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物忘れが増えたと感じたら? 原因や状態について [認知症]
■ 物忘れが増えたと感じたら? 原因や状態について
前回、認知症とは、認知症には世界共通の定義があるといいました。
脳の働きが悪くなったり細胞が死んでしまい、記憶障害や判断力の低下がおこる。これにより、日常生活に支障がでるのが認知症ということでしいた。支障も迷惑もなければ認知症とはいいません。極端に言えば、同じ程度の物忘れであっても、社会や周囲に与える障害が低いなら「物忘れ」、高ければ「認知症」になるということでした。
それと重要なことが、もう一つあります。
認知症となるには、発症する20~30年前から脳にβアミロイドが沈着しはじめて、脳細胞が萎縮してるという事実があります。萎縮は、徐々おこるものなので、とくに目立つ症状はなく普通の生活ができます。脳の中で長年の変化が起きているのがポイントで、発症した途端に、βアミロイドがたまり出すというわけではないのです。
高齢者で、神経細胞に病変があるのに認知症の症状がない人がいます。脳内では症状が進んでいるのに、発症しない人がいるのはなでしょう。その理由は「認知予備能(失われた神経細胞の働きを補完する働き)」の違いだとされています。この能力が大きいと、持ちこたえて発症しないのです。
ということは、認知予備能を大きくできれば、認知症を減らすあるいはなりにくい脳を作ることができそうです。これを実現するには、教育や学習が重要だと言われてます。特に、子ども時の脳の発育支援が大切です。幼少期から毎日、森や川に行って、自然の中で考えて行動しておくと、大人になっても認知症になることは少ないといった研究もあります。
■ 認知症のタイプにはどういうものが?
よく言われる認知症には以下のようなものがあります。
アルツハイマー型認知症
物忘れから始まり、だんだん進行する
レビー小体型認知症
幻視があり、抑うつや妄想が現れ、動きも緩慢になる
脳血管性認知症
意欲や記憶力が低下しても判断力が保たれる
とはいえ、完全に区別して線引きできるものでもないという考え方もあります。全ての認知症は混在してるというもので、ある時期はアルツハイマー型の症状があり、ある時はレビー小体型の症状が出る。全く別の病気が確固とあるのではないという意見です。
また、認知症の始まりは物忘れだけではありません。やる気がなくなって、周りへの関心がなくなります。
それまでは、きちんとした身だしなみだった人が身なりに構わなくなったり、女性が化粧しなくなったりします。趣味に関心がなくなって、コンサートが好きでよく出掛けていた人が、「行こう」と誘われても断ることもあります。こうした、やる気の低下と無関心が初期症状です。
前回、認知症とは、認知症には世界共通の定義があるといいました。
脳の働きが悪くなったり細胞が死んでしまい、記憶障害や判断力の低下がおこる。これにより、日常生活に支障がでるのが認知症ということでしいた。支障も迷惑もなければ認知症とはいいません。極端に言えば、同じ程度の物忘れであっても、社会や周囲に与える障害が低いなら「物忘れ」、高ければ「認知症」になるということでした。
それと重要なことが、もう一つあります。
認知症となるには、発症する20~30年前から脳にβアミロイドが沈着しはじめて、脳細胞が萎縮してるという事実があります。萎縮は、徐々おこるものなので、とくに目立つ症状はなく普通の生活ができます。脳の中で長年の変化が起きているのがポイントで、発症した途端に、βアミロイドがたまり出すというわけではないのです。
高齢者で、神経細胞に病変があるのに認知症の症状がない人がいます。脳内では症状が進んでいるのに、発症しない人がいるのはなでしょう。その理由は「認知予備能(失われた神経細胞の働きを補完する働き)」の違いだとされています。この能力が大きいと、持ちこたえて発症しないのです。
ということは、認知予備能を大きくできれば、認知症を減らすあるいはなりにくい脳を作ることができそうです。これを実現するには、教育や学習が重要だと言われてます。特に、子ども時の脳の発育支援が大切です。幼少期から毎日、森や川に行って、自然の中で考えて行動しておくと、大人になっても認知症になることは少ないといった研究もあります。
■ 認知症のタイプにはどういうものが?
よく言われる認知症には以下のようなものがあります。
アルツハイマー型認知症
物忘れから始まり、だんだん進行する
レビー小体型認知症
幻視があり、抑うつや妄想が現れ、動きも緩慢になる
脳血管性認知症
意欲や記憶力が低下しても判断力が保たれる
とはいえ、完全に区別して線引きできるものでもないという考え方もあります。全ての認知症は混在してるというもので、ある時期はアルツハイマー型の症状があり、ある時はレビー小体型の症状が出る。全く別の病気が確固とあるのではないという意見です。
また、認知症の始まりは物忘れだけではありません。やる気がなくなって、周りへの関心がなくなります。
それまでは、きちんとした身だしなみだった人が身なりに構わなくなったり、女性が化粧しなくなったりします。趣味に関心がなくなって、コンサートが好きでよく出掛けていた人が、「行こう」と誘われても断ることもあります。こうした、やる気の低下と無関心が初期症状です。
物忘れが増えたと感じたら? 認知症のケア [認知症]
■ 物忘れが増えたと感じたら? 認知症のケア
認知症の初期症状といえば「物忘れ」が知られてます。
でも、始まりはそれ一つだけ、ということもありません。
○ やる気が消える
○ 周りへの関心がなくなる
これらも重大な初期症状です・・・というのが前回の話しでした。
症状を感じたら、早めに病院は行くべきです。
ですが、「認知症みたいなんです」と言われた医者は、それを鵜呑みにするとはありません。一応は、ほかの病気の可能性もあるのです。CTやMRIを撮って、脳腫瘍や慢性硬膜下血腫などの病気でないことを確かめたり、血液検査や甲状腺機能も調べます。
ほかにも、うつ病や薬の副作用で、認知症と同じ症状が表れることがあります。
脳神経外科、神経内科、精神科というような専門医が診ても、うつ病と区別がつかないことがあります。そういうときの診断は、試してからになります。同じような物忘れであっても、うつ病の治療で効果があれば、うつ病による物忘れ。効果がなければ、認知症と判断するのです。
さて、それで認知症となれば、こんどは神経心理検査が重要になります。記憶力を調べることで脳の働きを確かめ、認知症の進行や予防、今後のケアについて、家族にアドバイスをします。
家族がやってしまいがちなのが、患者本人の前で「認知症なのでは?」と言ってしまうこと。言われた本人は「物忘れなんかしない」と自尊心を傷つけられてしまい話しがこじれます。自分が認知症だと認めたくない気持ちが強くなり、本人は病気でないと繕い、意固地になって病院へいかなくなる人もいます。
できれば事前に、普段の様子を記録しておきます。それを、医師や看護師や検査技師に見てもらって対応を考えるのもアリです。
・どんなケアがいいのか?
認知症ケアは、あまたの病気と違って本人のプライドを守ることが、本当に重要です。
よくあるのが「お漏らし」ですが、そろそろトイレにと促したところで、尿意を感じてない本人はトイレにはいきません。「ない」と突っぱねるだけです。
ところが、孫などがトイレに誘ったとしたらどうでしょうか。ひ孫が「トイレに連れて行って」と誘うなら、「連れて行ってやる」とトイレに行くでしょう。ついでに、本人も用を足してくる結果となり、お漏らしを回避できるのです。
プライドを傷付けないための方法が、もう一つあります。それは、二択で話をすることです。
たとえば服を着ないとか、パジャマのまま着替えてくれない人に「着替えて」というのはいい方法ではありません。そんなときには、朝は服を二つ用意して、「どっちを着ますか?」と尋ねるのです。言われた本人は、どちらか選んで着ることで「自分で自分の事は判断してやっている」と自信を持ってくれます。
この方法には上級者レベルがあります。
困ったふり・できない振りをするという方法です。
「お母さん、どうしたらいい?」「手助けしてくれない」と聞くわけです。すると、「こうしたらいい」と答え、「娘の役に立った」と自信を取り戻すことができます。
「自分が認知症になったとき、どうされたいか」を常にイメージするのが大切です。認知症患者の気持ちに寄り添うことが、患者が満足できるケアへ繋がっていくのです。
タグ:ケア ninntisyou
物忘れが増えたと感じたら? 今から始める認知症対策 [認知症]
■ 物忘れが増えたと感じたら? 今から始める認知症対策
あれは、どこに置いたっけ?
何を、買うんだっけ?
今朝は何を食べたっけ?
何をしに、この部屋に来たんだっけ?
誰しも多少の忘れ物はあったりしますが、加齢と共に酷さが際だつ「物忘れ」。年を重ねるにつれて、物忘れは多くなるのものですが、「よくあること」と済ませてしまい、本人もあまり自覚がなかったりします。日常生活に支障がないほどであれば、「歳のせい」と解釈しがち。
そのため、認知症の受診が遅れて、早期治療の機会を逃しまうケースが多々あります。
早期に発見し進行防止するには、「軽度認知障害」の段階から、改善に取り組む事が大切です。
そこで注目されるのが、認知症の予防に積極的に取り組んでいる外来病院。
「脳の健康を守る外来」を提唱する病院や、自然を取り入れた環境でリハビリができる病院がいくつか存在しており、早い段階での認知症対策が可能となってきてます。では、症状の進行を抑える工夫や、認知症患者をケアするには、どんなことに注意すればいいのでしょうか。
まず大切なのは、創意工夫。
認知症の人が、自分で物忘れを自覚し、物事を忘れない工夫をすることが大事です。物忘れにランクをつけても意味はありません。「これは大丈夫」という物忘れはなく、どれも等しく認知症のへと向かっている証拠です。
よく言われることに、「昨日、何を食べたか忘れるのは一般的な物忘れだけれど、食べたこと自体を忘れるのは認知症」というのがあります。でも実際にはそんなことはありません。人は1年間で1000回以上の食事をしてます。60年生きれば6万回ぼ計算です。その内の100回や、200回忘れたとしても気にする人はいないはずで極めて自然な忘却です。むしろ、全て覚えている方がいれば不思議となります。
「創意工夫」が必要ですが、わかりやすく効果的なのがメモをとること。
最近、物忘れが多くなったなと感じたのなら、その瞬間が大事です。その時に「メモを取ろう」「(忘れないために)口に出して言おう」と心掛けるのです。趣味を楽しんだり、人と話したりして脳を活性化したり、食事や運動など生活習慣を見直すことも大切です。
もの忘れを少なくするためには、どうすればいいかを自分なりに工夫することが大事となります。「指差し呼称」というのが自衛隊やJRにはあります。指さしをして声に出して確認してみることです。口に出して言うことは本当に大切です。
故田中角栄氏は、一度聞いた名前を忘れないと言わてましたが、政治家や接客業の方は、相手の名前をよく覚えています。それは物覚えが良いだけでなく、覚える努力をしているからです。お客に、「5年前にも来ましたね」と言われると、「なんで覚えているんだ」と感激して「また行こう」となります。反対に、「あなた、誰ですか」などと言われた店には、足を運ぼうと思わないものです。
■ 物忘れと認知症の違いはどこに?
認知症には世界共通の定義があります。いろいろな原因によっ、て脳の働きが悪くなったり細胞が死んでしまったりしたために、記憶障害や判断力の低下などの障害が起こってしまい、日常生活に支障がでている状態が認知症です。
日常生活に支障がでるのが認知症の前提情景なので、いくら物忘れがひどくても、日常生活に支障をきたしていなければ認知症とは呼びません。
例えば、ある高齢の男性がお嫁さんに「お父さん、食事しましょうか」、「お風呂入りませんか」と促されないと、行動しないとしても、誰にも迷惑を掛けていませんし、家族の声掛けで支障なく生活ができていますから、認知症ではないということになります。たとえ、MRI(磁気共鳴画像装置)検査で脳に萎縮があったとしても、生活に支障がなければ、認知症とは言いません。
ところが、小説家が文章の表現や集めた資料の数字を誤って書いたとしたらどうでしょう。数字をいつも間違うとすれば、他の99%ができても「小説家としての仕事に支障が出ている」ので認知症と判断されるのです。認知症の尺度は相対的なのです。その人がどんな社会的役割を果たしているかによって認知症かどうかは決まります。
あれは、どこに置いたっけ?
何を、買うんだっけ?
今朝は何を食べたっけ?
何をしに、この部屋に来たんだっけ?
誰しも多少の忘れ物はあったりしますが、加齢と共に酷さが際だつ「物忘れ」。年を重ねるにつれて、物忘れは多くなるのものですが、「よくあること」と済ませてしまい、本人もあまり自覚がなかったりします。日常生活に支障がないほどであれば、「歳のせい」と解釈しがち。
そのため、認知症の受診が遅れて、早期治療の機会を逃しまうケースが多々あります。
早期に発見し進行防止するには、「軽度認知障害」の段階から、改善に取り組む事が大切です。
そこで注目されるのが、認知症の予防に積極的に取り組んでいる外来病院。
「脳の健康を守る外来」を提唱する病院や、自然を取り入れた環境でリハビリができる病院がいくつか存在しており、早い段階での認知症対策が可能となってきてます。では、症状の進行を抑える工夫や、認知症患者をケアするには、どんなことに注意すればいいのでしょうか。
まず大切なのは、創意工夫。
認知症の人が、自分で物忘れを自覚し、物事を忘れない工夫をすることが大事です。物忘れにランクをつけても意味はありません。「これは大丈夫」という物忘れはなく、どれも等しく認知症のへと向かっている証拠です。
よく言われることに、「昨日、何を食べたか忘れるのは一般的な物忘れだけれど、食べたこと自体を忘れるのは認知症」というのがあります。でも実際にはそんなことはありません。人は1年間で1000回以上の食事をしてます。60年生きれば6万回ぼ計算です。その内の100回や、200回忘れたとしても気にする人はいないはずで極めて自然な忘却です。むしろ、全て覚えている方がいれば不思議となります。
「創意工夫」が必要ですが、わかりやすく効果的なのがメモをとること。
最近、物忘れが多くなったなと感じたのなら、その瞬間が大事です。その時に「メモを取ろう」「(忘れないために)口に出して言おう」と心掛けるのです。趣味を楽しんだり、人と話したりして脳を活性化したり、食事や運動など生活習慣を見直すことも大切です。
もの忘れを少なくするためには、どうすればいいかを自分なりに工夫することが大事となります。「指差し呼称」というのが自衛隊やJRにはあります。指さしをして声に出して確認してみることです。口に出して言うことは本当に大切です。
故田中角栄氏は、一度聞いた名前を忘れないと言わてましたが、政治家や接客業の方は、相手の名前をよく覚えています。それは物覚えが良いだけでなく、覚える努力をしているからです。お客に、「5年前にも来ましたね」と言われると、「なんで覚えているんだ」と感激して「また行こう」となります。反対に、「あなた、誰ですか」などと言われた店には、足を運ぼうと思わないものです。
■ 物忘れと認知症の違いはどこに?
認知症には世界共通の定義があります。いろいろな原因によっ、て脳の働きが悪くなったり細胞が死んでしまったりしたために、記憶障害や判断力の低下などの障害が起こってしまい、日常生活に支障がでている状態が認知症です。
日常生活に支障がでるのが認知症の前提情景なので、いくら物忘れがひどくても、日常生活に支障をきたしていなければ認知症とは呼びません。
例えば、ある高齢の男性がお嫁さんに「お父さん、食事しましょうか」、「お風呂入りませんか」と促されないと、行動しないとしても、誰にも迷惑を掛けていませんし、家族の声掛けで支障なく生活ができていますから、認知症ではないということになります。たとえ、MRI(磁気共鳴画像装置)検査で脳に萎縮があったとしても、生活に支障がなければ、認知症とは言いません。
ところが、小説家が文章の表現や集めた資料の数字を誤って書いたとしたらどうでしょう。数字をいつも間違うとすれば、他の99%ができても「小説家としての仕事に支障が出ている」ので認知症と判断されるのです。認知症の尺度は相対的なのです。その人がどんな社会的役割を果たしているかによって認知症かどうかは決まります。
高齢者の運転が危険だけど、止めればウツになる? [認知症]
■ 高齢者の運転が危険だけど、止めればウツになる?
高齢者の危険運転が社会問題化してきてます。
道路表隙や信号の無視は、言うに及ばず。一方通行や高速道路の逆走もめずらしくなくなり、急発進でコンビニに突っ込む事故も、ニュースになる時代です。
高齢になる親が、―運転席に乗り込む姿を見て、
「 年なんだから、もう運転やめたら? 」
と、声をかける人も少なくないでしょう。やめる気配は微塵もないのですが・・・
心配な運転を止めさせるのは、子供の心境として当然なのですが、だからといって、免許を取り上げることが痴呆症の促進につながるとしたら、子供としては微妙な問題です。
車の運転をやめたせいでうつになる可能性があるとしたら、あなたは、どうしますか?
米コロンビア大学医療センターのスタンフォード・チフリ氏らは、4カ国で行われた16研究を分析したそうです。それによれば、運転を止めると気分の落ち込みや意欲の低下などの抑うつ症状が現れる危険性が約2倍になったそうです。
■ 健康状態が全体的に悪化
チフリ氏たちは、医学分野の文献が収録されているデータベースを検索。運転中止が高齢者の心身の健康に及ぼす影響を検討した16件の研究論文を抽出しました。
・16件の内訳
米国 12件
オーストラリア 2件
フィンランド 1件
クウェート 1件
ほとんどの研究が、65歳以上か70歳以上の高齢者を対象としてたのですが、55歳以上の中高年者を対象とした研究も2件含まれていた、そうです。
研究によれば、運転をやめることで全体的な健康状態が悪化したり、体の機能などが衰えたりするという報告だけでなく、長期療養施設に入所しなくてはならないリスクを5倍近く上昇させるという報告もあったそうです。
単純に事故リスクと比較はでいないでしょうが、由々しき問題です。この対象者は、運転に依存していたのでしょうか。
また、運転をやめることと抑うつ症状の関連を検討していた研究論文もあります。それにおいては、運転をやめた高齢者では、そうでない高齢者よりも約2倍、抑うつ症状を起こしやすいことが分かったという。
こうしたことを踏まえて、「高齢者が車の運転をやめる際には、健康状態への悪影響も考慮すべき」と、チフリ氏らは結論を出してます。
■ 健康悪化と事故、どちらを取る?
冒頭にも書きましたが、高齢ドライバーの交通事故が増加しているのも事実です。
日本では、2014年に施行された改正道路交通法によって、医師が認知症患者に運転中止に関する説明をしたり、診察結果を公安委員会に任意で届けたりすることができるようになってます。
高齢者がウツになった場合、そのまま痴呆症へとジョブチェンジしてしまう危険性があります。
指摘されたような悪影響と認知機能や判断力が低下。両方を天秤にかけて、選択することになるのでしょう。
個人的には、車が無いと不便な生活をしているので、いざ、高齢になったからといって、免許を手放すことに同意するかどうか。その時になってみないとわかりませんね。
高齢者の危険運転が社会問題化してきてます。
道路表隙や信号の無視は、言うに及ばず。一方通行や高速道路の逆走もめずらしくなくなり、急発進でコンビニに突っ込む事故も、ニュースになる時代です。
高齢になる親が、―運転席に乗り込む姿を見て、
「 年なんだから、もう運転やめたら? 」
と、声をかける人も少なくないでしょう。やめる気配は微塵もないのですが・・・
心配な運転を止めさせるのは、子供の心境として当然なのですが、だからといって、免許を取り上げることが痴呆症の促進につながるとしたら、子供としては微妙な問題です。
車の運転をやめたせいでうつになる可能性があるとしたら、あなたは、どうしますか?
米コロンビア大学医療センターのスタンフォード・チフリ氏らは、4カ国で行われた16研究を分析したそうです。それによれば、運転を止めると気分の落ち込みや意欲の低下などの抑うつ症状が現れる危険性が約2倍になったそうです。
■ 健康状態が全体的に悪化
チフリ氏たちは、医学分野の文献が収録されているデータベースを検索。運転中止が高齢者の心身の健康に及ぼす影響を検討した16件の研究論文を抽出しました。
・16件の内訳
米国 12件
オーストラリア 2件
フィンランド 1件
クウェート 1件
ほとんどの研究が、65歳以上か70歳以上の高齢者を対象としてたのですが、55歳以上の中高年者を対象とした研究も2件含まれていた、そうです。
研究によれば、運転をやめることで全体的な健康状態が悪化したり、体の機能などが衰えたりするという報告だけでなく、長期療養施設に入所しなくてはならないリスクを5倍近く上昇させるという報告もあったそうです。
単純に事故リスクと比較はでいないでしょうが、由々しき問題です。この対象者は、運転に依存していたのでしょうか。
また、運転をやめることと抑うつ症状の関連を検討していた研究論文もあります。それにおいては、運転をやめた高齢者では、そうでない高齢者よりも約2倍、抑うつ症状を起こしやすいことが分かったという。
こうしたことを踏まえて、「高齢者が車の運転をやめる際には、健康状態への悪影響も考慮すべき」と、チフリ氏らは結論を出してます。
■ 健康悪化と事故、どちらを取る?
冒頭にも書きましたが、高齢ドライバーの交通事故が増加しているのも事実です。
日本では、2014年に施行された改正道路交通法によって、医師が認知症患者に運転中止に関する説明をしたり、診察結果を公安委員会に任意で届けたりすることができるようになってます。
高齢者がウツになった場合、そのまま痴呆症へとジョブチェンジしてしまう危険性があります。
指摘されたような悪影響と認知機能や判断力が低下。両方を天秤にかけて、選択することになるのでしょう。
個人的には、車が無いと不便な生活をしているので、いざ、高齢になったからといって、免許を手放すことに同意するかどうか。その時になってみないとわかりませんね。
わたしも、認知症?? [認知症]
■ これって、認知症かも?
何かに押し出されるように、私たちは高齢者社会の渦の中にいます。
遅かれ早かれ、認知症に関わってくるのは避けられません。自分自身はなんともなくとも家族が、親族や友人、それに家族といった多くの知り合いがいるのに、誰1人認知症にならないとは思えないからです。
認知症は、いかに早期発見できるかが重要です。ある研究書によれば、次のような症状に思い当たる注意が必要だとしています。一例ですが、こういうものだと思っておいてください。
1 新しいことが覚えられない
2 固有名詞や知人の名前が不確実になる
3 仕事でのエラーやミスが増える
4 仕事に時間がかかるようになる
5 駐車スペースからはみ出す
6 表情、ジェスチャーを読み取れない
うーーーん。
自分に当てはめて、ヤバイかもしれません。
とくに1・2・4は思い当たるどころではないし・・・
さて、実際にこうした兆候が見られるようになった場合は(ドキっ)、医者に診察してもらう必要があります。
診てもらう必要はあるのですが、疑いがある人に病院での診察をすすめても、ほとんどの場合本人が嫌がるという特徴があるそうな。私も嫌です。
ならば、認知症の疑いがある人に診察を受けてもらうにはどうすればいいのでしょう?
まず初診は、本人を連れずに家族で病院に行って相談します。
医者に話しを聞いてもらって「可能性が高い」と結論を出したなら、本人に診察を受けてもらう。
そういう、2段階の手順を踏むことをオススメします。
それでも、診察を嫌がる可能性は十分あります。
誰だって、自分が認知症だとは思いたくないでしょうから。
そこで病院に連れ出す作戦として、当人に小さなウソをつくと楽でしょう。
「認知症」という言葉は使わず、「健康診断を受けにいきましょう」「自分が健康診断を受けるから付き添って」という風に、一緒に受けることを強調してすすめるのです。
ウソはよくないのですが、これは「必要なウソ」。
世の中には、「必要悪」という便利な言葉もあります。
うしろめたさを感じる必要はないのです
繰り返しますが、認知症は早期発見が大事。専門の本なども参考にしつつ、少しおかしなところがあれば、すぐに医者の診察を受けることが大切なのではないでしょうか。
何かに押し出されるように、私たちは高齢者社会の渦の中にいます。
遅かれ早かれ、認知症に関わってくるのは避けられません。自分自身はなんともなくとも家族が、親族や友人、それに家族といった多くの知り合いがいるのに、誰1人認知症にならないとは思えないからです。
認知症は、いかに早期発見できるかが重要です。ある研究書によれば、次のような症状に思い当たる注意が必要だとしています。一例ですが、こういうものだと思っておいてください。
1 新しいことが覚えられない
2 固有名詞や知人の名前が不確実になる
3 仕事でのエラーやミスが増える
4 仕事に時間がかかるようになる
5 駐車スペースからはみ出す
6 表情、ジェスチャーを読み取れない
うーーーん。
自分に当てはめて、ヤバイかもしれません。
とくに1・2・4は思い当たるどころではないし・・・
さて、実際にこうした兆候が見られるようになった場合は(ドキっ)、医者に診察してもらう必要があります。
診てもらう必要はあるのですが、疑いがある人に病院での診察をすすめても、ほとんどの場合本人が嫌がるという特徴があるそうな。私も嫌です。
ならば、認知症の疑いがある人に診察を受けてもらうにはどうすればいいのでしょう?
まず初診は、本人を連れずに家族で病院に行って相談します。
医者に話しを聞いてもらって「可能性が高い」と結論を出したなら、本人に診察を受けてもらう。
そういう、2段階の手順を踏むことをオススメします。
それでも、診察を嫌がる可能性は十分あります。
誰だって、自分が認知症だとは思いたくないでしょうから。
そこで病院に連れ出す作戦として、当人に小さなウソをつくと楽でしょう。
「認知症」という言葉は使わず、「健康診断を受けにいきましょう」「自分が健康診断を受けるから付き添って」という風に、一緒に受けることを強調してすすめるのです。
ウソはよくないのですが、これは「必要なウソ」。
世の中には、「必要悪」という便利な言葉もあります。
うしろめたさを感じる必要はないのです
繰り返しますが、認知症は早期発見が大事。専門の本なども参考にしつつ、少しおかしなところがあれば、すぐに医者の診察を受けることが大切なのではないでしょうか。