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病気は、親よりも子供の方が気になります。症状や状態を正確に告げることの出来ない幼児小児や乳幼児赤ちゃん新生児 などの病気は深刻に受け止められがちですね。子どもに限らず病気やケガは、個人の症状がまちまち。病気の種類は多くて、状態も変わります。
ひざ・口・膝・首・子宮・喉・心臓・性・舌・目・卵巣・鼻・爪・眼・甲状腺・肩・耳・精神・背中・心・骨・唇・足・歯・腸・血液・腎臓・胃腸・肺・脳・腕・性器などなど。症状が直接原因を表しているケースなら自分で判断することもでき、専門の病院を尋ねることができます。内臓や血液ほか多くの病気では外部に現れる症状だけでは判断が難しいケースがほとんどです。総合病院などで綿密な検査を受診し、あらためて専門医を受診することが重要になります。肥満や微熱、鼻血、尿、痛み、あざ、腰痛、ほか女性独特の悩みも多いかと思います。健康を過信しないで、正しい情報を得るためにも医者に相談し診断を受け入院などの処置をとるのが望ましいでしょう。
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コレラは、エボラよりも感染の危険がたかい? [感染症について]

■ コレラ。エボラよりも発症の危険が


これから、海外旅行へ行く人は、必ず注意してもらいたい病気。それがコレラです。
近頃の海外での感染症といえば、「エボラ出血熱」が注目されてますよね。たしかに、危険域が広がっていきるのですが、まだまだ一部の地域に過ぎません。そこにさえ近づかなければ、まず、感染の心配はないのです。

ところが、コレラはそうじゃありません。

南米、アフリカ、熱帯、それに亜熱帯のアジアでは日常的な腸管感染症です。WHOが集計した世界の患者数は年間300万~500万人くらいで、死者も10万~12万人程度と推定されています。最近の日本での患者数も、1年に100人程はいるんです。

国内患者の大部分は、流行地で感染した人が帰国後に発症しています。海外渡航暦がない患者も中にはいますが、コレラ菌に汚染された輸入食品が原因かとの推測がなされています。

エボラもコレラも、日本で患者(らしき)人がでるとニュースになります。しかし、今のところ、「疑い」で収まっているエボラに比べると、コレラは実害がある病気ということを知っておいたほうがいいです。

コレラは、日本の感染症法では3類感染症に分類されています。
コレラ患者を診た医師は、「その疑い」があるだけで届出の義務があります。


■ 3類感染症とは?

「○類感染症」というのは、「感染症法に基づく医師の届出」が必要な感染症のことです。1類感染症~5類感染まであり、1~4までは直ちに届出が必要で、5は7日以内に届出が必要です。数字が少ないほど、危険度が高くなります。このほかにも「指定感染症」というランクもあるのですが、現在は何も該当してないようです。
(感染症一覧を最後に付けました)


■ コレラの症状とは?

では、コレラにかかるとどうなるのでしょうか?
数年前に「仁」というテレビドラマが放映されてましたね?。江戸中にコレラが蔓延する話しです。あの描写にもありましたが、患者はみんな吐き気と下痢に悩まされてました。

本当のコレラもあの通り、症状は激しい水様下痢と嘔吐です。コレラ菌が体内に入ってからおよそ1日、遅くても5日後には発症します。症状が酷いと、1日に5~10リットルの下痢に襲われます。便の色も黄褐色ではなく「米のとぎ汁様」と表現されるものになり、ひどい脱水症状を呈します。

人の循環血液量は5L。とてつもない下痢であることが伺い知れます。

さらに怖いのは、コレラ菌が作り出す毒素。腸の細胞から水と電解質(ナトリウムやカリウム)を放出させる作用があるので、血液中のナトリウム、カリウムのバランスがくずれるのです。痙攣発作につながることもあるので、体力がない老人や小児は生命の危険にさらされます。

治療で最も優先されるのは水分補給。5リットルもの水分が排出されるので、ガンガン補給しなければ間に合いません。口から飲むことでも効果はありますが、点滴をによって失ったカリウムを補給できれば最善です。もちろん抗生物質が有効ですが、一部には耐性菌もあるので、楽観できません。

ちなみに、健康な人の胃酸はコレラ菌を殺菌します。
しかし、胃を通り抜けた菌はその下にある小腸で爆発的に増殖するのです。


コレラにもワクチンはあります。2週間程度間隔をおいて2回実施します。
しかしその効果は50%前後ということで、過度な期待はできません。
まして、長期滞在者になれば、「まぁ、しないよりはましか・・・」といった程度のものです。



■ 旅行中、どうの予防すればいいの?


コレラは、口から感染する消化管感染症なので、空気感染はありません。つまりは、口に入るものに注意するだけでいいわけです。生水は飲まないのは当然ですが、全ての食べ物に注意するのも、なかなか面倒です。


・水だけじゃないんです

「十分加熱したものを食べましょう」という指導がありますが、出された料理が“十分加熱”されてるかどうかなんて、確認のしようがありません。たとえ食品そのものは加熱されていたとしても、盛り付けてある食器自体に不安があったりします。

日本人旅行者が泊まるホテルは、ヨーロッパ風のおしゃれな外見のものが多いでしょう。内装や調度品、食器類も一流のものを使っていますので、コレラ汚染国であることを忘れてしまいそうです。でも、裏までは分かりません。可能な限りのチェックが肝心です。

たとえば、バイキング方式の朝食。

積み上げてあるお皿をよく観察してください。上の皿を取ったあと次の皿が輪状に濡れてませんか? ぬれているとしたら、この水分が何なのかが気になります。高温の食器洗い機の水蒸気ならまだ安心ですが、直接の水道水ならやや心配です。

水道水が悪いのではなく、途中の管に亀裂が入っている危険がわるのです。浄水場できれいにした水も、途中で汚水が混入したのでは意味がありません。「水道水で洗った食器は安心できない」というのは、そういうことです。


・ホテルバーの氷は信用しない

例えば、日本で氷を作る場合は、水道水をそのまま凍らせます。水のおいしくない都市部は、ミネラルウォーターでしょうが、少なくとも、水道水の氷で腹痛になる心配はありません。

その点、感染症の国にもかかわらず、現地の人は無頓着です。慣なれているのでしょうか。氷は、やや不安の残る水道水で作るはずであり、それをそのまま客に提供します。そんなことから、ホテルのバーで出される氷は信用しない方が無難ということになります。

ミネラルウオーターやビールも、目の前で開栓させましょう。ビールの王冠はうまく加工するとペコッと再生できます。余ったビールをかき集めて、新品に見えるビンビールに仕上げることは、誰にでも簡単のようです。開けていない缶ビールを目の前で開けるところを確認し、濡れていないコップで飲むことにする。それを守ることでも、一応安心できます。




■ 届出義務の感染症一覧

1類感染症
 エボラ出血熱
 クリミア・コンゴ出血熱
 痘そう
 南米出血熱
 ペスト
 マールブルグ病
 ラッサ熱

2類感染症
 急性灰白髄炎
 結核
 ジフテリア
 重症急性呼吸器症候群
 (病原体がベータコロナウイルス属SARSコロナウイルスであるものに限る)
 中東呼吸器症候群(病原体がベータコロナウイルス属MERSコロナウイルスであるものに限る。)
 鳥インフルエンザ(H5N1)
 鳥インフルエンザ(H7N9)

3類感染症
 コレラ
 細菌性赤痢
 腸管出血性大腸菌感染症
 腸チフス
 パラチフス

4類感染症
 E型肝炎 ウエストナイル熱 A型肝炎 エキノコックス症 黄熱 オウム病 オムスク出血熱 回帰熱 キャサヌル森林病 Q熱 狂犬病 コクシジオイデス症 サル痘 重症熱性血小板減少症候群(病原体がフレボウイルス属SFTSウイルスであるものに限る。)  腎症候性出血熱 西部ウマ脳炎 ダニ媒介脳炎 炭疽 チクングニア熱 つつが虫病 デング熱 東部ウマ脳炎 鳥インフルエンザ(鳥インフルエンザ(H5N1及びH7N9)を除く ニパウイルス感染症 日本紅斑熱 日本脳炎 ハンタウイルス肺症候群 Bウイルス病 鼻疽 ブルセラ症 ベネズエラウマ脳炎 ヘンドラウイルス感染症 発しんチフス ボツリヌス症 マラリア 野兎病 ライム病 リッサウイルス感染症 リフトバレー熱 類鼻疽 レジオネラ症 レプトスピラ症 ロッキー山紅斑熱

5 類感染症の一部
 アメーバ赤痢 ウイルス性肝炎(E型肝炎及びA型肝炎を除く) カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症 急性脳炎(ウエストナイル脳炎、西部ウマ脳炎、ダニ媒介脳炎、東部ウマ脳炎、日本脳炎、ベネズエラウマ脳炎及びリフトバレー熱を除く) クリプトスポリジウム症 クロイツフェルト・ヤコブ病 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 後天性免疫不全症候群 ジアルジア症 侵襲性インフルエンザ菌感染症 侵襲性髄膜炎菌感染症 侵襲性肺炎球菌感染症 水痘(入院例に限る。) 先天性風しん症候群 梅毒 播種性クリプトコックス症 破傷風 バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症 バンコマイシン耐性腸球菌感染症 風しん 麻しん 薬剤耐性アシネトバクター感染症



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