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「エコ」なガス発電が引き起こす怖い「低周波音」症状 [その他の健康情報]
■ 「エコ」なガス発電が引き起こす怖い「低周波音」症状
家庭用コージェネレーションって知ってますか?
ガスを利用した「熱電併給」設備のことを言うのですが、実は近年、エコで便利なはずのこのシステムが問題になっています。
設備が発する低周波音により、健康被害を訴えるケースが後を絶たず、とうとう国のほうも2015年から本格的な調査に乗り出しています。「熱電併給設備」といえば、電気を使った「エコキュート」が浮かびます。こちらでも同じような被害は指摘されているのですが、どうやら、ガスのほうが被害が大きいと思われてます。
そもそも低周波音というのは、人の耳では聞き取りにくい100ヘルツ以下の低い音。個人差はあるのですが、頭痛や耳鳴り、不眠などの健康被害を感じる人がいるということがわかっているのです。いま、問題になっているのは、「エネファーム」や「エコウィル」などの名前で知られる設備でした。
東京都練馬区に住む会社員の男性(51)が昨年の記者会見で明らかにしたところによれば、「隣の家が設置したガス給湯器のエネファームから出る低周波音で健康被害が出た。隣人に使用の差し止めを求めるとともに、製造元などに損害賠償の支払いを求める裁判を起こした」というのです。
さらに男性は、「頭が痛いし、耳鳴りになってしまうし、気持ちが悪くなったりする」と主張し、家に帰るのが嫌になったりすると悩んでいます。
ガス給湯器であるエネファームやエコウィルは、室外機が稼働すると振動や騒音だけでなく、低周波も発生するとされていて、上記の例だけでなく、隣人が不眠症や自律神経失調症を訴えてトラブルになるケースが起こっています。
インターネット上には被害者がつくったウェブサイト「我が家の低周波音被害」も存在します。これには、2011年ごろから、エネファームなどが出す振動や低周波音が原因とされる健康被害について、被害者の声が寄せられています。
そこには・・・
「そんなに大きくはないけれども不快な騒音のため庭に出るのも憂鬱になった」
「運転がはじまってから室内に耳慣れぬ音がして、夜も昼も間断なくその音は聞こえるようになりました」
・・・などの報告が載せられていて、そうした状況が続いた結果、以下のような被害状況が報告されています。
「わずか2か月半で体重が7キロ減少した」
「夜、眠れなくなり、うつ状態になりそう」
「めまいや胸の圧迫感、動悸、手足のしびれなどいろいろな症状が起った」
とくに、健康被害の申し出が相次いでいるエネファームやエコウィルをめぐっては、消費者庁の消費者安全調査委員会が2015年11月27日、運転音や振動と症状との関連を調査することを決めています。
2012年から10月末までに消費者庁に寄せられた健康被害などの相談件数は、エネファームが24件、エコウィルが5件、不明3件であると調査結果をまとめてます。
↓ ガス製品メーカーで組織する日本ガス協会の回答 ↓
「製品と低周波による健康被害との因果関係はわかりません。消費者庁から依頼があれば調査に協力していきたい」
因果関係がわからないということは、及ぼす影響を把握していなったという証左。自分達がよく理解していない製品を売りつけていたのと、開いた口が塞がらないところです。
家庭用コージェネレーションって知ってますか?
ガスを利用した「熱電併給」設備のことを言うのですが、実は近年、エコで便利なはずのこのシステムが問題になっています。
設備が発する低周波音により、健康被害を訴えるケースが後を絶たず、とうとう国のほうも2015年から本格的な調査に乗り出しています。「熱電併給設備」といえば、電気を使った「エコキュート」が浮かびます。こちらでも同じような被害は指摘されているのですが、どうやら、ガスのほうが被害が大きいと思われてます。
そもそも低周波音というのは、人の耳では聞き取りにくい100ヘルツ以下の低い音。個人差はあるのですが、頭痛や耳鳴り、不眠などの健康被害を感じる人がいるということがわかっているのです。いま、問題になっているのは、「エネファーム」や「エコウィル」などの名前で知られる設備でした。
東京都練馬区に住む会社員の男性(51)が昨年の記者会見で明らかにしたところによれば、「隣の家が設置したガス給湯器のエネファームから出る低周波音で健康被害が出た。隣人に使用の差し止めを求めるとともに、製造元などに損害賠償の支払いを求める裁判を起こした」というのです。
さらに男性は、「頭が痛いし、耳鳴りになってしまうし、気持ちが悪くなったりする」と主張し、家に帰るのが嫌になったりすると悩んでいます。
ガス給湯器であるエネファームやエコウィルは、室外機が稼働すると振動や騒音だけでなく、低周波も発生するとされていて、上記の例だけでなく、隣人が不眠症や自律神経失調症を訴えてトラブルになるケースが起こっています。
インターネット上には被害者がつくったウェブサイト「我が家の低周波音被害」も存在します。これには、2011年ごろから、エネファームなどが出す振動や低周波音が原因とされる健康被害について、被害者の声が寄せられています。
そこには・・・
「そんなに大きくはないけれども不快な騒音のため庭に出るのも憂鬱になった」
「運転がはじまってから室内に耳慣れぬ音がして、夜も昼も間断なくその音は聞こえるようになりました」
・・・などの報告が載せられていて、そうした状況が続いた結果、以下のような被害状況が報告されています。
「わずか2か月半で体重が7キロ減少した」
「夜、眠れなくなり、うつ状態になりそう」
「めまいや胸の圧迫感、動悸、手足のしびれなどいろいろな症状が起った」
とくに、健康被害の申し出が相次いでいるエネファームやエコウィルをめぐっては、消費者庁の消費者安全調査委員会が2015年11月27日、運転音や振動と症状との関連を調査することを決めています。
2012年から10月末までに消費者庁に寄せられた健康被害などの相談件数は、エネファームが24件、エコウィルが5件、不明3件であると調査結果をまとめてます。
↓ ガス製品メーカーで組織する日本ガス協会の回答 ↓
「製品と低周波による健康被害との因果関係はわかりません。消費者庁から依頼があれば調査に協力していきたい」
因果関係がわからないということは、及ぼす影響を把握していなったという証左。自分達がよく理解していない製品を売りつけていたのと、開いた口が塞がらないところです。