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かかとが痛い症状と考えられる病気 7 [足の症状]
■ かかとが痛い症状と考えられる病気 7
「かかと」といえばアキレス腱。すぐ上にあって、バネの役目をしてる「アキレス腱」は、強いようで脆いところがあります。ギリシャ神話でも弱点として登場するくらい、重要かつダメージを受けやすい箇所と考えられていたようです。そんなアキレス腱が痛くなる病気が、「アキレス腱滑液包炎」や「踵骨後部滑液包炎」です…………ということで。
今回は「踵骨後部滑液包炎」についての説明です。
・踵骨後部滑液包炎は合わない靴が原因
アキレス腱の外側の滑液包炎が炎症を起こすのがアキレス腱後滑液包炎でしたが、アキレス腱の内側にある滑液包炎が炎症を起こすのが踵骨後部滑液包炎です。長ったらしい名前ですが「しょうこくこうぶかつえきほうえん」と呼びます。
症状としては、足首を上に動かしたり、押したり歩いたりすると痛みを感じますし、腫れぼったさや熱をもったりしてます。
踵骨後部滑液包炎を発症しやすい人、というか、発症してしまう原因は靴にあります。
サイズの小さな靴を履いてる
ミュールやサンダルを履いている
靴の、後ろ縁が固いものを履いている
かかとに継続的な負荷がかかる運動している(マラソンなど)
かかとへ瞬間的な負荷がかかるスポーツをしている(柔道や空手、剣道など)
癖がある歩き方をしてる
発症する原因を一言で言えば「アキレス腱の使いすぎ」。足を使うたびに繋がっているアキレス腱が動きます。踵骨との間に摩擦が起こり、何度も繰り返していると炎症になっていきます。
前回の話と前後しますが、じつはこの踵骨後部滑液包炎は「皮下滑液包炎」とセットでおこることの多い疾患です。踵骨後部滑液包はアキレス腱の前方、皮下滑液包は後方です。皮下滑液包炎のほうこそが会わない靴が原因でおこります。そして双方の炎症を「アキレス腱液包炎」というようです。
・踵骨後部滑液包炎の対処法
基本的にアキレス腱滑液包炎(皮下滑液包炎)と同じ対処法で治します。腫れや痛みを軽減することで、開放へと向かわせるのです。
患部にパッドをあてる
冷水(水に氷を入れた程度の冷え方)でアイシング
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の服用
痛みが強い場合はステロイド注射をしたりもします。また、場合によっては踵骨大結節の後上部を切除して治療します。治療の間は、足首に負荷をかけるスポーツをしないか、負担を減らすことが望ましいですね。
「かかと」といえばアキレス腱。すぐ上にあって、バネの役目をしてる「アキレス腱」は、強いようで脆いところがあります。ギリシャ神話でも弱点として登場するくらい、重要かつダメージを受けやすい箇所と考えられていたようです。そんなアキレス腱が痛くなる病気が、「アキレス腱滑液包炎」や「踵骨後部滑液包炎」です…………ということで。
今回は「踵骨後部滑液包炎」についての説明です。
・踵骨後部滑液包炎は合わない靴が原因
アキレス腱の外側の滑液包炎が炎症を起こすのがアキレス腱後滑液包炎でしたが、アキレス腱の内側にある滑液包炎が炎症を起こすのが踵骨後部滑液包炎です。長ったらしい名前ですが「しょうこくこうぶかつえきほうえん」と呼びます。
症状としては、足首を上に動かしたり、押したり歩いたりすると痛みを感じますし、腫れぼったさや熱をもったりしてます。
踵骨後部滑液包炎を発症しやすい人、というか、発症してしまう原因は靴にあります。
サイズの小さな靴を履いてる
ミュールやサンダルを履いている
靴の、後ろ縁が固いものを履いている
かかとに継続的な負荷がかかる運動している(マラソンなど)
かかとへ瞬間的な負荷がかかるスポーツをしている(柔道や空手、剣道など)
癖がある歩き方をしてる
発症する原因を一言で言えば「アキレス腱の使いすぎ」。足を使うたびに繋がっているアキレス腱が動きます。踵骨との間に摩擦が起こり、何度も繰り返していると炎症になっていきます。
前回の話と前後しますが、じつはこの踵骨後部滑液包炎は「皮下滑液包炎」とセットでおこることの多い疾患です。踵骨後部滑液包はアキレス腱の前方、皮下滑液包は後方です。皮下滑液包炎のほうこそが会わない靴が原因でおこります。そして双方の炎症を「アキレス腱液包炎」というようです。
・踵骨後部滑液包炎の対処法
基本的にアキレス腱滑液包炎(皮下滑液包炎)と同じ対処法で治します。腫れや痛みを軽減することで、開放へと向かわせるのです。
患部にパッドをあてる
冷水(水に氷を入れた程度の冷え方)でアイシング
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の服用
痛みが強い場合はステロイド注射をしたりもします。また、場合によっては踵骨大結節の後上部を切除して治療します。治療の間は、足首に負荷をかけるスポーツをしないか、負担を減らすことが望ましいですね。
2017-09-23 15:29
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