共に40代が最も多くなっています。また、うつ病を患ってる人の3分の1は、自分がうつ病であると思っておらず、したがって受診すらしていないという報告もあります。

 うつ病は自覚しにくい病気です。だから客観的に測ってみないと判断がつきません。
 自分の症状が「抑うつ」か「うつ病」かを判断する目安として、世界的に最も使用されているアメリカ精神医学会(APA)がうつ病の診断基準を定めたマニュアルがあります。「DSM-5」というのですが、ネットで検索してチェックしてみましょう。目安としてチェックシートの○が多いほど、程度が重いと考えてください。

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子供の めまい2 種類 [子供のめまい]

■ 子供の めまい2


子供のめまいは、自己申告できる年齢になるまでは、見つけにくいということがわかりました。
では、「めまい」とわかった場合に、どのような病気が想定できるのでしょうか?

じつはこれも、診断が困難とされています。

子どもの診察で、ポイントになるのは付き添いの保護者。一般には母親が付き添うことが多いですね。医者は、母親からから子どもの様子を入念に聞き出します。これが問診です。

話を聞いた後、その子供の運動機能が年齢相応を判断し、次いで、平衡機能に異常がないかを確かめます。聴力検査では内耳の障害を確かめ、回転検査や前庭眼反射などの検査をいくつか行って、めまいの原因を探っていくわけです。


子供のめまいの原因は多種多様ですが、大きくは3つに分けることができます。

・末梢性めまい
  内耳や前庭神経の障害が原因のめまい

・中枢性めまい
 脳が原因となるめまい

・全身の異常から生じるめまい



このように一応は分けられるんですが、原因が不明で診断が確定できない場合もあります。また、年代によっても多少異なります。

 乳幼児期(6歳まで)
   てんかん
   内耳(ないじ)奇形
   小児良性発作性めまい
   脳腫瘍
   急性小脳失調症
   髄膜炎

 学童・思春期(7~15歳)
   起立性調節障害
   心理的な要素・片頭痛が関連
 
 年代に共通
   外リンパ瘻(ろう)先天性真珠腫
   ウイルスによる内耳炎
   前庭神経炎(ぜんていしんけいえん)


めまいとは無関係に、景色やものが動いてみえる場合には、先天性眼振(がんしん)の可能性があります。

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肩甲骨はがしとは、しかも寝たまま? [その他の健康情報]

■ 肩甲骨はがしとは、しかも寝たまま?


最近、腰だけでなく肩も重くなってきました。
仕事中に嘆いていると、聞いていた同僚がいいます。

「肩甲骨はがし、が良いそうだよ」と。
「はがす?肩甲骨を?」

なにやら物騒な響きですが、これは新しい健康法……というかストレッチの一種ということがわかりました。

 デスクワークが長くて肩こりがひどい
 スマホ画面をガン見し過ぎで、猫背ぎみ
 冷え症とか便秘に悩まされ治らない

こうした症状はみな、肩甲骨まわりの「筋膜」が癒着して、筋肉がガチガチに固まっていることが原因だとか。そういえば、私の場合も、肩が痛いといいながら張りを感じるのは背中の肩甲骨のあたりです。この張り付いた「筋膜」の縮みやゆがみが、肩や背中だけに留まらず体の不調に繋がるのだそうです。

知らなかったのですが「寝たまま肩甲骨はがし」というのは、テレビでも話題になったそうです。
これは、肩甲骨まわりに張り付いた筋膜を穏やかにぺりぺりとはがして、体中の筋膜の引っ張り合いを解消するもの。血行やリンパの流れがスムーズになって、全身の痛みやコリをやわらげるそうです。


凝っているというのは、筋肉が硬くなっている状態です。ガチガチなので血管も圧迫されてしまい血液の流れも悪い。そんなときに、肩がこったからといって、無理に腕を回したり、強く叩いたりするの危険です。水分を失ったカンテンを無理にねじるようなものなので、むしろ症状を悪化させる可能性があります。

その点でいえば「寝たまま肩甲骨はがし」はたった10秒です。寝たままでゴロゴロするだけなので、負担をかけずにたとえ高齢者であっても安全に行うことができます。
でもその前に、あなたの肩甲骨状態をチェックしましょう。


・肩甲骨健康度チェック

  あお向けになったときに、腕をまっすぐ伸ばせない
  あお向けになったときに、腰の下のすき間が大きい
  ひじから先を合わせたままで、ひじがあごより上に持ち上がらない
  目をとじて手のひらを合わせると正面で両手がそろわない
  背中側でひじを伸ばして、手を組めない

このうち1つでも当てはまるようなら肩甲骨は黄信号の状態です。

 「肩甲骨はがし」は、肩こりや腰痛などのコリ、痛みをやわらげるだけでなく、冷え、便秘、更年期症状といった不快症状の改善や二の腕のたるみ、わきのはみ肉を引き締めるダイエット効果も期待できるそうです。こり・痛みや体の不調に悩んでいるようなら、「簡単すぎるのに効果大」という肩甲骨はがしを試してみてはいかがでしょうか。


■ 肩甲骨はがしの方法

やり方はいくつもあるのですが、ここでは二つの方法を教えます。
文字では伝わりにくいでしょうが、頑張って想像してみてください。

・立ってやる方法

1 両手を上に上げる
2 掌を内側にして腕を下ろし、バルタン星人のまねをする
   腕は無理の無い程度に最大限開く
3 掌を外側に開く
   これで準備完了
4 左横に右横に、ゆっくり倒す。何度か繰り返す
5 左前に右前に、ゆっくりまわす。何度か繰り返す
6 いったん、静止する
7 左右大きく8の字を描くように大きくまわす
   例えるなら「デンプシーロール」


・寝転がってやる方法

 仰向けになって両手を肩の高さで広げる
 左手を天井に伸ばし、肩甲骨を指先で引っ張るイメージで、右へもっていき手のひらを合わせる
 手をゆっくり戻す
 反対側も同じ様にする



「肩甲骨はがし」このほかにもあります。自分に合ったやりかたを試してみるのもいいでしょう。


症状から調べる病気とその原因

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