■ よく読まれているコンテンツ 1 男性の下腹部の痛むとき 2 毛が抜ける(抜け毛)の信じられない原因 3 子供(男の子)のちんちんと尿 4 微熱 5 息苦しい 6 寝汗のタイプと改善法 |
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爪の先が割れる病気とは [その他の健康情報]
■ 爪の先が割れる病気とは
爪は健康や栄養のバロメータです。童話「ヘンゼルとグレーテル」の昔から言われている由緒正しい認識です。目の悪い魔女は、ヘンゼルの健康具合を爪の様子で確かめていたのですから。良く食べて健康であれば、つやつやした爪になりますし、反対に不健康であれば、カサカサに割れた爪になります。
では、両手両足の爪の表面がガサガサ、凸凹になっているのはどのような病気が考えられるでしょうか。爪の先が割れていれば、服に引っ掛かることもあります。そんな状態では、女性の場合、人前で手を出すのもためらわれるでしょう。消極的な生活を強いられることになりかねません。
爪といってもさまざまな部位があります。通常「爪」と呼ばれる硬い部分は「爪甲」です。爪甲は根元の「爪母」から作られ、「爪床」の上を滑るように前方に押し出されます。
爪母の働きが阻害されれば、爪甲の発育も抑制されます。その結果爪甲は、薄くなったり縦に筋が入って割れたりします。阻害が酷いときは、爪甲が部分的に作られなくなり、皮膚が長く張り出したようになることもあります。また爪床に異常があれば、爪甲が剥がれたり、爪甲下の角質が増殖したりします。
主に爪母に異常があり、爪甲の発育が抑制された状態を「爪甲異栄養」と言います。
この症状の原因には次のようなものが考えられます
1 皮膚疾患
扁平苔癬、乾癬、円形脱毛症、カンジダ性爪炎など
2 全身疾患
甲状腺機能低下症など
3 外的刺激
酸やアルカリ、有機溶剤などの化学物質
倦怠感やむくみといった全身の症状があれば、2のケース。化学物質を扱うような特別な職業歴があれば、3のケースが考えれます。それ以外では、1 の皮膚疾患となります。
爪甲の変化だけから、原因となっている皮膚疾患を見分けることは、無理ではないですが困難です。爪以外にも皮膚症状や口腔粘膜症状を伴うようなら、扁平苔癬や乾癬が考えられますが、正確な診断には爪部の組織検査が必要です。
・爪扁平苔癬
手足の関節部や身体の各所に紫紅色の平らに盛り上がった発疹ができます。表面が光にあたると蝋のような光沢が見られる特徴があり、口の中の粘膜にも網状の乳白色の発疹ができることがあります。脚にできた場合は特に大きく厚くなる傾向があり、手指に発疹ができた場合は爪の変形を起こすこともあります。
再発性のかゆみがあり、症状は1年以上続くこともあります。「かゆいから」と引っかいたりすると、そこにまた同じような発疹が広がる現象が起こります。
また、発疹が治った後もその部分の皮膚に色が残ることがあります。
治療としては、ステロイド外用薬やステロイド含有テープの使用、放射線療法、および内服薬を用います。
扁平苔癬を予防するには、発症の原因の可能性がある薬や化学物質をできるだけ使用しないのが重要です。金属アレルギーがある場合は、歯科治療の金属が原因になっていることもあえります。
・爪乾癬
乾癬は、慢性の皮膚疾患。皮膚から少し盛り上がった赤い発疹の上に、銀白色のフケのような垢(あか)が付着して、ボロボロとはがれ落ちる病気です。
乾癬は、含めて全身どこでも発症します。もちろん爪にもです。尋常性乾癬や関節症性乾癬では、爪の変形がみられることがあります。爪表面に発症した場合は、爪が変形して凹凸や穿孔ができたり、荒れてしまったりします。ひどくなると、爪を切ることすら困難になることもあり、これが「爪乾癬」です。
悪化を防ぐためには、通常考えられる健康生活が必須です。低カロリーな野菜中心の食事、十分な睡眠、運動、ストレス解消などです。
爪は健康や栄養のバロメータです。童話「ヘンゼルとグレーテル」の昔から言われている由緒正しい認識です。目の悪い魔女は、ヘンゼルの健康具合を爪の様子で確かめていたのですから。良く食べて健康であれば、つやつやした爪になりますし、反対に不健康であれば、カサカサに割れた爪になります。
では、両手両足の爪の表面がガサガサ、凸凹になっているのはどのような病気が考えられるでしょうか。爪の先が割れていれば、服に引っ掛かることもあります。そんな状態では、女性の場合、人前で手を出すのもためらわれるでしょう。消極的な生活を強いられることになりかねません。
爪といってもさまざまな部位があります。通常「爪」と呼ばれる硬い部分は「爪甲」です。爪甲は根元の「爪母」から作られ、「爪床」の上を滑るように前方に押し出されます。
爪母の働きが阻害されれば、爪甲の発育も抑制されます。その結果爪甲は、薄くなったり縦に筋が入って割れたりします。阻害が酷いときは、爪甲が部分的に作られなくなり、皮膚が長く張り出したようになることもあります。また爪床に異常があれば、爪甲が剥がれたり、爪甲下の角質が増殖したりします。
主に爪母に異常があり、爪甲の発育が抑制された状態を「爪甲異栄養」と言います。
この症状の原因には次のようなものが考えられます
1 皮膚疾患
扁平苔癬、乾癬、円形脱毛症、カンジダ性爪炎など
2 全身疾患
甲状腺機能低下症など
3 外的刺激
酸やアルカリ、有機溶剤などの化学物質
倦怠感やむくみといった全身の症状があれば、2のケース。化学物質を扱うような特別な職業歴があれば、3のケースが考えれます。それ以外では、1 の皮膚疾患となります。
爪甲の変化だけから、原因となっている皮膚疾患を見分けることは、無理ではないですが困難です。爪以外にも皮膚症状や口腔粘膜症状を伴うようなら、扁平苔癬や乾癬が考えられますが、正確な診断には爪部の組織検査が必要です。
・爪扁平苔癬
手足の関節部や身体の各所に紫紅色の平らに盛り上がった発疹ができます。表面が光にあたると蝋のような光沢が見られる特徴があり、口の中の粘膜にも網状の乳白色の発疹ができることがあります。脚にできた場合は特に大きく厚くなる傾向があり、手指に発疹ができた場合は爪の変形を起こすこともあります。
再発性のかゆみがあり、症状は1年以上続くこともあります。「かゆいから」と引っかいたりすると、そこにまた同じような発疹が広がる現象が起こります。
また、発疹が治った後もその部分の皮膚に色が残ることがあります。
治療としては、ステロイド外用薬やステロイド含有テープの使用、放射線療法、および内服薬を用います。
扁平苔癬を予防するには、発症の原因の可能性がある薬や化学物質をできるだけ使用しないのが重要です。金属アレルギーがある場合は、歯科治療の金属が原因になっていることもあえります。
・爪乾癬
乾癬は、慢性の皮膚疾患。皮膚から少し盛り上がった赤い発疹の上に、銀白色のフケのような垢(あか)が付着して、ボロボロとはがれ落ちる病気です。
乾癬は、含めて全身どこでも発症します。もちろん爪にもです。尋常性乾癬や関節症性乾癬では、爪の変形がみられることがあります。爪表面に発症した場合は、爪が変形して凹凸や穿孔ができたり、荒れてしまったりします。ひどくなると、爪を切ることすら困難になることもあり、これが「爪乾癬」です。
悪化を防ぐためには、通常考えられる健康生活が必須です。低カロリーな野菜中心の食事、十分な睡眠、運動、ストレス解消などです。
泉に入る回数が多いほど長寿に? [その他の健康情報]
■ 温泉に入る回数が多いほど長寿に?
「極楽、極楽」
昔の年寄りは、気持ちよく温泉に浸かると、そう言って汗を流していたそうです。まぁ、たしかに極楽にもっとも近いところにいるのは間違いないでしょう。お風呂は血行を高めてくれますが、効能の明記されている温泉は、効果がさらに明確です。
であるなら、タイトルにあるような「温泉の入浴回数が多いほど長生きできるのでしょうか?
環境省によれば、2015年3月の時点で日本には温泉地が3088カ所、源泉が2万7367カ所、温泉施設が2万1161カ所あります。言うまでもないですが、日本人にとっての温泉はそれだけ身近な存在なのです。温泉が個人レベルの健康にどう影響したか。それぞれに検証したものはありますが、集団レベルに対する影響を調べたものは少ないようです。
じつは、温泉を使った健康増進施設がスタートした富山県の町(人口約1万人)で調査を行っています。調査の名称は「温泉は健康寿命の延伸に寄与するか−温泉を利用した健康増進施設を開設したJ町の3年間の追跡調査−」(日本温泉気候物理医学会雑誌第69巻3号06年5月)。この町では施設を利用したことのある住民が過半数に達するという大きな特徴があるので、温泉を利用しない人を含めて40歳以上の全住民を調査対象としています。
その結果。
各人の運動習慣や生活の質に関し調整をかけた上で、温泉の利用頻度の高い人たちの死亡、骨折、脳卒中の発生は少ないという結果が出ました。
温泉の中には特に療養に役立つ泉質を持つ「炭酸水素塩泉」や「硫黄泉」といった「療養泉」(10種類)があります。これは、「病気が治る」というよりも、冷え性や切り傷、胃腸機能の低下などの症状や苦痛の軽減、健康の回復や増進といった効能・効用があります。
体調を整えるとか、病気になりにくいとことは分かりましたが、「寿命を左右する温泉の成分」ということではありません。つまり、温泉の特徴を知って目的に合わせて利用するのが正しいようですね。
「極楽、極楽」
昔の年寄りは、気持ちよく温泉に浸かると、そう言って汗を流していたそうです。まぁ、たしかに極楽にもっとも近いところにいるのは間違いないでしょう。お風呂は血行を高めてくれますが、効能の明記されている温泉は、効果がさらに明確です。
であるなら、タイトルにあるような「温泉の入浴回数が多いほど長生きできるのでしょうか?
環境省によれば、2015年3月の時点で日本には温泉地が3088カ所、源泉が2万7367カ所、温泉施設が2万1161カ所あります。言うまでもないですが、日本人にとっての温泉はそれだけ身近な存在なのです。温泉が個人レベルの健康にどう影響したか。それぞれに検証したものはありますが、集団レベルに対する影響を調べたものは少ないようです。
じつは、温泉を使った健康増進施設がスタートした富山県の町(人口約1万人)で調査を行っています。調査の名称は「温泉は健康寿命の延伸に寄与するか−温泉を利用した健康増進施設を開設したJ町の3年間の追跡調査−」(日本温泉気候物理医学会雑誌第69巻3号06年5月)。この町では施設を利用したことのある住民が過半数に達するという大きな特徴があるので、温泉を利用しない人を含めて40歳以上の全住民を調査対象としています。
その結果。
各人の運動習慣や生活の質に関し調整をかけた上で、温泉の利用頻度の高い人たちの死亡、骨折、脳卒中の発生は少ないという結果が出ました。
温泉の中には特に療養に役立つ泉質を持つ「炭酸水素塩泉」や「硫黄泉」といった「療養泉」(10種類)があります。これは、「病気が治る」というよりも、冷え性や切り傷、胃腸機能の低下などの症状や苦痛の軽減、健康の回復や増進といった効能・効用があります。
体調を整えるとか、病気になりにくいとことは分かりましたが、「寿命を左右する温泉の成分」ということではありません。つまり、温泉の特徴を知って目的に合わせて利用するのが正しいようですね。
睡眠薬に頼る人は身体へのリスクを知って [その他の健康情報]
■ 睡眠薬に頼る人は身体へのリスクを知って
「睡眠薬」
ウィキによると・・・
―― 不眠症や睡眠が必要な状態に用いる薬物である。
睡眠時の緊張や不安を取り除き、寝付きを良くするなどの作用がある。
睡眠導入剤、催眠薬とも呼ばれる。
便利な薬ですが、次の文が後に続きます
―― 多くは国際条約上、乱用の危険性のある薬物に該当する。
なかなか眠れない夜に服用している人も少なくないと思います。「眠れない」「眠ったつもりでも疲れが取れていない」と語る。そんな悩みを持っている働き盛りの人は少なくありません。厚生労働省の「平成25年 国民健康・栄養調査」によれば、4割前後の人が睡眠の質に満足していないという調査結果もあります。男女ともにです。
睡眠不足や不眠が続いてしまうと、人間関係の悪化や事故、病気などのほか肥満やうつなどにつながりかねません。かといって、よくある寝酒に頼るのもおススメできません。たしかに、微量のアルコールには心を興奮させる作用もあり、ある程度なら心身をリラックスさせます。でも、体内でアルコール分解が進むと、代謝物として二日酔いのもとになるアセトアルデヒドが生じ、で睡眠を妨げだします。肝心の眠りも浅くなってしまい、かえって疲れは取れないのです。
よく眠れる方法はなんでしょうか?
病院でそういう悩みを打ち明けたときに、処方されるのが睡眠薬。
睡眠薬はとても効果のある薬です。かつては患者の耐性のほか、大量服用による自殺なども問題視されましたが、最近では医師が処方する医療用医薬品の睡眠薬だけでなく、一般用医薬品(大衆薬)の睡眠改善薬もあります。とくに、睡眠薬使用経験のなければ、驚くほどの効果が表れます。
一方、メリットだけではなく、睡眠薬の使用には注意が必要です。長期間使用しているうちに効かなくなります。「眠れないから」と用量を増やせば効果はもどりますが、またある程度時間が経てば効かなくなっていきます。いたちごっこですね。
人によっては、薬を変えてみたり、長短時間型/短時間型/長時間型など作用時間や、ベンゾジアゼピン系/非ベンゾジアゼピン系など作用機序の異なる薬を組み合わせ、それなりの睡眠時間を保っているようです。
一応は、眠りにつけていることになってますが、決して正常な手段ではないですよね。
まず挙げられるのが依存性の問題です。多くの睡眠薬には依存性があります。身体的依存といい、繰り返し薬を摂取することで、効果が切れてきたときに脳が自動的に薬を欲します。思い切って、薬を摂取しなくなると、今度は離脱症状と呼ばれる身体の症状が起こります。不眠、不安、イライラ、焦燥、頭痛、吐き気、抑うつなどです。
気が付いたと思いますが、離脱症状のひとつに「不眠」があることが大きな問題なのです。「反跳性不眠」と言うのですが、睡眠薬を使って眠れるようになっても、薬を中断すると逆にひどい不眠症に悩まされることがあるのです。睡眠薬を中断する際は「漸減法」という用量を徐々に減らすなど方法などがとられます。急激に止めるのはマイナスになるのですね。
そして、今後、いちばんの問題となりそうなのが睡眠薬による認知機能障害の合併です。
ベンゾジアゼピン系の睡眠薬を投与されている高齢者は、投与されていない高齢者と比べて43~51%ほどもアルツハイマー型認知症になりやすく、ベンゾジアゼピン系の使用量が多く、使用歴が長いほどアルツハイマー型認知症になるリスクが高くなります。高齢者を診療の症例でも、認知機能障害のある人に、多種・多用量のベンゾジアゼピン系使用歴のある確率が優位に高目という事実もあります。
また睡眠薬には、「脱力」「ボーッとする」「注意力・集中力の低下」などの副作用があるため、生活の中での転倒リスクが高まります。骨密度の低下した高齢者の場合、転倒で骨折を発症し、寝たきりになってしまうことも考えられます。
だからと言って、睡眠薬を急に止めてしまえば前述の反跳性不眠で眠れなくなるし、そんな眠れない日が長く続けば、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まったり、うつ病や不安障害といった精神疾患を誘発したりとさまざまな問題点があります。
いったいどうすればいいのでしょうか?
■ 睡眠薬を用いずに、根本的に不眠を改善する方法
極論すれば、「自律神経のバランスを整える」ことになります。自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、交感神経は体を興奮状態に持っていき活発に動かそうとする神経です。一方、副交感神経は体をリラックスさせ、休ませようとする神経です。
現代社会、特に都市部では、慌ただしい生活の中で交感神経優位の体になってしまっていて、夜寝るとき、つまり体をリラックス状態にしたいときに副交感神経がうまく作用できない体の人が多いと思われます。
つまり、リラックスすべきときにリラックスできるよう、自律神経のバランスを整える。これが最高の不眠対策になります。
なによりまず、最初に取り組みたいのが、規則正しい生活です。
眠れる、眠れないに関わらず、決まった時間に布団に入って、決まった時間に起床する。これが大事なのです。ちなみに「寝だめ」はホルモンバランスが崩れるのでかえって良くありません。また、適度な運動を毎日行うこと、毎日寝る前に適度な温度(38℃~40℃程度)のお湯にゆっくり入浴し体を温めることなども重要です。寝る直前の食事はダメだし、できれば、寝酒も避けましょう。
生活のリズムを適切に整えること。それが、快適な睡眠の近道といえます。
「睡眠薬」
ウィキによると・・・
―― 不眠症や睡眠が必要な状態に用いる薬物である。
睡眠時の緊張や不安を取り除き、寝付きを良くするなどの作用がある。
睡眠導入剤、催眠薬とも呼ばれる。
便利な薬ですが、次の文が後に続きます
―― 多くは国際条約上、乱用の危険性のある薬物に該当する。
なかなか眠れない夜に服用している人も少なくないと思います。「眠れない」「眠ったつもりでも疲れが取れていない」と語る。そんな悩みを持っている働き盛りの人は少なくありません。厚生労働省の「平成25年 国民健康・栄養調査」によれば、4割前後の人が睡眠の質に満足していないという調査結果もあります。男女ともにです。
睡眠不足や不眠が続いてしまうと、人間関係の悪化や事故、病気などのほか肥満やうつなどにつながりかねません。かといって、よくある寝酒に頼るのもおススメできません。たしかに、微量のアルコールには心を興奮させる作用もあり、ある程度なら心身をリラックスさせます。でも、体内でアルコール分解が進むと、代謝物として二日酔いのもとになるアセトアルデヒドが生じ、で睡眠を妨げだします。肝心の眠りも浅くなってしまい、かえって疲れは取れないのです。
よく眠れる方法はなんでしょうか?
病院でそういう悩みを打ち明けたときに、処方されるのが睡眠薬。
睡眠薬はとても効果のある薬です。かつては患者の耐性のほか、大量服用による自殺なども問題視されましたが、最近では医師が処方する医療用医薬品の睡眠薬だけでなく、一般用医薬品(大衆薬)の睡眠改善薬もあります。とくに、睡眠薬使用経験のなければ、驚くほどの効果が表れます。
一方、メリットだけではなく、睡眠薬の使用には注意が必要です。長期間使用しているうちに効かなくなります。「眠れないから」と用量を増やせば効果はもどりますが、またある程度時間が経てば効かなくなっていきます。いたちごっこですね。
人によっては、薬を変えてみたり、長短時間型/短時間型/長時間型など作用時間や、ベンゾジアゼピン系/非ベンゾジアゼピン系など作用機序の異なる薬を組み合わせ、それなりの睡眠時間を保っているようです。
一応は、眠りにつけていることになってますが、決して正常な手段ではないですよね。
まず挙げられるのが依存性の問題です。多くの睡眠薬には依存性があります。身体的依存といい、繰り返し薬を摂取することで、効果が切れてきたときに脳が自動的に薬を欲します。思い切って、薬を摂取しなくなると、今度は離脱症状と呼ばれる身体の症状が起こります。不眠、不安、イライラ、焦燥、頭痛、吐き気、抑うつなどです。
気が付いたと思いますが、離脱症状のひとつに「不眠」があることが大きな問題なのです。「反跳性不眠」と言うのですが、睡眠薬を使って眠れるようになっても、薬を中断すると逆にひどい不眠症に悩まされることがあるのです。睡眠薬を中断する際は「漸減法」という用量を徐々に減らすなど方法などがとられます。急激に止めるのはマイナスになるのですね。
そして、今後、いちばんの問題となりそうなのが睡眠薬による認知機能障害の合併です。
ベンゾジアゼピン系の睡眠薬を投与されている高齢者は、投与されていない高齢者と比べて43~51%ほどもアルツハイマー型認知症になりやすく、ベンゾジアゼピン系の使用量が多く、使用歴が長いほどアルツハイマー型認知症になるリスクが高くなります。高齢者を診療の症例でも、認知機能障害のある人に、多種・多用量のベンゾジアゼピン系使用歴のある確率が優位に高目という事実もあります。
また睡眠薬には、「脱力」「ボーッとする」「注意力・集中力の低下」などの副作用があるため、生活の中での転倒リスクが高まります。骨密度の低下した高齢者の場合、転倒で骨折を発症し、寝たきりになってしまうことも考えられます。
だからと言って、睡眠薬を急に止めてしまえば前述の反跳性不眠で眠れなくなるし、そんな眠れない日が長く続けば、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まったり、うつ病や不安障害といった精神疾患を誘発したりとさまざまな問題点があります。
いったいどうすればいいのでしょうか?
■ 睡眠薬を用いずに、根本的に不眠を改善する方法
極論すれば、「自律神経のバランスを整える」ことになります。自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、交感神経は体を興奮状態に持っていき活発に動かそうとする神経です。一方、副交感神経は体をリラックスさせ、休ませようとする神経です。
現代社会、特に都市部では、慌ただしい生活の中で交感神経優位の体になってしまっていて、夜寝るとき、つまり体をリラックス状態にしたいときに副交感神経がうまく作用できない体の人が多いと思われます。
つまり、リラックスすべきときにリラックスできるよう、自律神経のバランスを整える。これが最高の不眠対策になります。
なによりまず、最初に取り組みたいのが、規則正しい生活です。
眠れる、眠れないに関わらず、決まった時間に布団に入って、決まった時間に起床する。これが大事なのです。ちなみに「寝だめ」はホルモンバランスが崩れるのでかえって良くありません。また、適度な運動を毎日行うこと、毎日寝る前に適度な温度(38℃~40℃程度)のお湯にゆっくり入浴し体を温めることなども重要です。寝る直前の食事はダメだし、できれば、寝酒も避けましょう。
生活のリズムを適切に整えること。それが、快適な睡眠の近道といえます。
「エコ」なガス発電が引き起こす怖い「低周波音」症状 [その他の健康情報]
■ 「エコ」なガス発電が引き起こす怖い「低周波音」症状
家庭用コージェネレーションって知ってますか?
ガスを利用した「熱電併給」設備のことを言うのですが、実は近年、エコで便利なはずのこのシステムが問題になっています。
設備が発する低周波音により、健康被害を訴えるケースが後を絶たず、とうとう国のほうも2015年から本格的な調査に乗り出しています。「熱電併給設備」といえば、電気を使った「エコキュート」が浮かびます。こちらでも同じような被害は指摘されているのですが、どうやら、ガスのほうが被害が大きいと思われてます。
そもそも低周波音というのは、人の耳では聞き取りにくい100ヘルツ以下の低い音。個人差はあるのですが、頭痛や耳鳴り、不眠などの健康被害を感じる人がいるということがわかっているのです。いま、問題になっているのは、「エネファーム」や「エコウィル」などの名前で知られる設備でした。
東京都練馬区に住む会社員の男性(51)が昨年の記者会見で明らかにしたところによれば、「隣の家が設置したガス給湯器のエネファームから出る低周波音で健康被害が出た。隣人に使用の差し止めを求めるとともに、製造元などに損害賠償の支払いを求める裁判を起こした」というのです。
さらに男性は、「頭が痛いし、耳鳴りになってしまうし、気持ちが悪くなったりする」と主張し、家に帰るのが嫌になったりすると悩んでいます。
ガス給湯器であるエネファームやエコウィルは、室外機が稼働すると振動や騒音だけでなく、低周波も発生するとされていて、上記の例だけでなく、隣人が不眠症や自律神経失調症を訴えてトラブルになるケースが起こっています。
インターネット上には被害者がつくったウェブサイト「我が家の低周波音被害」も存在します。これには、2011年ごろから、エネファームなどが出す振動や低周波音が原因とされる健康被害について、被害者の声が寄せられています。
そこには・・・
「そんなに大きくはないけれども不快な騒音のため庭に出るのも憂鬱になった」
「運転がはじまってから室内に耳慣れぬ音がして、夜も昼も間断なくその音は聞こえるようになりました」
・・・などの報告が載せられていて、そうした状況が続いた結果、以下のような被害状況が報告されています。
「わずか2か月半で体重が7キロ減少した」
「夜、眠れなくなり、うつ状態になりそう」
「めまいや胸の圧迫感、動悸、手足のしびれなどいろいろな症状が起った」
とくに、健康被害の申し出が相次いでいるエネファームやエコウィルをめぐっては、消費者庁の消費者安全調査委員会が2015年11月27日、運転音や振動と症状との関連を調査することを決めています。
2012年から10月末までに消費者庁に寄せられた健康被害などの相談件数は、エネファームが24件、エコウィルが5件、不明3件であると調査結果をまとめてます。
↓ ガス製品メーカーで組織する日本ガス協会の回答 ↓
「製品と低周波による健康被害との因果関係はわかりません。消費者庁から依頼があれば調査に協力していきたい」
因果関係がわからないということは、及ぼす影響を把握していなったという証左。自分達がよく理解していない製品を売りつけていたのと、開いた口が塞がらないところです。
家庭用コージェネレーションって知ってますか?
ガスを利用した「熱電併給」設備のことを言うのですが、実は近年、エコで便利なはずのこのシステムが問題になっています。
設備が発する低周波音により、健康被害を訴えるケースが後を絶たず、とうとう国のほうも2015年から本格的な調査に乗り出しています。「熱電併給設備」といえば、電気を使った「エコキュート」が浮かびます。こちらでも同じような被害は指摘されているのですが、どうやら、ガスのほうが被害が大きいと思われてます。
そもそも低周波音というのは、人の耳では聞き取りにくい100ヘルツ以下の低い音。個人差はあるのですが、頭痛や耳鳴り、不眠などの健康被害を感じる人がいるということがわかっているのです。いま、問題になっているのは、「エネファーム」や「エコウィル」などの名前で知られる設備でした。
東京都練馬区に住む会社員の男性(51)が昨年の記者会見で明らかにしたところによれば、「隣の家が設置したガス給湯器のエネファームから出る低周波音で健康被害が出た。隣人に使用の差し止めを求めるとともに、製造元などに損害賠償の支払いを求める裁判を起こした」というのです。
さらに男性は、「頭が痛いし、耳鳴りになってしまうし、気持ちが悪くなったりする」と主張し、家に帰るのが嫌になったりすると悩んでいます。
ガス給湯器であるエネファームやエコウィルは、室外機が稼働すると振動や騒音だけでなく、低周波も発生するとされていて、上記の例だけでなく、隣人が不眠症や自律神経失調症を訴えてトラブルになるケースが起こっています。
インターネット上には被害者がつくったウェブサイト「我が家の低周波音被害」も存在します。これには、2011年ごろから、エネファームなどが出す振動や低周波音が原因とされる健康被害について、被害者の声が寄せられています。
そこには・・・
「そんなに大きくはないけれども不快な騒音のため庭に出るのも憂鬱になった」
「運転がはじまってから室内に耳慣れぬ音がして、夜も昼も間断なくその音は聞こえるようになりました」
・・・などの報告が載せられていて、そうした状況が続いた結果、以下のような被害状況が報告されています。
「わずか2か月半で体重が7キロ減少した」
「夜、眠れなくなり、うつ状態になりそう」
「めまいや胸の圧迫感、動悸、手足のしびれなどいろいろな症状が起った」
とくに、健康被害の申し出が相次いでいるエネファームやエコウィルをめぐっては、消費者庁の消費者安全調査委員会が2015年11月27日、運転音や振動と症状との関連を調査することを決めています。
2012年から10月末までに消費者庁に寄せられた健康被害などの相談件数は、エネファームが24件、エコウィルが5件、不明3件であると調査結果をまとめてます。
↓ ガス製品メーカーで組織する日本ガス協会の回答 ↓
「製品と低周波による健康被害との因果関係はわかりません。消費者庁から依頼があれば調査に協力していきたい」
因果関係がわからないということは、及ぼす影響を把握していなったという証左。自分達がよく理解していない製品を売りつけていたのと、開いた口が塞がらないところです。
まさか? 喫煙はストレスの解消に。吸い続けた方が健康になる [その他の健康情報]
■ まさか? 喫煙はストレスの解消に。吸い続けた方が健康になる
禁煙の波が止まらない日本の社会。
男性が禁煙が増えている一方、なぜか女性の喫煙率が高止まりという不思議な現象があります。
平成に入って、男性の喫煙率の平均は、55.3 から、32.2へと劇的な変化を見せてます。
いっぽうの女性は、9.4 から 8.2とほぼ変わらず。そればかりか平成7~22年の間は、12%をピークに10%台をいききしている状況です。もともとの喫煙者が男性よりも少ないという事情はあるのでしょうが、根強いファン(?)がタバコ産業を支えて図式がみえますね
。
妊娠した女性が医者に言いました
「タバコを止めてから、イライラしてどうしようもないんですが」
すると医者が答えます。
「ママのイライラは胎児によくありません。差しさわりない程度なら喫煙もしかたないでしょう」
差しさわりのない喫煙とは、一日何本までを言うのでしょう。
さて、こういう話が現実にまかり通っているのは事実だといいます。たしかにタバコを吸うことでイライラが解消する効果はあるでしょう。ストレスを貯めるよりも、ぷかぷかタバコを吸って肺がんリスクと戦うほうがマシなのでしょうか?
禁煙外来を受け持つ、別の医師の回答です。
「 結論から言えば、たばこにストレスを解消する効果はありません。たばこを吸ったあとに『ストレスが減った』と感じるのは、体内にニコチンが入ることで、ニコチンの離脱症状(イライラや集中困難、落ち着かないなどの禁煙による禁断症状)が消えだけ。それをストレス解消だと錯覚しているに過ぎません。」
説得力のある言葉ですね。
喫煙者は、初めて吸ったときのたばこの味を思い出してみてください。ほとんどの人は、気分が悪くなっただけのはず。決して、気持ちがよくなることはなかったを思います。これでわかることは、「ニコチンを体に入れても、気分をよくする効果はない」ということ。アルコールの場合は、初めて飲んだときであっても、人を酔わせる効果があります。まったく対照的といえますね。
たばこを吸い続ける弊害は、肺がんだけではありません。
脳がなまけてドーパミン(幸せ気分に関係する脳内ホルモン)が出にくくなります。体内のニコチンが切れると、離脱症状の影響で、食事や仕事など生活全般の幸福感も目減りしていきます。そうした時に吸ったタバコは、体内で減ったニコチンを補給します。あくまで、ニコチン補給による仮の満足感に過ぎないのです。
きつい靴をはき続けたあとにその靴を脱ぐと足がほっとするようなもの。これを、「きつい靴は足のストレスを解消する」と言う人はいません。
では、喫煙者が禁煙をするとどうなるのでしょうか?
身体の健康向上は当然ですが、それまで普通におこっていた、たばこによって起きていたニコチンの離脱症状というストレスがなくなって、精神的な健康度は上がります。波のあったイライラが消えるので、対人関係のトラブルが減りますし、車を運転する人は、歩行者や他のドライバーに対して優しくなったりするという話も良く聞きます。
最近の健康統計をみるまでもなく、喫煙者の半数は、たばこ関連の病気で早死にすること分かっています。「ストレス解消」と、吸い続けるより、一時の無理をしてでもやめたほうが健康のプラスになります。百歩譲って、ストレスが解消できているとしても、その喫煙で健康を害するというのは本末転倒ではないでしょうか。
経験上、ニコチンの離脱症状が続くのはせいぜい1週間。
その後、一ヶ月、3ヶ月、一年などで「欲しくなる波」がくるのですが、禁煙は必ず実現できます。
禁煙の波が止まらない日本の社会。
男性が禁煙が増えている一方、なぜか女性の喫煙率が高止まりという不思議な現象があります。
平成に入って、男性の喫煙率の平均は、55.3 から、32.2へと劇的な変化を見せてます。
いっぽうの女性は、9.4 から 8.2とほぼ変わらず。そればかりか平成7~22年の間は、12%をピークに10%台をいききしている状況です。もともとの喫煙者が男性よりも少ないという事情はあるのでしょうが、根強いファン(?)がタバコ産業を支えて図式がみえますね
。
妊娠した女性が医者に言いました
「タバコを止めてから、イライラしてどうしようもないんですが」
すると医者が答えます。
「ママのイライラは胎児によくありません。差しさわりない程度なら喫煙もしかたないでしょう」
差しさわりのない喫煙とは、一日何本までを言うのでしょう。
さて、こういう話が現実にまかり通っているのは事実だといいます。たしかにタバコを吸うことでイライラが解消する効果はあるでしょう。ストレスを貯めるよりも、ぷかぷかタバコを吸って肺がんリスクと戦うほうがマシなのでしょうか?
禁煙外来を受け持つ、別の医師の回答です。
「 結論から言えば、たばこにストレスを解消する効果はありません。たばこを吸ったあとに『ストレスが減った』と感じるのは、体内にニコチンが入ることで、ニコチンの離脱症状(イライラや集中困難、落ち着かないなどの禁煙による禁断症状)が消えだけ。それをストレス解消だと錯覚しているに過ぎません。」
説得力のある言葉ですね。
喫煙者は、初めて吸ったときのたばこの味を思い出してみてください。ほとんどの人は、気分が悪くなっただけのはず。決して、気持ちがよくなることはなかったを思います。これでわかることは、「ニコチンを体に入れても、気分をよくする効果はない」ということ。アルコールの場合は、初めて飲んだときであっても、人を酔わせる効果があります。まったく対照的といえますね。
たばこを吸い続ける弊害は、肺がんだけではありません。
脳がなまけてドーパミン(幸せ気分に関係する脳内ホルモン)が出にくくなります。体内のニコチンが切れると、離脱症状の影響で、食事や仕事など生活全般の幸福感も目減りしていきます。そうした時に吸ったタバコは、体内で減ったニコチンを補給します。あくまで、ニコチン補給による仮の満足感に過ぎないのです。
きつい靴をはき続けたあとにその靴を脱ぐと足がほっとするようなもの。これを、「きつい靴は足のストレスを解消する」と言う人はいません。
では、喫煙者が禁煙をするとどうなるのでしょうか?
身体の健康向上は当然ですが、それまで普通におこっていた、たばこによって起きていたニコチンの離脱症状というストレスがなくなって、精神的な健康度は上がります。波のあったイライラが消えるので、対人関係のトラブルが減りますし、車を運転する人は、歩行者や他のドライバーに対して優しくなったりするという話も良く聞きます。
最近の健康統計をみるまでもなく、喫煙者の半数は、たばこ関連の病気で早死にすること分かっています。「ストレス解消」と、吸い続けるより、一時の無理をしてでもやめたほうが健康のプラスになります。百歩譲って、ストレスが解消できているとしても、その喫煙で健康を害するというのは本末転倒ではないでしょうか。
経験上、ニコチンの離脱症状が続くのはせいぜい1週間。
その後、一ヶ月、3ヶ月、一年などで「欲しくなる波」がくるのですが、禁煙は必ず実現できます。
擦り傷が治らないの どうして? [その他の健康情報]
■ 擦り傷がなかなか 治らないのはナゼ?
どこかでぶつけたり、こけたりして負った擦り傷や切り傷。
ふつうならば数日で、子供なら翌日にはある程度治ってしまうものです。でも場合によっては、治りが悪いことがあります。
■ 処置があ間違っている
その原因として考えられる一つは「最初の処置方法が正しくなかった」のはないかという事
・悪い処置方法の例
傷を負った皮膚に「消毒液」で傷口を洗い流すとき・・・
傷口を綺麗に水で洗わずにつばを付けて消毒がわりにした。
傷口を消毒液で消毒した後、すぐにガーゼを当てて処置した。
ありがちなことですが、何よりも「消毒液で傷口を綺麗に洗い流す事」が傷口の治りを悪くしている原因となっているようです。
人間には、自然治癒力という能力が備わってます。体は、傷口を再生し治そうとします。白血球でばい菌を処理し、血しょうで傷を塞いだりするするのですが、その前に「浸出液」がの分泌で傷口を塞ごうと頑張ってくれます。
ところが、傷口を消毒液を使用し洗い流す事で、分泌してきた浸出液をも消滅させてしまいます。ばい菌を撲滅を狙った治療が、かえって自然な機能を邪魔してしまってるんです。間違った治療は傷口にバイ菌や細菌が増殖させます。毎日、傷口に消毒を実施していても傷口からは、黄色い液体や白い液体が溢れだし化膿し膿が出る。治りが悪くなったりするのです。
特に、注意したいのが夏場。汗をかいて熱くなっている皮膚は、ばい菌が繁殖しやすい環境にあります。誤った治療法で処置をすると傷口が治りにくくなる原因になります。傷口が化膿して、水ぶくれになったり膿が激しく出るようなら要注意です。ただの傷ではなく、違う病気に発展していることが考えられます。
「 擦り傷くらいなんでもない 」
安易に考えるのは危ないことです。傷口から壊死が広がってしまうと、最悪の場合は腕や足を切断しないといけない場合も出てきます。
■ 病気になっていた
傷口が治らない理由として、もう一つは考えられるのが病気です。
「とびひ」という病名を耳にしたことがあると思います。
「とびひ」は、夏場に多い病気です。熱い時期の気温が高い時に発生します。ばい菌が傷口の皮膚上で繁殖するもので、傷口が化膿し水ぶくれができ、ジュクジュクな状態になります。問題なのは、その広がり方です。他にも傷口があった場合、その傷口に化膿した膿が触れると、その傷も化膿し始めます。
とてもかゆくなるので、つい掻き毟りたくなります。
それも「とびひ」を広げる要因になってます。
ついた傷が治るどころか、水ぶくれができるようであれば、「とびひ」になっていることが疑われます。この病気は、擦り傷と同じように「かさぶた」はできまるのですが、そのまま放っておいたところで傷口が治りません。症状は回復しないのです。
特に、子供のとびひは、大人よりも治りません。
「かきたい気持ち」を我慢できないので、そこらじゅうかきむしるからです。掻きむしった場所は傷になって炎症。そうして症状が広がって行く可能性があります。早急に対応してあげることが必要です。
傷の処置について勝手な意見ですが、消毒してガーゼで包むくらいなら、唾をつけて乾燥放置したほうが、よっぽど治ります。湿った環境にあると、菌は増えやすいのです。唾をつけるのは野蛮という意見もありますが、唾液にはけっこうな殺菌作用があります。赤ちゃんが虫歯にならないのは、豊富な唾液のおかげです。
ちなみにおしっこにはアンモニアが含まれてます。知っての通り強力な殺菌作用物質。私が子供の頃は、アルコールでなくアンモニアで消毒してました。
昔の侍は、合戦で仲間が大きな傷を負うと、破傷風にならないように、小便で流してあげたそうです。水が手に入らない戦地での知恵ですね。人間の身体というのは、思いのほかムダがないようにできているのです。
どこかでぶつけたり、こけたりして負った擦り傷や切り傷。
ふつうならば数日で、子供なら翌日にはある程度治ってしまうものです。でも場合によっては、治りが悪いことがあります。
■ 処置があ間違っている
その原因として考えられる一つは「最初の処置方法が正しくなかった」のはないかという事
・悪い処置方法の例
傷を負った皮膚に「消毒液」で傷口を洗い流すとき・・・
傷口を綺麗に水で洗わずにつばを付けて消毒がわりにした。
傷口を消毒液で消毒した後、すぐにガーゼを当てて処置した。
ありがちなことですが、何よりも「消毒液で傷口を綺麗に洗い流す事」が傷口の治りを悪くしている原因となっているようです。
人間には、自然治癒力という能力が備わってます。体は、傷口を再生し治そうとします。白血球でばい菌を処理し、血しょうで傷を塞いだりするするのですが、その前に「浸出液」がの分泌で傷口を塞ごうと頑張ってくれます。
ところが、傷口を消毒液を使用し洗い流す事で、分泌してきた浸出液をも消滅させてしまいます。ばい菌を撲滅を狙った治療が、かえって自然な機能を邪魔してしまってるんです。間違った治療は傷口にバイ菌や細菌が増殖させます。毎日、傷口に消毒を実施していても傷口からは、黄色い液体や白い液体が溢れだし化膿し膿が出る。治りが悪くなったりするのです。
特に、注意したいのが夏場。汗をかいて熱くなっている皮膚は、ばい菌が繁殖しやすい環境にあります。誤った治療法で処置をすると傷口が治りにくくなる原因になります。傷口が化膿して、水ぶくれになったり膿が激しく出るようなら要注意です。ただの傷ではなく、違う病気に発展していることが考えられます。
「 擦り傷くらいなんでもない 」
安易に考えるのは危ないことです。傷口から壊死が広がってしまうと、最悪の場合は腕や足を切断しないといけない場合も出てきます。
■ 病気になっていた
傷口が治らない理由として、もう一つは考えられるのが病気です。
「とびひ」という病名を耳にしたことがあると思います。
「とびひ」は、夏場に多い病気です。熱い時期の気温が高い時に発生します。ばい菌が傷口の皮膚上で繁殖するもので、傷口が化膿し水ぶくれができ、ジュクジュクな状態になります。問題なのは、その広がり方です。他にも傷口があった場合、その傷口に化膿した膿が触れると、その傷も化膿し始めます。
とてもかゆくなるので、つい掻き毟りたくなります。
それも「とびひ」を広げる要因になってます。
ついた傷が治るどころか、水ぶくれができるようであれば、「とびひ」になっていることが疑われます。この病気は、擦り傷と同じように「かさぶた」はできまるのですが、そのまま放っておいたところで傷口が治りません。症状は回復しないのです。
特に、子供のとびひは、大人よりも治りません。
「かきたい気持ち」を我慢できないので、そこらじゅうかきむしるからです。掻きむしった場所は傷になって炎症。そうして症状が広がって行く可能性があります。早急に対応してあげることが必要です。
傷の処置について勝手な意見ですが、消毒してガーゼで包むくらいなら、唾をつけて乾燥放置したほうが、よっぽど治ります。湿った環境にあると、菌は増えやすいのです。唾をつけるのは野蛮という意見もありますが、唾液にはけっこうな殺菌作用があります。赤ちゃんが虫歯にならないのは、豊富な唾液のおかげです。
ちなみにおしっこにはアンモニアが含まれてます。知っての通り強力な殺菌作用物質。私が子供の頃は、アルコールでなくアンモニアで消毒してました。
昔の侍は、合戦で仲間が大きな傷を負うと、破傷風にならないように、小便で流してあげたそうです。水が手に入らない戦地での知恵ですね。人間の身体というのは、思いのほかムダがないようにできているのです。
あなたは、エコノミークラス症候群になりやすい? [その他の健康情報]
■ あなたは、エコノミークラス症候群になりやすい?
バスや飛行機などをつかった長距離移動というのは、心と身体を疲労させます。
疲労どころか死に至る危険があるのが「エコノミークラス症候群」
「自分には関係が無い」
そう思いたい気持ちはわかります。しかし、これまで一度も「エコノミークラス症候群」なったことがない、というのは根拠になりません。エコノミークラス症候群を侮ることなく移動の多いこの季節を乗り切っていきましょう。
台風に地震に津波に落雷と自然災害の多い日本ですが、今年最大の災害といえば熊本地震です。地震によって多くの命が奪われたのですが、地震そのものから逃れられた避難者には二次災害が待ってます。車中泊を余儀なくされた人たちを中心にエコノミークラス症候群が多発し、命を落とされた方もいるのです。
・エコノミークラス症候群とは?
エコノミークラス症候群の正式な病名は「静脈血栓塞栓症」です。血栓が肺の血管を詰まらせてしまう「急性肺血栓塞栓症」と、足や下腹部の静脈に血栓ができる「深部静脈血栓症」の総称にあたります。「エコノミークラス症候群」と呼ばれている由来は飛行機のエコノミークラスです。とくに世界中の航空事情が拡大した1980年代に広く知られるようになりました。
名称は飛行機の席が由来ですが、飛行機以外で発症する恐れももちろんあります。
・誰もが見落としてしまう“初期症状”
血栓が肺の血管を詰まらせてしまう症状が問題なので、発症するのは飛行機のエコノミークラスの乗客だけでありません。ビジネスクラス以上の乗客にもおこるし、車の長距離運転手なども発症することもあるので「旅行者血栓症」とも呼ばれています。ただし「旅行者血栓症」でネット検索しても、括弧つきで(エコノミークラス症候群)などと説明されていることが多い。さらには、という飛行機での発症を前提としたであろう「ロングフライト症候群」という名称も定着してきています。「旅行者血栓症」という言葉の定着は難しいようです。
「静脈血栓塞栓症」は血管内部の血栓が悪さをします。よって長時間狭い椅子に座ったままの状態を強いられ状況なら、どこででも起こりうるのです。飛行機にせよ他の乗り物に限らず、家庭でも会社でも、どこでもです。
メカニズムとしては、次のようになってます。
足の血流が悪くなる
↓
静脈の中に血の塊(血栓)ができる
↓
血栓が歩行などをきっかけに足の血管から離れる
↓
血流に乗って肺に到達する
↓
肺の動脈を閉塞する
気になる初期症状ですが、肺の働きが悪くなることによって、太ももから下の脚に発赤、腫脹、痛みなどが現れます。厚生労働省は、このような症状が発生したら急いで医療機関を受診する必要があるとしてます。
さらには、胸痛、呼吸困難、失神等の症状が現れるようだと非常に危険な状態になってます。さっきまで普通に会話していた人が、座席から立ちあがるなり苦しみ出すのです。周囲もパニックです。
■ エコノミークラス症候群を防ぐ方法
そんなエコノミークラス症候群ですが、なりやすい人とそうでない人がいます。厚生労働省によれば、以下の9つの条件のいずれかに該当する人は症状がでやすいそうで、とくに注意が必要です。上になるほど危険度が高まります。
高齢者
下肢静脈瘤がある
下肢の手術を受けた
骨折等のけがをしている
悪性腫瘍(がん)を患っている
深部静脈血栓症、心筋梗塞、脳梗塞等を起こした事がある
肥満気味
経口避妊薬(ピル)を使用中の女性
妊娠中または出産直後の女性
生活習慣病(糖尿病、高血圧、高脂血症等)を患っている
これらの条件に合致しない人であっても安心するのは早いかもしれません。少しでも健康に不安のある人や、健康診断で何らかの注意をされた人、それに疲れ気味の人も注意したほうがいいでしょう。身も蓋もない言い方をするなら、長時間座っていなければならない状況あるならエコノミークラス症候群に陥る危険があるということです。
ならば、どんな注意をすればいいのでしょう?
何度も繰り返しているとおり、長時間同じ姿勢で座っていることが問題です。つまり少しでもその状況を解消すればよいのです。どれほど座席が狭いとしても、席を離れる自由があるのなら動きましょう。散歩や運動ができるならそのほうがよいのですが、無理であるなら、一時間に一度はトイレへ向かいます。
席を離れるのが難しい場合もあるでしょう。そのときにはこのようなことをやってみてください。
足や足の指をこまめに動かす
1時間に1度以上かかとの上下運動を20回ほど行う
フクラハギや太ももを揉む
お尻を浮かせて腰を左右に数回捻る
とにかくなんでもいいので足を動かすことが重要なのです。血液の粘度を抑える意味では、適度な水分を取ることを忘れてはいけません。水分を取ることで「トイレのため席を立つ」頻度も上がり、二重の意味で有効です。
海外の飛行機や国内の長距離高速バスなどは10時間以上座ったままでいる場合もあります。「足を動かす」「水分を取る」ことを忘れないで、長丁場を乗り切ってください。
バスや飛行機などをつかった長距離移動というのは、心と身体を疲労させます。
疲労どころか死に至る危険があるのが「エコノミークラス症候群」
「自分には関係が無い」
そう思いたい気持ちはわかります。しかし、これまで一度も「エコノミークラス症候群」なったことがない、というのは根拠になりません。エコノミークラス症候群を侮ることなく移動の多いこの季節を乗り切っていきましょう。
台風に地震に津波に落雷と自然災害の多い日本ですが、今年最大の災害といえば熊本地震です。地震によって多くの命が奪われたのですが、地震そのものから逃れられた避難者には二次災害が待ってます。車中泊を余儀なくされた人たちを中心にエコノミークラス症候群が多発し、命を落とされた方もいるのです。
・エコノミークラス症候群とは?
エコノミークラス症候群の正式な病名は「静脈血栓塞栓症」です。血栓が肺の血管を詰まらせてしまう「急性肺血栓塞栓症」と、足や下腹部の静脈に血栓ができる「深部静脈血栓症」の総称にあたります。「エコノミークラス症候群」と呼ばれている由来は飛行機のエコノミークラスです。とくに世界中の航空事情が拡大した1980年代に広く知られるようになりました。
名称は飛行機の席が由来ですが、飛行機以外で発症する恐れももちろんあります。
・誰もが見落としてしまう“初期症状”
血栓が肺の血管を詰まらせてしまう症状が問題なので、発症するのは飛行機のエコノミークラスの乗客だけでありません。ビジネスクラス以上の乗客にもおこるし、車の長距離運転手なども発症することもあるので「旅行者血栓症」とも呼ばれています。ただし「旅行者血栓症」でネット検索しても、括弧つきで(エコノミークラス症候群)などと説明されていることが多い。さらには、という飛行機での発症を前提としたであろう「ロングフライト症候群」という名称も定着してきています。「旅行者血栓症」という言葉の定着は難しいようです。
「静脈血栓塞栓症」は血管内部の血栓が悪さをします。よって長時間狭い椅子に座ったままの状態を強いられ状況なら、どこででも起こりうるのです。飛行機にせよ他の乗り物に限らず、家庭でも会社でも、どこでもです。
メカニズムとしては、次のようになってます。
足の血流が悪くなる
↓
静脈の中に血の塊(血栓)ができる
↓
血栓が歩行などをきっかけに足の血管から離れる
↓
血流に乗って肺に到達する
↓
肺の動脈を閉塞する
気になる初期症状ですが、肺の働きが悪くなることによって、太ももから下の脚に発赤、腫脹、痛みなどが現れます。厚生労働省は、このような症状が発生したら急いで医療機関を受診する必要があるとしてます。
さらには、胸痛、呼吸困難、失神等の症状が現れるようだと非常に危険な状態になってます。さっきまで普通に会話していた人が、座席から立ちあがるなり苦しみ出すのです。周囲もパニックです。
■ エコノミークラス症候群を防ぐ方法
そんなエコノミークラス症候群ですが、なりやすい人とそうでない人がいます。厚生労働省によれば、以下の9つの条件のいずれかに該当する人は症状がでやすいそうで、とくに注意が必要です。上になるほど危険度が高まります。
高齢者
下肢静脈瘤がある
下肢の手術を受けた
骨折等のけがをしている
悪性腫瘍(がん)を患っている
深部静脈血栓症、心筋梗塞、脳梗塞等を起こした事がある
肥満気味
経口避妊薬(ピル)を使用中の女性
妊娠中または出産直後の女性
生活習慣病(糖尿病、高血圧、高脂血症等)を患っている
これらの条件に合致しない人であっても安心するのは早いかもしれません。少しでも健康に不安のある人や、健康診断で何らかの注意をされた人、それに疲れ気味の人も注意したほうがいいでしょう。身も蓋もない言い方をするなら、長時間座っていなければならない状況あるならエコノミークラス症候群に陥る危険があるということです。
ならば、どんな注意をすればいいのでしょう?
何度も繰り返しているとおり、長時間同じ姿勢で座っていることが問題です。つまり少しでもその状況を解消すればよいのです。どれほど座席が狭いとしても、席を離れる自由があるのなら動きましょう。散歩や運動ができるならそのほうがよいのですが、無理であるなら、一時間に一度はトイレへ向かいます。
席を離れるのが難しい場合もあるでしょう。そのときにはこのようなことをやってみてください。
足や足の指をこまめに動かす
1時間に1度以上かかとの上下運動を20回ほど行う
フクラハギや太ももを揉む
お尻を浮かせて腰を左右に数回捻る
とにかくなんでもいいので足を動かすことが重要なのです。血液の粘度を抑える意味では、適度な水分を取ることを忘れてはいけません。水分を取ることで「トイレのため席を立つ」頻度も上がり、二重の意味で有効です。
海外の飛行機や国内の長距離高速バスなどは10時間以上座ったままでいる場合もあります。「足を動かす」「水分を取る」ことを忘れないで、長丁場を乗り切ってください。
タグ:エコノミークラス症候群
痛い足 保険を使って靴のオーダーメイド [その他の健康情報]
■ 保険を使って靴のオーダーメイド
腰痛で整形外科にかかると、痛みの具合によっては「コルセットを作るように」と、診断されることがあります。
私の場合、医療品の専門業者が立ち会って、腰周りなどを計測してもらい、完全オーダーメイドでガッチリした装具を、作ってもらいました。
コルセットは、しっかり腰を抑えれくれるので、普段の生活の助けになります。いっぽうで諸刃の剣でもあります。あまりに使いすぎると、周辺に血行不良を起して、体の血流が悪くなるのです。
脱線しましたが、このオーダーメイドは、腰痛コルセットでけではないということです。
例えば、「靴」にも適用されます。
外反母趾やリウマチなど。足の疾患の治療や改善のために、オーダーメイド靴を作ることがありますが、これに対しても健康保険が適用される可能性があるのです。
外反母趾などの足の疾患は、その後の生活に関わることがあります。「足が痛いなぁ」「痛くて歩きにくいなぁ」なんて言ってるだけならまだいいのですが、そのままにしておくと、身体全体のバランスを崩し、万病のもとにもなりかねません。
靴で解決できるなら、ちゃちゃっと作ってしまえばいいのです。
ただ、実際に靴をオーダーメイドすると、約8~10万円近いお金がかかります。けっこう高額なので、専用の靴を履くにしても、既製品を選ぶひとがほとんどです。でも、健康保険が適用されるとしたら、どうでしょうか。オーダーメイドでも作りやすくなりますよね。
やっと本題です。
今回は、健康保険が適用されるオーダーメイド靴の作り方についてお話します。
1 保険適用のオーダーメイド靴屋で相談
まだ、医者に行ってないのなら、靴屋を探してください。
あまり知られてないのですが、保険適用のオーダーメイド靴屋というのがあります。全国にあるので、インターネットで探して、通いやすい店舗をみつけてください。まずは、気軽に相談ですね。
2 医師の診断を仰ぐ
靴屋さんでは、あなたの足の具合によって、医者に行くことを薦めるはずです。
整形外科に行って、自身の足の症状や、予防または治療のための靴が必要かどうか、医師と相談してもらうわけです。必要によって診断書を発行してもらいます。
3 靴を作製する
足を細かく採寸、採型をし、フットプリントで歩行時のバランス、足裏の負荷がかかっている部分を確認します。そして、デザインや革の色・種類などを選定。医師の診断にもとづいて作製にかかります。
製作の進行に合わせ、何度か、仮合わせで調整をしていきながら、完成を目指します。納得したものができるまで、平均で3か月前後。これがオーダーメイドの醍醐味です。
デザインや革の色が選べるのは、オーダーメイド靴屋ならではです。
4 健康保険の「療養費」支給制度が利用できる
健康保険が適用されると、健康保険の“療養費”支給制度が使えます。100%ではありませんが、あなたの健康保険によって、自己負担1~3割。ただし通常の保険と違うのは、まずは全額を支払わなければいけないところ。
その後、自身で療養費の申請をすることで、差額が還付される仕組みです。
この保険適用の靴は耐用年数があります。厚労省の告示によって、1年6か月と決められてるんです。耐用年数以内に破損・故障したら、依頼した靴屋へもっていけば、修理や調整をしてもらえます。調整は基本無料です。修理の場合には保険がききます。
ちなみに、足は片足だけの症状でもOKです。もう一方が普通の靴であっても両足分の健康保険が適用されます。
既成の靴をガマンして履き続けいませんか?
症状を悪化させてしまってはたいへんです。
全ての外反母趾の靴に保険が適用されるわけではありません。でも、保険適用でフルオーダーの靴が作れることはあまり知られていません。
足や靴の悩みを持っているなら、痛みのをガマンしないでください。
直ぐにでも、オーダーメイド靴屋に相談してみてくださいね。
腰痛で整形外科にかかると、痛みの具合によっては「コルセットを作るように」と、診断されることがあります。
私の場合、医療品の専門業者が立ち会って、腰周りなどを計測してもらい、完全オーダーメイドでガッチリした装具を、作ってもらいました。
コルセットは、しっかり腰を抑えれくれるので、普段の生活の助けになります。いっぽうで諸刃の剣でもあります。あまりに使いすぎると、周辺に血行不良を起して、体の血流が悪くなるのです。
脱線しましたが、このオーダーメイドは、腰痛コルセットでけではないということです。
例えば、「靴」にも適用されます。
外反母趾やリウマチなど。足の疾患の治療や改善のために、オーダーメイド靴を作ることがありますが、これに対しても健康保険が適用される可能性があるのです。
外反母趾などの足の疾患は、その後の生活に関わることがあります。「足が痛いなぁ」「痛くて歩きにくいなぁ」なんて言ってるだけならまだいいのですが、そのままにしておくと、身体全体のバランスを崩し、万病のもとにもなりかねません。
靴で解決できるなら、ちゃちゃっと作ってしまえばいいのです。
ただ、実際に靴をオーダーメイドすると、約8~10万円近いお金がかかります。けっこう高額なので、専用の靴を履くにしても、既製品を選ぶひとがほとんどです。でも、健康保険が適用されるとしたら、どうでしょうか。オーダーメイドでも作りやすくなりますよね。
やっと本題です。
今回は、健康保険が適用されるオーダーメイド靴の作り方についてお話します。
1 保険適用のオーダーメイド靴屋で相談
まだ、医者に行ってないのなら、靴屋を探してください。
あまり知られてないのですが、保険適用のオーダーメイド靴屋というのがあります。全国にあるので、インターネットで探して、通いやすい店舗をみつけてください。まずは、気軽に相談ですね。
2 医師の診断を仰ぐ
靴屋さんでは、あなたの足の具合によって、医者に行くことを薦めるはずです。
整形外科に行って、自身の足の症状や、予防または治療のための靴が必要かどうか、医師と相談してもらうわけです。必要によって診断書を発行してもらいます。
3 靴を作製する
足を細かく採寸、採型をし、フットプリントで歩行時のバランス、足裏の負荷がかかっている部分を確認します。そして、デザインや革の色・種類などを選定。医師の診断にもとづいて作製にかかります。
製作の進行に合わせ、何度か、仮合わせで調整をしていきながら、完成を目指します。納得したものができるまで、平均で3か月前後。これがオーダーメイドの醍醐味です。
デザインや革の色が選べるのは、オーダーメイド靴屋ならではです。
4 健康保険の「療養費」支給制度が利用できる
健康保険が適用されると、健康保険の“療養費”支給制度が使えます。100%ではありませんが、あなたの健康保険によって、自己負担1~3割。ただし通常の保険と違うのは、まずは全額を支払わなければいけないところ。
その後、自身で療養費の申請をすることで、差額が還付される仕組みです。
この保険適用の靴は耐用年数があります。厚労省の告示によって、1年6か月と決められてるんです。耐用年数以内に破損・故障したら、依頼した靴屋へもっていけば、修理や調整をしてもらえます。調整は基本無料です。修理の場合には保険がききます。
ちなみに、足は片足だけの症状でもOKです。もう一方が普通の靴であっても両足分の健康保険が適用されます。
既成の靴をガマンして履き続けいませんか?
症状を悪化させてしまってはたいへんです。
全ての外反母趾の靴に保険が適用されるわけではありません。でも、保険適用でフルオーダーの靴が作れることはあまり知られていません。
足や靴の悩みを持っているなら、痛みのをガマンしないでください。
直ぐにでも、オーダーメイド靴屋に相談してみてくださいね。
自分の病気がわかるアプリ [その他の健康情報]
■ 自分の病気がわかるアプリ
スマホ全盛の世の中。アプリが活躍しているのは、ゲームやビジネスばかりではありません。
なんと「症状から病気がわかるアプリ」も登場しているのです。
私がスマホを始めた10年前は、LINEはおろか、MIXIさえアプリがありませんでした。それどころか、スマホをいじっていると変人を見る目つきでジロジロ見られたものです。隔世の感がありますね。
病気アプリにもいろいろあります。
私はiPoneユーザーですので、appleとかYahoo!が主体になっていて、それぞれいくつものアプリが登場してます。
ここで紹介するのは、順天堂大学のアプリ。
やはり、ネットサイト系のよりも、直に病院で作ったもののほうが、格付けというか導きだされる結果について重みが違うと感じます。(群馬の病院の例もあるので一概にはいえませんが)
■ 順天堂大学のアプリ
少し前になりますが、順天堂大学はAppleが医療関連研究用に提供する、ソフトウェアフレームワークのResearchKitを活用したアプリ3本をリリースし、iPhoneやApple Watchを使った臨床研究を開始しました。
順天堂大学が公開したのは、以下のアプリ。
いずれも無料で提供されていて、アプリを通じて収集されたデータは個人が特定できない形で処理され、いつでも研究への参加を中断することが可能です。
症状がわかるというより、ロコモニターうする代わりに「症状の状態チェックに参加して欲しい!」というスタンスのアプリです。ちなみにロコモニターというのは、日々の運動状況を把握するもの。生活習慣改善のアドバイスもしてくれます。
「骨・関節・椎間板・筋肉・神経などの運動器障害により移動機能が低下した状態」を指すロコモティブシンドローム(ロコモ)のテストを行い、iPhoneのセンサー(一部機能にはApple Watchを使用)を活用することで日々の運動状況とロコモ度の関連性が把握可能です。
加齢や生活習慣等による運動機能の低下を把握できるだけでなく、生活習慣の改善支援も可能です。期間は平成32年11月の予定で、調査には一般健常iPhoneユーザーであれば年齢や健康状態不問で10,000名程度が参加可能。
・「iPARKSTUDY」 : パーキンソン病の治療改善アプリ
パーキンソン病患者の運動機能と睡眠を調査することを目的とした臨床研究用アプリです、患者の生活の質や睡眠を調査することで、日常生活の異常把握ができるかの検討に役立てられます。
研究により、患者の日常生活の評価方法が確立できれば、治療方針の決定に役立てられることが期待されています。研究には、日本在住の20歳以上75歳以下のiPhone所有者。条件を満たせば、パーキンソン病患者でなくても参加可能です。
・「ぜんそくログ」:iPhoneで収集した気圧データを活用する
これは、気管支喘息(ぜんそく)の患者を対象として、今後の治療方法の改善に役立てることを目的としたアプリです。
ぜんそくは、気圧や気温などの刺激によって、咳などの症状が出現する病気です。しかし、症状悪化と気圧の関係など、まだ解明されていないことも少なくありません。気圧センサーを活用することで、気圧とぜんそくの関連も調査するというものです。
調査には、日本在住の20歳以上80歳までのiPhone所有者。気管支喘息(ぜんそく)の患者のみ参加が可能です。
■ 症状チェック
最後になりますが、こちらは通常のiPhoneアプリです。気になっている症状から考えられる病気や原因を簡単にチェックすることができるという優れもの。気になる部位を選択して、いくつかの質問に「はい・いいえ」で答えていくだけで病気がわかります。
このアプリに収録されている症状や原因、それにセルフケア方法は「新赤本 家庭の医学」からの信頼ある情報です。身体に異常がなくても、こちらを読んでいるだけでもためになります。
スマホ全盛の世の中。アプリが活躍しているのは、ゲームやビジネスばかりではありません。
なんと「症状から病気がわかるアプリ」も登場しているのです。
私がスマホを始めた10年前は、LINEはおろか、MIXIさえアプリがありませんでした。それどころか、スマホをいじっていると変人を見る目つきでジロジロ見られたものです。隔世の感がありますね。
病気アプリにもいろいろあります。
私はiPoneユーザーですので、appleとかYahoo!が主体になっていて、それぞれいくつものアプリが登場してます。
ここで紹介するのは、順天堂大学のアプリ。
やはり、ネットサイト系のよりも、直に病院で作ったもののほうが、格付けというか導きだされる結果について重みが違うと感じます。(群馬の病院の例もあるので一概にはいえませんが)
■ 順天堂大学のアプリ
少し前になりますが、順天堂大学はAppleが医療関連研究用に提供する、ソフトウェアフレームワークのResearchKitを活用したアプリ3本をリリースし、iPhoneやApple Watchを使った臨床研究を開始しました。
順天堂大学が公開したのは、以下のアプリ。
いずれも無料で提供されていて、アプリを通じて収集されたデータは個人が特定できない形で処理され、いつでも研究への参加を中断することが可能です。
症状がわかるというより、ロコモニターうする代わりに「症状の状態チェックに参加して欲しい!」というスタンスのアプリです。ちなみにロコモニターというのは、日々の運動状況を把握するもの。生活習慣改善のアドバイスもしてくれます。
「骨・関節・椎間板・筋肉・神経などの運動器障害により移動機能が低下した状態」を指すロコモティブシンドローム(ロコモ)のテストを行い、iPhoneのセンサー(一部機能にはApple Watchを使用)を活用することで日々の運動状況とロコモ度の関連性が把握可能です。
加齢や生活習慣等による運動機能の低下を把握できるだけでなく、生活習慣の改善支援も可能です。期間は平成32年11月の予定で、調査には一般健常iPhoneユーザーであれば年齢や健康状態不問で10,000名程度が参加可能。
・「iPARKSTUDY」 : パーキンソン病の治療改善アプリ
パーキンソン病患者の運動機能と睡眠を調査することを目的とした臨床研究用アプリです、患者の生活の質や睡眠を調査することで、日常生活の異常把握ができるかの検討に役立てられます。
研究により、患者の日常生活の評価方法が確立できれば、治療方針の決定に役立てられることが期待されています。研究には、日本在住の20歳以上75歳以下のiPhone所有者。条件を満たせば、パーキンソン病患者でなくても参加可能です。
・「ぜんそくログ」:iPhoneで収集した気圧データを活用する
これは、気管支喘息(ぜんそく)の患者を対象として、今後の治療方法の改善に役立てることを目的としたアプリです。
ぜんそくは、気圧や気温などの刺激によって、咳などの症状が出現する病気です。しかし、症状悪化と気圧の関係など、まだ解明されていないことも少なくありません。気圧センサーを活用することで、気圧とぜんそくの関連も調査するというものです。
調査には、日本在住の20歳以上80歳までのiPhone所有者。気管支喘息(ぜんそく)の患者のみ参加が可能です。
■ 症状チェック
最後になりますが、こちらは通常のiPhoneアプリです。気になっている症状から考えられる病気や原因を簡単にチェックすることができるという優れもの。気になる部位を選択して、いくつかの質問に「はい・いいえ」で答えていくだけで病気がわかります。
このアプリに収録されている症状や原因、それにセルフケア方法は「新赤本 家庭の医学」からの信頼ある情報です。身体に異常がなくても、こちらを読んでいるだけでもためになります。
どうする? 連休中の子どもの急な病気 [その他の健康情報]
■ どうすれば? 連休中にある子どもの急な病気対処
年末年始やゴールデンウイーク、そしてお盆。
長い休みは、一年に何度か訪れます。
そんなときに限って、子供は病気にかかるもの。
これは、不思議なことです。
急な子どもの病気が、大型連休の最中だった場合。どう対処したらよいのか困ってしまいます。とくに、旅行先だったりすると、病院の診療を受けたほうがいいのかなど判断に迷うことに。どう対応すればいいのでしょうか。
そんなときに役立つのが、今回のお話。厚生労働省の小児救急電話相談、情報サイト「こどもの救急」など、緊急時の対応に関する情報をまとめました。
■ 小児救急電話相
厚生労働省が提供している小児救急電話相談事業というのがあります。ここは、急な子どもの病気の対応について、小児科医師や看護師に電話で相談できるサービスです。短縮番号「#8000」をプッシュすると、各都道府県の相談窓口に電話が自動転送されるので、そこで、子どもの症状に応じた対処方法について相談ができようになってます。病院の診療を受けたほうがよいならば、受診する病院などのアドバイスも受けられます。
電話相談窓口は47都道府県すべてで実施していますが、対応時間は都道府県によってマチマチ。基本的には、病院が閉まる夜間の時間帯に対応しているようです。そうした違いには、注意が必要です。
ここです>>小児救急電話相談事業(#8000)
■ こどもの救急
日本小児科学会が監修している情報サイト「こどもの救急」は、1か月~6歳までの子どもを対象とした救急情報を症状別に紹介してます。夜間や休日などは、病院便利連れて行くかどうか、迷うもの。そうした、診療時間外に病院を受診するかどうかの判断の目安を提供しています。
選択式で使います。サイト左から気になる子どもの症状を選び、子どもの様子に当てはまる項目にチェックを入れて「結果をみる」をクリック。すこし待つと画面が変わり、病院に連れていくべきか、家で様子を見るべきかの判断がサイト上に表示されるようになってます。
病院に行く場合は、必要になるものも一緒に表示されます。健康保険証、母子健康手帳、着替え・オムツなど。慌てて忘れそうな持ち物が表示されるのがありがたいですね。家で看病する場合は、子どもに薬を与える場合の注意点や看病のポイントが表示されます。
ここです>>こどもの救急
■ 東京版 救急受診ガイド
東京消防庁が提供している「東京版 救急受診ガイド」は、「こどもの救急」の全年齢バージョンといえるでしょうか。症状の出た人の年齢や症状を順に選択していくと、対処方法が表示されるようになってます。緊急度が高い場合は救急車を呼ぶよう表示されるほか、受診の必要性などのアドバイスを確認することもできます。
パソコン・スマホともに対応してます。
「ごらんになっている機器」を選ぶ。次に出てくる画面には「まず、落ち着いてください。」という言葉と利用規約の同意を求められます。シンプルで分かりやすいので、外出先での急な体調変化などにも便利です。
■ そのほかに使えるサイト
「gooヘルスケア」
症状から想定できる主な病気を絞り込むことができるページを用意し、病名ごとに原因、治療方法、関連情報などを詳細に紹介しています。当サイトも、ずいぶんお世話になってます。
「メディカルiタウン 子どもの病気と症状」
タウンページの特集ページで、子どもに多い22種類の病気を紹介しています。症状や分類から病気を調べる機能や診療科目から医療機関を検索する機能まで提供されてるので、様々な探し方が可能です。
年末年始やゴールデンウイーク、そしてお盆。
長い休みは、一年に何度か訪れます。
そんなときに限って、子供は病気にかかるもの。
これは、不思議なことです。
急な子どもの病気が、大型連休の最中だった場合。どう対処したらよいのか困ってしまいます。とくに、旅行先だったりすると、病院の診療を受けたほうがいいのかなど判断に迷うことに。どう対応すればいいのでしょうか。
そんなときに役立つのが、今回のお話。厚生労働省の小児救急電話相談、情報サイト「こどもの救急」など、緊急時の対応に関する情報をまとめました。
■ 小児救急電話相
厚生労働省が提供している小児救急電話相談事業というのがあります。ここは、急な子どもの病気の対応について、小児科医師や看護師に電話で相談できるサービスです。短縮番号「#8000」をプッシュすると、各都道府県の相談窓口に電話が自動転送されるので、そこで、子どもの症状に応じた対処方法について相談ができようになってます。病院の診療を受けたほうがよいならば、受診する病院などのアドバイスも受けられます。
電話相談窓口は47都道府県すべてで実施していますが、対応時間は都道府県によってマチマチ。基本的には、病院が閉まる夜間の時間帯に対応しているようです。そうした違いには、注意が必要です。
ここです>>小児救急電話相談事業(#8000)
■ こどもの救急
日本小児科学会が監修している情報サイト「こどもの救急」は、1か月~6歳までの子どもを対象とした救急情報を症状別に紹介してます。夜間や休日などは、病院便利連れて行くかどうか、迷うもの。そうした、診療時間外に病院を受診するかどうかの判断の目安を提供しています。
選択式で使います。サイト左から気になる子どもの症状を選び、子どもの様子に当てはまる項目にチェックを入れて「結果をみる」をクリック。すこし待つと画面が変わり、病院に連れていくべきか、家で様子を見るべきかの判断がサイト上に表示されるようになってます。
病院に行く場合は、必要になるものも一緒に表示されます。健康保険証、母子健康手帳、着替え・オムツなど。慌てて忘れそうな持ち物が表示されるのがありがたいですね。家で看病する場合は、子どもに薬を与える場合の注意点や看病のポイントが表示されます。
ここです>>こどもの救急
■ 東京版 救急受診ガイド
東京消防庁が提供している「東京版 救急受診ガイド」は、「こどもの救急」の全年齢バージョンといえるでしょうか。症状の出た人の年齢や症状を順に選択していくと、対処方法が表示されるようになってます。緊急度が高い場合は救急車を呼ぶよう表示されるほか、受診の必要性などのアドバイスを確認することもできます。
パソコン・スマホともに対応してます。
「ごらんになっている機器」を選ぶ。次に出てくる画面には「まず、落ち着いてください。」という言葉と利用規約の同意を求められます。シンプルで分かりやすいので、外出先での急な体調変化などにも便利です。
■ そのほかに使えるサイト
「gooヘルスケア」
症状から想定できる主な病気を絞り込むことができるページを用意し、病名ごとに原因、治療方法、関連情報などを詳細に紹介しています。当サイトも、ずいぶんお世話になってます。
「メディカルiタウン 子どもの病気と症状」
タウンページの特集ページで、子どもに多い22種類の病気を紹介しています。症状や分類から病気を調べる機能や診療科目から医療機関を検索する機能まで提供されてるので、様々な探し方が可能です。