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腹痛の症状2(みぞおち) [腹痛]
腹痛の症状2(みぞおち)
腹痛のお話を続けます。
「腹痛」をひと括りにしていますが、「部位」や「痛み方」「感じ方」は病気によって違ってきます。先に説明した急激な激痛は極端な例ですが、痛みのない「ちょっとしたしこり」なども、病気の症状のひとつです。
みぞおちの腹痛
わき腹が痛む腹痛
下腹部が痛む腹痛
腹痛を伴う吐き気・嘔吐
腹部膨満感
腹部のしこり
今回は、こうした症状のうち、みぞおちについてお話します。
感覚として、胸と腹との真ん中に位置するのが「みぞおち」です。 みぞおち付近の臓器には胃、十二指腸、胆嚢、膵臓、肝臓などがあります。 付近にある臓器が病気にかかることで、痛みが起こります。
みぞおちの腹痛から考えられる病気は次のとおり。かなりの数に上りますね。
胃酸過多症
逆流性食道炎
食道裂孔ヘルニア
急性胃炎
慢性胃炎
胃・十二指腸潰瘍
胃がん
急性虫垂炎
急性胆嚢炎
急性膵炎
機能性ディスペプシア
肝炎
肝臓がん
慢性膵炎
中でも最も多い病気とされるのが、胃潰瘍と十二指腸潰瘍です。慢性的な腹痛に悩まされますが、空腹時とくに痛み感じやすくなります。胃潰瘍や十二指腸潰瘍ほど重くないところでは、胸焼けや吐き気、食欲不振や吐血、それに貧血などが考えられます。
食べ物を飲み込むときに、突然痛みを感じたり、胸焼けを起こしたとき。こうした急性で腹痛になる原因は、胃酸過多症、胃・食道逆流症、食道裂孔ヘルニアなどが考えられます。
各病気の症状は、こんな風になります。
胃酸過多症
胃酸の分泌が過剰になって、胃や食道などの粘膜を傷つけてしまう状態
逆流性食道炎
胃液や十二指腸液が食道に逆流して、食道内に粘膜に炎症が起きる
逆流性食道炎は食道炎の中でも最も多い病気
60代以上の高齢者の割合が多い。
食道裂孔ヘルニア
胸腔内に胃が脱出する状態
腹腔内圧の上昇によって引き起こされることが原因であるといわれる
50代以上の女性に多い。
急性胃炎
急性胃粘膜病変とも呼ばれ、胃に炎症が急激に起こる状態をいう。
付近の痛み、吐き気、嘔吐、吐血、腹痛、下血などの症状を引き起こす。
食中毒菌が原因の場合は、発熱や下痢などの症状も伴う。
急性虫垂炎や急性胆嚢炎
みぞおち付近の痛みに加え、吐き気、嘔吐、発熱を伴う
虫垂炎とは、いわゆる「盲腸」
急性胆嚢炎は、細菌感染で胆道系に炎症が起きる病気。
みぞおちに激痛。熱や黄疸などがみられることが多い。
急性膵炎
みぞおちの鈍い痛みが激痛へ。痛みが背中まで伝り倦怠感を伴う。
女性は、胆石によって急性膵炎になる場合が多い
男性は、アルコールが原因となる場合が多い。
慢性胃炎
早朝の空腹時や食後に痛みを繰り返し、吐き気などを伴う。
大人の半数以上が、慢性胃炎であると言われる。
とくに高齢者に多い。
胃ガン
みぞおちの鈍い痛み、重苦しさ、不快感などがある
肝臓がんや肝炎では鈍い痛みに加え、黄疸を伴う。
肝臓がんでは、進行が進んでから痛み出す。
慢性膵炎
みぞおちの痛みが3ヶ月以上続く
約半数がアルコールによるもので、男性が多い。
腹痛のお話を続けます。
「腹痛」をひと括りにしていますが、「部位」や「痛み方」「感じ方」は病気によって違ってきます。先に説明した急激な激痛は極端な例ですが、痛みのない「ちょっとしたしこり」なども、病気の症状のひとつです。
みぞおちの腹痛
わき腹が痛む腹痛
下腹部が痛む腹痛
腹痛を伴う吐き気・嘔吐
腹部膨満感
腹部のしこり
今回は、こうした症状のうち、みぞおちについてお話します。
感覚として、胸と腹との真ん中に位置するのが「みぞおち」です。 みぞおち付近の臓器には胃、十二指腸、胆嚢、膵臓、肝臓などがあります。 付近にある臓器が病気にかかることで、痛みが起こります。
みぞおちの腹痛から考えられる病気は次のとおり。かなりの数に上りますね。
胃酸過多症
逆流性食道炎
食道裂孔ヘルニア
急性胃炎
慢性胃炎
胃・十二指腸潰瘍
胃がん
急性虫垂炎
急性胆嚢炎
急性膵炎
機能性ディスペプシア
肝炎
肝臓がん
慢性膵炎
中でも最も多い病気とされるのが、胃潰瘍と十二指腸潰瘍です。慢性的な腹痛に悩まされますが、空腹時とくに痛み感じやすくなります。胃潰瘍や十二指腸潰瘍ほど重くないところでは、胸焼けや吐き気、食欲不振や吐血、それに貧血などが考えられます。
食べ物を飲み込むときに、突然痛みを感じたり、胸焼けを起こしたとき。こうした急性で腹痛になる原因は、胃酸過多症、胃・食道逆流症、食道裂孔ヘルニアなどが考えられます。
各病気の症状は、こんな風になります。
胃酸過多症
胃酸の分泌が過剰になって、胃や食道などの粘膜を傷つけてしまう状態
逆流性食道炎
胃液や十二指腸液が食道に逆流して、食道内に粘膜に炎症が起きる
逆流性食道炎は食道炎の中でも最も多い病気
60代以上の高齢者の割合が多い。
食道裂孔ヘルニア
胸腔内に胃が脱出する状態
腹腔内圧の上昇によって引き起こされることが原因であるといわれる
50代以上の女性に多い。
急性胃炎
急性胃粘膜病変とも呼ばれ、胃に炎症が急激に起こる状態をいう。
付近の痛み、吐き気、嘔吐、吐血、腹痛、下血などの症状を引き起こす。
食中毒菌が原因の場合は、発熱や下痢などの症状も伴う。
急性虫垂炎や急性胆嚢炎
みぞおち付近の痛みに加え、吐き気、嘔吐、発熱を伴う
虫垂炎とは、いわゆる「盲腸」
急性胆嚢炎は、細菌感染で胆道系に炎症が起きる病気。
みぞおちに激痛。熱や黄疸などがみられることが多い。
急性膵炎
みぞおちの鈍い痛みが激痛へ。痛みが背中まで伝り倦怠感を伴う。
女性は、胆石によって急性膵炎になる場合が多い
男性は、アルコールが原因となる場合が多い。
慢性胃炎
早朝の空腹時や食後に痛みを繰り返し、吐き気などを伴う。
大人の半数以上が、慢性胃炎であると言われる。
とくに高齢者に多い。
胃ガン
みぞおちの鈍い痛み、重苦しさ、不快感などがある
肝臓がんや肝炎では鈍い痛みに加え、黄疸を伴う。
肝臓がんでは、進行が進んでから痛み出す。
慢性膵炎
みぞおちの痛みが3ヶ月以上続く
約半数がアルコールによるもので、男性が多い。