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病気は、親よりも子供の方が気になります。症状や状態を正確に告げることの出来ない幼児小児や乳幼児赤ちゃん新生児 などの病気は深刻に受け止められがちですね。子どもに限らず病気やケガは、個人の症状がまちまち。病気の種類は多くて、状態も変わります。
ひざ・口・膝・首・子宮・喉・心臓・性・舌・目・卵巣・鼻・爪・眼・甲状腺・肩・耳・精神・背中・心・骨・唇・足・歯・腸・血液・腎臓・胃腸・肺・脳・腕・性器などなど。症状が直接原因を表しているケースなら自分で判断することもでき、専門の病院を尋ねることができます。内臓や血液ほか多くの病気では外部に現れる症状だけでは判断が難しいケースがほとんどです。総合病院などで綿密な検査を受診し、あらためて専門医を受診することが重要になります。肥満や微熱、鼻血、尿、痛み、あざ、腰痛、ほか女性独特の悩みも多いかと思います。健康を過信しないで、正しい情報を得るためにも医者に相談し診断を受け入院などの処置をとるのが望ましいでしょう。
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ドライマウスについて [その他の健康情報]

ドライマウス患者数は3000万人ともいわれます。


ヨダレがだらだらの赤ちゃん。
汚いようにみえますが、口に入った菌に対して、強力な防御になっています。

それが、年を重ねるごとに、唾液が減って口が渇いていきます。さらには、口臭や滑舌の悪さが気になりだします。

「 口の中が渇いてるな~ 」

それだけで済ませてませんか?
そうした症状を侮ってはいけないのです。

じつはこれ。唾液の分泌量が減ることで口が乾燥する「ドライマウス」の典型的な症状です。単なる乾きではなくて、立派な疾患です。

ドライマウスは、「口の老化」とも言われているので、アンチエイジングの観点からも注意が必要です。老化ですからね。けっこう根の深い問題です。ではこのドライマウス。どう対処すればいいのでしょうか。


ドライマウスとは、唾液の減少によって口が渇く症状です。多くの場合、口の中に不快感を伴います。誰かと話すときに自身の口臭が気になったり、滑舌が悪くなって言葉が綺麗に発音できなくなるのは、ドライマウスが原因と思われます。

口臭とは細菌の死骸の腐敗臭です。唾液の量が減ってしまうと、口中の菌が増殖しやすくなって、口臭につながります。また、唾液には潤滑油という面があります。唾液が枯渇すると、滑らかさがなくなるので、舌をかんでしまうのです。

唾液は、どれくらい分泌されていると思いますか?

なんと、1日1.5リットルもの唾液が出ているんです!

大部分は飲食と一緒に、あるいは唾として飲みこんでしまうので、自覚がありませんよね。唾液はタダの水ではありません。ウイルスや細菌を防ぐ殺菌効果があって、体の健康を維持するため、重要な成分が含まれています。


親なら、外から帰ってきた子供に「口をゆすぎなさい」と躾をします。これは、外出先で口からウイルスなどに感染することが多いことを体験として知っているからです(医者が長年、学校に働きかけた結果が生きているのかもしれません)。

唾液が十分に出ていれば、唾液の自浄作用や、唾液中に含まれる抗菌作用によって感染しにくくなります。同じ部屋にいるのに、風邪をひく人とひかない人がいるのは免疫力の差なんですが、同時に、唾液量の差でもあるんです。


ドライマウスを放置すれば、どうなるのでしょうか?

唾液が減少し、口腔内の自浄作用が不良となることで、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。唾液が枯渇することで舌がこすれ、痛くなる方もいます。さらに、高齢者にとっては、肺炎のリスクも上がります。このように、とくに感染に対して致命的な要因になるので、早めの解消が必要です。


■ ドライマウス解消法


・腔内を湿潤させ、口腔内を清潔に保つ

保湿剤配合の飴やガムを噛んだり、保湿剤配合のマウスウォッシュ(デンタルリンス)を使うと効果的です。
ただし、むし歯にならないようシュガーレスやキシリトール配合のものを選びましょう。部屋の湿度は常に注意して、できれば、寝る前はマスクをかけること。


・毎日の食生活を正す
食事のときは、いつでもよく噛み咀嚼回数を増やすことを心がけましょう。また、酸味のある食べもので、口の中を刺激するのも効果があります。

・生活習慣を正す
健康の基本ですが、日ごろの生活習慣の改善を心がけます。お酒はほどほどに。タバコもやめます・・・。

・ストレスをためない生活
これも基本です。精神的に緊張すると、ノドがカラカラになるといいますが、あれは唾液は出なくなった状態です。気持ちをリラックスさせることも大切なんです。軽い運動も効果的ですね。




ついで・・・といってはなんですが、
「唾液の分泌を促すマッサージ方法」なるものもあります。唾液の分泌を促す三大唾液腺のマッサージは、毎日の生活の中で簡単にでき、ドライマウスの予防に効果的です。


耳下腺(耳たぶの下あたり)
 耳下腺のマッサージ(人差し指から小指までの4本の指を頬に当てて、上の奥歯のあたりを回す)
人差し指から小指までの4本の指を頬に当てて、上の奥歯のあたりを回すようにマッサージします。10回くらいやりましょう。

舌下腺(舌の付け根の真下のアゴの部分)
 舌下腺のマッサージ(舌の付け根の真下のアゴの部分顎の下を親指で押す)
舌の付け根の真下のアゴの部分顎の下を親指で押すようにマッサージします。5回くらいやりましょう。

顎下腺(アゴのエラ部分から3cm内側の部分)
 顎下腺のマッサージ(アゴのエラ部分から3cm内側の部分耳の下から顎の下あたりを指先で押す)
アゴのエラ部分から3cm内側の部分耳の下から顎の下あたりを指先で押すようにします。5回くらいやりましょう。


たったこれだけで、病気が予防できるのですから、やらない手はありません。

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目におこるアレルギー(2) [目の症状]

■ 目におこるアレルギー(2)


花粉症にダニ。目のアレルギーは、アレルゲンがあれば、直ぐに発症します。

しかし、それがアレルギーなのかどうか、医者でな一般人には判断がつきません。目の具合が悪いといっても、アレルギーなのか、まったく違う目の病気なのかは、わからないのです。

一度もアレルギーになったことがない人にとっては、アレルギーの可能性を思いつかないものです。


通常、医者は、血液検査や皮膚反応の検査をすることで、アレルギーかどうかの判断をしています。「皮膚反応」というのは、原因となる物質を少量だけ皮膚に注射し、充血や腫れなどの反応を確認する検査です。ほかにも、上まぶたの裏を少量こすり取って顕微鏡で調べる方法もあります。

これを個人で行うのは、無理がありすぎですね。


アレルギーというのは、原因がなければ、起こらないもの。
そこで、原因となっていそうな抗原を避けてみるのが、いいでしょう。


・花粉が原因かな?

花粉の飛散を減少させることは、個人の力ではできません。飛散の時期には目や鼻などへの花粉の侵入を防ぐ工夫をして抗原を回避しましょう。目を効果的に覆うのが一番です。ベストなのはゴーグルの装用。無理なら、せめて眼鏡をかけましょう。それだけで花粉が目に入る量を減少させることができます。普段は眼鏡を使用していない人なら、サングラスを代用します。

これで、症状が軽くなれば、原因は花粉だということがわかります。
花粉に対する対策が打てますね。

花粉の飛散は、晴れて風の強い日に格段量が増えます。こんな日の外出はできるだけ控えることです。家の戸や窓を閉じ、花粉の屋内への侵入を防止します。忘れているのが、洗濯物など。屋外で乾燥させた衣服や寝具には花粉がくっついています。室内に取り込むときには、外で良くはたいてから取り込むようにしましょう。


・ダニや動物のフケが原因かな?

室内で動物を飼っているでしょうか。飼っている動物のフケを無くすことはほぼ不可能でしょう。せめて、ペットは、症状の出ている人と同じ室内で飼育することは避けることです。動物とは、犬,猫,小鳥やハムスターなどの小動物です。

その人が寝起きしている部屋には、ペット入れないようにするこどです。2階以上の一戸建なら、階を変えることもできますね。ダニの対策にもなるのですが、次のことを実行してください。

 掃除はよく換気をして十分に行う
 家具・調度品・装飾品はなるべく置かない
 毛布の使用を避けて除湿をこころがける

家具・調度品・装飾品というのは、じゅうたんやソファ、ぬいぐるみなどです。ふわっとしたものは、湿気を吸って埃が溜まりやすいので、ダニの温床となります。また、家具は、多くなるほどに空気が淀んで埃が停滞しやすくなるります。木製やスチール製でも同じです。


じゃ、アレルギーは治るの?

アレルギーの治療は時間がかかります。しかも、完治する保障もありません。気長に免役を向上させることが、困難なようでも近道だったりします。過食・偏食を慎んで、バランスの取れた食生活を心がけること。そのうえで、適度な運動を行って規則正しい生活をすることです。結局はそれが、治療効果をあげることに繋がるということです。

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眼が赤い病気4 [目の症状]

■ 眼が赤い病気3
(充血の病気3)


「眼が赤い」というのは、たいていの場合、充血している状態です。
目を酷使した結果、充血やほかの病気に至る・・・というのが一般的に考えられているケース。でも、それ以外にもまったく別の病気が原因で、目に影響が現れる場合も、よくあります。

充血の病気の3回目。ラストになります。


・ぶどう膜炎

脈絡膜・毛様体・虹彩。この三つをまとめて「ぶどう膜」総称します。ぶどう膜は、眼球全体を包み込むよう広がっています。これらの組織に炎症が起こるのが「ぶどう膜炎」です。

「ぶどう膜炎」の原因の半数は、ベーチェット病・サルコイドーシス・原田病。これは、「三大ぶどう膜炎」と呼ばれてます。どれも難病ですね。このほかにも、膠原病、関節炎、腸疾患、皮膚疾患、脳神経疾患、耳鼻科疾患、糖尿病、あるいは血液疾患や悪性腫瘍などなど。こうしたさまざまな病気が、原因になることがあります。

症状としては、「まぶしい感じ」「白目の充血」「目ヤニ」など。ほか、飛蚊症や視力の低下もおこります。


・強膜炎と上強膜炎

強膜というのは白目の部分の眼球壁のこと。強膜やその表面に炎症を起こした状態を、強膜炎や上強膜炎です。

眼の病気の中で、実態がわかっていないひとつとされ、ほぼ原因不明の病気です。
免疫が自己組織を攻撃する「自己免疫疾患」や、梅毒・結核・サルコイドーシス・痛風などの全身性の炎症性疾患が、発症の呼び水となっています。

症状としては、強い充血がおこります。「上強膜炎」では充血以外の症状は軽度です。いっぽう「強膜炎」ではより強い充血とともに、強い痛み、に視力の低下もあります。壊死性強膜炎に至れば、強膜が溶けることも。


・緑内障

目から入ってきた情報を脳に伝達する器官に障害が起こって、視野が狭くなっていく病気です。初期には、目の痛みや充血、頭痛、視力低下などがあります。進行すると、視野が狭くなってきます。病状はゆっくりと進行するので、気が付くのが遅いことがあります。治療が遅れると失明になることもあります。


・川崎病
3歳以下の子供が発症しやすい病気です。男子のほうが多いです。

突然、高い熱5日以上続きます。両目が赤く充血、唇が赤く腫れます。舌の表面も充血して、ブツブツができます。喉の粘膜も赤く腫れ、手足や体に大小さまざまな形の発疹、首のリンパが腫れて痛がり、手足が硬く腫れ、手のひらや足の裏が全体に赤くなります。

急性期はふつう1~2週間で回復しますが、症状の強い場合は1か月以上続くこともあります。熱が下がる頃に、指先の皮がむけるなどの症状も特徴的です。

川崎病は、全身の血管に炎症を起こす病気と考えられています。問題とされるのは、心臓の筋肉に酸素や栄養を送る「冠状動脈」という血管に後遺症が残るかどうか。約10%の子どもが、冠状動脈障害を残してしまってます。

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目のアレルギー [目の症状]

■ 目におこるアレルギー(1)


目は、身体の中でアレルギーを起しやすい部位です。
いろいろな病気がありますが、アレルギーが発端になることもよくあります。

アレルギー性疾患には、かすかなかゆみ程度の軽い場合から、強い痛みや、重症な角膜病変を伴うものまであります。重い病気にかかってしまうと、失明に至る可能性も潜んでます。

目のアレルギー疾患は、病気の程度や、発現する時期によって4つに分けられています。

1 季節性アレルギー性結膜炎
2 通年性アレルギー性結膜炎
3 アトピー性角結膜炎
4 春季カタル

ではそれぞれについて、お話していきましょう。


1 季節性アレルギー性結膜炎

季節で飛散する植物の花粉によって生じるアレルギー性の結膜炎です。
いわゆる「花粉症」ですね。花粉を振りまく植物は、季節によって変化していきます。

 春  樹木(スギ、ヒノキ、シラカバなど)
 初夏 イネ科植物(カモガヤ、ハルガヤなど)
 秋  雑草(ブタクサ、ヨモギなど)

この「季節性アレルギー性結膜炎」で、最も強く現れる症状は「かゆみ」です。強いカユミがあるので、ついつい目を擦ってしまい、それが症状を悪化させることがあります。

ほかの症状では、涙・さらりとした目ヤニ・眼が赤いなど。強い痛みが起こったり、視力が落ちることは、まずありません。アレルギー性鼻炎を合併する場合も、よくあります。


2 通年性アレルギー性結膜炎

1年を通じて、身の回りにあるものによって起こる、アレルギー結膜炎です。
ダニや、犬・猫などのペットのふけなどが、原因となります。
一番多い症状は「かゆみ」。季節性アレルギー性結膜炎と同じですね。

季節を問わず、年間を通じて発生するのですが、原因となる抗原の増減に伴って、軽くなったり重くなったりします。ダニが原因の場合だと、ダニが繁殖しやすい梅雨から夏にかけて症状が悪化します。


3 アトピー性角結膜炎

「アトピー性皮膚炎」の患者に起こる慢性の結膜炎です。
症状の程度は、かなり個人差があります。「ほんの少し、かゆい程度」の軽症から、強い炎症が長期間続くケースまで、重症度は大きく異なります。細菌やウイルス性の、角膜炎・結膜炎を併発しやすいという特徴を持ちます。



4 春季カタル

主に学童期にみられる重症のアレルギー性の病気です。男児に多くみられます。
一般に症状が重く、強いかゆみや充血,目が開かなくなるほどの粘り気のある目やになどを伴います。大きな特徴としては、「輪部病変」や「巨大乳頭」が挙げられます。

 輪部病変は、黒目近くが赤く盛り上がること
 巨大乳頭は、上まぶたの裏に大きな石垣上の隆起ができること

結膜に強い炎症反応が持続すると、角膜の表面が剥がれて、そこに混濁が生じ、視力が低下することがあります。

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眼が赤い病気3 [目の症状]

■ 眼が赤い病気3
(充血の病気2)


目が充血する病気は、直接なものもあれば、間接的に目に影響を及ぼす病気もあります。今回は、そうしたさまざまな病気を取り上げます。よく言われる、目が充血するのは、次のような病気があります。

 サルコイドーシス
 百日咳
 角膜腫瘍
 ぶどう膜炎
 上強膜炎
 緑内障
 川崎病

では、それぞれについて、みていきましょう。



・サルコイドーシス

類上皮細胞肉芽腫(るいじょうひさいぼうにくげしゅ)という「肉のかたまりのような」組織ができる病気です。
この塊のサイズは、目に見える大きさのものから顕微鏡でやっと見えるようなものまで、さまざま。
「肉のかたまり」というと、癌を思い浮かべますが、悪性疾患ではありません。

肉塊のできる場所は、身体中です。肺、心臓、肝臓、腎臓、唾液腺、涙腺、皮膚、筋肉、骨、リンパ腺、眼、神経。全身のあらゆる臓器に、できる可能性があるのです。ただし、発症した人がみんなの臓器すべてに、肉芽ができるわけではありません。人によって偏りがあります。

病気のおこる頻度の高い臓器は、肺および胸部のリンパ腺。ここには、患者のうち80%の人が発症します。ほかには、眼が50%、皮膚が20%などです。どこに病気がでるかは患者さんによって違ってきます。肺だけとか、眼と皮膚とか、神経だけとか。そんな具合です。目に現われた場合の症状は、目のかすみ・物が二重に見える・目が赤い・まぶしさを強く感じるなど。

良性とされていますが、原因そのものは不明です。自然に治る可能性のある一方、治ったと思って治療をやめると再発することもあります。進行していれば治療しますが、目だった症状がなければ、自然治癒にまかせます。


・百日咳
百日咳菌という細菌が感染して起こる病気です。これにかかると、苦しい咳が長く続き、乳幼児では肺炎や脳症を併発して重症になることもあります。他人にも感染するので注意が必要です。かつては、1才未満乳児に多く見られましたが、現在は年長児や大人の百日咳も増えています。それどころか、年長児や大人の方が多くなっています。

幼児が発症すると、「発作性けいれん性咳そう」という特徴的な咳が長期にわたって続くことがあります。医者はこの咳から「百日咳」と判断するのですが、年長児や大人では「発作性けいれん性咳そう」が現れず、風邪とされることがあります。そのため、感染を広げてしまうことがあります。

百日咳にかかると、なかなか治りません。そもそも、発症するまで1~2週間もかかります。カタル期(約1~2週間持続)痙咳期(約2~4週間)回復期(約2~3週間持続)を経て、収束するのです。
このうちの痙咳期に、目の充血や点状の出血斑が表れます。

四種混合ワクチンで予防できますが、年月が経つにつれ、ワクチンの効果は弱くなります。


・角膜腫瘍

なんらかのきっかけで傷ついた角膜に、細菌やカビ、アカントアメーバが感染して起こる病気です。
角膜を傷つけるきっかけはさまざま。眼の中に異物が入ったり、コンタクトレンズの汚れが原因だったりします。傷ではなく、ビタミンAやタンパク質不足で、角膜潰瘍ができることもあります。

症状は、目の痛み、異物感、眼の充血、流涙、光に対する過敏など。

腫瘍なので、そのまま放っておくのは危険です。濁った痕が角膜に残って、視力を低下させる場合もあります。感染症、角膜穿孔、虹彩脱出、眼窩内破壊といった合併症もおこりえます



次回は、「ぶどう膜炎」からです。

タグ:目 症状
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歯が原因でない歯痛がある [歯の健康]

■ 歯が原因でない歯痛がある


「歯が痛い」ときに思いつく原因は虫歯です。
ほかには、CMなどで取り上げられている「歯槽膿漏」などでしょうか。これらが原因の症状を「歯原性歯痛(しげんせいしつう)」と呼んでますが、いずれにして、歯医者に行って治療するしいかない……と諦めギミの鎮痛な気持ちになります。

ですが、その痛みの原因が「歯」でないとしたらどうでしょうか?


■ 歯を治療しても痛みが治まらない?

歯や歯の周り、歯肉などに痛みを感じるものの、歯科での診察やX線検査などを行っても異常が見つからない場合もあります。このような「歯に原因がない」にもかかわらず、痛みが出ている症状のことを「非歯原性歯痛(ひしげんせいしつう)」と呼びます。

歯科医院を訪れる患者のうち、3%ほどが「非歯原性歯痛」と言いますから、珍しい症状ではないようです。ちなみに、9%は歯原性歯痛と混合しているともいわれています。

「非歯原性歯痛」は、歯科医においてもあまり認知されていません。痛みをとるために抜歯してしまうといった、必要ない治療が行われてしまうことすらあります。痛み本来の原因が取り除かれたことにはならないため、ほかの歯科医院を転々ししたり、心身に大きなダメージを受けてしまう人も少なくありません。


■ 非歯原性歯痛とは

 「非歯原性歯痛」の原因は歯以外にあります。なので、治療対象は歯ではありません。ではなぜ痛みが引き起こされるのでしょうか。

 1 咀嚼筋(そしゃくきん)の痛み
 歯をかみしめるクセがあったり、強いストレスなど、頭や首の筋肉の緊張状態が長く続くことででる症状です。主に、下あごのエラの部分から頬骨にかけての「咬筋」が原因で、下の奥歯に痛みを感じることがよくあります。こめかみから下あごのつけ根あたりにある「側頭筋」によって、上の奥歯に痛みを感じることもあります。痛みは持続性が高く、一度消えたと思っても、筋が異常に緊張すれば再発してしまいます。

 2 神経障害性の痛み

 末梢から中枢の神経に何らかの不調が生じる神経痛の一種で、下記のようなケースがあります。
  三叉神経痛による歯痛
  帯状疱疹による歯痛
  外傷性有痛性三叉神経ニューロパチー

  「外傷性有痛性三叉神経ニューロパチー」は、外傷、歯の神経の除去、外科手術後の損傷などが原因で神経が損傷してしまい、ジリジリした痛みが続くものです。抜歯の後に痛みを感じるケースもあります。

 3 神経血管性の痛み

 頭の片側だけが発作的に痛む「片頭痛」や、日に何度も目の奥が激しく痛む「群発頭痛」は、歯の痛み似てることがあります。ほとんどは、上あごの奥歯が痛みます。

 4 精神面に原因が

 うつ病なども精神的な不調が原因になることがあります。


■ 症状を改善するには

 2012年に「非歯原性歯痛診療ガイドライン」ができました。対応している歯科医も増えてきているので、インターネットなどで診断を受けられる歯科医院を探してみてください。

 心身ともに健康で、歯の痛み以外に思いつかないのなら「ペインクリニック」など痛みの専門医を受診するほうほうもあります。

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眼が赤い病気 (充血の病気1) [目の症状]

■ 眼が赤い病気2

(充血の病気1)


ほとんどの日本人瞳の色は、黒かブラウン系です。青とか碧の外人さんはいますが、赤い目を持つ人は、人類の0.001%に過ぎません。目が赤いのであれば、まぁ、たいていは充血しているということです。

単に、目の使いすぎ・疲れなどでも充血は起こりますが、もしかすると病気にかかっている可能性もあります。眼の充血をともなう病気の原因には、どんなものがあるのでしょうか。

 ・病原菌に感染
 ・外傷性
 ・角膜異常
 ・他の病気の合併症


主に考えられるのは、こうした疾患です。
それぞれについて、何回かに分けて、カンタンにお話しますね。


・細菌性結膜炎
 微生物や細菌に感染して結膜に炎症を生じる疾患の総称です。主な原因菌は、インフルエンザ・肺炎球菌・黄色ブドウ球菌・クラミジア菌・淋菌など。一定の潜伏期間を経てから発症します。目が、突然赤くなるとともに、複数の症状が表れます。

 目の痛み
 かすみ目
 物が二重に見える
 目の充血
 まぶたの腫れ
 目やにが沢山でる


・結膜下出血
 結膜とは、白目の表面を覆っている粘膜のこと。大小の血管が多数存在しています。結膜下の小さな血管が破れて出血するのが結膜下出血です。突然、白目の部分が部分的に赤くなり、目に異物感を感じます。痛みや目ヤニがでるような事はありませんが、稀に、異物感や発症時の一瞬の眼痛が感じる人がいます。


・クローン病
 大腸および小腸の粘膜に、慢性の炎症や潰瘍をひきおこす原因不明の疾患の総称を炎症性腸疾患(IBD)といいます。この炎症性腸疾患のひとつがクローン病で、主に10代~20代の若年者に発生します。消化管(口から肛門)の、全ての部位に炎症や潰瘍が起こりうる疾患です。

原因不明の難病です。お腹の痛みや下痢、発熱、目の充血などを、一定のサイクルで繰り返します。


・ウェゲナー肉芽腫症
鼻、眼、耳、咽喉頭などの上気道。肺。そして腎。この3つの臓器の炎症症状が起こる、原因不明の病気です。原因は分からないものの、全身の血管の炎症による病気の一つであり、免疫の異常が関係してると考えられています。

とてもまれな病気です。症状は発熱や関節痛、倦怠感、鼻水や咽喉の痛み、咳、血痰、血尿、むくみ、目の充血などがおこります。

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目の病気について [目の症状]

■ 目の病気について


目の病気には、たくさんの種類があります。
たくさんと言っても、「目」そのものの病気は、10指程度です。

「目の調子が悪い」
「眩暈がする」

こういう症状があったとしても、原因は別の所にある場合の方が多いようです。例えば、脳内の圧迫や耳の病気は、目に異常が現れることがあります。肩の凝りも、目にきますよね。

一般な目の病気はこれらです。

 緑内障
 飛蚊症
 加齢黄斑変性
 白内障
 翼状片・瞼裂斑
 ドライアイ
 老眼
 近視
 VDT症候群
 眼精疲労

意外と少ないと思いませんか?
主な症状には次のようなものがあります。

 目の充血
 目のかすみ
 目のかゆみ
 目のくま
 目の痙攣
 目の疲れ


これも、ワリと少ないですよね?

少ないとはいうものの、実感としての症状は、かなりの個人差があって数知れず。また、病気にいたる経緯も、たくさんあります。感染症などや、アレルギーが目にくることもあります。

現象はどうであれ、目の不自由さは言葉に尽くせません。自分自身も、「飛蚊症」や「加齢黄斑変性」に悩まされています。有名なアイドルが、目の病気で苦しんでいるという話も聞きます。

痛み。痒み。見えにくい。
こうしたことも、かなりしんどいのですが、悪化するがままにしておけば、失明という最悪な結末にいたるかもしれません。


どこまで掘り下げられるかわかりませんが、目の病気について調べ、お話していきたいと思います。
では次回から。

タグ:目 病気
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足がだるい 3 [だるい]

「足がだるい」症状について、その2
前回は、だるくなる原因が「病気」というケースで、とくに内臓の病気について触れました。今回も病気ですが、「内臓以外の病気」が原因のケースについてです。

足のだるさに関連する病気には、次のようなものがあります。

 下肢静脈瘤
 糖尿病
 脚気(かっけ)
 むずむず脚症候群

「糖尿病」は、いまさななので説明を省きます。
では、それぞれついて、見みていきましょう。


■ 下肢静脈瘤

「下肢」とは、人の足のこと。腕のことを上肢といいます。下肢静脈瘤は、名前のとおり足のところに「瘤」ができるものです。症状としては次のようなものがあります。

 足の血管がこぶのように膨らむ
 足がつる
 むくむ
 疲れやすい
 皮膚が変色
 かゆい
 だるい


この病気の原因は、静脈にある逆流防止弁の異常。
足に流れた血液は、足の運動によって心臓に戻っていきます。また静脈には、血液の逆流を防ぐための弁がついていて、血液が重力に負けて下へ逆流しないようにくい止めています。この逆流防止弁が壊れると、血液は逆流してしまいます。足の下の方に血液が溜まって、静脈がこぶのように膨らむのです。

瘤ができるので、はっきりと病気がわかるはずです。「だるい」どころでは済まないですね。


■ 脚気

ビタミンB1が不足して起こる病気です。全身がだるくなり、食欲不振、足のむくみやしびれなどの症状があらわれます。江戸から昭和初期まで、多くの死者を出した病気です。

糖質を分解するには、ビタミンB1が必要不可欠です。糖質は、とくに清涼飲料水やインスタント食品、アルコールなどに多く含まれるので、こうした偏った食事を続けていると脚気になりやすくなります。

脚気にかかると、まず食欲不振がおこります。全身がだるくなってきて、とくに下半身に倦怠感が生まれます。そのうちに足のしびれやむくみ、動悸、息切れ、感覚が麻痺するなどの症状があらわれます。もっと進行すると、手足に力が入らなくなって寝たきりとなります。

そのままでいると心不全を起こして・・・死に至ることも。


■ むずむず脚症候群

どこが「むずむずする」のでしょう。じっと座っているとき、横になっている時に、脚(時には腕)に不快感が起こって、「脚を動かしたい!」という欲求が現れます。これが「むずむずする」という不快感です。

ほかにも「虫が這っている」「ピクピクする」「ほてる」「いたい」「かゆい」など、さまざまな言葉で不快感が表現されます。夕方から夜間にかけて現れやすいので、「入眠障害」などの睡眠障害の原因となることもあります。

むずむず脚症候群は、徐々に進行していくと言われてますが、認知度が低いです。医師の間にさえまだあまり知られていないほど。自分で病気であると気づいていない場合や、病院に行っても医師に理解してもらえないこともあるようです。

これも、かなり深刻な病気ですね。



足がだるい原因には、体の異常が潜んでいる可能性があるということです。ダルさが続いているのなら、もしかすると、すでに慢性化しているかもしれません。日常生活に支障をきたしす前に、医師の診察を受けるようにしてください。


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足がだるい 2 [だるい]

「足がだるい」症状について、その2
今回は、だるい原因が「病気」というケースです。


足がだるい。
この原因は「足」にあると、普通は思います。
たいていの場合は、そうなのですが、病気が原因のときは、別のところが原因になります。


 内臓 です


内臓のうちでも、真っ先に疑われるのが肝臓。
肝臓は「沈黙の臓器」などと呼ばれるくらい、異常があっても痛みなどの自覚症状が表れにくい臓器です。

「足がだるい」状態は、数少ない自覚症状のひとつです。
具体的には、こうした症状が表れます。

 下肢が異常にだるく感じる
 動くのが億劫になったりする
 すぐに疲労を感じてしまう


腎臓という可能性もあります。

腎臓は、体内の老廃物や不要物を選別して処理します。水分と混ぜて尿として排出させるという役目を持っています。腎臓に負担がかかって機能が低下すると、腎炎などの病気にかかりやすくなります。尿の異常と「だるい」という症状は、腎炎が疑われます。


肝臓と腎臓以外でも、血液の循環にかかる臓器も問題がある可能性があります。また、ストレスなどによって心臓に負担がかかると、順調な血液循環ができなくなり、体がだるくなることもあります。不整脈ばかりでなく、心筋梗塞や心不全の初期症状である可能性もあります。


繰り返しますが、
「だるい」という症状は、感じ方が微妙です。
運動の跡に、血行がよすぎて「だるい」ときと、
階段を上るとき、足が上がらなくなる「だるい」があります。

後者の場合だと、心臓がバクバクして、脈が異常に高くなることもあります。

「今の、自分のだるさは、どちらに当て嵌まるか」

よく見極めてください。
次回、「病気でのだるさ」が続きます

タグ:足がだるい
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  8. 子供の発熱とよくある病気
  9. 加齢臭について
  10. 胃潰瘍と十二指腸潰瘍
取り上げる予定の病気と症状

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