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胃腸炎の症状 [胃腸の不調]
■ 胃腸炎の症状
夏や冬など季節と無関係に流行?してしまうのが胃腸炎です。あの芸能人が胃腸炎で入院!? というニュースをときおり耳にすることもあり、他人も身内も無関係に陥る症状ということがわかります。
「胃腸炎」という響きから連想するのは下痢や嘔吐など。そのイメージは正解ではあるのですが、胃腸炎になる原因は何かご存知でしょうか。
今回は、胃腸炎についての症状や原因をまとめてみました。
・胃腸炎とは?
胃腸炎はその名の通り、「胃」と「腸」に炎症を起こしている状態を言います。なので、炎症が胃だけで留まっている場合は胃炎だし、腸だけの場合は腸炎です。揃って両方に症状があることで「胃腸炎」と呼ばれるのです。
■ 胃腸炎の原因は
胃炎や腸炎に共通するところがありますが、胃腸炎をおこす原因は、胃腸炎細菌やウイルスの感染が大半を占めています。これはそのまま「感染性胃腸炎」といいます。よくある細菌とウイルスを以下に示します。
・細菌
黄色ブドウ球菌・サルモネラ・ブドウ球菌・腸炎ビブリオ
病原性大腸菌・カンピロバクター
など
・ウイルス
ロタウイルス・ノロウイルス
エンテロウイルス・アデノウイルス
など
こうした感染性胃腸炎は、とくに乳幼児に多くある印象が強いですが、実はどの年齢層でもみられる感染症なのです。ほかにも、寄生虫や毒キノコなどの植物、ヒ素・水銀・カドミウムなどの化学物質で汚染された水や食べものなども、胃腸炎の原因となることもあります。毎年のように真夏に発生する食中毒も、感染性胃腸炎の一つです。
■ 胃腸炎の症状
胃腸炎を発症すると、下痢・吐き気・嘔吐・腹痛などの主症状があらわれます。症状の強さは、細菌やウイルスの種類や毒素の影響のほか、体質的な個人差がありますが、発熱や疲労感などの全身症状があらわれることもあります。激しい下痢や嘔吐が続いて長引きいてしまうと、脱水症状や電解質喪失症状などを合併します。
■ 胃腸炎の感染経路
原因にある「毒性のある化学物質」摂取でおこした胃腸炎は感染でないため、発症した本人以外にするこはありませんが、感染細菌やウイルスの場合、人から人へと感染するおそれがあります。
・接触感染と経口感染
感染の多くは、病原体が付いた手で口に触れることで人から人へと感染します。
下痢や嘔吐の症状がある人が、手洗いをしっかりせずにそのまま他者へ触れる。
下痢や嘔吐などで汚染されたおむつやおもちゃなどに触り、その手で口に触れる。
菌の強さによりますが、上記のようなウッカリ感染は後を絶ちません。
胃腸炎はまた、細菌やウイルスで汚染された食べ物や飲料水を摂取することによっても感染します。感染した人の便で汚染されたプール。細菌が付着した食料を加熱殺菌しないまま摂取してしまった場合など、個人では対処できないケースも多々あります。
・潜伏期間
胃腸炎をおこしている病原体によって異なりますが、潜伏期間は、およそ1~3日程度です。
■ こんな病気から胃や腸の不調に
お腹が不調になるのは感染性胃腸炎だけではありません。上のほかにも、胃や腸の不調から下痢や嘔吐・腹痛などを引き起こすことがよくあります。
・機能性ディスペプシア
継続的に、胃の痛みや胃もたれなどの症状があるけれど、内視鏡や検査などでは異常が見つからない病気です。
かつて「神経性胃炎」や「ストレス性胃炎」または「慢性胃炎」と呼ばれていたものですが、近年、「機能性ディスペプシア」と呼ばれるようになりました。主な症状は、胃もたれ・すぐに満腹感やつっかえる感じがある(早期膨満感)・みぞおち部分の痛み(心窩部痛)・みぞおち部分のやけるような感じ(心窩部灼熱感)です。
機能性ディスペプシアの原因は、胃そのものの運動機能障害やストレスがあるとされてます。
・過敏性腸症候群
機能性ディスペプシアと同様で、大きな異常は見られないけど、慢性的な便秘や下痢が続く病気です。これは過敏性腸炎とも呼ばれている病気で、主な原因はストレスであると言われてます。
ほかにも胃腸炎をおこす病気には、以下のようなものがあります
インフルエンザ
妊娠・つわり
脱水症状
症状 胃腸炎
二日酔い
胃がん
タグ:胃腸炎
2016-11-04 20:46
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