■ よく読まれているコンテンツ 1 男性の下腹部の痛むとき 2 毛が抜ける(抜け毛)の信じられない原因 3 子供(男の子)のちんちんと尿 4 微熱 5 息苦しい 6 寝汗のタイプと改善法 |
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意外に知られて無い口腔ガンの恐怖 [歯の健康]
■ 意外に知られて無い口腔ガンの恐怖
約3000/年
これは、口腔ガンによる死亡数です。
胃がんや大腸がんと比べて、あまり知られていませんが、毎年 約3000人の人が死亡するガン。それが口腔ガンです。初期は自覚症状がないうえ、死亡率がかなり高い。今回は、そんな口腔ガンについてです。
は日本人にとって身近で怖い病気であるガン(癌)。
2人に1人がかかり、そのうち3人に1人が亡くなっているという実態。常に死亡率の上位にある恐怖の病気です。ガンにはなりたくないと考えるのは当たり前の気持ちです。仮にかかってしまったとしても、何とか早期に発見してしっかり治したいと思うまずです。
ガンは場所を選びません。全身のさまざまな部位にできます。
それでも発生場所に偏りがおるようで、日本人に多いのは胃、大腸、肺、前立腺、乳房など。よく知られているだけあって、これらの部位はさまざまな診断機器を使った検査が発達。早期発見率も上がってきています。その一方、直接目に見える場所なのに早期発見がなかなか進まないガンがあります。それの一つが「口腔ガン」です。
・口腔ガンは何が恐ろしい?
口の中の粘膜にできるガンであり、種類としては一般的なガンが多くなってます。日本の場合だと、毎年約7000人が口腔ガンになっていて、そのうち約3000人が亡くなっています。この数字は増え続けていると言われています。数字が顕しているのは死亡率。約半数近くの人が亡くなるという、致死率の高い恐ろしいガンに映ります。
しかしそれでもガンはがん。早期発見さえすればちゃんと回復します。後遺症もほとんど残ることなく、ガンの治療経過をみる指標となる「5年生存率」も約90%。かなり治癒しやすいガンだということが実証できてます。重要なポイントは、ひとつ。とにかく早期に発見することです。
もしかすると、口にガンができるということを知らない人も多いでしょう。すぐに病院にいく人でも、口の問題となると足が遠のきます。生活に支障が出るぐらい酷いことにならないとなかなか歯医者には行かないものです。会社の健康診断は口の中までは診ません。体の検診は義務ですが、歯科に関しては義務化されていないのです。
口にもガンができるとう事実。
早期発見で治療すでば治せる。
このことがもっと知られるようになれば、死亡率も減っていくでしょうね。
口腔ガンの症状ですが、初期の段階では痛みなどの自覚症状がほとんどありません。そして、痛みやしこりなどの自覚症状が出てきた時にはすでに進行しているケースが多い。そこまで進んでしまえば、死亡率も高くなっています。痛みが出た時には遅い可能性があるというわけで、初期の発見が全てを左右します。
・直接見えるているのに早期されない
臓器系のガンは体の奥に発生しするので、検査でしか確認できません。口の中で直接見られる口腔ガンなら早期発見しやすいはず。しかし、自覚症状がないことと、初期の段階では口内炎のようにしか見えないことが盲点になって実際は発見されません。
普通の人が初期の段階で自分で口腔ガンに気がつくのはかなり難しく、検診や歯科の受診中に歯科医や歯科衛生士の目によって発見されるというケースがほとんど。自分でわかるくらいになった時は、かなり進行しているのが現実です。
口腔ガンにならないために気をつけなければいけないことは何でしょうか。どれも当たり前なのですが、ポイントは3つです。
「タバコ、お酒を控える」
「偏食せず、バランスのいい食生活を心がける」
「歯磨き、うがいをしっかり行い、お口の中を清潔に保つ」
特に喫煙者の口腔ガンの発生率は多い。タバコを吸わない人に比べて約7倍も高くなり、死亡率は約4倍にもなるといわれています。そしてもっと気をつけなければいけないのが、飲酒時の喫煙です。
飲酒時の喫煙は、タバコに含まれている発ガン性物質がアルコールによって溶けて、口の粘膜に作用します。ただの喫煙より余計にリスクが高くなると言われています。普段はタバコを吸わないのに、お酒飲むときだけ吸う人もいますが、わざわざリスクを高めることは避けるべきでしょう。
バランスのいい食事はもちろん大切ですし、口の中に治していない虫歯、磨き残しで汚れている歯があると、口の粘膜が傷ついて口腔ガンを招きやすい環境を作り出してしまってます。
最後に歯医者に行ったのはいつでしょうか。
口に違和感があったり、歯石を取ったことがない、歯がしみるなどの症状があったりする人は受診をオススメします。予防の意味も含めて、悪いところは治し、クリーニングをして口の中を清潔に保ちましょう。それが、口腔ガンの予防になります。
免疫を高めることも重要です。体の免疫を高めると、悪性腫瘍ができにくいことがわかっています。しっかりした睡眠と日々の運動を習慣化するようにし、ガンを寄せ付けない身体を作りましょう。
約3000/年
これは、口腔ガンによる死亡数です。
胃がんや大腸がんと比べて、あまり知られていませんが、毎年 約3000人の人が死亡するガン。それが口腔ガンです。初期は自覚症状がないうえ、死亡率がかなり高い。今回は、そんな口腔ガンについてです。
は日本人にとって身近で怖い病気であるガン(癌)。
2人に1人がかかり、そのうち3人に1人が亡くなっているという実態。常に死亡率の上位にある恐怖の病気です。ガンにはなりたくないと考えるのは当たり前の気持ちです。仮にかかってしまったとしても、何とか早期に発見してしっかり治したいと思うまずです。
ガンは場所を選びません。全身のさまざまな部位にできます。
それでも発生場所に偏りがおるようで、日本人に多いのは胃、大腸、肺、前立腺、乳房など。よく知られているだけあって、これらの部位はさまざまな診断機器を使った検査が発達。早期発見率も上がってきています。その一方、直接目に見える場所なのに早期発見がなかなか進まないガンがあります。それの一つが「口腔ガン」です。
・口腔ガンは何が恐ろしい?
口の中の粘膜にできるガンであり、種類としては一般的なガンが多くなってます。日本の場合だと、毎年約7000人が口腔ガンになっていて、そのうち約3000人が亡くなっています。この数字は増え続けていると言われています。数字が顕しているのは死亡率。約半数近くの人が亡くなるという、致死率の高い恐ろしいガンに映ります。
しかしそれでもガンはがん。早期発見さえすればちゃんと回復します。後遺症もほとんど残ることなく、ガンの治療経過をみる指標となる「5年生存率」も約90%。かなり治癒しやすいガンだということが実証できてます。重要なポイントは、ひとつ。とにかく早期に発見することです。
もしかすると、口にガンができるということを知らない人も多いでしょう。すぐに病院にいく人でも、口の問題となると足が遠のきます。生活に支障が出るぐらい酷いことにならないとなかなか歯医者には行かないものです。会社の健康診断は口の中までは診ません。体の検診は義務ですが、歯科に関しては義務化されていないのです。
口にもガンができるとう事実。
早期発見で治療すでば治せる。
このことがもっと知られるようになれば、死亡率も減っていくでしょうね。
口腔ガンの症状ですが、初期の段階では痛みなどの自覚症状がほとんどありません。そして、痛みやしこりなどの自覚症状が出てきた時にはすでに進行しているケースが多い。そこまで進んでしまえば、死亡率も高くなっています。痛みが出た時には遅い可能性があるというわけで、初期の発見が全てを左右します。
・直接見えるているのに早期されない
臓器系のガンは体の奥に発生しするので、検査でしか確認できません。口の中で直接見られる口腔ガンなら早期発見しやすいはず。しかし、自覚症状がないことと、初期の段階では口内炎のようにしか見えないことが盲点になって実際は発見されません。
普通の人が初期の段階で自分で口腔ガンに気がつくのはかなり難しく、検診や歯科の受診中に歯科医や歯科衛生士の目によって発見されるというケースがほとんど。自分でわかるくらいになった時は、かなり進行しているのが現実です。
口腔ガンにならないために気をつけなければいけないことは何でしょうか。どれも当たり前なのですが、ポイントは3つです。
「タバコ、お酒を控える」
「偏食せず、バランスのいい食生活を心がける」
「歯磨き、うがいをしっかり行い、お口の中を清潔に保つ」
特に喫煙者の口腔ガンの発生率は多い。タバコを吸わない人に比べて約7倍も高くなり、死亡率は約4倍にもなるといわれています。そしてもっと気をつけなければいけないのが、飲酒時の喫煙です。
飲酒時の喫煙は、タバコに含まれている発ガン性物質がアルコールによって溶けて、口の粘膜に作用します。ただの喫煙より余計にリスクが高くなると言われています。普段はタバコを吸わないのに、お酒飲むときだけ吸う人もいますが、わざわざリスクを高めることは避けるべきでしょう。
バランスのいい食事はもちろん大切ですし、口の中に治していない虫歯、磨き残しで汚れている歯があると、口の粘膜が傷ついて口腔ガンを招きやすい環境を作り出してしまってます。
最後に歯医者に行ったのはいつでしょうか。
口に違和感があったり、歯石を取ったことがない、歯がしみるなどの症状があったりする人は受診をオススメします。予防の意味も含めて、悪いところは治し、クリーニングをして口の中を清潔に保ちましょう。それが、口腔ガンの予防になります。
免疫を高めることも重要です。体の免疫を高めると、悪性腫瘍ができにくいことがわかっています。しっかりした睡眠と日々の運動を習慣化するようにし、ガンを寄せ付けない身体を作りましょう。
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しっかり噛むことの大切さとは? [歯の健康]
■ しっかり噛むことの大切さとは?
健康を考えるのは、大切なこと。
年令が上がるに連れて、身体のあちらこちがら気になりだしてきます。
健康な体を維持して、健やかな毎日を過ごすために、バランスの取れた食事や適度な運動が欠かせません。そうしたことを意識して、生活の中に取り入れるようになった方も多いのではないでしょうか。生活習慣を見つめ直して、「これはダメ」という点を改善していくことは、私たちの体にとって大切なことです。
ところが。
普段から無意識に行っている習慣は、悪い癖であっても見落としがちになります。
そんな見落とす習慣に「噛む」という行為があります。
現代の日本人が1度の食事で「噛む」回数は、約600回だと言われています。回数を示されると、ずいぶんと多いように感じられるかもしれませんが、昔に比べると激減しているそうです。戦前であれば1度の食事で約1,400回、さらに昔の弥生時代にまで遡ると、なんと約4,000回も噛んでいたと言われています。
食べ物そのものや、食文化の変化の影響があるとはいえ、これほどまで噛む回数が減ってくるとなんか不安になってきますね。私たちの体に何らかの問題が生じても不思議ではありません。実際、噛む回数が減ることによって、現代人の体にさまざまな悪影響が出ていると言われています。その代表的なものが肥満と歯周病です。
「早食いをすると太る」と言いますが、これは「しっかり噛まないと太る」と言うことです。
・噛む回数が少ないと肥満につながる?
噛むという行為は、脳の中にある満腹中枢を刺激します。満腹中枢が刺激されることで、人間は食事での満足感が得られるようになります。しかし、噛む回数が少なければ、いくら食べても満腹中枢への刺激が足りず、満足感が得られません。その結果、食べなくてもよい量を食べてしまい、肥満につながるというわけです。
「ついつい、食べ過ぎてしまう」
そういう人は、今日から噛む回数を増やしてみましょう。
・歯周病にもなりやすい?
噛む回数が減ることで起こる、もうひとつ悪影響は歯周病。歯周病とは、大切な歯を支える歯茎と骨が、口の中の細菌の繁殖などによって炎症を起こしたり、腫れたりする病気です。日本人の成人の約80%が歯周病にかかっているというデータもあります。驚きですね!
歯周病のリスクを少しでも減らすためには、よく噛むことが大切です。噛むことによって、口の中で増えた唾液は消化を助けるのですが、口の中の細菌を洗い流す役割も、同時に果たしているのです。噛む回数が減った現代人に、歯周病が増えている。その因果関係が分かってもらえたと思います。歯と歯茎の健康を保つためにも、しっかり噛むように心がけていきましょう。
・噛もうと思っても、噛めない?
しっかり噛もうと思っても、残念ながら「上手く噛めない」という方も増えています。その原因の一つが、歯列不正(しれつふせい)で、「歯並びが悪い」状態のことを言います。
具体的にはこのような例があります
歯の並びが均一でなかい
前歯が噛み合わなかい
上下どちらかの歯が出っ張っている
歯列不正にはさまざまな症状があります。その原因は諸説ありますが、しっかり、正しく噛むためには、一度、歯科医に相談するのも良いでしょう。日常生活に影響が出るようであれば、歯列矯正などの治療も検討します。
最近になって急増している顎関節症(がくかんせつしょう)も、噛むことの障害になります。顎関節症では、「アゴの骨が鳴る」「口を大きく開けられない」「アゴが痛む」といった症状が見られます。原因は実にさまざまです。
力仕事やスポーツをして歯を食いしばる
ストレスが原因で寝ている間に歯ぎしり
うつ伏せ寝などの悪い姿勢でアゴに負担をかけてる
また、左右どちらかの歯だけを使って噛んだりすることも原因になります。そのようなクセのある方は、両方の歯をバランス良く使って、正しく噛むようにします。症状が軽いなら自然に治ることもありますが、放って悪化するとじっとしているだけでも苦痛になる場合もあります。アゴに違和感のある人は、診察を受けてみてください。。
健康を考えるのは、大切なこと。
年令が上がるに連れて、身体のあちらこちがら気になりだしてきます。
健康な体を維持して、健やかな毎日を過ごすために、バランスの取れた食事や適度な運動が欠かせません。そうしたことを意識して、生活の中に取り入れるようになった方も多いのではないでしょうか。生活習慣を見つめ直して、「これはダメ」という点を改善していくことは、私たちの体にとって大切なことです。
ところが。
普段から無意識に行っている習慣は、悪い癖であっても見落としがちになります。
そんな見落とす習慣に「噛む」という行為があります。
現代の日本人が1度の食事で「噛む」回数は、約600回だと言われています。回数を示されると、ずいぶんと多いように感じられるかもしれませんが、昔に比べると激減しているそうです。戦前であれば1度の食事で約1,400回、さらに昔の弥生時代にまで遡ると、なんと約4,000回も噛んでいたと言われています。
食べ物そのものや、食文化の変化の影響があるとはいえ、これほどまで噛む回数が減ってくるとなんか不安になってきますね。私たちの体に何らかの問題が生じても不思議ではありません。実際、噛む回数が減ることによって、現代人の体にさまざまな悪影響が出ていると言われています。その代表的なものが肥満と歯周病です。
「早食いをすると太る」と言いますが、これは「しっかり噛まないと太る」と言うことです。
・噛む回数が少ないと肥満につながる?
噛むという行為は、脳の中にある満腹中枢を刺激します。満腹中枢が刺激されることで、人間は食事での満足感が得られるようになります。しかし、噛む回数が少なければ、いくら食べても満腹中枢への刺激が足りず、満足感が得られません。その結果、食べなくてもよい量を食べてしまい、肥満につながるというわけです。
「ついつい、食べ過ぎてしまう」
そういう人は、今日から噛む回数を増やしてみましょう。
・歯周病にもなりやすい?
噛む回数が減ることで起こる、もうひとつ悪影響は歯周病。歯周病とは、大切な歯を支える歯茎と骨が、口の中の細菌の繁殖などによって炎症を起こしたり、腫れたりする病気です。日本人の成人の約80%が歯周病にかかっているというデータもあります。驚きですね!
歯周病のリスクを少しでも減らすためには、よく噛むことが大切です。噛むことによって、口の中で増えた唾液は消化を助けるのですが、口の中の細菌を洗い流す役割も、同時に果たしているのです。噛む回数が減った現代人に、歯周病が増えている。その因果関係が分かってもらえたと思います。歯と歯茎の健康を保つためにも、しっかり噛むように心がけていきましょう。
・噛もうと思っても、噛めない?
しっかり噛もうと思っても、残念ながら「上手く噛めない」という方も増えています。その原因の一つが、歯列不正(しれつふせい)で、「歯並びが悪い」状態のことを言います。
具体的にはこのような例があります
歯の並びが均一でなかい
前歯が噛み合わなかい
上下どちらかの歯が出っ張っている
歯列不正にはさまざまな症状があります。その原因は諸説ありますが、しっかり、正しく噛むためには、一度、歯科医に相談するのも良いでしょう。日常生活に影響が出るようであれば、歯列矯正などの治療も検討します。
最近になって急増している顎関節症(がくかんせつしょう)も、噛むことの障害になります。顎関節症では、「アゴの骨が鳴る」「口を大きく開けられない」「アゴが痛む」といった症状が見られます。原因は実にさまざまです。
力仕事やスポーツをして歯を食いしばる
ストレスが原因で寝ている間に歯ぎしり
うつ伏せ寝などの悪い姿勢でアゴに負担をかけてる
また、左右どちらかの歯だけを使って噛んだりすることも原因になります。そのようなクセのある方は、両方の歯をバランス良く使って、正しく噛むようにします。症状が軽いなら自然に治ることもありますが、放って悪化するとじっとしているだけでも苦痛になる場合もあります。アゴに違和感のある人は、診察を受けてみてください。。
こわい歯周病の症状 [歯の健康]
■ こわい歯周病の症状
「 リンゴをかじると歯茎から血がでませんか? 」
とっても懐かしいCMフレーズです。
丸いリンゴをそのままカジる機会は、昔よりも減ったと思います。
それ以前に、歯茎から出血しても、それを気にする人は少ないのではないでしょうか。
歯磨きのときに、出血するなんて珍しいことではありません。
でも、体を洗っているときに血が出てきたら変だなと思いますよね?
その「変だな」は、口の中にも適用されていいはず。
実のところ、歯ブラシやデンタルフロスに血がついていたら、それは病気の始まりなのですが、歯茎から出血があっても痛みはありません。痛くないのでそのまま放置されてしまい、歯周病が進行してしまうことが多いのです。
初期のうちに気づいて改善すれば、それほど怖い病気ではありません。
年々も放置してしまった結果、後戻りできないくらいまで悪化させているのが問題なのです。
ちなみに、「デンタルフロス」というのは、歯の間の歯垢を清掃する細い糸。歯間ブラシもこれの一種です。
■ そもそも歯周病とは?
歯周病というのは、歯の周りの骨が溶ける病気です。悪化すると最終的には歯が抜けてしまう病気です。
この歯周病の恐いところは、痛みがないこと。静かなる病気(サイレント・ディジーズ)とも呼ばれているくらい症状がない。
意識に上らないまま、病状がどんどん進行してしまう。本人が痛みや歯の揺れに気づいたころには重症になっているのです。
いっぽうで、症状の軽い初期のうちに適切な治療を行えば、進行を止められます。歯茎からの出血や腫て気付いたらそのまま放置しないこと。すぐにでも治療を開始して、メンテナンスにより進行を抑えてください。
食というのは、人生の楽しみのひとつ。
いつまでも自分の歯でおいしいものを食べられるようにしたいものです。
■ 歯周病によって起こる症状
では、歯周病になるとどんな症状がおこるのでしょうか?
各症状とその対処についてお話します。
1.歯茎が赤く腫れる
歯茎の本来の色は薄いピンク色です。ところが、原因となる細菌が歯茎の周りに残っていると、歯茎が赤く腫れてきます。それは、歯周病菌が中に入ってこさせないよう免疫細胞を含んだ血液が歯茎の表面に集まって、細菌と戦っているからです。そのため、歯茎が赤く腫れてしまうのです。
・対処法
歯周病菌を歯茎に残さないようにすることが、唯一の対処です。歯ブラシやデンタルフロスをしっかり行えば、細菌がなくなります。やがて、歯茎は引き締まり腫れが引いていくでしょう。歯磨きにはコツがあります。ゴシゴシ擦らない・基本は軟らかめの歯ブラシを選ぶ・ブラシ交換は1月が目安・縦横ナナメ立体的に などが基本です。
2.歯茎から血が出る
歯ブラシやデンタルフロスに血が付いてきたなら、そこに歯周病菌が残っていて歯茎が腫れている証拠です。歯茎が腫れているときは、磨いた刺激などによってカンタンに出血するのです。腫れや出血が続けば歯茎の中の骨が溶け始めてしまいます。出血がいやだからといって、歯ブラシをしないでいるとそれはそれで悪化してしまいます。
対処法
歯ブラシなら柔らかい種類を使います。デンタルフロスなら根元から歯周病菌を掻き上げるように使いましょう。2週間ほどすれば徐々に出血が減っていきます。
3.歯石が付く
歯石というのは、細菌の塊である「プラーク」と唾液と血液から成り立ってます。そのため、歯茎からの出血が多い場所ほど歯石が多くつくのです。歯石は歯周病菌が好んで取り付きます。歯石が付くと歯周病が悪化しやすいのです。
対処法
ブラッシングによってプラークを溜めこまないこと。また、付いてしまった歯石は定期的に取ることです。歯石を自分でとるのは難しいので定期的に歯医者へいきましょう。
今回はここまで。
歯周病対策は、まだ続きます。
「 リンゴをかじると歯茎から血がでませんか? 」
とっても懐かしいCMフレーズです。
丸いリンゴをそのままカジる機会は、昔よりも減ったと思います。
それ以前に、歯茎から出血しても、それを気にする人は少ないのではないでしょうか。
歯磨きのときに、出血するなんて珍しいことではありません。
でも、体を洗っているときに血が出てきたら変だなと思いますよね?
その「変だな」は、口の中にも適用されていいはず。
実のところ、歯ブラシやデンタルフロスに血がついていたら、それは病気の始まりなのですが、歯茎から出血があっても痛みはありません。痛くないのでそのまま放置されてしまい、歯周病が進行してしまうことが多いのです。
初期のうちに気づいて改善すれば、それほど怖い病気ではありません。
年々も放置してしまった結果、後戻りできないくらいまで悪化させているのが問題なのです。
ちなみに、「デンタルフロス」というのは、歯の間の歯垢を清掃する細い糸。歯間ブラシもこれの一種です。
■ そもそも歯周病とは?
歯周病というのは、歯の周りの骨が溶ける病気です。悪化すると最終的には歯が抜けてしまう病気です。
この歯周病の恐いところは、痛みがないこと。静かなる病気(サイレント・ディジーズ)とも呼ばれているくらい症状がない。
意識に上らないまま、病状がどんどん進行してしまう。本人が痛みや歯の揺れに気づいたころには重症になっているのです。
いっぽうで、症状の軽い初期のうちに適切な治療を行えば、進行を止められます。歯茎からの出血や腫て気付いたらそのまま放置しないこと。すぐにでも治療を開始して、メンテナンスにより進行を抑えてください。
食というのは、人生の楽しみのひとつ。
いつまでも自分の歯でおいしいものを食べられるようにしたいものです。
■ 歯周病によって起こる症状
では、歯周病になるとどんな症状がおこるのでしょうか?
各症状とその対処についてお話します。
1.歯茎が赤く腫れる
歯茎の本来の色は薄いピンク色です。ところが、原因となる細菌が歯茎の周りに残っていると、歯茎が赤く腫れてきます。それは、歯周病菌が中に入ってこさせないよう免疫細胞を含んだ血液が歯茎の表面に集まって、細菌と戦っているからです。そのため、歯茎が赤く腫れてしまうのです。
・対処法
歯周病菌を歯茎に残さないようにすることが、唯一の対処です。歯ブラシやデンタルフロスをしっかり行えば、細菌がなくなります。やがて、歯茎は引き締まり腫れが引いていくでしょう。歯磨きにはコツがあります。ゴシゴシ擦らない・基本は軟らかめの歯ブラシを選ぶ・ブラシ交換は1月が目安・縦横ナナメ立体的に などが基本です。
2.歯茎から血が出る
歯ブラシやデンタルフロスに血が付いてきたなら、そこに歯周病菌が残っていて歯茎が腫れている証拠です。歯茎が腫れているときは、磨いた刺激などによってカンタンに出血するのです。腫れや出血が続けば歯茎の中の骨が溶け始めてしまいます。出血がいやだからといって、歯ブラシをしないでいるとそれはそれで悪化してしまいます。
対処法
歯ブラシなら柔らかい種類を使います。デンタルフロスなら根元から歯周病菌を掻き上げるように使いましょう。2週間ほどすれば徐々に出血が減っていきます。
3.歯石が付く
歯石というのは、細菌の塊である「プラーク」と唾液と血液から成り立ってます。そのため、歯茎からの出血が多い場所ほど歯石が多くつくのです。歯石は歯周病菌が好んで取り付きます。歯石が付くと歯周病が悪化しやすいのです。
対処法
ブラッシングによってプラークを溜めこまないこと。また、付いてしまった歯石は定期的に取ることです。歯石を自分でとるのは難しいので定期的に歯医者へいきましょう。
今回はここまで。
歯周病対策は、まだ続きます。
歯が原因でない歯痛がある [歯の健康]
■ 歯が原因でない歯痛がある
「歯が痛い」ときに思いつく原因は虫歯です。
ほかには、CMなどで取り上げられている「歯槽膿漏」などでしょうか。これらが原因の症状を「歯原性歯痛(しげんせいしつう)」と呼んでますが、いずれにして、歯医者に行って治療するしいかない……と諦めギミの鎮痛な気持ちになります。
ですが、その痛みの原因が「歯」でないとしたらどうでしょうか?
■ 歯を治療しても痛みが治まらない?
歯や歯の周り、歯肉などに痛みを感じるものの、歯科での診察やX線検査などを行っても異常が見つからない場合もあります。このような「歯に原因がない」にもかかわらず、痛みが出ている症状のことを「非歯原性歯痛(ひしげんせいしつう)」と呼びます。
歯科医院を訪れる患者のうち、3%ほどが「非歯原性歯痛」と言いますから、珍しい症状ではないようです。ちなみに、9%は歯原性歯痛と混合しているともいわれています。
「非歯原性歯痛」は、歯科医においてもあまり認知されていません。痛みをとるために抜歯してしまうといった、必要ない治療が行われてしまうことすらあります。痛み本来の原因が取り除かれたことにはならないため、ほかの歯科医院を転々ししたり、心身に大きなダメージを受けてしまう人も少なくありません。
■ 非歯原性歯痛とは
「非歯原性歯痛」の原因は歯以外にあります。なので、治療対象は歯ではありません。ではなぜ痛みが引き起こされるのでしょうか。
1 咀嚼筋(そしゃくきん)の痛み
歯をかみしめるクセがあったり、強いストレスなど、頭や首の筋肉の緊張状態が長く続くことででる症状です。主に、下あごのエラの部分から頬骨にかけての「咬筋」が原因で、下の奥歯に痛みを感じることがよくあります。こめかみから下あごのつけ根あたりにある「側頭筋」によって、上の奥歯に痛みを感じることもあります。痛みは持続性が高く、一度消えたと思っても、筋が異常に緊張すれば再発してしまいます。
2 神経障害性の痛み
末梢から中枢の神経に何らかの不調が生じる神経痛の一種で、下記のようなケースがあります。
三叉神経痛による歯痛
帯状疱疹による歯痛
外傷性有痛性三叉神経ニューロパチー
「外傷性有痛性三叉神経ニューロパチー」は、外傷、歯の神経の除去、外科手術後の損傷などが原因で神経が損傷してしまい、ジリジリした痛みが続くものです。抜歯の後に痛みを感じるケースもあります。
3 神経血管性の痛み
頭の片側だけが発作的に痛む「片頭痛」や、日に何度も目の奥が激しく痛む「群発頭痛」は、歯の痛み似てることがあります。ほとんどは、上あごの奥歯が痛みます。
4 精神面に原因が
うつ病なども精神的な不調が原因になることがあります。
■ 症状を改善するには
2012年に「非歯原性歯痛診療ガイドライン」ができました。対応している歯科医も増えてきているので、インターネットなどで診断を受けられる歯科医院を探してみてください。
心身ともに健康で、歯の痛み以外に思いつかないのなら「ペインクリニック」など痛みの専門医を受診するほうほうもあります。
「歯が痛い」ときに思いつく原因は虫歯です。
ほかには、CMなどで取り上げられている「歯槽膿漏」などでしょうか。これらが原因の症状を「歯原性歯痛(しげんせいしつう)」と呼んでますが、いずれにして、歯医者に行って治療するしいかない……と諦めギミの鎮痛な気持ちになります。
ですが、その痛みの原因が「歯」でないとしたらどうでしょうか?
■ 歯を治療しても痛みが治まらない?
歯や歯の周り、歯肉などに痛みを感じるものの、歯科での診察やX線検査などを行っても異常が見つからない場合もあります。このような「歯に原因がない」にもかかわらず、痛みが出ている症状のことを「非歯原性歯痛(ひしげんせいしつう)」と呼びます。
歯科医院を訪れる患者のうち、3%ほどが「非歯原性歯痛」と言いますから、珍しい症状ではないようです。ちなみに、9%は歯原性歯痛と混合しているともいわれています。
「非歯原性歯痛」は、歯科医においてもあまり認知されていません。痛みをとるために抜歯してしまうといった、必要ない治療が行われてしまうことすらあります。痛み本来の原因が取り除かれたことにはならないため、ほかの歯科医院を転々ししたり、心身に大きなダメージを受けてしまう人も少なくありません。
■ 非歯原性歯痛とは
「非歯原性歯痛」の原因は歯以外にあります。なので、治療対象は歯ではありません。ではなぜ痛みが引き起こされるのでしょうか。
1 咀嚼筋(そしゃくきん)の痛み
歯をかみしめるクセがあったり、強いストレスなど、頭や首の筋肉の緊張状態が長く続くことででる症状です。主に、下あごのエラの部分から頬骨にかけての「咬筋」が原因で、下の奥歯に痛みを感じることがよくあります。こめかみから下あごのつけ根あたりにある「側頭筋」によって、上の奥歯に痛みを感じることもあります。痛みは持続性が高く、一度消えたと思っても、筋が異常に緊張すれば再発してしまいます。
2 神経障害性の痛み
末梢から中枢の神経に何らかの不調が生じる神経痛の一種で、下記のようなケースがあります。
三叉神経痛による歯痛
帯状疱疹による歯痛
外傷性有痛性三叉神経ニューロパチー
「外傷性有痛性三叉神経ニューロパチー」は、外傷、歯の神経の除去、外科手術後の損傷などが原因で神経が損傷してしまい、ジリジリした痛みが続くものです。抜歯の後に痛みを感じるケースもあります。
3 神経血管性の痛み
頭の片側だけが発作的に痛む「片頭痛」や、日に何度も目の奥が激しく痛む「群発頭痛」は、歯の痛み似てることがあります。ほとんどは、上あごの奥歯が痛みます。
4 精神面に原因が
うつ病なども精神的な不調が原因になることがあります。
■ 症状を改善するには
2012年に「非歯原性歯痛診療ガイドライン」ができました。対応している歯科医も増えてきているので、インターネットなどで診断を受けられる歯科医院を探してみてください。
心身ともに健康で、歯の痛み以外に思いつかないのなら「ペインクリニック」など痛みの専門医を受診するほうほうもあります。
65歳からの口内設計 [歯の健康]
■ 黙って進行している歯周病
「 今日も元気だご飯が、うまい! 」
毎日、しっかり食べられるのは、身体が健康だという証拠。
食欲というのは、人間の3大欲求のひとつですが、おいしい食事を楽しもうと思えば、歯の健康維持は欠かせない条件です。
ところが。
そんな身近で重要な歯に関して、知らないことがあまりにも多い。
歯について正しい知識を持たないため、歳をとってから苦しんでいる人は後をたちません。
仕事をガンバっている年代。とくに男性は、歯の健康を疎かにしがち。定年後に“なんとかなりませんか”とクリニックを訪れても遅い。“どうしようもできない状態”となっていことが多いそうです。
40歳以上の8割が歯周病だといわれてます。じつは、歯周病対策は歯磨きだけでは不十分。少なくとも年1回は定期的に歯科医院に行って、歯石除去などのメンテナンスを受ける必要があるんです。
この話しを聞いて、ドキッとしたあなた。
まだ、間に合うかもしれません。
歯周病の初期の症状は、歯磨きの時に出血したり、冷たい物がしみたりします。
それがやがて・・・
歯肉の痛みが出る
硬い物を食べると歯が痛くなる
食べると歯がグラグラする
そうした症状が出てきた時は手遅れで、すでに歯周病がかなり進行している可能性が高いのです。
歯周病は「サイレント・ディジーズ(沈黙の病気)」と呼ばれています。
沈黙の臓器といえば「肝臓」が知られてますが、歯周病もそうなのです。
一時症状が出るけど、しばらくすると消えます。そしてまた何年か後にまた症状が出る。そんなパターンを繰り返すのです。症状が消えても「治った」わけではありません。一時的に止まっているだけです。その静かな間に早く手を打たなければ、確実に歯周病が進行していくのです。
そうやって“壊滅状態”に至った人が、定年後に目だってきます。知ってのとおり歯は、お互いを支えて立ってます。抜く歯の本数が多いほど、噛み合わせのバランスが崩れて、全体へ及ぼす影響が大きくなるわけです。
治療費も高額に上るし、食べられない食品も増える。一つとしていいことはありません。
■ 「歯科ジプシー」とは?
私たちが、ふだん何気なく食べている食品。歯が悪くなると食べたれなくなる物がたくさんでてきます。、
焼き肉やタコやイカ、それにホタテの魚介類は、噛み切れない代表ですが、もっと一般的なナス、漬物、粗びきソーセージなども、噛めなくなります。お寿司屋で最初に注文したいカッパ巻きも、ノリとキュウリが噛み切れません。
そのときになって実感しても遅いのですが、噛み切れないために食べられなくなる食品は想像以上に多いのです。
「 定年後は旅行をしておいしいものを食べたい 」
なんて思っていても、ら食べられないものが増えてしまい、大きな楽しみが一つ消えてしまうのは悲しいことですね。
歯医者では、入れ歯、ブリッジ、インプラントという治療方法もあります。でも、あまり頼りにはなりません。治したはずなのにトラブルが出てきたということで、もっと良い歯科医院探して転々とする“歯科ジプシー”になっている患者もいます。
■ 事前準備とメンテナンス
解決策として「入れ歯」がありますが、これにもさまざまな材料があって、質はピンキリ。
口の中は骨格や歯のつくりなど人によって異なっていて、歯周病による“損傷度”も違ってます。最新の材料を使って、口内に合うよう何度もチェックをしようとすれば、保険の適用でカバーできなくくなって費用も高額になります。ガンのような重大病についてはある程度心構えをしている人でも、入れ歯について準備する人は、少ないようです。
さらに。
高額の治療費を払ってインプラントをしても、うまくいかないことがあります。
インプラントというのは、歯周病の治療をして口腔内の環境を改善してから行うのが基本。ですが、環境を改善をしないでインプラントをしてしまう人もいます。しかもインプラントは治療後もメンテナンスが不可欠です。それをサボってしまうとインプラント周囲炎を起こすことがあります。
こじらせてしまえば、抜かなければならなくなるケースもあり、場合によっては、骨ごと削るという治療が必要になることさえあります。
「 せっかくインプラントをしたのに・・・」
そう思っても後の祭りなんです。
定年した後、歯を失って後悔しないためにも、現役時代の今のうちに歯科医院へいきましょう。定期的なメンテナンスを受けることで、あなたの将来がひとつ楽しくつながります。ここは「忙しい」を口実にしないことが大切です。
「 今日も元気だご飯が、うまい! 」
毎日、しっかり食べられるのは、身体が健康だという証拠。
食欲というのは、人間の3大欲求のひとつですが、おいしい食事を楽しもうと思えば、歯の健康維持は欠かせない条件です。
ところが。
そんな身近で重要な歯に関して、知らないことがあまりにも多い。
歯について正しい知識を持たないため、歳をとってから苦しんでいる人は後をたちません。
仕事をガンバっている年代。とくに男性は、歯の健康を疎かにしがち。定年後に“なんとかなりませんか”とクリニックを訪れても遅い。“どうしようもできない状態”となっていことが多いそうです。
40歳以上の8割が歯周病だといわれてます。じつは、歯周病対策は歯磨きだけでは不十分。少なくとも年1回は定期的に歯科医院に行って、歯石除去などのメンテナンスを受ける必要があるんです。
この話しを聞いて、ドキッとしたあなた。
まだ、間に合うかもしれません。
歯周病の初期の症状は、歯磨きの時に出血したり、冷たい物がしみたりします。
それがやがて・・・
歯肉の痛みが出る
硬い物を食べると歯が痛くなる
食べると歯がグラグラする
そうした症状が出てきた時は手遅れで、すでに歯周病がかなり進行している可能性が高いのです。
歯周病は「サイレント・ディジーズ(沈黙の病気)」と呼ばれています。
沈黙の臓器といえば「肝臓」が知られてますが、歯周病もそうなのです。
一時症状が出るけど、しばらくすると消えます。そしてまた何年か後にまた症状が出る。そんなパターンを繰り返すのです。症状が消えても「治った」わけではありません。一時的に止まっているだけです。その静かな間に早く手を打たなければ、確実に歯周病が進行していくのです。
そうやって“壊滅状態”に至った人が、定年後に目だってきます。知ってのとおり歯は、お互いを支えて立ってます。抜く歯の本数が多いほど、噛み合わせのバランスが崩れて、全体へ及ぼす影響が大きくなるわけです。
治療費も高額に上るし、食べられない食品も増える。一つとしていいことはありません。
■ 「歯科ジプシー」とは?
私たちが、ふだん何気なく食べている食品。歯が悪くなると食べたれなくなる物がたくさんでてきます。、
焼き肉やタコやイカ、それにホタテの魚介類は、噛み切れない代表ですが、もっと一般的なナス、漬物、粗びきソーセージなども、噛めなくなります。お寿司屋で最初に注文したいカッパ巻きも、ノリとキュウリが噛み切れません。
そのときになって実感しても遅いのですが、噛み切れないために食べられなくなる食品は想像以上に多いのです。
「 定年後は旅行をしておいしいものを食べたい 」
なんて思っていても、ら食べられないものが増えてしまい、大きな楽しみが一つ消えてしまうのは悲しいことですね。
歯医者では、入れ歯、ブリッジ、インプラントという治療方法もあります。でも、あまり頼りにはなりません。治したはずなのにトラブルが出てきたということで、もっと良い歯科医院探して転々とする“歯科ジプシー”になっている患者もいます。
■ 事前準備とメンテナンス
解決策として「入れ歯」がありますが、これにもさまざまな材料があって、質はピンキリ。
口の中は骨格や歯のつくりなど人によって異なっていて、歯周病による“損傷度”も違ってます。最新の材料を使って、口内に合うよう何度もチェックをしようとすれば、保険の適用でカバーできなくくなって費用も高額になります。ガンのような重大病についてはある程度心構えをしている人でも、入れ歯について準備する人は、少ないようです。
さらに。
高額の治療費を払ってインプラントをしても、うまくいかないことがあります。
インプラントというのは、歯周病の治療をして口腔内の環境を改善してから行うのが基本。ですが、環境を改善をしないでインプラントをしてしまう人もいます。しかもインプラントは治療後もメンテナンスが不可欠です。それをサボってしまうとインプラント周囲炎を起こすことがあります。
こじらせてしまえば、抜かなければならなくなるケースもあり、場合によっては、骨ごと削るという治療が必要になることさえあります。
「 せっかくインプラントをしたのに・・・」
そう思っても後の祭りなんです。
定年した後、歯を失って後悔しないためにも、現役時代の今のうちに歯科医院へいきましょう。定期的なメンテナンスを受けることで、あなたの将来がひとつ楽しくつながります。ここは「忙しい」を口実にしないことが大切です。