■ よく読まれているコンテンツ 1 男性の下腹部の痛むとき 2 毛が抜ける(抜け毛)の信じられない原因 3 子供(男の子)のちんちんと尿 4 微熱 5 息苦しい 6 寝汗のタイプと改善法 |
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喉が渇くのはストレスや病気かも [身体の信号]
すごく喉が渇くとき、水分不足や発熱というのが、よくある原因です。
中には、「糖尿病」や「腎臓疾患」といった病気が潜んでいることも考えられます。
「 最近、喉が渇くことが多いな・・・ 」
そういった常態が続くのなら、医者に相談したほうが良いかもしれません。
また女性の場合、女性特有のケースがあります。渇きを侮ってはいけないということですね。
ストレスで緊張すると・・・
自律神経の働きには、唾液の分泌をコントロールするという役割もあります。
ちょっとしたストレスであっても、緊張が大きくなることがあります。緊張が大きくなると、この、唾液の働きがうまくいかなくなることもあるのです。そういうときには、口がひどく渇いて、味覚異常がおこすこともあります。
脳の中枢神経のバランスが崩れることから、水分は足りているのに、「足りない」という指示を出してしまうのです。リラックスすれば症状治まります。こういうときに飲み物を飲むなら、自分の好きな飲み物を口に含んでゆっくりと飲むようにします。リラックス効果をもたらして、自律神経が落ち着きます。
水分は、多ければいいというものではありません。好みの飲み物をむやみに飲んでいると、余分なカフェインや糖分を摂取することにもなりがちです。「水分が多いな」と自覚しているなら、量だけでなく飲む種類にも注意しましょう。
カフェインや糖分のほかに、「水」そのものの害もあります。
水分の取り過ぎてしまうと胃酸が薄くなります。消化不良などの内臓疾患を引き起こしたり、体が冷えて血行不良になることも考えられるのです。冷たいものや刺激の強いものは、控えた方が無難です。
ある程度の年齢に達した女性の場合、のどの渇きは、更年期障害の症状のひとつかもしれません。何かを飲まないと落ち着かなくなるのです。生理不順、肩こり、腰痛、動悸、めまい、体のほてりなどの症状に注意して、様子をみてください。2週間ぐらいをみても症状が続くようなら、婦人科や心療内科などを受診をオススメします。
ところで。
「ストレス」は一般に精神的な圧迫を思い浮かべます。
大別すると、肉体的ストレスと心理的ストレスに分けられます。
肉体的ストレスは、身体が受け取るもの。
寒さ・暑さ・湿度などの気候条件、過労、スポーツのしすぎや緊張、睡眠不足などです。
心理的ストレスとは精神的なもの。
人間関係や仕事・学業などの悩み、近親者の死、自分の病気、離婚や別居、怒りや興奮などによるものです。
どちらのストレスも、体調に影響します。疲れやすい・体がだるい・頭痛などの症状が無ければストレスによる高血圧や自律神経失調症が疑われます
中には、「糖尿病」や「腎臓疾患」といった病気が潜んでいることも考えられます。
「 最近、喉が渇くことが多いな・・・ 」
そういった常態が続くのなら、医者に相談したほうが良いかもしれません。
また女性の場合、女性特有のケースがあります。渇きを侮ってはいけないということですね。
ストレスで緊張すると・・・
自律神経の働きには、唾液の分泌をコントロールするという役割もあります。
ちょっとしたストレスであっても、緊張が大きくなることがあります。緊張が大きくなると、この、唾液の働きがうまくいかなくなることもあるのです。そういうときには、口がひどく渇いて、味覚異常がおこすこともあります。
脳の中枢神経のバランスが崩れることから、水分は足りているのに、「足りない」という指示を出してしまうのです。リラックスすれば症状治まります。こういうときに飲み物を飲むなら、自分の好きな飲み物を口に含んでゆっくりと飲むようにします。リラックス効果をもたらして、自律神経が落ち着きます。
水分は、多ければいいというものではありません。好みの飲み物をむやみに飲んでいると、余分なカフェインや糖分を摂取することにもなりがちです。「水分が多いな」と自覚しているなら、量だけでなく飲む種類にも注意しましょう。
カフェインや糖分のほかに、「水」そのものの害もあります。
水分の取り過ぎてしまうと胃酸が薄くなります。消化不良などの内臓疾患を引き起こしたり、体が冷えて血行不良になることも考えられるのです。冷たいものや刺激の強いものは、控えた方が無難です。
ある程度の年齢に達した女性の場合、のどの渇きは、更年期障害の症状のひとつかもしれません。何かを飲まないと落ち着かなくなるのです。生理不順、肩こり、腰痛、動悸、めまい、体のほてりなどの症状に注意して、様子をみてください。2週間ぐらいをみても症状が続くようなら、婦人科や心療内科などを受診をオススメします。
ところで。
「ストレス」は一般に精神的な圧迫を思い浮かべます。
大別すると、肉体的ストレスと心理的ストレスに分けられます。
肉体的ストレスは、身体が受け取るもの。
寒さ・暑さ・湿度などの気候条件、過労、スポーツのしすぎや緊張、睡眠不足などです。
心理的ストレスとは精神的なもの。
人間関係や仕事・学業などの悩み、近親者の死、自分の病気、離婚や別居、怒りや興奮などによるものです。
どちらのストレスも、体調に影響します。疲れやすい・体がだるい・頭痛などの症状が無ければストレスによる高血圧や自律神経失調症が疑われます
タグ:喉の渇き
赤い青い白い? 顔の色で分かる病気と症状 [身体の信号]
■ 赤い青い白い? 顔の色で分かる病気と症状
「顔色をうかがう」
小心者の部下が上司のご機嫌を気にしてる様子がありありと見えてくるようですね。
喜色満面、仏頂面、したり顔、ドヤ顔、婉容、麗色、赤面、厚顔、鉄面皮など、顔に関する言葉はたくさんあります。顔が青くなる、顔面蒼白など、顔色を表す言葉も日常にたくさん溢れています。 人はそれだけ他人の顔を気にして生きているというわけです。
そして顔色は、体の状態を表すバロメーターの1つになります。
医者が患者を診る時も、まず顔色を確かめるものです。
そこで今回は、人の顔色についてお話します。いつもとは違った不健康そうな顔の色をしているとき。いったいどのような病気や症状が原因なのでしょうか。「顔色別の症状」です。
■ 顔色が白い場合
・貧血
顔色が青白い場合、まず思いつく原因が「貧血」です。血色が悪いときの代表ですね。では貧血はどうして「顔が青白く見える」のでしょう。それは、血液中にある酸素を運搬するヘモグロビンの濃度が薄まっているからです。 ヘモグロビンは赤血球にあります。そしては赤血球の色が赤。血液が赤い色をしているのは赤血球が正常量あるからで、おかげで健康的なピンク色の顔色を保っているのです。なんらかの原因で赤血球が不足するのが貧血です。顔色が薄く青白くなってしまうのです。
貧血の原因は様々です。わかりやすいのは怪我での出血多量。胃炎などで胃腸内で出血していても貧血になります。怪我や病気だけでなく鉄分不足によってヘモグロビンが作られなくなっても貧血になります。
■ 顔色が黒い場合
・ホルモンの異常
腎臓の上にある副腎という小さな臓器の機能低下をアジソン病(慢性副腎皮質機能低下症)といいます。副腎皮質ホルモンというホルモンの分泌が不十分になることで、顔色が黒くなります。副腎皮質ホルモンは生命の維持に必要なホルモンで、健康な人では体の状態に合わせて適切に分泌されています。複数のケースがありますが、副腎の病気が原因で慢性になるとアジソン病を起こします。最も多い原因は、結核と自己免疫によるものです。
・肝臓の機能低下
肝臓が著しく機能低下して肝硬変になると、顔が暗い黄色になることがあります。肝硬変とは、色々な理由で肝細胞の炎症・壊死・再生が繰り返され、肝細胞の減少や繊維化・肝小葉細胞構造の破壊がおこる病気です。日本人の原因では、肝炎ウイルスが一番多く、次いでアルコールとなってます。
・腎臓の機能低下
腎臓の機能低下でも顔色が黒くなることあります。腎臓には老廃物を漉して体外に排出するという機能がありますが、低下してしまうと、顔色が黒ずんで見えることがあります。ほかには、身体にむくみが現れたり血液検査での腎機能に異常が出たりすることがあります。
・ストレス
仕事や生活などでストレス多く溜め込んでしまっても顔色が黒っぽく見えることがあります。理由としては、血液のめぐりが悪くなり、活性酸素が増えてしまうせいだと言われます。
ほかにも・・・
■ 顔色が黄色い場合
肝機能障害 溶血性貧血 血液循環の悪さ
■ 顔色が赤い場合
ホットフラッシュ 糖尿病 アトピー性皮膚炎
「顔色をうかがう」
小心者の部下が上司のご機嫌を気にしてる様子がありありと見えてくるようですね。
喜色満面、仏頂面、したり顔、ドヤ顔、婉容、麗色、赤面、厚顔、鉄面皮など、顔に関する言葉はたくさんあります。顔が青くなる、顔面蒼白など、顔色を表す言葉も日常にたくさん溢れています。 人はそれだけ他人の顔を気にして生きているというわけです。
そして顔色は、体の状態を表すバロメーターの1つになります。
医者が患者を診る時も、まず顔色を確かめるものです。
そこで今回は、人の顔色についてお話します。いつもとは違った不健康そうな顔の色をしているとき。いったいどのような病気や症状が原因なのでしょうか。「顔色別の症状」です。
■ 顔色が白い場合
・貧血
顔色が青白い場合、まず思いつく原因が「貧血」です。血色が悪いときの代表ですね。では貧血はどうして「顔が青白く見える」のでしょう。それは、血液中にある酸素を運搬するヘモグロビンの濃度が薄まっているからです。 ヘモグロビンは赤血球にあります。そしては赤血球の色が赤。血液が赤い色をしているのは赤血球が正常量あるからで、おかげで健康的なピンク色の顔色を保っているのです。なんらかの原因で赤血球が不足するのが貧血です。顔色が薄く青白くなってしまうのです。
貧血の原因は様々です。わかりやすいのは怪我での出血多量。胃炎などで胃腸内で出血していても貧血になります。怪我や病気だけでなく鉄分不足によってヘモグロビンが作られなくなっても貧血になります。
■ 顔色が黒い場合
・ホルモンの異常
腎臓の上にある副腎という小さな臓器の機能低下をアジソン病(慢性副腎皮質機能低下症)といいます。副腎皮質ホルモンというホルモンの分泌が不十分になることで、顔色が黒くなります。副腎皮質ホルモンは生命の維持に必要なホルモンで、健康な人では体の状態に合わせて適切に分泌されています。複数のケースがありますが、副腎の病気が原因で慢性になるとアジソン病を起こします。最も多い原因は、結核と自己免疫によるものです。
・肝臓の機能低下
肝臓が著しく機能低下して肝硬変になると、顔が暗い黄色になることがあります。肝硬変とは、色々な理由で肝細胞の炎症・壊死・再生が繰り返され、肝細胞の減少や繊維化・肝小葉細胞構造の破壊がおこる病気です。日本人の原因では、肝炎ウイルスが一番多く、次いでアルコールとなってます。
・腎臓の機能低下
腎臓の機能低下でも顔色が黒くなることあります。腎臓には老廃物を漉して体外に排出するという機能がありますが、低下してしまうと、顔色が黒ずんで見えることがあります。ほかには、身体にむくみが現れたり血液検査での腎機能に異常が出たりすることがあります。
・ストレス
仕事や生活などでストレス多く溜め込んでしまっても顔色が黒っぽく見えることがあります。理由としては、血液のめぐりが悪くなり、活性酸素が増えてしまうせいだと言われます。
ほかにも・・・
■ 顔色が黄色い場合
肝機能障害 溶血性貧血 血液循環の悪さ
■ 顔色が赤い場合
ホットフラッシュ 糖尿病 アトピー性皮膚炎
喉が渇く病気 [身体の信号]
■ 喉が渇く病気
熱い季節は、汗をガンガン流す時期です。
身体から水分が失われるので、喉が渇くのも当然ですね。
人の体は約60%が水分で出来ていて、ここからたった2%の水分が失われただけでも脱水症になってしまいます。
何かと水分を欲しがるのは自然なことのようです。
でも、季節に無関係に一年中渇きを感じているなら、何らかの病気かもしれません。
ノドが渇く病気で、よく知られているのが、次の3つです。
・糖尿病
・更年期障害
・自律神経失調症
・尿崩症
○ 糖尿病
糖尿病の症状はいくつもあるのですが、そのひとつが「のどの渇き」です。
授業で習った「浸透圧」って覚えてますか?
濃度の異なる液体が接した場合、濃度の低いものが高い方へ拡散して濃度を一定にしようとする働きです。木が水を吸い上げる仕組みとしても有名ですね。この仕組みは、実験や植物の中だけでなく、私たちの身体にも起こっています。
糖尿病になって高血糖状態が続くと、血液のブドウ糖濃度が高くなります。そして上昇するのが浸透圧です。体内組織は浸透圧が低いので、血液中のほうへと水分が引っ張られます。
糖尿病で問題となるのは、血液中に引っ張られた水分の行方です。
血液というのは通常、腎臓で「ろ過」された後、尿細管で必要な物質(原尿)が細胞に再吸収されます。そして残った不要な物質が尿として体外へ排出されます。
ところが高血糖の場合、尿細管へ送られてきた原尿の浸透圧のほうが、細胞よりも高くなってます。
水分は細胞へ吸収されるどころか、逆に細胞から出ていく一方にとなります。体内は水分不足になり、唾液の分泌も減少します。
こうして口やのどが渇いて、常に水が欲しくなるのです。
○ 更年期障害
女性で、更年期と呼ばれる年令になったころから、やたら喉が渇くことはありませんか。水を飲んでもすぐに喉が渇くのは更年期特有の症状です。
しかし、喉が渇くからと言って、冷たいお水や水分をがぶ飲みするのは間違いです。糖尿病と相反するのですが、更年期の渇きでは、水分の取り方に注意が必要です。
いくら人間の体が水で出来ているからといって、一度に吸収できる水分量には限界があります。たくさんお水を飲んでも、尿として排出されるだけ。あまり意味がありません。
渇きのままにがぶ飲みしても、なかなか喉が潤わない経験はないでしょうか。冷たい水を飲みすぎたことで、気分が悪くなったり、お腹が膨れて食欲がなくなったことは? これは、冷たいものを一気に胃腸に流し込んで、消火機能が低下してしまったことでおこる症状です。
水分というのは、少しづつ体に吸収させるほうが効果的です。
冷たいアイスなども同様で、一気に食べるとお腹を壊してしまいます。私は、モナカアイスで胃痙攣をおこした経験があります。
更年期女性の喉が渇てしまう原因の一つに、多量の汗をかくことが考えられます。『ホットフラッシュ』『ほてり』という症状は更年期障害の特徴です。驚くほど汗をかく人もいます。
夏場の大汗は仕方がないでしょうが、重度の更年期障害の女性は、冬であっても多量の汗をかくことがあります。多量の汗をかくことで体が水分不足となり、喉が渇く原因につながっているようなのです。しかしいくら更年期であったとしでも、一定量の水分をとれば喉や体は潤うものです。
いくら水分をとっても喉が渇く状態が続くようなら、別の病気である疑いもでてきます。
○ 尿崩症(にょうほうしょう)
尿崩症というのは、尿の量が増えて体内の水分が減少するために、のどが渇く症状が現れるものです。
のどが異常に渇いてトイレの回数も多くなったなら、もしかしたら尿崩症かもしれません。
・運動して汗をかいたわけでもないのに異常にのどが渇く
・飲めば渇きは治まるがトイレの回数と尿の量も増えた
先天性と後天性とがあります。先天性腎性尿崩症は遺伝性で、男性のみに発症するという特徴があります。後天性腎性尿崩症は、慢性腎性疾患などが原因による合併症です。
順番としては、ノドが渇くから水分を増えて尿量が増えるのではありません。尿の量が増えたことによって体内の水分が減少する。その結果、のどが渇くといった症状が現れるのです。
ホルモンの病気なのですが、カンタンにいえば、体に水分を溜めておけなくなる病気です。水分は全て尿として体外へ出てしまうので、常に喉が渇いてしまうのです。
尿崩症が怖いのは脱水症状をおこすところです。単に喉が渇くだけなので病気だと気付きにくいのです。水分が異常に失われていることに気がつかないままでいると、脱水症状が進行して命に関わることもあります。早期発見と早期対応、そして早期受診が大切となります。
熱い季節は、汗をガンガン流す時期です。
身体から水分が失われるので、喉が渇くのも当然ですね。
人の体は約60%が水分で出来ていて、ここからたった2%の水分が失われただけでも脱水症になってしまいます。
何かと水分を欲しがるのは自然なことのようです。
でも、季節に無関係に一年中渇きを感じているなら、何らかの病気かもしれません。
ノドが渇く病気で、よく知られているのが、次の3つです。
・糖尿病
・更年期障害
・自律神経失調症
・尿崩症
○ 糖尿病
糖尿病の症状はいくつもあるのですが、そのひとつが「のどの渇き」です。
授業で習った「浸透圧」って覚えてますか?
濃度の異なる液体が接した場合、濃度の低いものが高い方へ拡散して濃度を一定にしようとする働きです。木が水を吸い上げる仕組みとしても有名ですね。この仕組みは、実験や植物の中だけでなく、私たちの身体にも起こっています。
糖尿病になって高血糖状態が続くと、血液のブドウ糖濃度が高くなります。そして上昇するのが浸透圧です。体内組織は浸透圧が低いので、血液中のほうへと水分が引っ張られます。
糖尿病で問題となるのは、血液中に引っ張られた水分の行方です。
血液というのは通常、腎臓で「ろ過」された後、尿細管で必要な物質(原尿)が細胞に再吸収されます。そして残った不要な物質が尿として体外へ排出されます。
ところが高血糖の場合、尿細管へ送られてきた原尿の浸透圧のほうが、細胞よりも高くなってます。
水分は細胞へ吸収されるどころか、逆に細胞から出ていく一方にとなります。体内は水分不足になり、唾液の分泌も減少します。
こうして口やのどが渇いて、常に水が欲しくなるのです。
○ 更年期障害
女性で、更年期と呼ばれる年令になったころから、やたら喉が渇くことはありませんか。水を飲んでもすぐに喉が渇くのは更年期特有の症状です。
しかし、喉が渇くからと言って、冷たいお水や水分をがぶ飲みするのは間違いです。糖尿病と相反するのですが、更年期の渇きでは、水分の取り方に注意が必要です。
いくら人間の体が水で出来ているからといって、一度に吸収できる水分量には限界があります。たくさんお水を飲んでも、尿として排出されるだけ。あまり意味がありません。
渇きのままにがぶ飲みしても、なかなか喉が潤わない経験はないでしょうか。冷たい水を飲みすぎたことで、気分が悪くなったり、お腹が膨れて食欲がなくなったことは? これは、冷たいものを一気に胃腸に流し込んで、消火機能が低下してしまったことでおこる症状です。
水分というのは、少しづつ体に吸収させるほうが効果的です。
冷たいアイスなども同様で、一気に食べるとお腹を壊してしまいます。私は、モナカアイスで胃痙攣をおこした経験があります。
更年期女性の喉が渇てしまう原因の一つに、多量の汗をかくことが考えられます。『ホットフラッシュ』『ほてり』という症状は更年期障害の特徴です。驚くほど汗をかく人もいます。
夏場の大汗は仕方がないでしょうが、重度の更年期障害の女性は、冬であっても多量の汗をかくことがあります。多量の汗をかくことで体が水分不足となり、喉が渇く原因につながっているようなのです。しかしいくら更年期であったとしでも、一定量の水分をとれば喉や体は潤うものです。
いくら水分をとっても喉が渇く状態が続くようなら、別の病気である疑いもでてきます。
○ 尿崩症(にょうほうしょう)
尿崩症というのは、尿の量が増えて体内の水分が減少するために、のどが渇く症状が現れるものです。
のどが異常に渇いてトイレの回数も多くなったなら、もしかしたら尿崩症かもしれません。
・運動して汗をかいたわけでもないのに異常にのどが渇く
・飲めば渇きは治まるがトイレの回数と尿の量も増えた
先天性と後天性とがあります。先天性腎性尿崩症は遺伝性で、男性のみに発症するという特徴があります。後天性腎性尿崩症は、慢性腎性疾患などが原因による合併症です。
順番としては、ノドが渇くから水分を増えて尿量が増えるのではありません。尿の量が増えたことによって体内の水分が減少する。その結果、のどが渇くといった症状が現れるのです。
ホルモンの病気なのですが、カンタンにいえば、体に水分を溜めておけなくなる病気です。水分は全て尿として体外へ出てしまうので、常に喉が渇いてしまうのです。
尿崩症が怖いのは脱水症状をおこすところです。単に喉が渇くだけなので病気だと気付きにくいのです。水分が異常に失われていることに気がつかないままでいると、脱水症状が進行して命に関わることもあります。早期発見と早期対応、そして早期受診が大切となります。
痒みの症状について 4 [身体の信号]
■ 痒みの症状について 4
かゆみについてのお話の4回目。
これで、一応の区切りとしますね。
痒みを一言でいうと、「身体の表面に起こる、つい引っ掻きたくなるムズムズした感覚」でした。
症状もさまざまで、その原因となる病気もイロイロです。内臓疾患が原因だったり、ハチに刺されたり、何らかのアレルギーだったり、それぞれに痒い事情がありました。そのメカニズムは、どうなっているのでしょうか?
残念ながら、かゆみが起きる詳しいメカニズムはまだわかっていません。
ただしひとつだけ。ヒスタミンが関わっていることはハッキリしています。
皮膚には「肥満細胞」と呼ばれる細胞があります。
ちょっとムカッとするのは私だけでしょうか・・・?
「肥満細胞」とは、WIKIによると、哺乳類特有の造血幹細胞由来の細胞だそうです。粘膜下組織や結合組織などにあります。炎症や免疫反応などの生体防御機構に重要な役割を持っています。名前は肥満ですが、膨れた様子が肥満を想起させることからついたネーミング。肥満とは無関係ということなので、私のように怒らないでくださいね。
この「肥満細胞」から分泌されるのがヒスタミン。
これが、かゆみを引き起こす重要なポイントを担っています。
ヒスタミンは、痛みやかゆみを知覚する「知覚神経」に作用して、その刺激がかゆみとして脳と神経の末端にも伝えられます。末端側は、神経伝達物質「神経ペプチド」を放出させるんですが、この神経ペプチドは肥満細胞も刺激します。肥満細胞が刺激を受けると、ヒスタミンが分泌されて・・・・。
皮膚の異常
↓
肥満細胞が反応
↓
ヒスタミン
↓
かゆい!
↓
神経ペプチド
↓
肥満細胞を刺激
↓
ヒスタミン
・
・
こうした循環が起こるわけです。
「かゆいから掻く」ともっと痒くなるのはこうした循環のせいです。
皮膚が敏感な人ほど知覚神経を刺激しやすいので、神経ペプチドを放出させやすくなります。かゆみ物質のヒスタミンの分泌を促していくわけですね。かゆみが、どんどん広がっていく現象は、このような理由だと考えられています。
「痒い」からかくのは、哺乳類の身体に虫がついたときなどの防御システムとも言われています。かゆみには、理由があるわけですね。でも、皮膚を無駄にかくことは、皮膚を傷つけて、皮膚症状を悪化させてしまいます。
困った症状ですが、初期段階の冷静な対応が、その後の症状悪化を防ぎます。
かゆみについてのお話の4回目。
これで、一応の区切りとしますね。
痒みを一言でいうと、「身体の表面に起こる、つい引っ掻きたくなるムズムズした感覚」でした。
症状もさまざまで、その原因となる病気もイロイロです。内臓疾患が原因だったり、ハチに刺されたり、何らかのアレルギーだったり、それぞれに痒い事情がありました。そのメカニズムは、どうなっているのでしょうか?
残念ながら、かゆみが起きる詳しいメカニズムはまだわかっていません。
ただしひとつだけ。ヒスタミンが関わっていることはハッキリしています。
皮膚には「肥満細胞」と呼ばれる細胞があります。
ちょっとムカッとするのは私だけでしょうか・・・?
「肥満細胞」とは、WIKIによると、哺乳類特有の造血幹細胞由来の細胞だそうです。粘膜下組織や結合組織などにあります。炎症や免疫反応などの生体防御機構に重要な役割を持っています。名前は肥満ですが、膨れた様子が肥満を想起させることからついたネーミング。肥満とは無関係ということなので、私のように怒らないでくださいね。
この「肥満細胞」から分泌されるのがヒスタミン。
これが、かゆみを引き起こす重要なポイントを担っています。
ヒスタミンは、痛みやかゆみを知覚する「知覚神経」に作用して、その刺激がかゆみとして脳と神経の末端にも伝えられます。末端側は、神経伝達物質「神経ペプチド」を放出させるんですが、この神経ペプチドは肥満細胞も刺激します。肥満細胞が刺激を受けると、ヒスタミンが分泌されて・・・・。
皮膚の異常
↓
肥満細胞が反応
↓
ヒスタミン
↓
かゆい!
↓
神経ペプチド
↓
肥満細胞を刺激
↓
ヒスタミン
・
・
こうした循環が起こるわけです。
「かゆいから掻く」ともっと痒くなるのはこうした循環のせいです。
皮膚が敏感な人ほど知覚神経を刺激しやすいので、神経ペプチドを放出させやすくなります。かゆみ物質のヒスタミンの分泌を促していくわけですね。かゆみが、どんどん広がっていく現象は、このような理由だと考えられています。
「痒い」からかくのは、哺乳類の身体に虫がついたときなどの防御システムとも言われています。かゆみには、理由があるわけですね。でも、皮膚を無駄にかくことは、皮膚を傷つけて、皮膚症状を悪化させてしまいます。
困った症状ですが、初期段階の冷静な対応が、その後の症状悪化を防ぎます。
痒みの症状について 3 [身体の信号]
■ 痒みの症状について 3
かゆみの3回目です。
今回は「アトピー性皮膚炎」と「皮脂欠乏性湿疹」について考えましょう。
・アトピー性皮膚炎
かゆみの強い湿疹を繰り返すのが特徴のアトピー性皮膚炎。かゆいだけでなく、なかなか治すのが難しいという、非情にやっかいな皮膚疾患です。
始めに、皮膚にかゆみの強い湿疹ができます。その湿疹が、よくなったり悪くなったりを何度も何度も、繰り返ていく病気です。発症が早い場合であれば、生後2~3ヵ月を過ぎたころから始まります。
年齢によってその症状は、変化していきます。大人になっても、なかなか治らないこともあります。いつまでも付き合い続けなければいけない、困った病気といえます。
アトピー性皮膚炎にかかるのは、「アトピー体質」という遺伝的要素をもっている人です。要素を持っているだけでは、病気になりませんが、条件が加わるとかゆみを発症するのです。その条件とは、ダニやホコリ、食べ物などのアレルゲンなど。そこに、乾燥や汗などの環境要因が加わって、アトピー性皮膚炎が起こるといわれます。
アトピー患者には、遺伝的に肌の保湿成分が欠乏しているといいます。治療は、「ステロイド外用薬」や「タクロリムス軟膏」などの塗り薬で炎症をおさえるのが基本ですが、お風呂上りに、肌が湿っているときに塗らないと効果は低いようです。
・ 皮脂欠乏性湿疹
頭部や顔面、わきの下など皮脂の分泌の多い部位に発生する疾患です。高齢者に多いとされていますが、幅広い年齢に発生します。原因としては、皮脂を分泌する機能が正常に働かないことや、皮脂を好むカビ(マラセチア菌)が影響していると言われます。
症状ですが、乳児期には、黄白色の脂っぽい厚いかさぶたが付着します。思春期以降になると、頭部のふけが増えて、細かい鱗屑(りんせつ)の付着した紅斑(こうはん)が生じます。
ちなみに、「鱗屑」というのは表皮の角質が肥えて厚くってはがれたもので、「紅斑」は皮膚表面に発赤を伴った状態をいいます。
頭部はかゆいのですが、顔面はそれほどかゆくないというが特徴があります。
かゆみの3回目です。
今回は「アトピー性皮膚炎」と「皮脂欠乏性湿疹」について考えましょう。
・アトピー性皮膚炎
かゆみの強い湿疹を繰り返すのが特徴のアトピー性皮膚炎。かゆいだけでなく、なかなか治すのが難しいという、非情にやっかいな皮膚疾患です。
始めに、皮膚にかゆみの強い湿疹ができます。その湿疹が、よくなったり悪くなったりを何度も何度も、繰り返ていく病気です。発症が早い場合であれば、生後2~3ヵ月を過ぎたころから始まります。
年齢によってその症状は、変化していきます。大人になっても、なかなか治らないこともあります。いつまでも付き合い続けなければいけない、困った病気といえます。
アトピー性皮膚炎にかかるのは、「アトピー体質」という遺伝的要素をもっている人です。要素を持っているだけでは、病気になりませんが、条件が加わるとかゆみを発症するのです。その条件とは、ダニやホコリ、食べ物などのアレルゲンなど。そこに、乾燥や汗などの環境要因が加わって、アトピー性皮膚炎が起こるといわれます。
アトピー患者には、遺伝的に肌の保湿成分が欠乏しているといいます。治療は、「ステロイド外用薬」や「タクロリムス軟膏」などの塗り薬で炎症をおさえるのが基本ですが、お風呂上りに、肌が湿っているときに塗らないと効果は低いようです。
・ 皮脂欠乏性湿疹
頭部や顔面、わきの下など皮脂の分泌の多い部位に発生する疾患です。高齢者に多いとされていますが、幅広い年齢に発生します。原因としては、皮脂を分泌する機能が正常に働かないことや、皮脂を好むカビ(マラセチア菌)が影響していると言われます。
症状ですが、乳児期には、黄白色の脂っぽい厚いかさぶたが付着します。思春期以降になると、頭部のふけが増えて、細かい鱗屑(りんせつ)の付着した紅斑(こうはん)が生じます。
ちなみに、「鱗屑」というのは表皮の角質が肥えて厚くってはがれたもので、「紅斑」は皮膚表面に発赤を伴った状態をいいます。
頭部はかゆいのですが、顔面はそれほどかゆくないというが特徴があります。
痒みの症状について 2 [身体の信号]
■ 痒みの症状について 2
かゆみの2回目です。
今回は「じんましん」についてお話ししていきます。
かゆみ代表ともいえる疾患が「じんましん」。とにかく、かゆくてかゆくて、仕方ないほど、かゆみが強いです。
子供の頃は、よく悩まされました。思い出すだけでかゆくなるほど。
これの特徴は、皮膚が赤くなって患部が盛り上がること。いきなり、皮膚の一部が、赤くなって盛り上がり、強烈なかゆさが襲います。しばらくすると痒みが治まりますが、時間がたてばまた痒くなる。そうした症状を繰り返します。
ジンマシンが出始めてから1ヵ月以内を「急性じんましん」。それ以上続くものを「慢性じんましん」と呼びます。
この原因は、イロイロです。
食べ物
ストレス
感染
汗
本当になんでもありという感じなんですが、それぞれ、病気の原因になる例を挙げてみますね。
食べ物
サバ、マグロ、エビ、カニなどの魚介類
肉類、卵、乳製品、小麦などの穀類
野菜、防腐剤や人工色素などの食品添加物など
薬
抗生物質、解熱鎮痛薬などの他の病気の治療薬
植物・昆虫
イラクサ、ゴム、ハチなど
感染
細菌、ウィルス、寄生虫など
ストレス
身体的ストレス、精神的ストレス
物理的な刺激
皮膚のこすれ、圧迫、寒冷、日光、温熱など
発汗
運動や入浴、緊張などによるもの
内臓・全身性の病気
血液疾患、膠原病など
ジンマシンの治療は、とにかく原因を取り除くこと。時間がかかったとしても、原因がなくなっただけで回復することもあります。例えば、「皮膚のこすれ」なら、化繊の肌着や毛糸の服が原因というケースもよくあります。この場合は、肌への刺激だけが問題なので、そうした衣類を着ない(あるいは肌に当てない)ことで快方に向かいます。
ちなみに、治療薬として使われるのは「抗ヒスタミン薬」です。
かゆみの2回目です。
今回は「じんましん」についてお話ししていきます。
かゆみ代表ともいえる疾患が「じんましん」。とにかく、かゆくてかゆくて、仕方ないほど、かゆみが強いです。
子供の頃は、よく悩まされました。思い出すだけでかゆくなるほど。
これの特徴は、皮膚が赤くなって患部が盛り上がること。いきなり、皮膚の一部が、赤くなって盛り上がり、強烈なかゆさが襲います。しばらくすると痒みが治まりますが、時間がたてばまた痒くなる。そうした症状を繰り返します。
ジンマシンが出始めてから1ヵ月以内を「急性じんましん」。それ以上続くものを「慢性じんましん」と呼びます。
この原因は、イロイロです。
食べ物
ストレス
感染
汗
本当になんでもありという感じなんですが、それぞれ、病気の原因になる例を挙げてみますね。
食べ物
サバ、マグロ、エビ、カニなどの魚介類
肉類、卵、乳製品、小麦などの穀類
野菜、防腐剤や人工色素などの食品添加物など
薬
抗生物質、解熱鎮痛薬などの他の病気の治療薬
植物・昆虫
イラクサ、ゴム、ハチなど
感染
細菌、ウィルス、寄生虫など
ストレス
身体的ストレス、精神的ストレス
物理的な刺激
皮膚のこすれ、圧迫、寒冷、日光、温熱など
発汗
運動や入浴、緊張などによるもの
内臓・全身性の病気
血液疾患、膠原病など
ジンマシンの治療は、とにかく原因を取り除くこと。時間がかかったとしても、原因がなくなっただけで回復することもあります。例えば、「皮膚のこすれ」なら、化繊の肌着や毛糸の服が原因というケースもよくあります。この場合は、肌への刺激だけが問題なので、そうした衣類を着ない(あるいは肌に当てない)ことで快方に向かいます。
ちなみに、治療薬として使われるのは「抗ヒスタミン薬」です。
痒みの症状について 1 [身体の信号]
■ 痒みの症状について 1
今回からは、かゆみ(痒み)についてお話します
ぽりぽりと、つい掻きたくなるのが、かゆいという衝動。虫に刺されることもあれば、ジンマシンでかゆくなるケースもあります。「かゆみ」を起こす原因を、WIKIから抜粋して一覧にしました。まずは、みてください
・不衛生
・栄養不足
・血行不良
・温度の急激な変化
・心理的要因、ストレス
・蚊やダニなどの吸血による物
・ヒスタミンなどの化学物質による刺激
・閉塞性黄疸や糖尿病などの病気や妊娠(末期)
・食べ物などによるアレルギー反応はヒスタミンを遊離する
・アトピー、疥癬などの皮膚疾患
・異物接触。ダニ等の虫や植物特定の草や花等、腕時計のバンド、着慣れない服。
「不衛生」というのは、不精な男性にありそうですね。「栄養不足」は、普通の生活に起こりえないと思いますが、無理なダイエットはこの範疇になります。寒い所から急に暖かい所に行くと、痒みを感じることがありますね。寒い外から暖かい室内に入ると、血行がよくなって痒くなります。
また、アトピーを患うと、痒み過敏の状態を引き起こします。通常では痒みにならないような「衣服の接触」などの軽い刺激をでさえ痒いと感じるようになります。
痒みを一言でいうと、「身体の表面に起こる、つい引っ掻きたくなるムズムズした感覚」です。表面とは「肌」のことですが他にもあります。具体的には、「皮膚」と「眼瞼結膜」と「鼻粘膜」とに限定されるようです。ここでは皮膚(肌)のかゆみについてお話しますね。先に挙げた、不衛生や栄養不足についても、省きます。
ではなぜ、かゆくなるのでしょう?
かゆみの原因は、人それぞれ。疾患以外の原因でかゆみが起こっている場合もありますし、環境が原因になることもよくあります。でもやはり、もっとも多いのが皮膚疾患となります。
かゆみを起こす皮膚疾患には、次のようなものがあります。
1 じんましん
2 アトピー性皮膚炎
3 皮脂欠乏性湿疹
4 虫による皮膚炎
5 かぶれ(接触皮膚炎)
次回からは、この5項目について、症状や原因それに治療などに、ついて分かることをお話しますね。
今回からは、かゆみ(痒み)についてお話します
ぽりぽりと、つい掻きたくなるのが、かゆいという衝動。虫に刺されることもあれば、ジンマシンでかゆくなるケースもあります。「かゆみ」を起こす原因を、WIKIから抜粋して一覧にしました。まずは、みてください
・不衛生
・栄養不足
・血行不良
・温度の急激な変化
・心理的要因、ストレス
・蚊やダニなどの吸血による物
・ヒスタミンなどの化学物質による刺激
・閉塞性黄疸や糖尿病などの病気や妊娠(末期)
・食べ物などによるアレルギー反応はヒスタミンを遊離する
・アトピー、疥癬などの皮膚疾患
・異物接触。ダニ等の虫や植物特定の草や花等、腕時計のバンド、着慣れない服。
「不衛生」というのは、不精な男性にありそうですね。「栄養不足」は、普通の生活に起こりえないと思いますが、無理なダイエットはこの範疇になります。寒い所から急に暖かい所に行くと、痒みを感じることがありますね。寒い外から暖かい室内に入ると、血行がよくなって痒くなります。
また、アトピーを患うと、痒み過敏の状態を引き起こします。通常では痒みにならないような「衣服の接触」などの軽い刺激をでさえ痒いと感じるようになります。
痒みを一言でいうと、「身体の表面に起こる、つい引っ掻きたくなるムズムズした感覚」です。表面とは「肌」のことですが他にもあります。具体的には、「皮膚」と「眼瞼結膜」と「鼻粘膜」とに限定されるようです。ここでは皮膚(肌)のかゆみについてお話しますね。先に挙げた、不衛生や栄養不足についても、省きます。
ではなぜ、かゆくなるのでしょう?
かゆみの原因は、人それぞれ。疾患以外の原因でかゆみが起こっている場合もありますし、環境が原因になることもよくあります。でもやはり、もっとも多いのが皮膚疾患となります。
かゆみを起こす皮膚疾患には、次のようなものがあります。
1 じんましん
2 アトピー性皮膚炎
3 皮脂欠乏性湿疹
4 虫による皮膚炎
5 かぶれ(接触皮膚炎)
次回からは、この5項目について、症状や原因それに治療などに、ついて分かることをお話しますね。
足がつる原因と対策 [身体の信号]
■ 足がつる原因と対策
寝ているとき、疲れた午後、運動の後。
急に足がつって痛いということが、あります。
つらない人もいますが、けっこうな数の人が足をつる経験をしたことがあります。突然の痛み。初めてのときは、一瞬、何が起きたのかびっくりです。
足がつってしまうと、動くこともままなりません。この痛みがいつまで続くのか不安にもなります。
そんな、足がつる原因なんと解決方法です。
■ 足がつるのはどんなとき?
筋肉疲労 ミネラルバランスの乱れ 血行不良などが、一般的な原因です。また、年令があがるほど、水分不足も大きな要因にとなります。
・筋肉疲労
足がつるタイミングは、走っている時、海やプールで泳いでいる時といった、運動中におこることがよくあります。この場合の原因は、使いすぎによる筋肉疲労が挙げられます。
運動をすると、汗をかいて体のミネラルが失われてイオンバランスが崩れます。そうなると、イオンの反応を介した筋肉から中枢神経への信号がうまく伝わらなります。信号が伝わらないと、筋肉を動かす命令が間に合わなくなり、筋肉へのエネルギ-の供給が不足します。そうして足のつりが起きるのです。
・ミネラルバランスの乱れ
たくさんの運動は、外出で歩きすぎによって、足をつる回数が増えることがあります。いくつかの原因があるのですが、汗をかいてミネラルが失われ、ミネラルバランスが崩れてしまうことも原因のひとつといわれています。
ミネラルとは、マグネシウム、カルシウム、ナトリウム、カリウムなどが代表的な体の中でバランスを保っている電解質。中でもマグネシウムが不足すると細胞の活動に必要なミネラルを十分細胞内にいきわたらせることができず、筋肉が痙攣をおこしやすくなるといわれています。
・血行不良
寒い季節は足がつりやすくなります。夏場のエアコンでも、足がつりやすくなることがあります。長時間冷たい水の中で泳いでいる時も足がつることがあります。このように足が冷えれば血行不良を起しやすくなります。
・年令
人の体は、20歳をピークに新陳代謝がどんどん落ちていきます。中年や高齢者になってくると、筋肉も硬くなり量が減るだけでなく、血管も硬くなって、全身への血液を送る力も落ちてきます。みずから血行不良や冷えの原因を抱えるようなものです。水分を保持する能力も衰え、潤いが減ることでさらに血管弾力が衰退します。
・水分や栄養不足
足のふくらはぎの筋肉や腱を正常に保つには、食事からのミネラルやビタミンなどの栄養だけでなく、水分摂取も大切です。正常に筋肉を動かすためには、ミネラルがバランスよく体内になくてはならず、それには水分が欠かせません。運動中はつい水分不足になりますし、夏場に汗をかきすぎると脱水状態となります。睡眠中の脱水も深刻になり場合があります。
最後になりましたが、病気が原因ということもよくあります。脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病、閉塞性動脈硬化症、椎間板ヘルニアといったケースですが、とくに最後の椎間板ヘルニアを含む腰痛(ぎっくり腰)などは、決して珍しいものではありません。
突発的におこる足つり。対処としては、リラックスして力を抜くことが基本です。そうして足くびを回したり、楽な足の角度をみつけて痛みが過ぎ去るのを待つというのが常套手段。しずかにストレッチをして、血行を高めます。
寝ているとき、疲れた午後、運動の後。
急に足がつって痛いということが、あります。
つらない人もいますが、けっこうな数の人が足をつる経験をしたことがあります。突然の痛み。初めてのときは、一瞬、何が起きたのかびっくりです。
足がつってしまうと、動くこともままなりません。この痛みがいつまで続くのか不安にもなります。
そんな、足がつる原因なんと解決方法です。
■ 足がつるのはどんなとき?
筋肉疲労 ミネラルバランスの乱れ 血行不良などが、一般的な原因です。また、年令があがるほど、水分不足も大きな要因にとなります。
・筋肉疲労
足がつるタイミングは、走っている時、海やプールで泳いでいる時といった、運動中におこることがよくあります。この場合の原因は、使いすぎによる筋肉疲労が挙げられます。
運動をすると、汗をかいて体のミネラルが失われてイオンバランスが崩れます。そうなると、イオンの反応を介した筋肉から中枢神経への信号がうまく伝わらなります。信号が伝わらないと、筋肉を動かす命令が間に合わなくなり、筋肉へのエネルギ-の供給が不足します。そうして足のつりが起きるのです。
・ミネラルバランスの乱れ
たくさんの運動は、外出で歩きすぎによって、足をつる回数が増えることがあります。いくつかの原因があるのですが、汗をかいてミネラルが失われ、ミネラルバランスが崩れてしまうことも原因のひとつといわれています。
ミネラルとは、マグネシウム、カルシウム、ナトリウム、カリウムなどが代表的な体の中でバランスを保っている電解質。中でもマグネシウムが不足すると細胞の活動に必要なミネラルを十分細胞内にいきわたらせることができず、筋肉が痙攣をおこしやすくなるといわれています。
・血行不良
寒い季節は足がつりやすくなります。夏場のエアコンでも、足がつりやすくなることがあります。長時間冷たい水の中で泳いでいる時も足がつることがあります。このように足が冷えれば血行不良を起しやすくなります。
・年令
人の体は、20歳をピークに新陳代謝がどんどん落ちていきます。中年や高齢者になってくると、筋肉も硬くなり量が減るだけでなく、血管も硬くなって、全身への血液を送る力も落ちてきます。みずから血行不良や冷えの原因を抱えるようなものです。水分を保持する能力も衰え、潤いが減ることでさらに血管弾力が衰退します。
・水分や栄養不足
足のふくらはぎの筋肉や腱を正常に保つには、食事からのミネラルやビタミンなどの栄養だけでなく、水分摂取も大切です。正常に筋肉を動かすためには、ミネラルがバランスよく体内になくてはならず、それには水分が欠かせません。運動中はつい水分不足になりますし、夏場に汗をかきすぎると脱水状態となります。睡眠中の脱水も深刻になり場合があります。
最後になりましたが、病気が原因ということもよくあります。脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病、閉塞性動脈硬化症、椎間板ヘルニアといったケースですが、とくに最後の椎間板ヘルニアを含む腰痛(ぎっくり腰)などは、決して珍しいものではありません。
突発的におこる足つり。対処としては、リラックスして力を抜くことが基本です。そうして足くびを回したり、楽な足の角度をみつけて痛みが過ぎ去るのを待つというのが常套手段。しずかにストレッチをして、血行を高めます。
覚えて損なし「舌」の病気信号 [身体の信号]
■ 舌だけでわかる?体調の変化
頭痛がする。
顔がむくんでる。
背中に吹き出物ができた。
そのように、見た目のに変化があったり、身体に痛みがあるといったように、症状が明快でな病気は早めの対応ができます。しかし、病んでいるにもかかわらず表にでにくい病気や、表にでても分かりにくい病気というのは、発見が遅れ勝ちになります。見落としが長引くと取り返しのつかないことになりかねません。
身体のどこかに信号を出しているなら、スグに発見してあげることが必要なのです。
そうした病気のシグナルとして知られているのが、「舌」
食べ物を食べるとき、舌がなければ味を楽しめません。味覚だけでなく食べた物を唾液と混ぜ合わせて消化しやすいようにする働きも、舌にはあります。そんな大事な舌ですが、動きを意識したり、じっくりと見たりすることはないのでは?
舌はときに変化して、体調の異常を伝えてきます。
白っぽかったり、舌の色や形状がおかしかったり。
そうしたことからわかる、健康状態があるのです。
1 白っぽい
舌には血管が多いために、血液の色がすぐに反映されます。健康な舌の色は赤とピンクの中間くらい。それが白っぽいときは、ヘモグロビンが足りていなくて貧血であることが考えられます。真菌感染の可能性もあります。
2 黒っぽい
黒い毛が生えているように見える症状は「黒毛舌」といいます。これは、口の中の衛生状態が極めて悪いときに起こるのです。この場合にも真菌感染が疑われます。ほかにも、病気ではないのですが、抗生物質の服用で口の中の菌バランスが崩れて黒くなることもあります。
3 全体的に黄色く、亀裂が目立つ
胃炎や肝炎などを患うと舌が黄色っぽくなります。さらに症状が進むほど、その色が濃くなっていきます。また、喫煙者であれば、タバコの影響から黄色くなることがあります。
4 表面がつるりとしている
舌の表面には無数の突起があるため、ザラザラしているのが普通です。ビタミンB12や鉄が足りていないと、このザラザラ感がなくなり、「つるっと」した舌になります。
5 腫れて大きい
水分の代謝が悪いと足や身体がむくむものですが、舌も腫れて大きくなります。これは、体内の水分の循環をよくすると改善します。食べ物アレルギーのせいで急に腫れることも。急激に腫れてきたら、気道を圧迫することもあり窒息の危険があります。迷わずに医者へいきましょう。
6 舌の横に歯の痕がある
舌の両サイドに歯型がついて波打っていることがありませんか。これは、舌がむくんでいるとなりやすい症状です。ストレスなどで、舌を歯に強く押し当てていても、歯の痕がつくことがあります。
7 斑点、できものがある
熱い飲み物などで、舌がやけどをすると斑点が見られることがあります。口内炎が、舌に飛び火してできものができるケースもあります。どちらとも放置しておけば治りますが、稀に悪性腫瘍という場合もあります。なかなか治らないのなら注意してください。
いかがでしょうか?
舌じっくり見ることはないでしょうが、思いがけない病気が潜んでいることもあるのです。歯磨きやメイクなどで鏡を見るときには、口腔内をじっくり観察するのはどうでしょう。そうした、「ついでの習慣」が病気を遠ざけます。
頭痛がする。
顔がむくんでる。
背中に吹き出物ができた。
そのように、見た目のに変化があったり、身体に痛みがあるといったように、症状が明快でな病気は早めの対応ができます。しかし、病んでいるにもかかわらず表にでにくい病気や、表にでても分かりにくい病気というのは、発見が遅れ勝ちになります。見落としが長引くと取り返しのつかないことになりかねません。
身体のどこかに信号を出しているなら、スグに発見してあげることが必要なのです。
そうした病気のシグナルとして知られているのが、「舌」
食べ物を食べるとき、舌がなければ味を楽しめません。味覚だけでなく食べた物を唾液と混ぜ合わせて消化しやすいようにする働きも、舌にはあります。そんな大事な舌ですが、動きを意識したり、じっくりと見たりすることはないのでは?
舌はときに変化して、体調の異常を伝えてきます。
白っぽかったり、舌の色や形状がおかしかったり。
そうしたことからわかる、健康状態があるのです。
1 白っぽい
舌には血管が多いために、血液の色がすぐに反映されます。健康な舌の色は赤とピンクの中間くらい。それが白っぽいときは、ヘモグロビンが足りていなくて貧血であることが考えられます。真菌感染の可能性もあります。
2 黒っぽい
黒い毛が生えているように見える症状は「黒毛舌」といいます。これは、口の中の衛生状態が極めて悪いときに起こるのです。この場合にも真菌感染が疑われます。ほかにも、病気ではないのですが、抗生物質の服用で口の中の菌バランスが崩れて黒くなることもあります。
3 全体的に黄色く、亀裂が目立つ
胃炎や肝炎などを患うと舌が黄色っぽくなります。さらに症状が進むほど、その色が濃くなっていきます。また、喫煙者であれば、タバコの影響から黄色くなることがあります。
4 表面がつるりとしている
舌の表面には無数の突起があるため、ザラザラしているのが普通です。ビタミンB12や鉄が足りていないと、このザラザラ感がなくなり、「つるっと」した舌になります。
5 腫れて大きい
水分の代謝が悪いと足や身体がむくむものですが、舌も腫れて大きくなります。これは、体内の水分の循環をよくすると改善します。食べ物アレルギーのせいで急に腫れることも。急激に腫れてきたら、気道を圧迫することもあり窒息の危険があります。迷わずに医者へいきましょう。
6 舌の横に歯の痕がある
舌の両サイドに歯型がついて波打っていることがありませんか。これは、舌がむくんでいるとなりやすい症状です。ストレスなどで、舌を歯に強く押し当てていても、歯の痕がつくことがあります。
7 斑点、できものがある
熱い飲み物などで、舌がやけどをすると斑点が見られることがあります。口内炎が、舌に飛び火してできものができるケースもあります。どちらとも放置しておけば治りますが、稀に悪性腫瘍という場合もあります。なかなか治らないのなら注意してください。
いかがでしょうか?
舌じっくり見ることはないでしょうが、思いがけない病気が潜んでいることもあるのです。歯磨きやメイクなどで鏡を見るときには、口腔内をじっくり観察するのはどうでしょう。そうした、「ついでの習慣」が病気を遠ざけます。
喉の渇き [身体の信号]
やたら喉が渇くことがあります。
女性であれば、生理前には喉が渇く人がいますね。
暑いときや運動をしたときなど、身体に必用な水分量が不足していると、喉は渇くものです。しかし、それ以外でも喉が渇くことがあります。こういうのは、何かの病気なのでしょうか。
のどが病的に渇くのは、唾液の量が少ない場合と脱水状態の2つが考えられます。
・唾液の量が少ない
唾液の量が少なくなる原因のほとんどは薬によるもの。ドラッグストアで売っているかぜ薬でも、のどが渇きやすくなることがあります。もしも病院を受診するのなら、内服している薬の一覧表を必ず持参してください。
また、リウマチなどで唾液や涙の減少する状態を合併することがあります(シェーグレン症候群)。薬によって病的にのどが渇く場合は、薬をやめればよくなりますが、シェーグレン症候群の場合はなかなかよくなりません。かかりつけ医に相談してください。
唾液が少ない状態では口のなかが不潔になりやすいので、うがいや食後に歯をみがくなどの口腔ケアを心がけてください。歯科にも受診したほうがよいでしょう。
・脱水からのどが渇く
脱水する原因としては、発熱・利尿薬・糖尿病・腎臓疾患・ストレス型高血圧などが考えられます。
「発熱」
風邪やその他の病気で熱がでると、体温の上昇にともなって水分が失われます。必用に応じて飲んでください
「利尿薬」
なんらかの病気(主に腎臓)の治療のひとつとして、利尿薬が処方されることがあります。病院で処方されたものなので、自分勝手に服用をやめるわけにはいきません。しかしあまりに脱水が酷いようなら、量を減らすことが可能かどうか、かかりつけ医に相談します。
「糖尿病」
糖尿病で脱水するメカニズムは、やや複雑です。血糖が高くなると、のどが渇いてトイレが近くなります。十分に水を飲んでいるにもかかわらず、脱水症状がでるのは細胞の浸透圧が原因とされています。血糖値を正常にコントロールすることで、喉の渇きが収まります。のどが渇くからといって、ジュースや清涼飲料水を飲むと、さらに血糖が高くなるおそれがあります。
「腎臓疾患」
腎臓の病気、いわゆる腎不全が進行していくと、あるときから喉が渇くようになります。兆候としては、尿が薄ってたはずですが、さらに薄くなります。薄い尿を大量に出す結果として、喉が渇くのです。
「ストレス型高血圧」
ストレスを受け続けると、病気ないにもかかわらず高血圧が慢性化します。高血圧は、血液の濃度が高くなっている状態です。人間の体は、血液の濃度を一定に保つしくみがあります。濃い状態のときは、それを薄めようとして、体内の水分を使うわけです。体内の水分が血液に回されるので、水が欲しくなり、のどが乾くわけです。
喉が渇いてなくても、好きな飲み物を見ると飲みたくなるのもです。でも、喉の渇きは、身体の状態や病気を知るための貴重な情報です。むやみに飲んでばかりいると、肝心の情報が得られないばかりか、病気を誘引する可能性があります。
お酒もジュースもほどほどに。
女性であれば、生理前には喉が渇く人がいますね。
暑いときや運動をしたときなど、身体に必用な水分量が不足していると、喉は渇くものです。しかし、それ以外でも喉が渇くことがあります。こういうのは、何かの病気なのでしょうか。
のどが病的に渇くのは、唾液の量が少ない場合と脱水状態の2つが考えられます。
・唾液の量が少ない
唾液の量が少なくなる原因のほとんどは薬によるもの。ドラッグストアで売っているかぜ薬でも、のどが渇きやすくなることがあります。もしも病院を受診するのなら、内服している薬の一覧表を必ず持参してください。
また、リウマチなどで唾液や涙の減少する状態を合併することがあります(シェーグレン症候群)。薬によって病的にのどが渇く場合は、薬をやめればよくなりますが、シェーグレン症候群の場合はなかなかよくなりません。かかりつけ医に相談してください。
唾液が少ない状態では口のなかが不潔になりやすいので、うがいや食後に歯をみがくなどの口腔ケアを心がけてください。歯科にも受診したほうがよいでしょう。
・脱水からのどが渇く
脱水する原因としては、発熱・利尿薬・糖尿病・腎臓疾患・ストレス型高血圧などが考えられます。
「発熱」
風邪やその他の病気で熱がでると、体温の上昇にともなって水分が失われます。必用に応じて飲んでください
「利尿薬」
なんらかの病気(主に腎臓)の治療のひとつとして、利尿薬が処方されることがあります。病院で処方されたものなので、自分勝手に服用をやめるわけにはいきません。しかしあまりに脱水が酷いようなら、量を減らすことが可能かどうか、かかりつけ医に相談します。
「糖尿病」
糖尿病で脱水するメカニズムは、やや複雑です。血糖が高くなると、のどが渇いてトイレが近くなります。十分に水を飲んでいるにもかかわらず、脱水症状がでるのは細胞の浸透圧が原因とされています。血糖値を正常にコントロールすることで、喉の渇きが収まります。のどが渇くからといって、ジュースや清涼飲料水を飲むと、さらに血糖が高くなるおそれがあります。
「腎臓疾患」
腎臓の病気、いわゆる腎不全が進行していくと、あるときから喉が渇くようになります。兆候としては、尿が薄ってたはずですが、さらに薄くなります。薄い尿を大量に出す結果として、喉が渇くのです。
「ストレス型高血圧」
ストレスを受け続けると、病気ないにもかかわらず高血圧が慢性化します。高血圧は、血液の濃度が高くなっている状態です。人間の体は、血液の濃度を一定に保つしくみがあります。濃い状態のときは、それを薄めようとして、体内の水分を使うわけです。体内の水分が血液に回されるので、水が欲しくなり、のどが乾くわけです。
喉が渇いてなくても、好きな飲み物を見ると飲みたくなるのもです。でも、喉の渇きは、身体の状態や病気を知るための貴重な情報です。むやみに飲んでばかりいると、肝心の情報が得られないばかりか、病気を誘引する可能性があります。
お酒もジュースもほどほどに。
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