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体重が減少する病気 バセドー病 [体重減少]
「痩せる病気」はまだまだあります。
糖尿病と拒食症を取り上げました。
身近な病気であり、誰にでも起こりうることです。
今回は、短いですがバセドー病です。
■ バセドー病(バセドウ病)
バセドー病は、「甲状腺」の病気です。
甲状腺ホルモンが過剰に作られてしまう、「甲状腺機能亢進症」を起こす代表的な病気です。なぜこうした異常が起こるのでしょうか。
この異常には免疫が関係しています。免疫は侵入した外敵を攻撃し、健康を維持するための大切な仕組みです。ところが、まれに自分自身の体を攻撃目標とする抗体を作ってしまう病気があります。これを「自己免疫疾患」といいます。バセドウ病もこの病気の一種です。
この抗体が、甲状腺刺激ホルモンの代わりに甲状腺を刺激し、どんどん甲状腺ホルモンを作らせてしまうのです。なぜ自分の体を攻撃する抗体が作られてしまうのかはわかっていません。また、バセドウ病の患者の15%は親・兄弟もバセドウ病を発症します。遺伝的な素質もある関係しているようです。
バセドー病の症状にはどんなものがあるのでしょうか?
からだの新陳代謝がさかんになることから、体重が減少していきます。頚脈や動悸、息切れ、汗が多くなって、手がふるえたりします。甲状腺が大きくなるので、頚の全面がはれてきます。ときには、微熱や眼球突出もみられることも。
どのような治療があるのでしょう?
バセドー病の治療は、大きく分けて3種類あります。抗甲状腺薬治療と手術治療、放射線治療です。このうち、もっとも一般的なのは抗甲状腺薬の服用。薬を飲むだけのカンタン治療ですが、1~2年以上の服用が必要です。早い回復を望むなら、手術治療という選択もあります。
糖尿病と拒食症を取り上げました。
身近な病気であり、誰にでも起こりうることです。
今回は、短いですがバセドー病です。
■ バセドー病(バセドウ病)
バセドー病は、「甲状腺」の病気です。
甲状腺ホルモンが過剰に作られてしまう、「甲状腺機能亢進症」を起こす代表的な病気です。なぜこうした異常が起こるのでしょうか。
この異常には免疫が関係しています。免疫は侵入した外敵を攻撃し、健康を維持するための大切な仕組みです。ところが、まれに自分自身の体を攻撃目標とする抗体を作ってしまう病気があります。これを「自己免疫疾患」といいます。バセドウ病もこの病気の一種です。
この抗体が、甲状腺刺激ホルモンの代わりに甲状腺を刺激し、どんどん甲状腺ホルモンを作らせてしまうのです。なぜ自分の体を攻撃する抗体が作られてしまうのかはわかっていません。また、バセドウ病の患者の15%は親・兄弟もバセドウ病を発症します。遺伝的な素質もある関係しているようです。
バセドー病の症状にはどんなものがあるのでしょうか?
からだの新陳代謝がさかんになることから、体重が減少していきます。頚脈や動悸、息切れ、汗が多くなって、手がふるえたりします。甲状腺が大きくなるので、頚の全面がはれてきます。ときには、微熱や眼球突出もみられることも。
どのような治療があるのでしょう?
バセドー病の治療は、大きく分けて3種類あります。抗甲状腺薬治療と手術治療、放射線治療です。このうち、もっとも一般的なのは抗甲状腺薬の服用。薬を飲むだけのカンタン治療ですが、1~2年以上の服用が必要です。早い回復を望むなら、手術治療という選択もあります。