SSブログ
病気は、親よりも子供の方が気になります。症状や状態を正確に告げることの出来ない幼児小児や乳幼児赤ちゃん新生児 などの病気は深刻に受け止められがちですね。子どもに限らず病気やケガは、個人の症状がまちまち。病気の種類は多くて、状態も変わります。
ひざ・口・膝・首・子宮・喉・心臓・性・舌・目・卵巣・鼻・爪・眼・甲状腺・肩・耳・精神・背中・心・骨・唇・足・歯・腸・血液・腎臓・胃腸・肺・脳・腕・性器などなど。症状が直接原因を表しているケースなら自分で判断することもでき、専門の病院を尋ねることができます。内臓や血液ほか多くの病気では外部に現れる症状だけでは判断が難しいケースがほとんどです。総合病院などで綿密な検査を受診し、あらためて専門医を受診することが重要になります。肥満や微熱、鼻血、尿、痛み、あざ、腰痛、ほか女性独特の悩みも多いかと思います。健康を過信しないで、正しい情報を得るためにも医者に相談し診断を受け入院などの処置をとるのが望ましいでしょう。
■ よく読まれているコンテンツ

男性の下腹部の痛むとき
毛が抜ける(抜け毛)の信じられない原因
子供(男の子)のちんちんと尿
微熱
息苦しい
寝汗のタイプと改善法

かゆいというより痛い、性器ヘルペス [女性特有の病気]

■ かゆいというより痛い、性器ヘルペス

女性の陰部の違和感について、前回は「性器ヘルペス」の感染と症状についてお話しました。
今回も同じく「性器ヘルペス」ですが、とくに気になる点について説明します。


女性の外陰部に潰瘍ができる病気は、性器ヘルペスだけではありません。ほかにも、ベーチェット病・非特異性外陰潰瘍(Lipschutz's ulcer)・外陰癌・尋常性天疱瘡・薬物性潰瘍・放射線障害などがあります。しかしこうした病気は発症が稀です。痛みのある外陰部潰瘍がおこったのはら、真っ先に性器ヘルペスが疑われるものです。
ちなみに、性器ヘルペスかどうかを検査する方法はありますが、あまり現実的ではありません。
なぜなら検査結果がでるのに半月もかかるからです。半月もあれば、治療が効いて症状が軽くなってます。そのため、医者の知識と経験で診断と治療を行い、改善が現れたときに「やはり性器ヘルペスだったか」と確定するのが、常となっています。

外陰部に違和感を感じたとき、とりあえずドラッグストアで薬を買い求める方もいるでしょう。単なるカユミであれば、治ることもあるでしょうが、性器ヘルペスには効果がありません。そのうえ、ステロイドホルモンを含む軟膏類を塗ったりすれば、悪化を促進するだけです。少しでも怪しいと感じたら、できるだけ早く産婦人科を受診するのが正しいのです。治療の開始が遅れるほど症状が激烈となって、悪化するほどに期間も長くなります。


・治療は?

治療に用いる薬は、ゾビラックス(アシクロビル)といいます。内服薬・軟膏・点滴静注がありますが、通常、内服薬を1日5回5~10日間服用するとともに、局所の軟膏処置も毎日行います。

「1日5回も?」

薬を飲むのがめんどうだったり忘れそうな人は、回数の少ない別の薬に変更することもできます。

あまりに重症となり排尿さえ困難となった場合は入院です。尿道に管をいれて排尿したり、必要によって点滴を開始することになります。痛みに対しては、鎮痛剤を服用したり、局所麻酔薬を用いたりします。

通院にせよ入院にせよ、ウイルスの量が少ないうちに、徹底してウイルスを叩くことがポイントです。じょせいの局所に違和感を感じたときは、とにかく躊躇しないこと。1日でも早く治療を受けてください。病気であったときは、激痛にさいなまれて後悔することとなります。

潰瘍が多発しているわけですから、治療中は、下着などで擦らないよう安静が必要です。動きの激しいスポーツや労働は避けましょう。というか、困難なほずです。また、潰瘍面に別の細菌感染が加わる可能性があるので、局所の清潔にはとくに十分気をつけましょう。


■ 他の人に感染する危険

性器ヘルペスは感染症なので誰かに感染することがあります。一番多いのは性行為ですが、患部を触った手指などの接触によってもうつる可能性があります。治療を開始してからも、5~6日間はウイルスが排泄し続けるとされます。いつでも伝染する可能性がありますから注意しましょう。もっとも気をつけたいのは新生児や病人など免疫能の低下している人。感染すると、ウイルス血症を起こして重症化する可能性があります。


性器ヘルペスは何度でも再発します。

ウイルスに一度でも感染すると、知覚神経に潜伏感染してとどまる特徴をもっています。腰仙髄仙骨後根神経節とよばれる神経の部分にウイルスが潜伏して、じっと再発の機会をうかがってます。ずっと一生そんな状態が続くものと考えたほうがいいですね。

そういうウィルスですから、身体の抵抗力の低下したりすれば、簡単にぶり返します。ステロイドホルモン剤を用いた治療・抗ガン剤投与・放射線治療なども引き金になって、ウイルスの再活性化が起こり、外陰部に水疱・潰瘍が出てきます(回帰発症と呼ぶ)。


いつ感染しても嫌な病気ですが、妊娠中に性器ヘルペスにかかるととてもやっかいです。胎児への胎盤を介しての感染はないと考えられているのですが、お産の時に産道感染が起こると、死亡率の高い重篤な新生児ヘルペス感染症が発症します。

 母親の性器ヘルペスが初感染型・・・・・・約50%
 母親の性器ヘルペスが再発型か誘発型・・・1~3%

この頻度で新生児に産道感染が起こってしまいます。新生児ヘルペス感染症は、全身型、中枢神経型、皮膚型3つのタイプに分類されます。

最も重篤なのは「全身型」。生後1週間以内に発症して全身の臓器に広がり、抗ウイルス剤を投与しても多臓器不全のため30%が死亡してしまいます。「中枢神経型」は死亡率は低いのですが、66%以上に重篤な神経系の後遺症が残ってしまうという、非情にツライ結果が待っています。

ということから。

母親がもし性器ヘルペスにかかった場合、帝王切開術を考慮する必要があります。初感染の場合は、発症より1ヶ月以内であれば帝王切開術が、1ヶ月以上たっていれば普通のお産(経腟分娩)が選択されます。

ただし、母親が発症していなくても新生児が病気にかかることもあり、非情に厄介な病気といえます。

nice!(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

最近の「病気と症状」記事

  1. 臭いと病気 腐敗臭とアンモニア臭
  2. あなたの血液が語る「死にたい気分」
  3. 意外に知られて無い口腔ガンの恐怖
  4. ビールのガブ飲みすぎで脱水症状に?
  5. 心臓バクバクなら、肥大型心筋症かも
  6. よくおこる頭痛の症状と原因 偏頭痛..
  7. 子供の めまいと大人のめまい
  8. 子供の発熱とよくある病気
  9. 加齢臭について
  10. 胃潰瘍と十二指腸潰瘍
取り上げる予定の病気と症状

大腸 病気 入院 うつ病 高齢者 病気 歯周病 口臭 肝臓 病気 皮膚 すい臓 病気 子宮 乳腺腫瘍 頭痛 目 肩こり めまい アレルギー 腰 痛 鼻血 頭痛 偏頭痛 頭痛 熱 ひざ しこり 腎臓 肝臓 カビ 病気 群発 頭痛 筋肉 子供 頭痛 甲状腺 うつ病 頭痛 因 うつ病 病気 風邪 歯周病 症状 泌尿器 病気 おなら 病気 心臓 睡眠 病気 血尿 うつ病 休職 下痢 耳鳴り 頭痛 眼精疲労 頭痛 脳梗塞 頭痛 低気圧 頭痛 脳腫瘍 頭痛 うつ病 復職 頭痛 嘔吐 膠原病 専門医 のど 頭痛 治療 耳 頭痛 うつ病 完治 下痢が続く 原因 筋肉 息苦しい 病気 治療 咳・・・ほか
キーワード:

キーワード:病気になる 病気見舞い 病気休暇 赤ちゃん一覧意味遺伝 ibsイライラ 息苦しいうつる受け入れるうつ ed栄養思い込み 解雇彼女確率恐怖症 筋肉 休業手当 臭い 苦しい 唇の腫れ 口コミ 首を振る 首 しこり くも膜下出血 検索 結婚 検査 結婚できない 経過 甲状腺 口臭 症状 種類 食事 手が震える 障害 違い 死亡率 ストレス ステージ 睡眠 セルフチェック 咳 石 宣告 生理 早期発見 存在しない 相談 ネット 体臭 体重増加 体験談 倒れる 兆候 致死率 地域性 通院 保険 疲れた 続く 爪 疲れやすい 痛風 てんかん 抵抗力 透析 統合失調症 糖質 治る なり方 なる方法 抜け毛 眠い ネットで調べる 寝る のどが渇く 呪い 働けない 流行り 励ます ハラスメント 吐き気 鼻血 一人暮らし 暇 肥満 皮膚 費用 貧血 不安 太る 併発 ヘルペス
便秘すんなり出したい方法

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。