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眼が赤い病気4 [目の症状]
■ 眼が赤い病気3
(充血の病気3)
「眼が赤い」というのは、たいていの場合、充血している状態です。
目を酷使した結果、充血やほかの病気に至る・・・というのが一般的に考えられているケース。でも、それ以外にもまったく別の病気が原因で、目に影響が現れる場合も、よくあります。
充血の病気の3回目。ラストになります。
・ぶどう膜炎
脈絡膜・毛様体・虹彩。この三つをまとめて「ぶどう膜」総称します。ぶどう膜は、眼球全体を包み込むよう広がっています。これらの組織に炎症が起こるのが「ぶどう膜炎」です。
「ぶどう膜炎」の原因の半数は、ベーチェット病・サルコイドーシス・原田病。これは、「三大ぶどう膜炎」と呼ばれてます。どれも難病ですね。このほかにも、膠原病、関節炎、腸疾患、皮膚疾患、脳神経疾患、耳鼻科疾患、糖尿病、あるいは血液疾患や悪性腫瘍などなど。こうしたさまざまな病気が、原因になることがあります。
症状としては、「まぶしい感じ」「白目の充血」「目ヤニ」など。ほか、飛蚊症や視力の低下もおこります。
・強膜炎と上強膜炎
強膜というのは白目の部分の眼球壁のこと。強膜やその表面に炎症を起こした状態を、強膜炎や上強膜炎です。
眼の病気の中で、実態がわかっていないひとつとされ、ほぼ原因不明の病気です。
免疫が自己組織を攻撃する「自己免疫疾患」や、梅毒・結核・サルコイドーシス・痛風などの全身性の炎症性疾患が、発症の呼び水となっています。
症状としては、強い充血がおこります。「上強膜炎」では充血以外の症状は軽度です。いっぽう「強膜炎」ではより強い充血とともに、強い痛み、に視力の低下もあります。壊死性強膜炎に至れば、強膜が溶けることも。
・緑内障
目から入ってきた情報を脳に伝達する器官に障害が起こって、視野が狭くなっていく病気です。初期には、目の痛みや充血、頭痛、視力低下などがあります。進行すると、視野が狭くなってきます。病状はゆっくりと進行するので、気が付くのが遅いことがあります。治療が遅れると失明になることもあります。
・川崎病
3歳以下の子供が発症しやすい病気です。男子のほうが多いです。
突然、高い熱5日以上続きます。両目が赤く充血、唇が赤く腫れます。舌の表面も充血して、ブツブツができます。喉の粘膜も赤く腫れ、手足や体に大小さまざまな形の発疹、首のリンパが腫れて痛がり、手足が硬く腫れ、手のひらや足の裏が全体に赤くなります。
急性期はふつう1~2週間で回復しますが、症状の強い場合は1か月以上続くこともあります。熱が下がる頃に、指先の皮がむけるなどの症状も特徴的です。
川崎病は、全身の血管に炎症を起こす病気と考えられています。問題とされるのは、心臓の筋肉に酸素や栄養を送る「冠状動脈」という血管に後遺症が残るかどうか。約10%の子どもが、冠状動脈障害を残してしまってます。
(充血の病気3)
「眼が赤い」というのは、たいていの場合、充血している状態です。
目を酷使した結果、充血やほかの病気に至る・・・というのが一般的に考えられているケース。でも、それ以外にもまったく別の病気が原因で、目に影響が現れる場合も、よくあります。
充血の病気の3回目。ラストになります。
・ぶどう膜炎
脈絡膜・毛様体・虹彩。この三つをまとめて「ぶどう膜」総称します。ぶどう膜は、眼球全体を包み込むよう広がっています。これらの組織に炎症が起こるのが「ぶどう膜炎」です。
「ぶどう膜炎」の原因の半数は、ベーチェット病・サルコイドーシス・原田病。これは、「三大ぶどう膜炎」と呼ばれてます。どれも難病ですね。このほかにも、膠原病、関節炎、腸疾患、皮膚疾患、脳神経疾患、耳鼻科疾患、糖尿病、あるいは血液疾患や悪性腫瘍などなど。こうしたさまざまな病気が、原因になることがあります。
症状としては、「まぶしい感じ」「白目の充血」「目ヤニ」など。ほか、飛蚊症や視力の低下もおこります。
・強膜炎と上強膜炎
強膜というのは白目の部分の眼球壁のこと。強膜やその表面に炎症を起こした状態を、強膜炎や上強膜炎です。
眼の病気の中で、実態がわかっていないひとつとされ、ほぼ原因不明の病気です。
免疫が自己組織を攻撃する「自己免疫疾患」や、梅毒・結核・サルコイドーシス・痛風などの全身性の炎症性疾患が、発症の呼び水となっています。
症状としては、強い充血がおこります。「上強膜炎」では充血以外の症状は軽度です。いっぽう「強膜炎」ではより強い充血とともに、強い痛み、に視力の低下もあります。壊死性強膜炎に至れば、強膜が溶けることも。
・緑内障
目から入ってきた情報を脳に伝達する器官に障害が起こって、視野が狭くなっていく病気です。初期には、目の痛みや充血、頭痛、視力低下などがあります。進行すると、視野が狭くなってきます。病状はゆっくりと進行するので、気が付くのが遅いことがあります。治療が遅れると失明になることもあります。
・川崎病
3歳以下の子供が発症しやすい病気です。男子のほうが多いです。
突然、高い熱5日以上続きます。両目が赤く充血、唇が赤く腫れます。舌の表面も充血して、ブツブツができます。喉の粘膜も赤く腫れ、手足や体に大小さまざまな形の発疹、首のリンパが腫れて痛がり、手足が硬く腫れ、手のひらや足の裏が全体に赤くなります。
急性期はふつう1~2週間で回復しますが、症状の強い場合は1か月以上続くこともあります。熱が下がる頃に、指先の皮がむけるなどの症状も特徴的です。
川崎病は、全身の血管に炎症を起こす病気と考えられています。問題とされるのは、心臓の筋肉に酸素や栄養を送る「冠状動脈」という血管に後遺症が残るかどうか。約10%の子どもが、冠状動脈障害を残してしまってます。